日帰りでも1泊2日でも楽しめる、フレキシブルなコース



▲白馬大橋から望む白馬三山。冠雪した山頂と新緑のコントラストが美しい。


▲湖畔の風を受けて走ることができる仁科三湖も、このコースならではの楽しみ。


▲整備された自転車道もあり、安全快適にサイクリングができる。

長野県には、気持ちよく走れるコースがいくつもありますが、松本から白馬までのコースには安心して、楽しめるポイントがいくつもあります。

  1. 上りが少ない
    長野県には日本アルプスをはじめとする山がたくさんありますが、松本ー白馬の間はほぼ平坦なコースを走れます。
  2. 絶景が楽しめる
    国宝松本城、わさび田、雪をかぶった北アルプス、仁科三湖、白馬山系と、ずっと絶景を眺めながら走れます。
  3. おいしいお店が多い
    松本、安曇野、大町、白馬には個性豊かな飲食店や郷土料理があります。
  4. 大糸線が走っている
    松本から白馬まで南北にJR大糸線が運行しているので、もし何かトラブルがあってもすぐに輪行できるので安心です。
  5. 日帰りも可能
    JR松本駅は、東京方面、名古屋方面のどちらからもアクセスが良いので、日帰りでも楽しめます。

今回は松本駅を起点に、松本市/安曇野市/松川村/大町市/白馬村を走る2つのコースをご紹介します。どちらか1コースを走って日帰り、2コースを組み合わせて1泊2日、プランに合わせて選んでみましょう。

まず、旅の計画を立てましょう


4月、5月は松本から白馬にかけて、桜をはじめとしたさまざまな花が咲きはじめます。一方、北アルプスの上の方には雪が残り、山と花のコントラストが見事です。例年、桜は4月下旬に咲き始めますが、北に行くほど開花が遅いので、松本は満開でも、安曇野は5分咲き、白馬は3分咲きとグラデーションが楽しめます。

※今年は桜の開花が早く、安曇野あたりまではほぼ満開です(4/4現在)

東京・名古屋から松本駅へのアクセス


今回は、松本駅を起点としますので、まずは松本駅までのアクセス方法を考えます。

東京方面からは、中央線特急が便利です。
新宿発 7:00 スーパーあずさ1号 → 松本着 9:39
新宿発 7:18 あずさ51号     → 松本着 10:20

あずさ回数券を使うと、料金がお得になります。6枚つづりで27,780円なので3人集まれば、片道4,630円になります。チケットショップでバラ売りもしています。えきねっともお得ですが、予約した列車に遅れると乗れなくなってしまうので、回数券の方が便利です。

名古屋方面からは、中央本線を使います。
名古屋発 7:00 ワイドビューしなの1号 → 松本着 9:08
名古屋発 8:00 ワイドビューしなの3号 → 松本着 10:06

自由席特急回数券を使うと、料金がお得になります。6枚つづりで30,360円なので3人集まれば、片道5,060円になります。

いずれの回数券も、ゴールデンウィーク、お盆、年末は使えませんので、ご注意ください。

白馬駅から松本駅へ輪行


ローカル線の大糸線は車窓からアルプスや仁科三湖が眺められる。
▲ローカル線の大糸線は車窓からアルプスや仁科三湖が眺められる。

今回のコースは約75kmです。小休憩を取りながら平均時速15kmで走ると、走っている時間は5時間です。大休憩を1時間取るとして、10:30に松本駅を出発すると白馬駅に到着するのは16:30になります。

白馬からは輪行で松本に戻りますから、以下のどちらかの電車に乗るとよいでしょう。

白馬発 16:39 → 松本着 18:11
白馬発 18:14 → 松本着 19:53

松本駅からの乗り継ぎ


松本まで戻った後、日帰りの方は以下の中央線特急に乗り継げます。

松本発 18:35 スーパーあずさ32号 → 新宿着 21:06
松本発 20:00 スーパーあずさ36号 → 新宿着 22:37

松本発 19:07 ワイドビューしなの24号 → 名古屋着 21:21
松本発 20:31 ワイドビューしなの26号 → 名古屋着 22:34

松本に泊まる


せっかく松本まで足を伸ばしたのだから1泊してゆっくりしたいですよね。松本では「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」「アルプスあずみのセンチュリーライド」など、イベントが多いので、駅周辺にホテルがたくさんあります。

駅から近いのが「ホテルニューステーション」、駅から少し歩きますが温泉大浴場が広い「ドーミーイン松本」も良いと思います。あらかじめお願いすれば、どちらも室内に自転車を持ち込めます。部屋を汚さないように注意してください。

夏になって観光客が増えると、松本駅周辺はホテルが取りにくくなりますので、松本駅から3駅の「信州健康ランド」もおすすめです。塩尻駅から送迎バスも出ています。温泉に入って、ゆっくり休んで、1泊5,450円です。部屋数も多いので、松本駅周辺がいっぱいでも部屋が取れることがあります。ただし、自転車をそのままでは部屋に持ち込めないので、必ず輪行袋に入れてください。また、駐車場も大きいのでクルマの方はここを起点にするのもいいでしょう。

松本の夜を過ごす


松本駅近くに泊まった方は、信州の郷土料理とお酒も楽しみのひとつ。郷土料理なら、「ものぐさ」がいいと思います。お任せコースで馬刺しや山賊焼き、手打ちそばが楽しめます。さらに松本はバーの街としても有名ですから、さまざまなお店があります。アイリッシュパブ風の「OLD ROCK」、本格派の「メインバーコート」などなど。飲み過ぎにご注意ください。

ものぐさ


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OLD ROCK


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メインバーコート


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松本から白馬へ。北アルプス絶景サイクリング


コース全体図



松本駅を出発し、あずみ野やまびこ自転車道で穂高まで走り、県道25号線で木崎湖まで行きます。その後、仁科三湖の湖畔を走り、国道148号線で白馬を目指します。

コース全長75.4km、獲得標高(コースを走ると上る高さの合計)467mと、比較的平坦なコースです。

松本近辺は雨が少なく、4月、5月はおだやかな天気が多いのですが、気をつけたいのが風です。朝のうちは風がなくても、お昼を過ぎると強い風が吹くことがあります。今回のコースでは、松本から白馬に向かって南風が吹くことがよくあります。でも、今回は追い風になりますので心配ありません。また、強い東風が吹くこともありますので、天候だけではなく、風の予報にも注意してください。

それでは、松本駅のアルプス口から白馬を目指してスタートです。松本駅から離れるにつれて、のどかな風景が広がります。

松本駅ーあずみ野やまびこ自転車道


最初のポイントは、「ラーラ松本」です。室内プールのある立派な施設ですが、3階にトレーニングジムがあるので、更衣室で着替えられます。駅で着替えられなかった方はこちらでどうぞ。ラーラ松本を過ぎると、あづみ野やまびこ自転車道に入ります。クルマがほとんどこないので、用水路沿いにゆったり走れます。

あずみ野やまびこ自転車道からの風景。
▲あずみ野やまびこ自転車道からの風景。

気持ちいい自転車道を走る。あずみ野やまびこ自転車道→山麓線


しばらく用水路沿いに走っていくと、松本駅から10.6km地点に「じてんしゃひろば」が現れます。ここは安曇野市でもとっておきの絶景ポイントです。季節が良ければ、美しい桜、芝桜といった花や常念岳が望めます。忘れずに写真を撮ってくださいね。

花に彩られたじてんしゃひろば。奥左側に見えるピラミッド型の山が常念岳。
▲花に彩られたじてんしゃひろば。奥左側に見えるピラミッド型の山が常念岳。

そのまま走り続けると、いくつも道祖神を見かけます。安曇野~白馬にかけては男女の姿が彫られたものが多く、縁結び、五穀豊穣、家内安全などの願いが込められているそうです。

安曇野の道祖神。このほかにも庚申塚など様々な石碑を見かける。
▲安曇野の道祖神。このほかにも庚申塚など様々な石碑を見かける。

自転車道のフェンスがかわいらしいですね。
▲自転車道のフェンスがかわいらしいですね。

自転車道を走り続けると、12.7km地点で「道の駅アルプス安曇野ほりがねの里」が見えてきます。きれいなトイレもありますし、食堂でソフトクリームを味わうのもいいですね。ここから先はコンビニが少ないので補給しておきましょう。先はまだまだ長いので、長居は禁物です。

ずっと自転車道を走っていましたが、19.4km地点で橋爪橋を渡って一般道に入り、北を目指します。20.8km地点で右に曲がり、乳川(ちがわ)沿いを走ります。ここからは北アルプスの絶景がたっぷり楽しめます。

道の駅アルプス安曇野ほりがねの里


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水田に映る北アルプス。
▲水田に映る北アルプス。

北アルプスの絶景を眺める。山麓線→木崎湖


北アルプスの絶景を楽しみながら走り、22.4km地点で右折します。そのまま道なりに走り、突き当たったら左折し、次のT字路を右折します。すぐ右側に「安曇野ちひろ美術館」があります。美術館への入館は有料ですが、トイレは無料で利用できます。また、美術館と北アルプスの組み合わせもきれいです。

安曇野ちひろ美術館。
▲安曇野ちひろ美術館。公園には「モハとデハニ」という電車の教室がある。

少しお腹が減ったなという方は、先ほどのT字路を左折してください。500mほど走ったところで右手に「もち」という看板が見えたらラッキー!地元ライダー御用達の「餅屋とんとん」が営業中です。きさくなおばちゃんがお茶をいれてくれたり、お餅を食べさせてくれます。運が良ければ、朝採れた牛乳が出てくることも。でも、お休みのこともあるので、確認してくださいね。

餅屋とんとん。
▲餅屋とんとん。

安曇野ちひろ美術館を出たら、ずっと道なりに走ります。この道は通称「山麓線」といい、地元ライダーなら知らない人はいないほどの気持ちがいいコースです。

39.6km地点に蓮華大橋という橋がかかっています。ここも山と川の絶景ポイントです。ただし、北向き車線には歩道がないので、写真を撮るときにはクルマに気を付けてください。結構飛ばしています。

蓮華大橋からの絶景。爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳も見える。
▲蓮華大橋からの絶景。爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳も見える。

涼やかな湖畔を走る。木崎湖→青木湖


44.3km地点まで進むと、木崎湖に到着します。道沿いにあるコンビニで一休みしましょう。お腹が空いた方は、「ゆーぷる木崎湖」のレストランで黒部ダムカレーなんていかがでしょう。かなりボリュームがあるので、お腹にずっしり来ますよ。ここのレストランは割と穴場で、あまり待たずに食べられるのがメリットです。

黒部ダムカレーはご当地グルメとして、大町市内の各店が提供している。
▲黒部ダムカレーはご当地グルメとして、大町市内の各店が提供しています。

木崎湖は、仁科三湖の一つで南から木崎湖、中綱湖、青木湖と並んでいます。湖畔を走れるので、山と湖のコントラストを楽しめます。また、木崎湖はアニメの舞台となったので、聖地巡礼に訪れるファンも多く見られます。

ゆーぷる木崎湖


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木崎湖畔。左岸を走るので、運が良ければ湖越しの大糸線が見られるかも。
▲木崎湖畔。左岸を走るので、運が良ければ湖越しの大糸線が見られるかも。

木崎湖の湖岸を半周走ったら、48.8km地点で国道148号線に入ります。ここから少し上って、中綱湖へ向かいます。小さな湖ですが、まわりが開発されていないので静かです。

中綱湖畔。春は遅咲きのオオヤマザクラが美しい。
▲中綱湖畔。春は遅咲きのオオヤマザクラが美しいです。

仁科三湖のうち最も大きいのが青木湖です。まわりにはホテル、キャンプ場などが揃っています。湖畔を走るのも楽しいのですが、自転車乗りにとって外せないのは、「ゼーブリック」です。

風のない日であれば、鏡のような青木湖面に山並みが映し出される。
▲風のない日であれば、鏡のような青木湖面に山並みが映し出されます。

ゼーブリック

ここのねぎラーメンは、たっぷりの白ネギにどっさりかかった黒コショウのインパクトが強烈で、いつも混雑しています。

「ゼーブリック」のねぎラーメン。
▲「ゼーブリック」のねぎラーメン。

11:00開店ですが、11:30には満席になっていることもあります。たまに地元のお兄さんたちが昼間からビールをぐいぐいやってたりすることがありますので、電話で混み具合を聞いてから出かけるといいと思います。

ゼーブリック


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さて、仁科三湖でお腹もいっぱいになったところで、いよいよ白馬村を目指します。

じっくりと峠を超える。青木湖→白馬駅


青木湖を離れると短いトンネルがあり、佐野坂峠を越えます。短い上りなので、じっくり走りましょう。佐野坂峠を越えると、白馬までは一直線。白馬山系がグッと近くに見えてきます。

61.7km地点には「道の駅白馬」がありますので、休憩しましょう。白馬おやきがおいしいですよ。

道の駅白馬

さらに進んで66.7km地点がJR白馬駅です。最後にここから輪行で松本まで戻りますが、白馬サイクリングの本番はこれからです。

道の駅白馬


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オリンピックに思いを馳せる。白馬駅→白馬ジャンプ競技場


JR白馬駅には立ち寄らずにまっすぐ進み、「森上」交差点を左折し、ななめ左に松川の土手に入ります。ここが白馬の山が目の前に見える絶景ポイントです。

松川土手。正面に白馬三山を眺める、このコースの大一番。
▲松川土手。正面に白馬三山を眺める、このコースの大一番です。

壮大な景色についわき見運転しないように気を付けて、61.7km地点の白馬大橋まで走ります。

そうそう、白馬山麓エリアには自転車にフレンドリーなお店がたくさんあり、「サイクルステーション」としてお店に掲示が出されています。バイクラックがあったり、空気入れがあったり、工具を貸してくれたりと、さまざまなサービスをしてくれていますので、掲示を見かけたら立ち寄ってみてはいかがでしょう。

「サイクルステーション」はこのタペストリーが目印。
▲「サイクルステーション」はこのタペストリーが目印。
出典:白馬村観光局

白馬大橋から八方尾根エリアを目指し、長野オリンピックで使われた白馬ジャンプ競技場を目指します。

白馬ジャンプ競技場。実際に見ると高度感がすごい。
▲白馬ジャンプ競技場。実際に見ると高度感がすごい。

雪がないとガランとした感じですが、長野オリンピックのラージヒル団体の金メダルが生まれたのはここなんだな、あれから20年経つんだなと、思い出がよみがえります。

美肌温泉に立ち寄り。白馬ジャンプ競技場→白馬駅


さて、松本ー白馬サイクリングも終盤です。いよいよJR白馬駅に戻って、輪行で松本まで戻ります。

電車まで時間のある方は、「農カフェ 白馬そだち」に寄って、お茶やスイーツはいかがですか。白馬産の食材で作ったジャムやお醤油もありますから、お土産にいいかもしれません。初夏には直営のブルーベリー園が開かれ、無農薬育ちの摘みたてを買うことができます。

サイクルステーションの紹介によると、空気入れと工具を貸してくれるようですよ。

農カフェ 白馬そだち


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温泉でしたら白馬駅に行く途中にある「みみずくの湯」がいいと思います。晴れていれば、露天風呂から白馬の山々を眺められます。ph11以上という強アルカリ泉でお肌もツルツルに。

併設のみみずく茶屋では、お風呂上がりに地元・松田乳業の牛乳やコーヒー牛乳も販売しています。「富より健康」とキャッチコピーが書かれた瓶はつい持ち帰りたくなります。

無事にJR白馬駅に到着したら、自転車を輪行袋に入れて電車を待ちましょう。松本までは1時間30分ほどかかりますから、電車の一番前か後ろのスペースに自転車を置いて、座って行きましょう。お疲れさまでした。

電車の時間は、以下のとおりです。本数が少ないので、遅れないように気を付けてください。
白馬発 16:39 → 松本着 18:11
白馬発 18:14 → 松本着 19:53

JR白馬駅。駅には足湯があるのもうれしい。
▲JR白馬駅。駅には足湯があるのもうれしい。

松本から白馬まで約75kmの旅でしたが、いかがでしたか。今回のような平坦コースだけでなく、山もたくさんありますから、お好みに応じて好きなコースが作れるのも魅力です。春から秋にかけては、美しい風景を楽しめる素晴らしい環境ですので、ぜひご自分の足で走ってみてください。

松本ー白馬のおすすめランチスポット


1日かけてのライドなので、がっつりとスタミナ補給できる3店を選んでみました。それぞれランチとディナーの間に休憩をはさむので、訪問する際は時間をみて行きましょう。

クニズカントリーキッチン(大町市)


蓮華大橋北詰にある粗挽きハンバーグステーキが有名なレストラン。2017年に新メニューに加わったS/M/Lとサイズが選べるステーキ丼とローストビーフ丼が人気。晴れた日はテラス席が気持ちよく、蓮華岳など北アルプスの山々が見渡せる。


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カイザー(大町市)


ラックもあってサイクリストフレンドリーな店として知られる。鹿肉などジビエを使った料理が名物(時期により提供できないこともあり)。限定6食の黒部ダムカレーは米1.5合を使った、デカ盛りメニューで挑戦しがいあり。


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絵夢(白馬村)


JR白馬駅真向かいの定食屋。定食を頼むと、味噌汁ではなく半ラーメンがついてくるボリュームは圧巻。火事で休業を余儀なくされたが、地元民の熱い期待に答えて復活。スキーシーズンとなると、外国人客が多数訪れるが英語にもひるむことなく、白馬のお母さんたちが切り盛りしてる。


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歴史に触れ田園を走る。安曇野のんびりポタリング


コース全体図



松本駅を出発し、松本城、旧開智学校を回ってから、安曇野の大王わさび農場を目指します。そば、おやきのおいしいお店もご紹介します。

コース全長42.0km、獲得標高(コースを走ると上る高さの合計)84mと平坦なコースです。

注意していただきたいことがひとつあります。今回のコースは市街地が多いのですが、松本周辺のクルマは「松本走り」と言われて、荒い運転で有名です。急な右折、脇道からの飛び出し、ウインカーを出さずに進路変更で自転車が巻き込まれたことがありますので、十分注意してください。

松本市内ではなまこ壁の蔵町と歴史めぐり。


松本駅のお城口から出発して、松本の代表的な通りを2つ走ります。1つめは蔵の町として有名な中町通りです。アンティーク、雑貨のお店が多くありますので、のぞいてみると楽しいですね。

中町通りは松本市内でも観光客が多いところ。
▲中町通りは松本市内でも観光客が多いところ。

歩行者天国の縄手通りは人通りも多いので、自転車は降りて歩きたい。
▲歩行者天国の縄手通りは人通りも多いので、自転車は降りて歩きたい。

中町通りを通ったら、川を渡って縄手通りに入ります。こちらはカエルの街だそうで、庶民的な感じです。飲食店が多いので、いろいろ味わってみてください。通りに面している四柱神社には4つの神様が祀られていて、すべての願い事がかなう「願い事結びの神」として有名です。

松本二大ストリートの後は、松本城に向かいます。さすが国宝。立派なお城です。桜の時期は、お城の裏にあるお堀もきれいです。

桜と松本城。
▲桜と松本城。五重六階では日本最古の城。

松本城のお堀。
▲松本城のお堀。

松本城を見たら、すぐ近くの旧開智学校に行きましょう。明治9年に建てられた校舎で、和洋折衷の擬洋風建築の代表と言われています。工事費の約7割が町民からの寄付だったというのも、長野県が教育県と言われるゆえんですね。

旧開智学校。国の重要文化財。
▲旧開智学校。国の重要文化財です。

旧開智学校を出たら、北に向かい、安曇野市に入ります。

今回のコースに入れていませんが、アートに興味のある方は「松本市美術館」に立ち寄るのはいかがでしょう。松本市出身の草間彌生の作品も展示されています。松本はバスでも草間彌生へのリスペクトを表現しています。

クサマバス《水玉乱舞》号(山岳賞とは無関係)。
▲クサマバス《水玉乱舞》号(山岳賞とは無関係です)。

ポタリングには欠かせない。松本近郊のグルメスポット


松本周辺にはおいしいものがたくさんあって選ぶのに迷いますが、行っておいしいと思ったお店を紹介しておきます。今回のコースには入れていませんが、立ち寄る価値はあります。

レストラン マリアージュ
山辺ワイナリーではワインの試飲もできますが、北アルプスを眺めながら食べられる、併設のレストランのランチがとても印象的です。


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蕎麦処吉盛

梓川のほとりにあって、落ち着いて蕎麦が楽しめます。松本から大王わさび農場に行く途中にありますが、場所がわかりにくいので国道19号線に出ている看板を目印にすると迷いません。


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石焼きおやき うしこし

石で焼いたおやきが食べられます。あんこやお菜のほかに、チーズや黒糖など変わったおやきもあります。自転車フレンドリーなのもうれしいポイントで、バイクラックがあり、お店の中でお茶を飲みながらおやきが食べられます。ただし、売り切れるのが早いので午前中の早い時間に行くのがおすすめです。


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のんびりとした田園風景の安曇野市内へ


旧開智学校の後は、西向きに梓川まで走り、7.6km地点で右折して堤防道路を走ります。アルプス大橋を渡り、直進します。14.4km地点の「南中学校南」交差点で右折します。左右に水田が広がり、のどかな風景の中、長野県立こども病院のとんがり屋根がかわいらしく見えます。北上して、16.8km地点の「安曇野インター西」交差点で左折します。交通量が多いので、気を付けて走ってください。そのままコースどおりに北上していくと、22.4km地点で「大王わさび農場」に到着します。

5月以降になると日差しが強くなり、わさびに黒い日よけがかけられてしまうのですが、4月はまだ日よけがなく、わさび田がきれいに見えるでしょう。

売店では、わさびカレーを始めとして、「わさび○○」がたくさん売っています。試食もできますので、試してみてください。

大王わさび農場のわさび田。
▲大王わさび農場のわさび田。

黒澤明監督の映画「夢」の舞台にもなった、大王わさび農場の水車小屋。
▲黒澤明監督の映画「夢」の舞台にもなった、大王わさび農場の水車小屋。

大王わさび農場


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大王わさび農場から1kmほど走ると、「こねこねハウス」に着きます。ここはおそばも食べられますが、おやき作りやそば打ちが体験できます。どちらも予約が必要なので、あらかじめ連絡を入れてから訪れてください。

こねこねハウス


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こねこねハウスでお腹がいっぱいになったら、バラ園を見に行きましょう。「安曇野市立豊科近代美術館」のお庭は、4月は桜、チューリップがきれいで、5月になるとバラが咲き誇ります。多くの種類のバラがあるので、美しい花とその香りが楽しめます。

安曇野市立豊科近代美術館のバラ園。
▲安曇野市立豊科近代美術館のバラ園。

安曇野ポタリングの最後は、おやつタイムでしめくくりましょう。

安曇野市立豊科近代美術館を出たら、東に向かいます。高速道路をの下をくぐってしばらく進むと、「安曇野インター東」交差点に出ます。交差点を越えて31.4km地点で突き当たったら左折して、次の角をすぐに右折します。

しばらく走ると住宅が途切れ、田園風景が現れます。実にのんびりした田舎の風景です。ゆったり走っていると、32.8km地点で右手にカフェが見えてきます。「サロン・ド・テ フルーブ」です。小さなカフェですが、素晴らしい景色を見ながらお茶とケーキが楽しめます。

サロン・ド・テ フルーブ


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さて、ゆっくり休憩したところで、松本駅に戻りましょう。

梓川を渡り、松本市内へ入り、最後は松本駅のアルプス口でゴールです。お疲れさまでした。

松本駅 アルプス口

いかがでしたか。安曇野の山と花と水を楽しんでいただけましたか。春は花が美しく、秋は素晴らしい紅葉が楽しめます。松本と安曇野エリアは自転車乗りにとって素晴らしい環境なので、足を伸ばして絶景サイクリングを楽しんでください。

松本ー安曇野のおすすめランチスポット


安曇野は蕎麦の産地としても県内有数ですが、ここでは地元っ子が通う2店をご紹介。距離もそれほど長くないコースなので、少し減った小腹を満たしに行ってみてください。

スイート 安曇野(安曇野市)


近隣の市町村からもわざわざ買いに出かける地域の超人気ベーカリー。焼き上がったパンが続々並んでいくので目移りしてしまうが、試食もあるので気に入ったパンを選びやすい。惣菜系パンも充実。テラス席でイートインもでき、ドリンクのサービスもありと至れりつくせり。


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凌駕 Ninja(安曇野市、ラーメン)


松本を中心に展開する「凌駕」の系列店。二郎系にインスパイアされた「にぼ二郎」や、焦がしにんにく油たっぷりの店舗限定「黒味噌めん」などがラインナップ。塩、醤油、味噌といったオーソドックスからつけ麺まで守備範囲の広いメニューなので、どれを注文するか迷ってしまうかも。


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