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Bianchi 2019年ロード&クロスバイクまとめ「Oltre XR3 Discがとてもいい!」

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梅雨を吹っ飛ばす、爽やかなチェレステ。

ぐずぐずした天気で自転車に乗りにくくなってきましたね。早く夏が来てほしいところですが、ぼちぼち2019年モデルの自転車が発表される時期でもあります。今回は2018年6月19日に行われた、イタリアの人気ブランド「Bianchi(ビアンキ)」の2019年新製品発表会に行ってきました。

新登場のミドルグレードバイク「Oltre XR3 Disc」を重点的に紹介しつつ、展示されていた製品をまとめて見ていきましょう!

しっかり作り込まれていたOltre XR3 Disc


エアロオールラウンダー「Oltre XR3」のディスクブレーキ版が国内正式発表されました。コンポーネントは先日発表された新105のディスクブレーキ版。XR3はマルチに走れるミドルグレードバイクであり、気になっていた人もいるのではないかと思います。

価格は358,000円(税抜)、ミドル帯では高い部類ですが、まだ食指が動く設定です。この価格帯のディスクロードはまだ出揃った感じではなく、選択肢はキャリパーモデルに比べるとかなり限られる印象。XR3 Discは人気ブランドであるBianchi製かつ普及が進むディスクブレーキ対応ということもあって、現状だと有力な選択肢のひとつになりそうです。

各部もしっかり作り込まれている感じでした。Bianchiらしいかっこよさで素朴に欲しいと思っちゃいましたよ。


ヘッドパーツ部分。もちろん、ケーブルは内装式。


シートチューブがえぐれており、空力を意識したデザイン。


シートポストもエアロ系。

シートクランプ付近に「CV」の文字がありますが、これはフレームとフォークの剛性を保ちつつ振動を除去するBianchiテクノロジー「Countervail」対応であることを示すものです。Countervail対応フレームは乗り心地のよさに定評がありますが、XR3登場まではハイエンドフレームしか対応していませんでした。ミドルグレードでこの技術を盛り込んだのはXR3が初。Countervail対応はXR3 Discを検討する場合でもポイントになるでしょう。


コンポーネントは新105。本格的なエアロロード・ディスクロードには高価な製品が多いですが、XR3 Discは普及モデルのコンポーネントを採用することで価格は抑えられています。
また、ディスクブレーキはエアロ系のフォルムと相性がいいですね。デザイン上も違和感がありません。

個人的に興味深かったのが、Bianchiの方とお話しているときに出た、Oltre XR3 DiscとOltre XR3は「同じ名前の別のフレームみたいなもの」というお話。XR3 Discはキャリパー版とは別に、完全に新たに設計されたとのこと。そのため、同じ乗り味を目指してはいますが、微妙なちがいがあるようです。具体的には、安定性ではXR3 Discがやや勝るそう。

この点を感じられるのが、フォークの形状のちがい。ディスクブレーキ取り付け部分以外でも微妙に異なります。

ディスクブレーキ用のフォークはキャリパーブレーキ用よりも剛性を求められますが、それがビジュアルに出ているところです。ほかにもXR3 Discのほうがリアエンド部分が肉厚な感じだったり、微妙なちがいがちらほら。

乗り味がかなり気になりますね~。XR3は非常にオーソドックスで扱いやすい印象でしたが、Disc版はどう異なるのでしょうか。ぜひ試乗してみたい1台になりました。

ハイグレード

以下、展示されていた製品をまとめていきます。

SF01


フェラーリとコラボした「SF01」は、Campagnolo Super Record EPS版・Super Record 12速版・Dura-Ace Di2版があり、Super Record EPS版はなんと2,200,000円! カラーはレッドとホワイト。ロードバイク然とした細身のシルエットにフェラーリカラーがカッコイイですが、傷つけるのが怖くて外を走るのはちょっと無理かも。

Specialissima


Bianchiのフラッグシップのひとつ「Specialissima」。写真はBianchiが機材提供しているUCIワールドチーム「Lotto-NL Jumbo」のEnrico Battaglin選手モデル。細身なシルエットから想像されるように軽量なレーシングフレームです。価格は税抜1,200,000円(Dura-Ace版)から。

Oltre XR4


もうひとつのフラッグシップ・エアロオールラウンダーの「Oltre XR4」。昨年のツール・ド・フランスでLotto-NL Jumboのプリモシュ・ログリッチェ選手が難所として有名なガリビエ峠を含むステージで優勝した際もこのバイクに搭乗。エアロ系のフォルムですが、上りもこなせる万能選手といった立ち位置。価格は税抜880,000円(Ultegra Di2版)から。

Aquila CV


Countervail搭載のTTバイク「Aquila CV」。爽やかなチェレステカラーに攻撃的なフォルム。後述するAriaの兄貴分という感じですね。価格は不明。

ミドルグレード

Oltre XR3 (Caliper)


Oltre XR3のキャリパーブレーキ版。Ultegra版(税抜388,000円)と105版(税抜333,000円)があります。こちらもCountervail対応で、デザイン等も基本的に同じ。細部にちがいはあるようですが、Ultegra版はキャリパーのみなので、コンポーネントのグレードにこだわる人はこちらになるでしょう。

Aria (Caliper/Disc)


エアロロード「Aria」は、Oltre XR3以外では唯一キャリパー版とディスク版が両方存在するモデル。フルカーボンです。ホリゾンタルなトップチューブがアクセントになっていますね。兄貴分のAquila CVと比べるとマイルドな印象。価格は、Ultegra版(税抜328,000円)・105版(税抜278,000円)・105 Disc版(税抜298,000円)。

Fenice


スカンジウム合金製のレーシングバイク「Fenice」。スカンジウム合金とはなんぞや?という感じですが、アルミにスカンジウムを混ぜることで軽量化と剛性アップを狙ったものです。コンポーネントは105で、価格は税抜268,000円。

Intenso


エントリーカーボンロード「Intenso」は、105版(税抜208,000円)のみラインナップ。エンデュランス系のジオメトリーで、カーボン製であることもあって、ロングライド向きのフレームですね。

エントリーグレード

Impluso


エンデュランス系アルミロード「Impluso」。Bianchiにはもうひとつアルミロードがありますが、そちらとのちがいはフレームに力のかかる部分を厚く、そうでない部分を薄くするトリプルバテッドという製法で作られていること。フレームの作りがやや凝っているわけです。溶接の仕方などもよりきれいですね。コンポーネントは105で、価格は税抜173,000円。

Via Nirone 7


エントリーアルミロード「Via Nirone7」。105版が税抜158,000円、Sora版が税抜120,000円、Claris版が税抜110,000円です。105版はサドルが何気に有名サドルメーカー・Fizik製なのでお得感があります。ケーブルも内装式ですっきりしていて、エントリー向けですが、わりと作り込まれている印象がありますね。

オフロードモデル

Orso


2019年から新しくラインナップされるバイクで、ジャンルはグラベルロード。価格は税抜133,000円。標準で37Cの太いタイヤを履いており、オフロードも走れる構成ですが、ガチのオフロードバイクという感じではないそう。雨の日でも安心して走れるスポーツバイクといった立ち位置とのことです。何気に乗り心地等がいいとされるクロモリ製というのもポイント。

Impulso All Road


Impulsoがワイドタイヤに対応し、35Cという太めのタイヤを履いたオフロードもいけるモデルです。コンポーネントは105(ディスクブレーキ)で、価格は税抜228,000円。「Orso」とのいちばんのちがいはフレーム材質。「Impulso All Road」はアルミ製です。立ち位置自体はOrsoに近く、あまり路面を気にせずとも快適に走れるスポーツバイクという感じだそうです。

Zurigo


「Zurigo」もまたアルミ製オフロードバイクですが、シクロクロスバイクです。コンポーネントにはフロントシングルのSRAM Apex1を採用し、シクロクロスに最適化されています。価格は税抜170,000円。

ビンテージモデル


レトロなデザインに変速レバーもダブルレバーなクロモリロードです。Bianchiの定番ですね。

Selvino


こちらは、コンポーネントにCampagnolo Veloceを採用した「Selvino」。価格は税抜173,000円。優雅にカフェ巡りしたくなるやつです。

L’Eroica


「L’Eroica」はフォーク等のデザインがSelvinoと異なります。こちらも優雅な感じ。価格は未定です。

Ancora


「Ancora」は泥よけなどが取り付けられていて、日常の足として使いやすそう。価格は税抜160,000円。通学用に買えたら最高ですけどね~。

クロスバイク


クロスバイクは、5種がラインナップされ、それぞれコンポなどが異なり、それが価格に反映されています。

  • Roma 1:Tiagra Disc、税抜123,000円
  • Roma 2:Sora Disc、税抜113,000円
  • Roma 3:Claris Disc、税抜98,000円
  • Roma 4:Shimano 8SP(TourneyやAtlasの混成)、税抜75,000円
  • C・Sport1:Shimano 8SP、税抜59,800円

Romaのデザインが前年からかなり変わっていますね。Romaという文字があしらわれるようになりました。


個人的にいいなーと思ったのが、「Roma 3」のこのカラー。


なんとなくサイクルアパレルブランド「Rapha」を彷彿とさせるカラーリングですが、Roma3の文字が凝っていていい感じです。

シティサイクル・電動自転車・ミニベロ


シティサイクルの「Via Brera」と「Primavera」。おしゃれですが、価格は税抜78,000~90,000円。盗難が怖くて気軽に乗れない気がしますね!


小径のシティサイクル「Lecco」。レインボーカラーのBianchiロゴが真新しい。


Leccoには電動版もあります。電動ユニットはドイツの電動自転車パーツメーカー・Bosch製。


ミニベロの「Minivelo-10」「Minivelo-7」「Minivelo-7 Lady」は変わらず健在。

姿を消したモデルもある

ちなみに、カタログから姿が消えてしまったモデルもあります。
まずはミドルグレードカーボンフレーム「Sempre Pro」。昔から人気のあるフレームでしたが、2019年のカタログに記載がありませんでした。Oltre XR3にその役目を譲ったのではないかと思われます。

また、ハイグレードエンデュランスフレーム「Infinito CV」も姿を消しました。Countervailを早くに搭載したフレームで、その乗り味には定評がありました。Sempre Proとは異なり、Infinito CVには後継フレームがまだないので、Bianchiがこのジャンルをどうするつもりなのかは気になるところです。来年あたりアップグレードして復活しないかなぁ。

ほかにもFeniceの上位モデル「Fenice Pro」やドロップハンドルのミニベロがカタログから消えており、ちょっと寂しい気も。

まとめ

冒頭で重点的に取り上げたことからも伝わるはずですが、エアロ系のデザインでディスクブレーキに対応したOltre XR3が非常に印象的でした。今買うなら押さえておきたい要素がきっちり詰め込まれている感じ!振動除去技術対応で乗り心地も配慮されているので、ロングライドにレースにとオールラウンドに使えそう。

しかも「買えなくもないBianchi」というのがすごいインパクト。Bianchiのバイクって本能的にかっこいいと思わせる魔力があって、その上でトレンドもきっちり、となると魅力的すぎるのに、価格的にもがんばれば手が届くという…。

気になるモデルがあったという方は、ぜひBianchiオフィシャルストアやイベントなどで試乗してみてください!
(やざわすみひこ)

B!

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