小さいのにこんなに走れる!ロード系ミニベロ自転車

ミニベロ、それは小さなタイヤとスタイリッシュなデザインで、可愛らしいイメージを持たれることの多い自転車。そんなミニベロには、高速かつ長距離の走行にも応えてくれる頼もしいものも多くあります。

ここでは、ドロップハンドルでロードバイクのようなスペックを備えたミニベロを、今回はロード系ミニベロと総称して、その特徴を解説するとともに、おすすめの商品をご紹介します。

可愛らしさと走行性能を合わせ持つロード系ミニベロ

ロード系ミニベロは、ミニベロが持つ小回りの良さを保ちながら、ロードバイクのような高速かつ長距離の走行を実現した、まさに良いとこ取りのミニベロです。

20インチのタイヤの中でも走行性能の高い451という規格が使われ、ミニベロの中で最速を目指して作られています。

ミニベロの特徴として、街の風景に溶け込む魅力的なデザインと、ストップ&ゴーに強い漕ぎ出しの軽さがありますが、さらにロードバイクのような走行感がプラスされたロード系ミニベロは、街乗りにも長距離ツーリングにも幅広く使える自転車として人気を集めています。

ドロップハンドルは使う筋肉と姿勢に変化を与える

通常のミニベロは足の筋肉だけを使って漕ぐものですが、ドロップハンドルのロード系ミニベロの場合、腹筋・背筋・腕の筋肉など、全身の筋肉を使って漕ぐことができるため、楽に速く走ることができます。

握る場所によって様々なポジションをとることができるという特徴を持っているドロップハンドル。

例えば、平地でも坂道でも使えるオールマイティなブラケット、リラックスする時に使う上ハン、空気抵抗が少なく最も力の入る下ハンなどが挙げられます。場面によって姿勢を変えることで、長距離でも疲れずに走り続けることができます。

ロード系ミニベロは高価であることが弱点

ロード系ミニベロは、技術が駆使されたミニベロの最高峰とも言える存在です。そのため、ほとんどが高価になってしまうという難点があります。

安価なミニベロをドロップハンドル化したところで、ロード系としての使用に耐えられない場合があるため注意が必要です。

タイヤの小さいミニベロは、本来、ギア比を調整することで、通常の自転車に劣らない進みを実現していますが、安価なミニベロの中にはギア比が調整されていないものもあり、それでは高速かつ長距離走行が難しいためです。

高速化されたミニベロとは言え、走行性能を単純に比較すればロードバイクには敵わないというデメリットはありますが、フレーム自体のサイズをそこまで気にする必要はありません。よって、周りの友人や家族と簡単にシェアできるのが大きな強みですね。

誰とでも自転車の楽しさを味わえる、そんなアイテムです。

それではおすすめのミニベロを二つ、ご紹介したいと思います。

確実な走りを約束 – FELUCA

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(出典:JOB International, ltd.

イタリアブランドGIOSのFELUSAは、しなやかな走りで人気の高いミニベロです。FELUCAは、衝撃の吸収性能が高く、かつペダルの踏み込み力を逃さないクロモリフレームで構成され、その強度を生かしてスッキリとした細身のデザインを実現しています。

ミニベロの場合、ハンドルから手を離して変速するダブルレバーを搭載したものが多いのですが、このFELUCAはデュアルコントロールレバーを搭載し、ハンドルを握ったまま操作できることも大きな特徴です。

しかも、SHIMANO SORAを採用した18段変速で、クロスバイクにも引けを取らないほどの高速走行が可能です。

99,000円(税別)

快適なライディング – Minivelo Road Drop

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(出典:BRUNO

Minivelo Road Dropは、自転車を旅のパートナーと考えるBRUNOが、ミニベロ専用のジオメトリーとして提案した傑作です。

安定性のある太めのタイヤやコンフォートタイプのサドルで乗りやすさを追求しており、特にドロップハンドル仕様のROADは、長距離ツーリングを快適に楽しむためのスペックを備えたミニベロに仕上がっています。

BRUNOの特徴は、何と言っても絶妙な配色を中心としたスタイリッシュな外観にあります。レトロでありながら都会に似合うという、他には真似できない秀逸なデザインは、見る人の心を奪い、男女を問わず多くの人々に圧倒的な支持を得ています。

92,000円(税別)

お洒落に走り抜ける – PISA SPORT DROP

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(出典:Bianchi

ビアンキらしいチェレステカラーで彩られたこちらの一台。剛性に重点を置かれて設計されており、非常に頑丈です。それでいて10kg台に重量を抑えてくるのはさすが老舗といったところでしょうか。

ビアンキらしいハンドリングの良さと前後16速の変速はあなたの好奇心を加速させ、見たことがない景色まで連れて行ってくれるでしょう。

78,000円(税別)

おわりに

街乗りだけでなく長距離ツーリングにも使用したいという欲張りな使い方に応えてくれるロード系ミニベロは、長く付き合える頼もしいパートナーとなるでしょう。

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WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/

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