【事故らぬ先の杖】 クルマも自転車も、“相手の視点”をイメージすることが事故予防になる(自転車編)
こんにちは、UGです。
ガンガン汗かきながらロードバイクに乗って通勤しています。
自転車に乗っていてヒヤッとしたこと、ありません?
ロードバイクで自転車通勤していると自動車が邪魔だなと思ったり、ヒヤッとすることがあります。幸い大きな事故に遭ったことはありませんが、一歩間違えれば大怪我になりかねない状況は多くの方が経験したことあるのではないでしょうか。
その一方で、自動車に乗っていると「このロードバイクまじで邪魔すぎ!クソ!」と感じることもしばしば。これではお互いよくない気分になってしまいますね。
というわけで!
少し冷静になって「ロードバイク目線」と「自動車目線」で考えてみましょう。
本企画はFRAMEとサイクルガジェットの共同企画であり、「ロードバイク目線」を当記事で、「自動車目線」をサイクルガジェットに掲載しています。
なお、サイクルガジェットの説明をするまでもないと思いますが、「初めて知った!」という方はこれを機にいくつか記事を読んでみると面白いですよ。我々みたいな「そこまでガチではない」自転車乗りにやさしい記事が多いです。
それでは本題に入っていきます。
今回取り上げるのは、「交差点で右折する車と直進する自転車」です。
こんなシチュエーションをイメージしてください。
1.右折レーンで対向車線の車が途切れるのを待っている車
2.直進する車の流れに合わせて、対向車線から直進してくるロードバイク
3.しかし、ロードバイクは併走する車の影に隠れている
4.右折レーンのドライバーは、死角に入ったロードバイクが見えない
5.車が途切れた瞬間を見計らって、エイっと右折したそのとき、車の影にいたロードバイクに接触しそうになる
で、ロードバイクに乗っている人はこう思いますよね?
「ちょ、俺が直進して走ってるのに突入してくるなよ!危ないな」
ドライバーへの不満!
自転車は歩道を走っては危ないし邪魔者、車道を走っても自動車から邪魔者扱いされる。いくら邪魔だからって、やはり自転車は好きだし良い運動にもなりますよね。事故に遭う可能性がゼロとはいえない緊張感の中で走っているのも事実。
実際、自動車は右折待ちしているかもしれないけど、こちらは青信号をまっすぐ走る以外に選択肢がないのだから、邪魔者扱いされても困るんですよね。
そうは言っても自動車と自転車が接触したら大怪我を負うのはほぼ100%自転車側。誰だって怪我したくない。自動車のドライバーでもそれくらい分かるでしょ!
自転車はれっきとした乗り物なのだから邪魔者扱いしないでほしい。そして自転車の存在も少しは注意を払って運転してもらいたいですね。
ロードバイクに乗っている人へのアドバイス
そうは言っても、やはり自分の身は自分で守らないといけないですよね。そのためには、自分自身が対向車から死角の位置にいないか意識しておきたいところ。トラックの後ろにいたら、右折する対向車からは見えない可能性が十分にあります。
相手から見えなければ、自動車側も対応が難しいのだろうと思います。なので自動車に自分の存在を認識してもらえているか意識すると良いかもしれないですね。他には手信号を出したりしてとにかく「自分はここにいる!」とアピールしましょう。出る杭は打たれるかもしれないが、目立つロードバイクは轢かれないです、きっと。
自動車のドライバー目線の記事はこちら!
【事故らぬ先の杖】 車も自転車も、“相手の視点”をイメージすることが事故予防になる (ドライバー編)