【2021年】サイクルグローブのおすすめ20選|おしゃれ&高機能で快適に

【2021年9月更新】ロードバイクに乗るとき、専用のサイクルグローブを装着していますか? 「暑いから」「必要なさそう」と思って、着用しない方もいるかもしれませんね。しかしサイクルグローブにはさまざまなメリットがあります。

  • 衝撃を吸収してくれるので長時間のライドでも疲れにくい
  • 雨や汗で濡れても確実にハンドルをグリップできる
  • マイクロフリー素材で汗を拭きとれる
  • 落車の際に手を保護してくれる

通気性の良い素材やUVカット素材・耐久性の高いレザーをつかったグローブなど、高機能なサイクルグローブが多数販売されています。

目的に合わせたサイクルグローブを選んで、ハンドリング精度を高めましょう。ここでは、おすすめのロードバイク用サイクルグローブを20選をご紹介します。

冬用の防風、防寒グローブはこちらで紹介しています。

目次

サイクルグローブは必要?

スポーツサイクルに乗るときはサイクルグローブが必要です。サイクルグローブを着用することで、操作性が増し快適にサイクリングを楽しめます。また、サイクルグローブをしていないと保険が適用されない場合もあるので注意しましょう。

振動・衝撃を吸収して疲れを和らげる

サイクルグローブ

自転車乗車中は絶えず地面からの衝撃を受け続けています。手はその衝撃がダイレクトに伝わってくる部分です。

サイクルグローブを着用することで衝撃が和らぐので、じわりじわりと貯まっていく衝撃による疲れを軽減し、快適にサイクリングが楽しめます。ロングライドではとくにその恩恵を受けることができるでしょう。

滑り止めでハンドルを確実にグリップ

サイクルグローブには、手のひらにゴムや滑り止めの生地が使用されています。強い力でハンドルを握るレース志向の方や流行りのグラベルライドでは、とくにその力を発揮するでしょう。またしっかりとハンドルを握れるので、走りやブレーキングの安定にもつながります。

落車した時に手を守る

この先事故多しスピード落とせの看板と道路

人間は危険を感じたとき咄嗟に手がでるため、手の保護は非常に重要です。スピードの出やすいスポーツバイクから落車すると、強い力で地面に打ち付けられ、アスファルトの上を滑り身体がキズだらけになってしまいます。

「自分はそんなにスピード出さないから…」と考えている人はちょっと待ってください。スポーツバイクでは下り坂で簡単にスピードが上がってしまいます。その際、何かの拍子にスリップして落車ということも考えられるので、グローブで手を保護しておくことは大切です。

冬場の防風・防寒、防水対策に

冬にサイクリングする女性

冬場には防寒・防風の目的でサイクルグローブが必要です。冬は気温の低さに加え、風を受けることで急激に体温が奪われます。一度落ちた末端の体温は回復するのに時間がかかるので、防寒・防風対策をしておかなければいけません。

とくに冬の峠の下り坂でノーグローブだと地獄を見ることになります。登っている最中は暑くて必要性を感じないかもしれませんが、下り坂では急激に寒さを感じるでしょう。

また、雨によって身体が濡れると、平常時の25倍の早さで体温が奪われていきます。最悪の場合、低体温症を引き起こすことも。身体を濡らさないことは安全のためにも重要です。

汗処理に

多くのグローブは吸汗速乾素材を使用しています。汗をかいても生地が素早く給水し乾かしてくれるので、肌に汗が残らず不快感を軽減してくれるのです。気になる顔の汗も、サイクルグローブで拭き取れます。

サイクルグローブの種類

サイクルグローブは大きく分けると「ハーフフィンガーグローブ」と「フルフィンガーグローブ」の2つのタイプがあります。

ハーフフィンガーグローブ

ハーフフィンガーグローブ

ハーフフィンガーグローブは、主に春~秋の暑い時期に使用します。第2関節から上が覆われていないため、通気性が高く涼しいのが特徴です。スマートフォンやサイコンなどのタッチパネルをストレスなく扱えるのも利点ですね。

フルフィンガーグローブ

フルフィンガーグローブ

フルフィンガーグローブは手全体を覆っているグローブで、主に冬場の寒い時期に使用します。一方、春~秋用に涼しく作られている物もあるので、紫外線が気になる方や指先までしっかり守りたい方は、暑い季節でもフルフィンガータイプを選べます。

サイクルグローブの選び方3つのポイント

手に合ったサイズ

同じサイズでもメーカーによって大きさが違うことがあるので、巻き尺で自分の手を計測してから選ぶと失敗が少なく安心です。ブカブカ過ぎたり小さすぎたりすると本来の性能を発揮できないことも。メーカーの公式サイトにサイズの表記が載っている場合もあるのでチェックしてみましょう。

サイクルグローブのサイズの測り方
Image:パールイズミHP

吸収素材によるクッション性

クッション部分に使われている素材によって、衝撃の吸収性能が変わります。ロングライドやグラベルライドをメインにする人は、クッション性の高いものを選ぶと良いでしょう。ウレタンパッドやGELパッドなど衝撃を吸収してくれる素材なら、長時間走っても手の疲れを軽減してくれます。

クッション性のあるサイクルグローブ

滑り止めによるグリップ力

レース志向の人は力強くハンドルを握るため、グリップ力の高いものを選ぶと良いでしょう。高いフィット感によって、ブレーキや変速の操作をストレスなくできるのがメリット。雨や汗で手が濡れても、滑らずにしっかりハンドルを握れます。

【ショートフィンガー】おすすめサイクルグローブ10選

ロードバイク初心者の人へ – CXWXCサイクルグローブ

ロードバイクに乗り始めたばかりで、あまりお金をかけずにアイテム一式を揃えたい方におおすすめのコストパフォーマンスに優れたグローブです

パッドが広範囲に埋め込まれているため、どんなポジションでも衝撃を吸収してくれます。すっきりとしたデザインはウエアとコーディネートしやすいですね。縫製もしっかりしています。

  • 参考価格:1,890円(税込)
  • サイズ:S・M・L・XL

最高のフィット感 – Specialized BODY GEOMETRY SPORT GEL GLOVE SHORT FINGER

Specialized BODY GEOMETRY SPORT GEL GLOVE SHORT FINGER
Specialized(スペシャライズド)

スペシャライズド社ボディージオメトリー製品は、医学的な分析と人間工学による設計に基づいた自転車業界で唯一の製品ラインです。

カイル・ビッケル医学博士の設計によるオリジナルのパッドシステムを採用したサイクルグローブは、血流が阻害されず手のしびれや疲労を軽減し、快適性とバイクの操作性を効果的に向上させています。薄いマイクロファイバーでできた手のひらの合皮スエードは、耐久性や快適性、グリップ力を兼ね備えています。

  • 参考価格:3,300円(税込)
  • サイズ:S・M・L・XL

スペシャライズドのおすすめグローブはこちらでも紹介しています。

エントリークラスながら高機能 – GIRO JAG

ヘルメットやシューズで有名なGIROのグローブです。エントリークラスのグローブですが、機能性は上位クラスに匹敵します。手首にはベルクロテープ、手のひらには厚すぎず薄すぎない2mmのジェルパッドを使用。オールラウンドに使用できる、コストパフォーマンスに優れた商品です。

  • 参考価格:4,180円(税込)
  • サイズ:S・M・L

ロングライドには厚手のジェル入りを – PEARLIZUMI アンバウンド グローブ

衝撃吸収に優れた厚手のジェルパッドで、手のひらを痛みから優しく守ります。指の形状に合わせた立体構造は、長時間のライディングでも疲れにくい設計です。

メッシュ素材で通気性がよく、UPF50+で紫外線もしっかりカット。夏場のロングライドに最適なグローブです。

  • 参考価格:4,400円(税込)
  • サイズ:S・M・L・XL

パールイズミのおすすめグローブはこちらでも紹介しています。

濡れても衰えない、究極のグリップ力 – HIRZL GRIPPP TOUR SHORT 2.0

HIRZLはスイスのグローブ専門ブランドです。軽量で耐久性に優れたカンガルーレザーを素材に、独自の加工技術によってどんな天候にも負けないグリップ力を実現しています。

小指から中指の指股にはスリットが入れられ、さまざまな指の動作に違和感なくなじむよう設計されています。一般的な合皮のグローブにはない、独自の高級感を纏ったグローブです。

  • 参考価格:8,250円(税込)
  • S・M・L・XL・XXL

ここ一番の勝負に!レーシンググローブ – SHIMANO ADVANCED レースグローブ

手のひらにパッドがないので、ダイレクトなハンドリングが操作性を向上させます。3Dアナトミックパターンという特殊な素材を使用することで、グリップ力と快適性も捨てていないまさにレース仕様なグローブです。また、親指の外側は汗をかいたときにふけるようタオル地のようなソフトな生地が採用されています。

  • 参考価格:4,620円(税込)
  • サイズ:S・M・L・XL

はじめてのサイクルグローブにピッタリ – Le coq sportif ベーシックグローブ

自転車の本場フランスで、最も古いスポーツブランドであるルコックスポルティフ。ゴルフウェアなども製造する信頼のブランドです。こちらはベーシックな機能と適度なフィット感を備え、ロングライドにも適しています。メッシュ生地を使用し通気性も確保された、初めてのサイクルグローブにはもってこいの商品です。

  • 参考価格:3,190円(税込)
  • サイズ:S・M・L

レースでも使える! – Castelli COMPETIZION

薄めのパッドを使用し、ダイレクトなハンドリングを可能にしたグローブです。軽量化をしながら、落車時に手を守るプロテクション機能の搭載を実現しています。手のひらに波型のシリコングリップが使用されていることで、抜群のグリップ力を発揮。蒸れにくくストレッチ性の高いメッシュのバックパネルを採用し、快適性も高くなっています。

  • 参考価格:4,200円(税込)
  • サイズ:XS・S・M・L・XXL

あのゴアテックスブランドが手がけるグローブ – GOREWEAR ショートプログローブ

GOREWEAR ショートプログローブ
GORE WEAR(ごアウェア)

今やあらゆるアウトドアウェアやギアで見かけるゴアテックス。液体の水は通さずに水蒸気は通すことで、高い防水性と透湿性を両立させた革新的な生地を作るブランドです。

こちらの商品はメッシュ生地を使用し、高い通気性で汗を抑制・速乾させてくれます。確かなフィット感とタイトな握り心地を実現しながら、薄型で軽量化されたレース向けグローブです。

  • 参考価格:6,050円(税込)
  • サイズ:XS・S・M・L・XL・XXL・XXXL

度重なるテストの上配置されたパッド – RERIC ムルジムグローブ

国産の生地を使いながらも、求めやすい価格設定のスポーツバイク初心者向けグローブです。幾度ものテストライドのもと、絶妙な位置に厚めのパッドを配置。2WAYストレッチにUVカット、吸汗速乾の生地を使用した、機能性も十分な商品です。

  • 参考価格:3,080円(税込)
  • サイズ:XS・S・M・L・XL

【フルフィンガー】おすすめサイクルグローブ10選

コスパ抜群!信頼の性能 – HANDCREW(ハンドクルー) OSCAR SF-33

1983年創業以来、PEAL IZUMIなどの有名ブランドの下請けメーカーとしてグローブのノウハウを培ってきたHANDCREW。サイクルグローブのコストパフォーマンスは群を抜いています。

こちらは立体構造のグローブで、手の平にはGELパッドが入れられており走行時の振動を吸収してくれる設計です。親指部分は汗ふき用のタオル生地になっているため、汗をかいてもすぐに拭き取れます。カラーバリエーションが豊富なところも魅力的です。

  • 参考価格:1,598円(税込)
  • サイズ:M・L・XL

グローブをしまま楽々スマホ操作 – PEARLIZUMI UV フルフィンガーグローブ

親指と人差し指の指先部分に特殊加工がされていて、手に装着したままスマホやナビを操作できます。信号待ちで素早くスマホを確認したい時など、わざわざグローブを外す必要がありません。

フルフィンガーモデルながら指股の通気性もよく、夏場も快適に着用することができるでしょう。

  • 参考価格:5,500円(税込)
  • サイズ:M・L・XL

目を引くデザインと機能性! – CASTELLI LIGHTNESS 2 GLOVE

CASTELLI LIGHTNESS 2 GLOVE
Castelli(カステリ)

1974年創業の老舗サイクリングウエアメーカー、CASTELLI。ヨーロッパのプロチームに高性能なウエアを提供し続けています。

機能性だけでなく、グローブの中心に大きくデザインされたサソリマークは高いデザイン性も兼ね備えています。ウエアとフルコーディネートすれば、他のライダーから一目置かれること間違いなしでしょう。

  • 参考価格:5,000円(税込)
  • サイズ:XS・S・M・L・XL・XXL

天然のエアコン!メリノウール使用 – dhbメリノライナーグローブ

羊の中でもメリノ種という良質な毛をしたグローブです。メリノウールは天然のエアコンといわれるほど温度調節機能に優れています。気温が高いときは吸汗性を発揮し、逆に気温が低いときは保温性を発揮し快適性を維持してくれるのでオールラウンドに使えるでしょう。さらに手触りがいいのもメリノウールの特徴です。

  • 参考価格:3,000円(税込)
  • サイズ:XS・S・M・L・XL

スマホ操作もできる最新ニット編みグローブ – GIRO XNETIC TRAIL

GIROのシューズでも使われるXneticニットテクノロジーをグローブに応用。縫い目のないシームレスタイプなので抜群のフィット感を実現しています。マイクロファイバーを手のひらに使用しているので、速乾性・グリップ力の高さも十分。指先にはリフレクターが付いており、薄明りでの視認性を高めています。トレイルと名付けられていますが街乗りで使う人も多いようです。

  • 参考価格:6,380円(税込)
  • サイズ:S・M・L

スエード調がオシャレな大人デザイン – KAPELMUUR スエードグローブ

オシャレなデザインで通勤や通学にピッタリ。スエード調のポリエステルを使用しているので、吸汗速乾性に優れています。程よい厚みのパッドや調整できるボタンベルト、タッチパネル対応など、実用性にもこだわっています。

  • 参考価格:5,720円(税込)
  • サイズ:XS・S・M・L

春・秋の肌寒い季節に使いやすい! – OGK Kabuto SFG-2

推奨温度8℃~13℃で肌寒いときに活躍してくれるグローブです。あくまで推奨温度なので暑がりの方はもう少し気温が低くても使用できるでしょう。防風が効いているので、峠の登りは暑いからハーフフィンガーグローブを使い、下りではこのグローブを着用するという使い方ができます。

  • 参考価格:5,550円(税込)
  • サイズ:XS・S・M・L・XL・2XL

通勤通学にも!備えておきたい防水グローブ – PEARLIZUMI レイングローブ

グローブ内のムレを逃がす透湿性が高くなっているため、汗をかいても手の不快感を軽減してくれます。また、ノンスリップ加工が施され、雨で濡れてもしっかりとハンドルをグリップで切るでしょう。光を反射させる素材で、夜間の走行でも視認性を保ちます。

  • 参考価格:9,350円(税込)
  • サイズ:S・M・L・XL

日焼け対策にはUVカットモデル – Le coq sportif UVリストグローブ

こちらの商品は、手首までしっかりとグローブで覆うことで紫外線をカットしてくれます。紫外線を浴び続けると日焼けになるだけでなく疲労の原因にもなるため、なるべく対策をしておきたいですね。吸汗速乾の生地を使用しているので夏でも快適に過ごせます。

  • 参考価格:5,060円(税込)
  • サイズ:S・M

極厚グローブをリーズナブルに! – FREESE サイクリンググローブ

厚さ5mmほどの極厚パッドが入っているので、ロングライドのような長時間の着用でも疲れにくいグローブです。低価格ながらムレを防ぐ通気性が設けられていたり、マジックテープで手首の調整が可能だったりと、機能性に妥協はありません。

  • 参考価格:2,200円(税込)
  • サイズ:M・L・XL

こちらの商品もおすすめ

レイヤリングで温度を調節 – finetrack パワーメッシュインナーグローブ

レイヤリングとは簡単に言えば「重ね着」のことです。重ね着をすることで体温管理・快適性の調節をすることができます。自転車界ではまだ馴染みのない考え方ではありますが、登山業界ではすでに常識といっていいほど。

こちらのパワーメッシュインナーグローブも単体で使用するのではなく、吸汗速乾のグローブとレイヤリング(重ね着)して使用する前提で開発されています。

パワーメッシュインナーグローブを最も下層部分(肌に近い層)に着用することで、汗冷えを抑えてくれるのです。疎水性の生地が肌から水分を遠ざけ、肌から離れた水分は2層目のグローブが素早く吸水し乾かします。快適性を保ちながら、手先が冷えるのを防いでくれるでしょう。

  • 参考価格:3,630円(税込)
  • サイズ:S・M・L・XL

おわりに

ここでは、おすすめのロードバイク用グローブをご紹介してきました。バイクウエアは年々研究が進み、グローブもさまざまな使用シーンに合わせた商品が多く販売されています。

バイクのパーツよりも気軽に選べるため、その日のライディングスタイルに合わせてグローブを使い分けるのも良いでしょう。

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WRITTEN BYけーゆー

関西在住大学生。幼いころから知らない土地に自分の力で行くことが好きだった旅人気質。大学生になり自転車でお遍路や北海道一周を達成。ついてはスポンサーをつけてベトナム縦断も達成。今後も世界中をこの目で見てまわりたい!

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