こんにちは、4pikoです。
みなさん、マイペースに自転車を楽しんでいますか?
ライフスタイルに幅が出てきた昨今。それにともなって、自転車のある生活を楽しむ人口も増えてきているかと思います。
私はもちろん「自転車のあるライフスタイル」を送りたい。でも意外とそうしているロールモデルの話は聞かないんです。
さまざまな人の「自転車のあるライフスタイル」が知りたい!そう思って、今回「自転車×コーヒー」というライフスタイルを楽しんでいる「田山珈琲さん」に会ってきました。
自転車、コーヒー、それぞれを楽しむ人の話はよく聞くけど、どちらも…?
どういうことのなのでしょう。
あわせて、自転車のあるライフスタイルを送る人の愛用自転車グッズも気になる!ということで、自転車グッズ情報も聞いてきました。
気分をカエル、コーヒー
素敵な笑顔でコーヒーをドリップしているこの方が田山珈琲のマスター、田山さんです。
この田山珈琲、ふつうのカフェとちょっと違うのです。どこがちがうかというと。
そう、自転車が店舗なのです。
ベースの車種はSURLYの「Long Haul Trucker」。
そこに組み立て式のテーブルを設置し、月に数回だけ、軒先を借りてちいさなコーヒーショップを開いています。コンセプトは「気分をカエル、コーヒー」
コーヒー×自転車…?
グリーンカラーを基調とした自転車を相棒に「田山珈琲」として4年前から活動している田山さん。どうしてこんなライフスタイルになったのか。聞いてみました。
-自転車にハマったきっかけはなんですか?
小学生の時から自転車に乗っていて、デコチャリ(編集部注:70年台にこども用自転車として流通した多段変則自転車)で、時速30キロをめざして走り回っていたんだよね。
-スピードどこまでだせるかチャレンジって小学生あるあるですね。
大人になって、自転車屋さんで試乗する機会があって。そのときの車種はGIANTのFCR-ZERO。
その試乗で、小学生の時に30キロを目指して漕いでいた時の「風の音」をおもいだしたんだよね。それからちゃんと自転車に乗り出したんだ。それから13年、自宅には5台自転車があるよ。
-それは本当にハマりましたね(笑)こういう自転車スタイルの田山珈琲を始めたきっかけはなんですか?
今は無い代官山FIGBIKEの店頭で、店長に「店先でコーヒーだしたら?」って提案されて、はじめたんだよね。
-そうだったんですね。でもなぜコーヒーだったんですか?
激寒の2月にテイクアウトして交差点の信号待ちで飲んだコーヒーがめちゃくちゃおいしくって。そのときからコーヒーに対して、自分の中で「こうすれば美味しいな」というシンプルな個人の好奇心を突き詰めたくなって、自宅でドリッパーや水をいろいろ実験しはじめたのが5年前。
-寒い時のコーヒーって格別ですよね。
そう!それにちょうど同じ時期に知人の自転車乗りが、コーヒーミルとかグッズを買いはじめて、ライバル心で揃え始めたんだよね(笑)
-ライバル心でコーヒーグッズ集めたっていう人はじめて会いました(笑)それからコーヒーについて勉強したんですか?
勉強というより、結局、コーヒーは嗜好品だから個人個人で志向が違うものだよね。だから最近は「答えってないんじゃない?」って思っていて、各自美味しいと思うものを楽しめばいいと思う。
-なるほど。
僕はコーヒーも自転車も「触媒」だと思っているから、コーヒーがメインというより、このふたつがある場からうまれる「コミュニケーション」が大切だと思っているんだよね。
-その場をつくることが田山さんの目的ということですか。
そうかもしれないね。
コーヒー活動でつかうこだわりの装備たち
田山珈琲として4年活動する中で、コーヒー活動でつかうオススメのグッズを教えてもらいました。
田山珈琲に行くには
毎月第二日曜の朝から午後まで、中目黒の「シャポードパイユ」というサンドイッチやさんの軒先で営業しています。(不定期。他イベント出店も有り)
田山珈琲に立ち寄ったときは、シャポードパイユのサンドイッチも一緒に食すべし。口福になれることまちがいなしです。
田山さんのライフスタイルの由来は「自転車」と「コーヒー」という好きなもの2つの組み合わせ。その結果、単なる組み合わせを越えて、コミュニケーションを大切に思う田山さんの哲学が形になった「場」が「田山珈琲」なんだと思います。
ぜひあなたも「田山珈琲」に行ってみてください。
自転車×??なライフスタイルをしている方、ぜひ教えてください!