2018年【10万円以下】ロードバイクおすすめ21選

スポーツバイクの人気があがるにしたがって、以前よりロードバイクに乗っている人を見かけることが多くなりました。しかしいざロードバイクが欲しいなと思い探し始めると、ママチャリとの価格の違いに驚くのではないかと思います。「いいものは高い」とわかっていても、予算が限られていると購入も厳しいですよね。今回は低予算「10万円以下」で手に入るロードバイクをご紹介します。

10万円という価格、ロードバイクでは安い!

スポーツバイク パーツ ロードバイク
▲スポーツサイクル、はい、ズバリお高いです…!

ロードバイクに乗っていると、「コレいくらぐらいするの?」とか「高いんでしょ?」と聞かれることがあります。控えめに20万くらいと答えるのですが(笑)、それでも皆さんびっくりします。私にも覚えがあるのですが、自転車=ママチャリと思っていた頃は、電動でもないのに10万円以上する自転車というのは、ちょっとしたショックでした。

ロードバイクはなぜ高いのか?

ロードバイクはもともと自転車レース用の機材として開発されたものです。

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レースでより速く走るためには、車体を軽量化し、ドロップハンドルについたレバーで変速とブレーキを素早くスムーズにコントロールしなければなりせん。タイヤも路面抵抗をなくすために細く、カゴやスタンドなど余分なものをそぎ落とした自転車になっています。

一般車には標準装備であるカゴやスタンド、チェーンカバーに泥除けも、ロードバイクにはない
▲一般車には標準装備であるカゴやスタンド、チェーンカバーに泥除けも、ロードバイクにはない

ママチャリの車体重量は約20kgありますが、ロードバイクは10kgを越えると重い部類に入ります。価格が高くなるほど、車体(フレーム)には軽くて高品質の素材が使用されます。

ロードバイクに使用される素材の特徴:
ロードバイクに使用される素材の特徴:

また、平らな所でも登り坂でも速く走れるように、多段のギアを変速できるようになっています。

ギアも前2段×後ろ8段から、前2段×後ろ11段まで種類があります。

ギアも前2段×後ろ8段から、前2段×後ろ11段まで種類があります。価格が高いほど、ギアの段数が多く、ブレーキ性能が良くなり、操作がよりスムーズで重量も軽くなります。

▼シマノのコンポーネント*例

名称 ギア 価格の目安 特徴
クラリス 8速 15万以下 スポーツコンポーネントのエントリー用。街乗りなど
ソラ 9速 通勤・通学や中距離のロングライドなど
ティアグラ 10速 20万以下 初心者でも手が出しやすい価格で、多用途に使用可能
105(いちまるご) 11速 30万以下 レースなどの一般的なエントリーレベル
アルテグラ 50万以下 アマチュア上位のレースレベル
デュラエース 最上位グレード 実業団、プロのレースレベル

他にもホイールやパーツなど、軽くて良いものは高くなります。

*)コンポーネント:変速機、ブレーキ、シフトレバー、ボトムブラケット、クランク、スプロケットなどのパーツの総称。自転車の「内臓」にあたる。

10万円以下のロードバイクは何が違うか?

では今回フォーカスする10万円以下という価格帯、上位モデルとどこが違うのでしょうか?

フレームの素材とコンポーネントに差がつく

大きなところでは、フレーム素材コンポーネントの違いです。

フレーム素材は「アルミ」が使用されることがほとんどで、コンポーネントは「クラリス」もしくは「ソラ」になります。価格を抑えるためにブレーキなど、コンポーネントの一部が安価な他社製のものに変えられていることもあります。

また、安いロードバイクの場合はレバー操作が固くて引きにくい傾向にあるので長い時間操作するのは疲れやすいです。つまり、路面からの振動が伝わりやすく、長い時間乗ると身体が疲れやすくなると言えます。

ロングライドするなら身体への負担も気にしたい
▲ロングライドするなら身体への負担も気にしたい

あわせて注意したいのが、あまりに安いロードバイク(に見える自転車)です。価格が2~3万円でドロップハンドル仕様になっており、見た目だけがロードバイクのような、いわゆる「ルック車」と呼ばれるもの。ルック車は安くするためにママチャリ用のパーツが使用されている場合もあり、おすすめはできません。

詳しくはこちらから→「スポーツバイクを欲しい人が安いロードバイク「ルック車」を買うべきではない理由

後でアップグレードできる?

「とりあえず予算におさまる安いロードバイクを買って、あとでパーツを買ってアップグレードすればいいんじゃないの?」という考え方もあります。その場合は2つのポイントを頭に入れておいてください。

point1:アップグレードを視野にいれるならフレーム性能を優先

アップグレードの可能性が考えられる場合、コンポーネントのグレードが少し下がっても、フレーム自体の性能が良いものを選ぶのが得策です。なぜならコンポーネントを入れ替えることで自転車の性能は格段に上がるからです。

point2:上位グレードのコンポーネントとの互換性に注意

低価格のロードバイクに搭載されているコンポーネントは、上位グレードのコンポーネントやパーツと互換性がない場合があるので注意が必要です。

例えば、シマノソラ(リア9速)搭載のロードバイクを買って、後でコンポーネントを105(リア11速)に変更できるのでしょうか?

リア9速と11速では互換性がないので、アップグレードしようとする場合は、コンポーネントはブレーキ以外すべて交換する必要があります。

また購入時についているホイールはリア9速用で、11速のコンポーネントに対応していません。つまりホイールの交換も必要となり、トータルで見ると、最初から105完成車を購入した方が安いという結果になります。

将来的にアップグレードを視野に入れているなら、11速に互換性のある10速のティアグラ以上がおすすめです。

10万円以下のロード:用途は気楽なサイクリング

10万円以下のロードバイクは、通勤・通学に「ドロップハンドル」がついた自転車を使いたかったり、街乗りや気楽なサイクリングをしたいときにおすすめです。

もしレースや長距離サイクリング(ロングライド)が目的でロードバイクが欲しいのなら、ティアグラ以上(できれば105)のコンポーネントを搭載したロードバイクをおすすめします。

本格的なレース参戦よりは気軽なサイクリングなど日常使いに
▲本格的なレース参戦よりは気軽なサイクリングなど日常使いに

単にママチャリよりも速く走りたいだけなら、クロスバイクを頭に入れておいてもよいでしょう。5万円台からのクロスバイクでも25km/h以上のスピードが出せて、距離も100km前後は走ることはできます。見た目はスポーティで気軽に乗り回せますし、サイクリングから街乗りまで対応できるので、使い勝手は広いです。予算が限られている場合は、使用する目的に合わせたスポーツバイク選びが肝心です。

ロードバイクには適切なメンテナンスが必須です


最後にお伝えしておきたいことがメンテナンスのこと。スポーツバイクはママチャリよりも手がかかります。パンクのリスクが高まるので、定期的にタイヤに空気を入れたり、チェーンの清掃・オイルを差したりしなければなりません。また価格に関係なく、ママチャリよりはパンクのリスクが増えることを覚えておきましょう。

予算10万円以下のロードバイク21選

それでは予算10万円以下でロードバイクのおすすめをご紹介します。コンポーネントはシマノのクラリス、ソラ以上を搭載したモデルを厳選しました。

TREK(トレック)

トレックは1976年にアメリカのウィスコンシン州ウォータールーで創業した自転車メーカーです。OCLVカーボンやAlphaアルミという技術を持ち、全米ナンバーワンの自転車ブランドになっています。トレックのすべてのバイクには、フレームの製造に関わる欠陥があった場合に保障される「生涯保証」がついています。
LINK:TREK

Domane AL 3

Domane AL 3
出典:TREK

Domane AL 3はコンポーネントに18段変速のシマノソラを搭載しています。エントリー向けコンポーネント搭載のDomane AL 2よりも軽く、広いギア比を持つことによって、登りがより楽に走れます。

またロングライドに適したエンデュランスジオメトリーを持ち、Alpha アルミフレームには、フェンダー、ラック、ライトを取り付けるためのマウントが備えられています。

フレーム素材:アルミ/カーボンフォーク
コンポ:シマノソラMIX
カラー:Trek Black、Matte Quicksliver
参考価格:税抜98,000円

Domane AL 3 Women’s 女性用

Domane AL 3 Women's 女性用
出典:TREK

アルミモデルのドマーネAL3の性能はそのままに、女性用のサドルやハンドルバーを搭載したトレックの女性専用アルミモデルです。あまり深い前傾姿勢をとらず、快適な姿勢を保てるようなジオメトリ―を採用しています。

フレーム素材:アルミ/カーボンフォーク
コンポ:シマノソラMIX
カラー:Solid Charcoal、Sprintmint
参考価格:税抜98,000円

GIANT(ジャイアント)

ジャイアントは台湾台中の自転車メーカーですが、元々はいろいろなブランドの自転車のOEM生産を行っていました。1989年に自社ブランドを立ち上げ、現在は世界最大の自転車メーカーとなっています。低価格でありながら、高品質のバイクを出していることで有名です。クロスバイクではESCAPE R3というベストセラーシリーズがあります。
LINK:GIANT

CONTEND 1


出典:GIANT

アルミフレームによるキレのある走行とロングライド用ジオメトリを採用することによって快適さを実現させたエントリー用ロードバイクです。
車体重量も9.4kg(465mm)と、このクラスにしては軽く、気軽なサイクリングからロングライドなど幅広く対応できます。

フレーム素材:アルミ
コンポ:シマノソラMIX
カラー:グリーン、ブラック
参考価格:税抜95,000円

Liv(リブ)

Liv(リブ)
出典:Liv

リブは、ジャイアントが提供する女性専用ブランドです。小柄な女性でも快適なサイクリングができるよう、女性チームによってフレームからパーツ、ウェア小物までトータルにデザインされています。女性用エアロロードバイクのエンヴィーやヒルクライム用のランマ、ロングライド用のアヴェイルなど、他のメーカーよりも幅広い女性用モデルをラインナップしています。
LINK:Liv

AVAIL 1 女性用


出典:Liv

女性専用設計のアルミロードバイク。同じクラスの男女兼用モデルと比べてサドルからハンドルまでの距離が短く、上体が起きた楽な姿勢での走行が可能です。初めてドロップハンドルを使用する方のために、サブブレーキレバーや軽いギア比のコンポーネントなどを装備しています。

また、小柄な方のために身長145cm前後から乗車可能なXXSサイズを展開しています。

フレーム素材:アルミ
コンポ:シマノソラmix
カラー:ホワイト
参考価格:税抜95,000円

MERIDA(メリダ)

メリダは台湾の自転車メーカーで、元々アメリカの自転車ブランドのOEM生産を行っていましたが、1988年に自社ブランドを立ち上げました。現在は年間出荷台数150万台で、ジャイアントに次ぐ台湾第二位の自転車メーカーになっています。低価格の割に高いスペックのモデルを出しており、デザイン性もあることで人気があります。
LINK:MERIDA

SCULTURA 100

出典:MERIDA

コラムにまでカーボンを採用したフルカーボンフォークと、自社生産の高品質アルミニウムフレームを組み合わせた軽量系のレース用モデル、スクルトゥーラのエントリーモデルです。

シマノクラリスを搭載し、10万円を切る価格ながら、ケーブルを内蔵式にすることで、すっきりした外観を持っています。フレームサイズは、適正身長が155~165cmのサイズ44cmから用意されています。

フレーム素材:アルミ/カーボンフォーク
コンポ:シマノクラリス
カラー:PEARL WHITE(SILVER/BLACK)、MATT BLACK(BLUE)
参考価格:税抜93,900円

RIDE 80

出典:MERIDA

偏平なシートステーのアルミフレームにシマノクラリスを採用したロングライド用のエントリーバイクです。カーボンフォークと偏平なシートステーにより、振動吸収性を高めています。ギアは11-32Tを採用しているため、勾配のきつい坂でも楽に登ることができます。

フレーム素材:アルミ/カーボンフォーク
コンポ:シマノクラリス
カラー:SILK BLACK(DARK GREY / GREEN)、RED(BLACK / WHITE)、WHITE / BLACK (PROCESS BLUE)
参考価格:税抜85,900円

FELT(フェルト)

FELT(フェルト)
出典:FELT

FELTはドイツの自転車メーカーです。社名の「FELT」とは、FAST=速く、LIGHT=軽く、SMOOTH=乗り心地の良さ、を表しています。

1980年代、モトクロスのメカニックだったジム・フェルトが当時のスーパースター、ジョニー・オメーラのためにトライアスロンバイクを設計したのがFELTの始まりです。ドイツブランドらしく高性能で質実剛健の製品を供給しています。
LINK:FELT

FR60

FR60
出典:FELT

フレームにレーシングジオメトリーを採用したアルミのエントリー用モデルです。タイヤは700×25Cですが、28Cのタイヤまで装着できますので、太いタイヤでより快適に走行したい場合にも対応できます。小柄な方のために、適応身長145cmからのフレームサイズ430も用意されています。

フレーム素材:アルミ/カーボンフォーク
コンポ:シマノクラリスmix
カラー:ネイビー
参考価格:税抜89,800円

FR60W 女性用

FR60W 女性用
出典:FELT

小柄な方でも自然なライディングポジションとロードバイク本来の美しさを実現するジオメトリーを採用したモデルです。女性用にハンドル幅の狭いハンドルや、女性専用サドルなど、パーツも女性用になっています。

車体重量は9.58kgと10kgを切る軽さで、適応身長145cmからのフレームサイズが用意されています。

フレーム素材:アルミ/カーボンフォーク
コンポ:シマノクラリスmix
カラー:ナイアガラブルー
参考価格:税抜89,800円

Canyon(キャニオン)

キャニオンはドイツの自転車メーカーですが、製品をショップや代理店を通さずに、すべてオンラインによるメーカーからの直接販売を行っています。直接販売のため、高いスペックを備えたロードバイクを他のメーカーと比べて低価格で手に入れることができます。バイクを注文すると、キャニオンのドイツ本社工場で組み立てられ、日本に宅配便で届けられます。(送料は別途必要)

ただし、ロードバイクは購入してからの細かな調整やメンテナンスが頻繁に発生します。購入を考えられている方は、自分でメンテナンスができるかどうか、周りでメンテナンスを引き受けてくれるショップがあるかどうか確認した方がよいでしょう。
LINK:CANYON

ENDURACE AL 6.0

ENDURACE AL 6.0
出典:CANYON

上体を起こし気味にして乗れるフレーム設計に、コンポーネントはこの価格帯では他に類を見ないシマノのティアグラ、ホイールにマヴィックのアクシウムCLを採用して、10万円を切る価格のアルミモデルです。平均重量も8.6kg(サイズM)で軽量化を実現しています。

フレーム素材:アルミ/カーボンフォーク
コンポ:シマノティアグラ
カラー:STEALTH – YELLOW、RACE RED
参考価格:税抜99,000円

ENDURACE WMN AL 6.0 女性用

ENDURACE WMN AL 6.0 女性用
出典:CANYON

前出のENDURACE AL 6.0モデルのスペックと同様、コンポーネントはシマノティアグラ、ホイールはマヴィックのエントリー用ホイール、女性用サドルのSELLE ITALIA X1 LADY FLOWを採用しています。フレームサイズはXS(適応身長165cm~)からになります。

フレーム素材:アルミ/カーボンフォーク
コンポ:シマノティアグラ
カラー:STEALTH、CORAL
参考価格:税抜99,000円

SCOTT(スコット)

スコットはスキー関連製品で有名なスポーツ総合ブランドメーカーです。1958年に初めてアルミ製のスキーポールを開発したのが発端ですが、自転車では1986年に最初のマウンテンバイクを製造し、1989年にエアロ・ロード・ハンドルバーを開発しています。スキー製品製造で培った技術を活かした軽量カーボンバイクを作ることで有名です。
LINK:SCOTT JAPAN

SPEEDSTER 40

SPEEDSTER 40

出典:SCOTT JAPAN

深い前傾姿勢をとることなく上体を起こし気味にした楽な姿勢で乗れるジオメトリーに、28cの幅が広めのタイヤを採用することで、アルミのエントリーモデルでも快適に乗れるように設計されています。ブレーキやシフトケーブルはフレーム内に内蔵したことで、見た目がすっきりしています。車体重量は10.3kg。

フレーム素材:アルミ
コンポ:シマノクラリスmix
参考価格:税抜88,000円

CONTESSA SPEEDSTER 45 女性用

CONTESSA SPEEDSTER 45 女性用

出典:SCOTT JAPAN

「スコットコンテッサ」はスコットの女性用ラインナップで、ジオメトリーを女性用にすることで快適性を高めています。チューブ後方を取り除いたエアロフレームを採用しているため、一般的なフルエアロチューブよりも剛性が高く、車体重量10.00 kgと軽量化されています。

また、チェーンリングはフロントに3速の30x39x50Tを採用し、脚力が弱い女性でも坂道を楽に登れるようになっています。

フレーム素材:アルミ
コンポ:シマノクラリスmix
参考価格:税抜100,000円

SPECIALIZED(スペシャライズド)

SPECIALIZED(スペシャライズド)
出典:スペシャライズドオンラインストア

スペシャライズドは1974年創業のアメリカの自転車メーカーです。ロードバイクだけでなく、クロスバイクやトライアスロン用バイク、マウンテンバイク、キッズバイクなど幅広く手掛けており、特にマウンテンバイクではトップメーカーと言えます。以前から女性用モデルにも力を入れているメーカーの一つです。
LINK:SPECIALIZED

Dolce 女性用

SPECIALIZED DOLCE_WHT-ACDLAVA_HERO
(C)Specialized Bicycle Components

ドルチェはスペシャライズドの女性専用モデルで、路面の振動を吸収して快適に乗れるようにカーボンフォークにゼルツという振動吸収用の樹脂を搭載しています。

フレームやハンドルのサイズ、幅が広めのサドルなどが、女性用に設計されており、楽な乗車姿勢で乗れるようなジオメトリー(フレーム設計)を採用しています。

フレーム素材:アルミ/カーボンフォーク
コンポ:シマノクラリスMIX
カラー:グロス/ホワイト/アシッドラヴァ、サテン/グロス/クールグレー/アシッドピンク
参考価格:税込90,720円

GARNEAU(ガノー)

GARNEAU(ガノー)
出典:GARNEAU

ルイガノは元オリンピックの自転車競技代表となったルイ・ガノー氏が1981にカナダのケベックで立ち上げたブランドで、自転車本体だけではなく、アクセサリーまでトータルで製品化しています。デザイン性のあるカジュアルなLOUIS GARNEAU(ルイガノ)と、本格的スポーツバイクのGARNEAU(ガノー)の2つのブランドで商品展開されています。
LINK:GARNEAU

AXIS C3

AXIS-C3
出典:GARNEAU

ヘッドチューブを長めにしたジオメトリを採用しているので、日常的な街乗り用やロングライドに向いているモデルです。コンポーネントはシマノクラリス、25cのタイヤを装着。ダボ穴があるので、キャリア・ラックやパニアバッグの取り付けもでき、通勤通学やツーリングに気軽に使うことができます。

フレーム素材:アルミ/カーボンフォーク
コンポ:シマノソラ
カラー:SHADOW GRAY、METALLIC DENIM
参考価格:税抜99,000円

AXELLE C3 女性用

AXELLE C3
出典:GARNEAU

手頃なアルミフレームにカーボンフォークを合わせ、18速のシマノソラのコンポーネントを採用したガノーの女性用エントリーモデルです。街乗りや通勤・通学用に、キャリア・ラックとパニアバッグも取り付けられるので気軽なツーリング用にも適しています。

フレーム素材:アルミ/カーボンフォーク
コンポ:シマノソラ
カラー:PEARL WHITE、DARK PURPLE
参考価格:税抜99,000円

GARIBALDI G3

GARIBALDI G3
出典:GARNEAU

ブレーキの制動力が高い機械式ディスクブレーキを搭載したガノ―のグラベルロードです。タイヤのサイズは700×35cを採用し、しっかりとした太めのタイヤを装着していることにより、段差やジャリ道などをものともせずに走行できるようになっています。

フレーム素材:アルミ/カーボンフォーク
コンポ:シマノソラmix
カラー:CHARCOAL、TEAL
参考価格:税抜99,000円

GT(ジーティー)

GTは、1979 年にクロモリ鋼を溶接してドラッグレーサーカーを作っていたリチャード・ロングと、バイクショップを経営していたゲーリー・ターナーが立ち上げたブランドです。

発端はリチャード・ロングが自分の息子にクロモリ素材のBMXレーサーを作ったことでしたが、2人の生み出すBMXは後に レースの上位を独占するほどになりました。80年代後半にはMTBの開発に着手し、アメリカナショナルチームへ機材供給するなど、次々と新しいシリーズを生み出しています。
LINK:GT BICYCLES

GRADE ALLOY CLARIS

GT Grade Al Claris_GUN
(C)RITEWAY PRODUCTS JAPAN

BMXやMTBのテクノロジーを持つGTからは、速いスピードが出るロードバイクとダートでも走れるマウンテンバイクの走破性を併せ持った「グラベルロード」をご紹介します。

23cのレース用タイヤから35cのブロックタイヤまで幅広い種類のタイヤが装着できるので、走る道を選ばず、オフロードを含むツーリングや通常の舗装路の走行にも対応できます。フレームは路面からの衝撃を吸収できる設計になっていて、キャリア、フェンダーをフル装備できます。機械式ディスクブレーキを採用し、車体重量は10.96kgに抑えています。

フレーム素材:アルミ
コンポ:シマノクラリスmix
カラー:ガン
参考価格:税抜88,800円

Khodaa Bloom(コーダブルーム)

Khodaa Bloom(コーダブルーム)
出典:Khodaa Bloom

コーダブルームは日本のスポーツバイクブランドです。日本人のために、日本人の体格や使用シーンを考慮した、日本人が企画開発したスポーツバイクを供給しています。身長の低い人でも快適に乗ることができる設計で、幅広いサイズ展開をしています。全てのモデルにおいて厳しい試験を品質基準をクリアしたスポーツバイクを販売しています。
LINK:Khodaa Bloom

FARNA 700-Claris

FARNA 700-Claris
出典:Khodaa Bloom

ロードバイクは時速40km以上高速のレースを前提とした設計になっていますが、日常使いの低速の速度ではふらつきやすくなります。FARNAのシリーズは、速度25km/h以下でも安定して走行できるようなジオメトリーになっています。また、初めてドロップハンドルを使う人でもブレーキ操作に安心な、ハンドル上部に「補助ブレーキレバー」を搭載しています。適応身長は145からで、車体重量は10.1kg(465mm)を実現しています。

フレーム素材:アルミ/カーボンフォーク
コンポ:シマノクラリス
カラー:ブラックグリーン、ホワイトダークブルー、ホワイトブラック、ブラックホワイト
参考価格:税抜85,000円

CUBE(キューブ)

CUBE road bike history
(C)SHIONO BICYCLE

CUBEは1993年に設立されたドイツの総合バイクブランドです。MTBやロードバイク、Eバイクなどを製造していて、日本では2016年からの正式販売なのでまだまだ知名度は低いですが、世界60か国に進出しており、特にヨーロッパでは有名です。
LINK:CUBE

ATTAIN

CUBE ATTAIN
(C)SHIONO BICYCLE

深い前傾姿勢をとらずに上体を起し気味のポジションで乗れるジオメトリーを用い、アルミフレームとスリムシートステーは路面からの衝撃・振動を和らげるように考えられています。エントリーモデルながら、高級モデルと同様にケーブルが内蔵式になっていて、外観がすっきりしています。また、28Cタイヤにも対応できるので走行する路面状況によってタイヤを変更し、路面からの振動を軽減することができます。車体重量は9.5kgと10kgを切る軽さを実現しています。

フレーム素材:アルミ/カーボンフォーク
コンポ:シマノクラリス
カラー:black‘n‘flashgreen
参考価格:税抜98,600円

GIOS(ジオス)

トレードマークの「ジオスブルー」というカラーが目を引くジオスのバイク。1948年創業の歴史あるイタリア、トリノのブランドです。日本ではジョブ・インターナショナルが代理店となっていて、現在では日本向けに台湾で製造したバイクを供給しています。ジオスのバイクは細身のクラシカルなデザインで、街乗りにもツーリングにも非常に人気があります。

街乗り用のクロモリバイクのイメージが強いですが、カーボンやアルミのフレームも扱っており、グラベルロードやクロスバイク、ミニベロなど幅広いラインナップのバイクを揃えています。
LINK:JOB INTERNATIONAL, LTD. GIOS

FENICE

GIOS fenice_gb
(C)JOB INTERNATIONAL,LTD.

振動吸収性のあるクロモリをフレームとフロントフォークに使ったエントリー用ロードバイクです。コンポーネトはシマノクラリス、フロントギアはコンパクト、リアは11-30Tを採用しているので、勾配のきつい坂道でも楽に上がることができます。車体重量は10.2kg。

フレーム素材:クロモリ
コンポ:シマノクラリスmix
カラー:GIOS BLUE
参考価格:税抜88,000円

SIERA

GIOS siera b
(C)JOB INTERNATIONAL,LTD.

ジオスのバイクはクロモリというイメージですが、シエラは軽量アルミフレームとカーボンフォークを採用したエントリーモデルです。コンポーネントはシマノのクラリス、フロントはコンパクトギア、リアは12-25Tを搭載しているため、平地から坂まで対応できます。車体重量は9.6kg。

フレーム素材:アルミ/カーボンフォーク
コンポ:シマノクラリスmix
カラー:GIOS BLUE、WHITE、BLACK
参考価格:税抜89,800円
LINK:JOB INTERNATIONAL, LTD. GIOS

予算をもう少し、11万円代まで頑張ると見えてくるロードバイク

10万以下のロードバイクをご紹介してきましたが、中にはあと1万円上乗せすると見えてくるブランドがあります。コンポーネントもクラリスより上位グレードのシマノソラを搭載するモデルを選ぶことができます。

SPECIALIZED(スペシャライズド)

前出の10万以下のロードバイクでは女性用モデルのドルチェのみでしたが、この価格だと男性用のエントリーモデル、アレー・スポートがご紹介できます。
LINK:SPECIALIZED

ALLEZ SPORT

Specialized ALLEZ_SPORT_CSMWHT-BLK_HERO
(C)Specialized Bicycle Components

スペシャライズドのアルミモデルで定評のあるアレーのエントリーモデルです。フレームはアルミ合金製で、カーボン製フルモノコックフォークを採用しています。コンポーネントは最下位のクラリスより一段上のシマノソラ、ホイールはアクシス・スポート・ホイールを採用。ケーブル内蔵式で高級感のあるルックスをしています。

フレーム素材:アルミ/カーボンフォーク
コンポ:シマノソラmix
カラー:グロスコスミックホワイト/サテンブラック、サテンネイビー/グロスノルディックレッド
参考価格:税込108,000円

cannondale(キャノンデール)

cannondale(キャノンデール)

出典:cannondale

1971年にアメリカのコネチカットで設立されたブランドです。アルミフレームの製造技術が高く、エントリーレベルのカーボンフレームに劣らない軽量さ、剛性を持っているため、アルミフレームの「CAAD」シリーズは、アルミと言えども「カーボンキラー」と異名を持つほど人気があります。また、超軽量カーボンのフラッグシップモデル「SUPERSIX EVO HI-MOD 」は世界のトップレースでも活躍しています。
LINK:cannondale

CAAD OPTIMO SORA

出典:cannondale

キャノンデールの人気のアルミモデル「CAAD12」の機能とジオメトリーを継承したエントリーモデルです。シートステーとチェーンステーに設定されたSAVE マイクロサスペンションが路面からの振動を軽減し、長時間乗っても疲れにくいように配慮されています。コンポーネントはシマノソラを採用し、ラックとフェンダーマウントがあるため通勤・通学にも便利です。

フレーム素材:アルミ/カーボンフォーク
コンポ:シマノソラ
参考価格:税込105,000円

Bianchi(ビアンキ)

Bianchi(ビアンキ)
出典:Bianchi

ビアンキは、1885年創業のイタリアの世界最古の自転車メーカーです。天空という意味の「チェレステ」というブランドカラーが有名で、スタイリッシュさとデザイン性だけではなく、数々の自転車レースに勝利してきた実績があり、幅広いユーザーに非常に人気のあるブランドです。
LINK:Bianchi

VIA NIRONE7 SHIMANO CLARIS

VIA NIRONE7 SHIMANO CLARIS
出典:Bianchi

ビアンキのロングライド用エントリーモデルです。クランクやブレーキまでシマノクラリスをフルに採用していて、デザインに統一感があります。通勤・通学など日常使いから街乗りまで対応できます。サドルはクッション性のあるフィジークのアルデアを採用。

フレーム素材:アルミ/カーボンフォーク
コンポ:シマノクラリス
カラー:Celeste、Matt Black、Lapis Blue、White
参考価格:税込105,000円

ANCHOR(アンカー)

ANCHOR(アンカー)

出典:BRIDGESTONE ANCHOR

日本のブリヂストンサイクルのスポーツサイクル専門ブランドです。日本人をはじめとする東洋人の体形に合ったサイズを基にジオメトリーを設計し、細かな交換パーツを用意することで身体に合った最適なサイズのバイクを供給できるよう、フィッティングに重点を置いています。日本メーカーらしく派手さこそはないですが、高い品質ときめ細かいサポートを提供する自転車メーカーです。
LINK:BRIDGESTONE ANCHOR

RL3 DROP EX

RL3 DROP EX

出典:BRIDGESTONE ANCHOR

カーボンバイクの乗り味をアルミ素材で実現した上位機種RL6の性能をベースにしたロングライド用のエントリーモデルです。
上体を起こし気味にしたポジションで乗ることができ、軽いカーボンフォークに、ベントさせたシートステーを採用することによって振動吸収性を高め、長く乗っても疲れにくい設計になっています。シマノソラをフル採用し、週末のロングライドから平日の自転車通勤まで、用途を選ばずに使えるモデルです。

フレーム素材:アルミ/カーボンフォーク
コンポ:シマノソラ
カラー:エッジスタイル マットブラック、エッジスタイル ホワイト、エッジスタイル レッド
参考価格:税込105,000円

最新モデルも要チェック!

おわりに

お求めやすい価格帯のロードバイクをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?ロードバイクは、性能も価格もピンからキリまでいろいろです。乗りたい目的に合わせて選んでいただけたらと思います。

なお予算が限られている場合は、前年度の型落ちモデルを狙うという方法も。在庫にもよりますが、検討してみてはいかがでしょうか?

けんたさんがFRAME編集部オススメの10万円以下で買えちゃうロードバイクを紹介します!

トップ画像:(C)CANYON BICYCLES GMBH

Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

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WRITTEN BY猫ちぐら

翻訳会社のDTPオペレータからフリーランスへ。ダイエットのためにママチャリでサイクリングロードを走って自転車にはまる。登りは好きだが下りは嫌いなのが困った所。現在はヒルクライムや山岳系ロングライドでロードバイクを楽しんでいます。

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