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コーヒーとヤビツが大好き。Stravaでわかる2018年のサイクリストが好きだったもの

コーヒー

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アクティビティトラッキングアプリ「Strava」が2018年に集めたデータをまとめたレポートを公開しました。Stravaは、走行距離や獲得標高を記録できるアプリで、全世界にユーザーがいます。データをまとめれば、平均的サイクリスト像が浮かび上がってくるというわけです。それがなかなかおもしろいんですよ。「あ、確かに」と思っちゃうところがあって。
今回はStravaのデータの中から「2018年のサイクリストが好きだったもの」を読み取ってみましたよ。

皇居とヤビツが大好き

▲出典: Strava

2018年に日本でいちばん人気だったコースは、皇居(東京都)でした。日曜日には皇居周辺が「パレスサイクリング」となり、自動車は通行止めになるんです。東京のど真ん中で、道のど真ん中を自転車で走れちゃうステキなコース。平日には、自転車通勤トレーニングで立ち寄る人の姿をよく見かけますね。走ったことがある人はかなり多いのでは?

▲通称、パレサイ。ロードバイクからママチャリまで、さまざまな自転車が思い思いのスピードで走っています。 Photo: やざわすみひこ

次に人気だったのはヒルクライムの聖地・ヤビツ峠(神奈川県)。このコースで40分を切れれば、ヒルクライマーの仲間入り。そんなベンチマークになる峠です。近隣のヒルクライマーたちはもちろん、名前を耳にした初心者サイクリストたちも訪れる、大人気スポット。相模湾や富士山が見えたりもして、景色も結講いいですよ。アクセス抜群というわけではない峠道ながら、数あるコースを押しのけての2位。本当に人気なんですね〜。

▲冬のヤビツ峠。これからの季節は雪が積もっていることも。 Photo: やざわすみひこ

コーヒーが大好き

▲出典: Strava

サイクリストのコーヒー好きがとんでもないことに。このグラフはアクティビティ(ライドやラン)中に使われている食べ物を集計したもの。ざっくりランナーの5倍くらい飲んでますね。あとはビールもお好き(これはランナーも共通)。まぁ飲んじゃいますよね、ゴールした瞬間に。

▲スイーツと一緒にコーヒータイム。 Photo: やざわすみひこ

スマートトレーナーも大好き

▲出典: Strava

このグラフは、種目別にライドの数をまとめたもの。興味深いのは、リアルライドよりバーチャルライドの数のほうが多いこと!スマートトレーナーがあれば雨でも乗れるので当然?
2018年は、スマートトレーナーが爆発的に普及した印象です。みーんな持ってる気が。高価格がネックだったスマートトレーナーですが、徐々に安くなってきてるんですよね。来年はさらに普及しそうです。

▲ 出典:Xplova

コンパクトなライドが好き?

みんなどれくらい、どんな風に走ってるのかってちょっと気になりません? 走行に関するデータも出ていましたよ。

▲出典: Strava

まず、平均時速は約21km/hで、ライド時間は平均1時間40分ほど

▲出典: Strava

1ライドあたりの平均走行距離は約36km。コンパクトなライドを楽しんでいる人が多いのかな? スマートトレーナーで毎日1時間、みたいな人も多そう。

▲出典: Strava

ちなみに1ライドあたりの獲得標高は約350m。平均的な峠を1つのぼるとこれくらいでしょうか。ヤビツも人気ですし、自転車に乗るならやっぱ上りなのか。

個人的に好きだったこと:有名人をフォローする

個人的な話をすると、Stravaで有名サイクリストをフォローするのが楽しかったですねー。頭がおかしい(褒め言葉)ライドをしまくってて、自分もがんばりたくなるんですよね。
個人的に好きな方々は以下。ライド記録を見ると、「すげー!」ってなること請け合いです。

  • 篠さん

    「山は性癖」という女性ガチヒルクライマー。セグメントを見るとわかりますが、登る速度がおかしい

  • 神楽坂つむりさん

    自由で楽しい自転車旅といえばもしかしてつむりさんですか?オリジナリティ溢れるコース設定と美しい写真で、アクティビティを見ているだけで楽しくなってきます。

  • クリス・フルーム

    ツール・ド・フランス4勝、現状最強クラスのロードレーサー。レース時の平均速度は40km/hオーバー。トレーニングライドの獲得標高もすさまじく、同じ人間なのか疑うレベル

2019年はどんな風に自転車を楽しみましょうか? Stravaをぼんやり眺めながら考えてみるのもいいんじゃないでしょうか。

B!

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