ビンディングペダルはあった方が良い?4タイプの乗り方で比較

スポーツバイクをはじめたばかりの友達や知り合いから、「ビンディングってどうなの?」「どんなシューズとペダルが必要なの?」と聞かれる時どう答えてあげますか?

自転車のビンディングシステムとは

専用のシューズとペダル、それを固定させるクリートという3点で構成されています。これにより一定方向に力を入れない限りペダルから足が外れない仕組みになります。

ビンディングシステムのメリットとは

■ 普通のペダルよりのスピードアップが計れる
■ 一定のリズムで回せるためぺダリング効率が上がる
■ ぺダリング効率が上がることで疲労も抑えられ、筋肉や関節の負担が軽減される
■ とりわけ上り坂が今までよりも上りやすくなる

まだまだ良い点はありますが、大きく以上のようなメリットが得られます。

4タイプの乗り方がある?

私は、スポークバイクユーザーにはどんどん新しいものに挑戦してほしいと常に思っていますが、ビンディングに関しては私も手放しで「どうぞ!」とも言えず、最初はおすすめするのにも困っていました。しかし、以下の4タイプの乗り方を知ることで、必要なのかそうでないか、私なりの簡単な判断基準を作っておすすめしようと考えました。そちらをご紹介したいと思います。

1.ロードバイクツーリング(30キロ以上のロングライド)
2.マウンテンバイク(トレイルライド、林道などのツーリング)
3.自転車通勤
4.休日の自転車散歩(ポタリング、30キロ以内)

以上、ざっくりですがこのような乗り方があると思います。

1.ロードバイクツーリング(30キロ以上のロングライド)は必要?

答えは、YES

長距離ライドというのはある程度のスピードも要求されるので、ビンディングを利用した方が良いと思います。ビンディングを使うことで、規則的なぺダリングやスピードアップが得られるので是非取り入れたいですね。

2.マウンテンバイク(トレイルライド、林道などのツーリング)は必要?

答えは、NO

山に入ってトレイルライドなど楽しみたい場合は、舗装路と違い路面の安定感がありません。コースの状況によっては降りて登ったり、下ったりが必要な場所も多いのでスニーカーやトレッキングシューズで走るのが無難です。上級者やMTBレースに参戦という方はビンディング利用者も多いですが、マウンテン初心者~中級者の方はあえてビンディングを使う必要はないと思います。実際、僕もMTBに乗るときは長年フラットソールのスニーカーを愛用してます。

3.自転車通勤は必要?

答えは、YES,NO の両方

YESのケース
通勤距離が比較的長い、休日はロードツーリングで長距離も走ってみたい、もしくは走っている方には良いと思います。

NOのケース
通勤距離がそんなに長くない。勤務先で靴を履き替えたり、着替えのスペースがない方はフラットペダルの方が良いかもしれません。

4.休日の自転車散歩(ポタリング、30キロ以内)は必要?

これが意外と判断が難しい。ポタリングはサイクルウェアを絡めたスポーティな装いで楽しむスタイルとファッショナブルな普段着で楽しむスタイルと両方いけるのでそこを判断基準にすると、

スポーティなスタイル →YES
ファッショナブルな普段着 →NO
と僕の主観的な分け方ですがいかがでしょうか。持っている服に合わせる選び方ですね。

ビンディングペダルの選び方

では、ビンディング導入YESの場合、どんなビンディングシューズとペダルを選んだら良いのでしょうか。以下の2案が選べます。

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(出典:Asahi

A案・・・シマノSPD SL、LOOK などの3つ穴対応のシューズとペダル(歩行がしにくいペダル)


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LOOK(ルック)KEO クラシック2 ペダル ビンディング (ホワイト×ブラック)をAmazonで見る


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(出典:Asahi

B案・・・シマノSPD、クランクブラザーズなどの2つ穴対応のシューズとペダル(歩行ができるペダル)


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当てはめていくと、以下の通りになります。

ロードバイクツーリング(30キロ以上のロングライド) → A案を選択すべし。ロングライド時のスピードアップ、B案よりも大きなパワー伝達、安定的、規則的なぺダリングが可能。ロングライドは自転車に乗っている時間が圧倒的に長く、歩行に関しては休憩の時くらいなので、ここはA案が間違いないです。

自転車通勤 → A案とB案の両方選択可能です。自転車通勤とロングライドの両方で乗るのならA案の3つ穴が、ポタリングと通勤がメインであれば歩行を重視したB案と区別すると良いのではないでしょうか。

ポタリング → B案を選択すべし。ポタリングは自転車を使った散歩という意味合いがあるので、漕ぐのと同じくらいに歩きも楽しむのでB案。

そうなると、A案のパワー伝達やスピードアップに一日の長があってもストップ&ゴーが多いポタリングにはB案をおすすめしたいです。

あとは、あまり大きく言いたくないのですが、ビンディングを完璧に使いこなすにはそれまでにちょっとした ‟慣れ” が必要です。

代表的なものでは、立ちゴケがあります。ビンディングをはじめたばかりの頃は、まだ脳が普通のペダルをやめた感覚から抜け切れていません。そのため信号の停止時など、ビンディングペダルの外し方を間違えバランスを崩して転倒してしまうことがあるんです。停止時の時に起こることなので、大きなケガを負うことはないのですが、チャリに傷が!という悲劇があるかもしれません。これが「立ちゴケの悲劇」です。

最後に

ビンディングペダルは特に定期的なメンテナンスは必要ない、これもひとつ大事なことじゃないでしょうか。以上がビンディングを導入するうえでの簡単な判断基準です。これはあくまで目安なので絶対というわけではもちろんありません。個々事情はあると思うので、これより先は詳しいショップスタッフに相談してみると良いでしょう。

VIKING the MAINTENANCE

WRITTEN BYVIKING the MAINTENANCE

都内のプロショップに10年間在籍後、2015年VIKING the MAINTENANCE を設立。東京・西新宿を拠点にスポーク自転車の組付け、カスタマイズ、メンテナンスを軸に展開中。年2回富士山麓でサイクルイベントも企画中。

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