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灼熱の筑波8耐ロードレース!2017は暑く熱く楽しい闘いでした

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筑波8耐とは

FRAME編集部は7月8日に日本クローズドサーキット耐久レース協議会さん主催の、筑波サーキットで行われる8時間耐久レースに参加してきました。筑波8耐のルールは簡単、いわば8時間のタスキリレーです(もっと短い時間のものもあります)。足首にICチップのバンドを巻いてひたすらに走って周回を重ねて、疲れたらチームメイトとバトンタッチ。2キロにも及ぶ本物のサーキットF1やバイクレースが開催されるコースを実際に走ります。

いざ筑波へ

朝5時。車にみんなの愛車を詰め込んで・・・いざ筑波へ出発です。

(C)Seiya Matsumura 5人4台、詰め込みました
(C) Seiya Matsumura

筑波サーキットに到着すると大量の車で巨大な駐車場が満杯。そしてそれらの車からどんどん降ろされて行く自転車達。自転車イベントに来たんだなという実感が湧いて来ますね。

(C) Seiya Matsumura 思わず見惚れるいろんな自転車

テントを張って自分たちのベースキャンプを作ります

なんといっても梅雨の合間のド晴天日に8時間以上野外に待機するわけなので、まずはテントを組んで基地作りです。この日の最高気温は34度と予想されていました・・・

(C)Seiya Matsumura

骨組みをググッと伸ばすだけでおおかた完成です。

後はマジックテープで屋根や日差し除けの幕を付ければもうパーフェクト。

(C)Seiya Matsumura
猛烈な暑さの中、たまに吹く風が心地よい

実はこれ、自転車乗りの気持ちを痛いほどつかむ製品の数々で知られるブランド・ドッペルギャンガー/ビーズ株式会社さんの製品なのです。コンクリの上に建てられるルーフ、こういうイベントに向いてますね!
テントというと、組み立てが難しかったりするイメージがありますが、簡単に組み立てる事が出来、早く日陰に入りたい夏には助かります。

(C) Seiya Matsumura)派手すぎず、丁度良いデザイン

試走のススメ

レースのスタートは10時からなのですが、その前に試走タイムが設けられています。
無駄な体力を消費したくない気持ちも分かりますが、初めての人は、コースの予習をしておいた方がペース配分を考える事ができるので、絶対に走っておくことをお勧めします。
経験者の方も、丁度良いウォーミングアップになるので、良い状態からレースをスタートできます。

いよいよレーススタート

さぁ、レースが始まる10時になります。

日の丸のスタートフラッグが振られれば・・・

(C) Seiya Matsumura

スタートです!!!

(C) Seiya Matsumura あれ、トップ集団の後ろのほうに、なんだか見知った顔が・・・

一斉スタートで、一気に速度を上げて行きます。

人生いろいろバイクもいろいろ

(C) Seiya Matsumura

ロードバイクはもちろん。

(C) Seiya Matsumura

クロスバイクや、

(C) Seiya Matsumura

なんと、ミニベロも。

「こういうレース走ってみたいな、けど、ロード持ってないしな・・・」
とお悩みの方も大丈夫です。

また、「レースに出るからには速くないとダメなのかな」と思いがちですが、「一番右が一番遅い人が走るレーン」「ふらつかないでまっすぐ走る」というルールをしっかり守って、ぜひ挑戦してみてください。

(C) Seiya Matsumura

このルールさえ守っていれば、速い人は速い人の集団と走るのはもちろん、初心者はマイペースに走ることも出来ます。自分の速度に合うトレインを見つけて参加する、というドキドキなトライもまた楽しいものです。

上級者から初心者までそれぞれの楽しみ方ができるのが筑波8耐の特徴ですね。

楽しみいろいろ

そして、速く走るだけが筑波8耐の楽しみ方ではありません。

お手製コスチュームで楽しくライド。
かなり目立ってました。

(C) Seiya Matsumura) セーラーなんちゃら?不勉強でよくわからない(;´Д`)

愛する? キャラ を身に纏い・・・

(C) Seiya Matsumura 二次元愛?・・・

走る人だけではありません、夫の勇姿を見に来る妻も。

(C) Seiya Matsumura あっ、けんたさん発見!

体調管理も忘れずに

この日は最高気温がなんと34度。
熱くなった身体を冷やす、地元名産のスイカがふるまわれました。

(C) Seiya Matsumura ありがたや、生き返った!

夏って感じがしますね…
自然な甘みで絶品でした。

(C) Seiya Matsumura

そして、ピット脇にある水道ではこんな風景がそこかしこで見られました。走り終わった後の水浴びは本当に生き返ります。

フィニッシュへ!

さぁ、レースもいよいよ終盤です。
終了までの30分はメンバーチェンジする事が出来ません。
チームで繋いだ最後のタスキと共に、身体の全部を絞り切って走ります。
最後はコースの近くまで寄って、最後の走者に声をかけて行きます。

そして青いフラッグが振られたら、ついにラスト一周です。

(C) Seiya Matsumura ついにラスト一周!

ラストスパート!残った体力を振り絞り、誰もが最後の加速を見せます。

(C) Seiya Matsumura最後大きなプロトンに

そしてようやくゴール、仲間で繋いだ8時間の戦いに幕を閉じます。

(C) Seiya Matsumuraゴールラインを過ぎた瞬間の安堵の表情

まだ終わりではありません。選手の健闘を讃えるためのウィニングランが先導車を先頭に始まります。

(C)Seiya Matsumura今回一位のチーム
(C) Seiya Matsumura FRAME編集部の最終走者を務めたニノジュン(中央)

そして最後の表彰式の頃にはとっぷり日も暮れ。

(C) Seiya Matsumura

そして感動の表彰式、シャンパンファイトで締めくくりです。

まとめると

8時間走った成績以外にも、男女混合チームでのランキング。2時間、4時間、6時間までのランキング表彰や、面白い仮装の表彰など、さまざまな入賞チャンスが用意されています。初参加、初入賞も夢ではありません。

夏の日差しに焼かれながら、一周2キロのルートをノンストップで走り続ける爽快感。同好の志と励まし合いながら、目標を追い続ける青春(?)の再来。

自分と自転車のチカラをフルに試す事ができるこの貴重なイベント、体験しないともったいない気がしませんが?

(C) Seiya Matsumura レース中はシリアスな表情が目立った強豪Yahoo!Japanチームもレース後はニッコニコ

次のレースは10月7日。
暑い日差しも落ち着き、サイクリングに最適なシーズンです、ぜひ参加してみましょう。

B!

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