尾道の石坂をダウンヒル! 「RED BULL HOLY RIDE 2016」レポート
1回戦、2回戦、準決勝、決勝の順でトーナメントが進んでいきます。
ギャラリーが見守る中、石段を真っ逆さまに駆け下りる選手たち。
住人のおばあちゃんが団扇を片手に、選手たちを見守るのが印象的な光景でした。
ゴール!!
参加選手の頂点に立ったのは ダウンヒル競技の全日本チャンピオン(2015)の永田隼也選手(AKI FACTORY/OAKLEY)。
歓声に包まれるお寺。
大晦日の除夜の鐘以外で、こんなに寺の境内に人が集まることがあるだとうかと考えてしまうような、人の数、そして熱狂的な歓声。
この雰囲気が味わえることもホーリーライド観戦の醍醐味と言えるでしょう。
感動さめやらぬ中、閉会式がゴール地点の宝土寺の境内で行われました。
終了を知らせる鐘を住職が撞いたあと、尾道市副市長による閉会の挨拶を経てトロフィーの授与へ
ギアの形をしたトロフィーが受賞者に贈られます。
マウンテンバイクのトップ選手から、アマチュアライダーまで、普段は走れない聖なる場所を走る他その光景を観ることができる楽しさ。それがホーリーライド観戦の魅力です。
レッドブルホーリーライドの次回以降の開催についてはアナウンスされませんでしたが、きっと近い将来、日本のどこかでまた開催されるはずです。マウンテンバイクに乗っている人なら、一度は参加を、皆さんのお住まいの近くで開催される場合はぜひ見にいって体感してもらいたいレースです。
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WRITTEN BYKiyota Naohiro
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