雪道、砂、段差もOK!ファットバイクおすすめモデル7選

走っているのを目にすると、思わずじっと見てしまう極太のタイヤを装着した自転車・・・それはファットバイクと呼ばれる自転車です。今回はファットバイクの溢れる魅力やおすすめのモデルを紹介していきます。

雪道を走り抜けるのはクセになる快感! (C)akibainu

独特の魅力満載!ファットバイクの特徴

ファットバイクとは基本的には極太のタイヤを装着したマウンテンバイクです。
まず目を引くのは太いタイヤ。幅が3インチから太い物ですと5インチ(7.6~12.7cm)もあります。これは通常のマウンテンバイク用タイヤの約2倍、ロードバイク用タイヤの約5倍もの太さにもなります。

ファットバイクのメリット「乗り心地が良い」

砂浜でも安定性抜群! (C)akibainu

その太さゆえに、山道や砂地、雪道等どんな場所でも安定した走りを体感することができ、ファットバイク初心者や女性の方であっても安心して乗ることができます。おまけに乗り心地も素晴らしく、タイヤの空気圧を下げることでフワッとした浮遊感を味わうことが可能です。

ファットバイクのデメリット「重い」

うっかりファットバイクで出たシクロクロスレース、段差越えも一苦労

ただし、良いことばかりではありません。極太のタイヤはそのままゴムの使用量が多いことを意味します。つまりとても重いのです。タイヤを支えるリムだって極太、ということはその分重くなります。空気圧を下げればその分漕ぎも重くなります。
普段ロードバイクしか乗らない方はその重さにショックを受けるかもしれません。せっかくの面白い自転車なので、ぜひそのことを納得したうえで楽しんでいただきたいと思います。

良質なファットバイクの選び方

ファットバイクを選ぶためには、ファットバイクルック車との区別をつけることが不可欠です。
ルック車とは、見た目はファットバイク同様に極太のタイヤを装着していますがフレームやパーツが悪路走行に耐えるだけの強度を持っていない可能性があるためとても危険です。

量販店やホームセンターなどで販売されている3~7万円程度のファットバイクは、悪路は走れないルック車だと思って良いでしょう。心配な場合はお店の方に確認してみてください。

これはファットバイクに限った事ではありませんが、スポーツ車は買ってハイ終わり、という商品ではなくその後も販売店と長くお付き合いをしていくようになります。購入の際は専門知識のある自転車店で相談されることを強くおすすめします

基本的な考え方はこちらでも詳細にご説明しています▼

おすすめファットバイク

ではおすすめのファットバイクをご紹介していきましょう。近年ではセミファットバイクというカテゴリーも登場していて区別が分かりづらいのですが、このコーナーでは原則としてタイヤ幅が3インチ以上の物をご紹介します。

SURLY(サーリー) /Ice Cream Truck

(出典:SURLY

ファットバイク人気の火付け役、サーリーが放つ極太タイヤのクロモリバイク。
とにかく自転車を楽しむ。というブランドポリシーが色濃く反映されています。
長いトップチューブと短いチェーンステーでオフロードでの走行性を向上させ、4.8インチの太さを感じさせない走りをみせてくれます。
幅広いサイズ展開で女性ライダーからも熱い支持を集めています。

価格:321,840円(税込)

Mongoose ARGUS SPORT/マングース アーガス スポーツ


(出典:Mongoose

マングースのファットバイク、アーガスのエントリーグレードモデル。タイヤサイズは26インチ×4インチと上位モデルに比べると少し細めですが、ファットバイクとしては十分な太さ。
パーツスペックと価格のバランスも良く、初めての一台におすすめのアルミファットバイクです。

価格:118,800円(税込)

Charge Bikes Cooker MAXI 1/チャージバイクス クッカーマキシ 1


(出典:Charge Bikes

イギリスのMTBブランド・チャージバイクスが放つアルミボディのファットバイクは26×4インチ。こちらのMIDI(ミディ)シリーズには他に2.8インチのセミファットモデルも存在し、クロモリモデルもあります。選択肢の広いシリーズです。

価格:160,000円(税抜)

Cannondale FAT CAAD1/キャノンデール ファット キャド1


(出典:Cannondale

キャノンデールが誇るフロントサスペンション「LEFTY(レフティ)」を装着したファットバイク!アルミ加工が得意な同社の技術を惜しみなくつぎ込んだ、いたる所にキャノンデールの矜持を感じるモデルです。ただでさえ人目を引くファットバイクでさらに目立ちたいなら断然こちらです。

価格:380,000円(税抜)

KONA WOZO/コナ ウォーゾー


(出典:KONA

カナダのMTBブランド・コナのファットバイクは、走りを重視した設計。
超ショートなチェーンステイと、タイヤを避けるように伸びるシートステイが印象的です。
4.8インチタイヤにフロントサスペンション付きなので悪路も楽々!もう段差などないも同然!? 快適すぎてライダーを甘やかすバイクかもしれません。

価格:239,000円(税抜)

SALSA BEARGREASE CARBON NX1/サルサ ベアーグレース カーボン NX1

18 BEARGREASE CARBON NX1
(出典:SALSA CYCLES

カーボンボディをまとった「軽いファットバイク」という、ある意味矛盾している一台。タイヤは3.8インチが装着されていますが、27.5×3.0-4.0”、26×4.0-4.6”、29×2.25-3”に対応し、用途に応じた幅広いタイヤサイズ選択が可能です。

価格:299,160円(税込)

KOGA SNOWCHAMP/コガ スノーチャンプ


(出典:KOGA

MTBから派生しているモデルがほとんどのファットバイクの中では異色の一台。最も目を引くのは、シクロクロスをイメージしたラウターワッサーと呼ばれるタイプのハンドル。4.5インチの極太タイヤを履いたアルミボディにはコンポーネントもロードバイクパーツであるシマノソラが採用されています。他人と被りたくないならこちらがおススメです!

価格:199,800円(税抜)

ファットバイクと一緒に揃えたいもの

特殊サイズのファットバイク。色々と専用のアイテムが必要になります。
できれば一緒に揃えておきたい小物をご紹介します。

スタンド


(出典:MINOURA

後輪のハブにはめるもの、チェーンステイを受け口に乗せるもの、タイヤをはめるもの、スタンドにもさまざまなタイプがありますが、まず太すぎて使えないと思ってください。
自立させたいならファットバイク専用のスタンドも用意しましょう。
フレームを引っかけて固定するタワータイプも、重量があるので下段が無難でしょう。

チューブ

超低圧にしてもエアボリュームがある程度確保されるファットバイクは、パンクしにくい車種です。ですが、いったんパンクしてしまえばそれはそれは大変なことになります。
パッチ対応で済めば良いですが、チューブ交換となった場合、ファットバイクを扱っているような自転車店でないと手に入りにくいからです。チューブ数本は自分でストックしておいた方が良いでしょう。1本2,000円程度です。

タイヤ

チューブほどの緊急性はありませんが、こちらもどこにでもあるような代物ではありません。しかも安いものでも1本8,000円程度、高いものだと17,000円程度と、かなり高額になるので、入手ルートの確保と期間の余裕、それにお財布(と心の準備)は必要かと思います。

ファットバイクに乗ってみたい人へ

話を聞くより乗るのが一番!(C)akibainu

そうは言っても、ファットバイクってどんなものなの?と不安に思っている方は、各地で行われている体験ライドに参加してみてはいかがでしょう?
百聞は一見に如かず、乗ってしまえばその楽しさに夢中になってしまうでしょう。

ファットバイク体験スポット紹介

鳥取砂丘ファットバイク体験(主催団体:TRAIL ON)

・場所:鳥取県鳥取市福部町
・料金:1,000円/人
・所要時間:約20分
・コース:1.4km
・営業時間:毎日10-17時(荒天時を除く)
・自転車の持ち込みは不可
LINK:Facebookページ

小谷ファットバイクセンター

・場所:長野県北安曇郡小谷村白馬乗鞍
・料金:3,000円
・所要時間:1時間~1時間30分
・コース:ゲレンデライド800m×2回、林間エリア800m
・受付場所:小谷ファットバイクセンター
LINK:Facebookページ

ファットバイクの体験レポートはこちら▼

まとめると…ファットバイクはみんなが笑顔になる素敵な自転車です!

ファットバイクというと雪や砂でも走れる!というのが真っ先にイメージされそうですが、近所のトレイルでもその浮遊感や独特の乗り心地は十分堪能できるので、雪が降らない地域でも、内陸にお住まいの方でも楽しめます。

トレイルでのふわふわ感はなんともいえない面白さ

ファットバイクで走るのは乗り心地がとても面白いのですが、走りの面以外で私が一番感じていることは「知らない人からよく話しかけられる」です(笑)。工事現場の交互通行で停止した時、細い路地を通ったらたまたま奥さんが庭で草むしりをしていた時、トレイルを下り終わってハイカーの方とすれ違う時…皆さんはじめは驚いて、そのあと笑顔で話しかけてこられます。太すぎるタイヤのコミカルな風貌はとても興味を引くようです。

乗っている人も、見ている人も笑顔にしてしまう素敵なマシン、ファットバイク!
あなたもぜひ乗ってみませんか?

Chee

WRITTEN BYChee

神奈川県在住。ハンドメイドサイクリングキャップの「Cyclone」(サイクロン)主宰兼お針子。自転車歴はゆるーく13年。ハードテールMTBでのトレイルライドが一番好き。週末はライドのほか自転車イベントに出店したり、神奈川近辺の里山ボランティアに参加したりしてます。 WEB SHOPはこちら、facebookはこちら

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