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つむりの悠々自適ライフinFRAME #05 「コンビニを有効活用〜自転車旅に欠かせないインフラ〜」

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こんにちは、ブログ「つむりの悠々自適ライフ」を書いている神楽坂つむりです。

自転車旅、ロングライド、近所のポタリング・・・・
どんなアクティビティにしろ今や立ち寄らない方が難しい「コンビニエンスストア」

「物を売る」以外にも様々なサービスがあり、活用次第で自転車旅をより快適に、よりスマートにすることができます。
私自身、ツーリングではフル活用させてもらってます。ありがとうコンビニ!

ということで今回は自転車旅におけるコンビニ活用方法を、具体例を用いながら紹介していきたいと思います。

補給食のすすめ

コンビニ利用方法として最初に思いつくのがこれでしょうか。

「お腹が空いた」
「喉が渇いた」
「補給食を買っておきたい」

そんな要望を確実に叶えてくれるコンビニの懐の広さ!

▲今や何でも揃うコンビニ!便利な世の中です。photo:神楽坂つむり

自転車乗りであれば誰しも間違いなくお世話になっていると思います。
むしろ今やコンビニ以外では欲しいものをピンポイントで買いにくいと言っても良いくらい、売り場も品揃えも整っていてユーザーフレンドリー。

私は主に補給食と水の調達で利用していますが、場合によっては主食調達の場としても活躍してくれます。

主に見るポイントは以下の通り!

  • カロリーがそれなりにあるかどうか(多すぎはNGだけど補給という意味ではしっかり欲しい!)
  • 脂質の少なさ
  • ビタミンやミネラルの含有量
  • 食べ応え
  • 価格
  • 携帯性
  • 美味しさ(なんだかんだで重要!)

自転車って本当にお腹が空くスポーツですよね。
そしてしっかり補給をしないと動けなくなると言う具体的な弊害があります。
なので補給は大事。超大事。
以上を踏まえて私がよく補給食として選ぶのは以下の通りです。
参考にしていただければ幸いです。

羊羹や最中、大福などの和菓子類

▲種類も豊富な和菓子類!入手性、携行性、コスパよし!photo:神楽坂つむり

単純に「子供の頃から大好きだった」というのが大きいですが、栄養素的にも低脂質で高カロリー、かつ溶けにくく持ち運びもしやすいということで、個人的に外せない選択肢です。食べ過ぎるとちょっと気持ち悪くなるからほどほどに・・・
夏場でも溶けにくいと言うのも嬉しいポイント。
まとめ買いして家で保管しています。賞味期限が長いので非常食としても優秀です。

おにぎり

▲海苔が巻かれていないタイプは食べやすく補給食にぴったり photo:神楽坂つむり

メインのエネルギー補給は何と言ってもおにぎり!
選べる味が豊富=栄養素も様々で、その時々に合わせて何を選ぶかを変えています。
私が好きなのは海苔が巻かれていないタイプのおにぎりで、具材としては梅や高菜、卵などでしょうか。海苔は消化にエネルギーを要するので避けるようにしています。
入手性も持ち運びやすさも二重丸、間違いない選択肢です。

レジ横のホットメニュー

▲THE ジャンクフードですが満足感は間違いなし photo:神楽坂つむり

大好きです!めっちゃ美味しそう!ということで本能に負けちゃいます。
これはもう欲望に正直に買うようにしています。
「細かいことは気にしないでその時に食べたいものを食べる」
これも一つの気分転換。
本能に身を任せてしまえば心も身体も喜んできっと力になるでしょう(と、言い聞かせる)

オレンジジュースや野菜ジュース

▲固形物より喉に通りやすく、真夏やライドの後半におすすめ photo:神楽坂つむり

キャノンボールや真夏のロングライドなど、体力を使うライドにおいては重宝します。
固形物よりも断然喉に通りやすく、かつ栄養素も抜群。水分補給にもなる一石二鳥以上の補給食です。
水分、ビタミンやミネラルが豊富で、予め摂取しておくことで足つりや熱中症予防にもなります。オススメ!

▲真夏は水分補給は欠かせません。コンビニに何度も命を救われました。photo:神楽坂つむり

他にもインスタントラーメンや味噌汁、パスタやサラダチキン等、補給に優れた商品が揃うコンビニ。
上手く活用すればきっと力になるはずです。

荷物の発送場所として

今や配達業者の多くはコンビニと提携して業務を行なっています。

例えば荷物の発送。
私は昔、真冬の青森県へツーリングに行った際に相当の寒さを覚悟してありったけの装備を持って行ったのですが、実際に走ってみると暑いのなんの!
たまたま天気が好転して気温がぐんぐん上昇・・・・・たくさん持ってきた装備をどうしたものか・・・・という時に「コンビニから荷物を送り返せばいいんだ!」と気が付きました。
不要になったダンボールをいただいて不要なウエア類を梱包、その場で自宅まで発送しました。
ついでに道の駅で買い込んでいたお土産も投入。
荷物を一気に軽量化することができおかげさまで後半の走行が楽になりました。

▲高知ツーリングの時の写真。ダンボールにサドルバッグを含めた不要なキャンプ用品を梱包して自宅へ発送。おかげで最終日は身軽に行動することができました。photo:神楽坂つむり

また、荷物を受け取る場所としても活用したいところですが、今のところ個人発送による「コンビニ留め」というサービスはないので、これは郵便局や各運送会社の営業所などを活用することになります。
私はキャンプ用品についてはこの方法をよく使います。

初日に走るルート上の何処かしらの営業所に予めキャンプ用品やバッグ類を発送しておくのです。
多くの場合は私は輪行を駆使して目的地へと向かうのですが、輪行中にキャンプ用品を担ぐなんで考えたくもありません。なるべく身軽に動くためにギリギリまで荷物を持たないというスタイルです。
実は個人旅行や登山でもよく使う方法です。ホテルや民宿が決まっていればその日の着替えと翌日分のウエアを予め送っておくのも有効でしょうか。

楽できるところは楽をする!
というスタンスで走ると気持ちも楽になります。
ただし、いざ受け取ろうとした時にまだ届いていなかったり場所を間違えたりすると悲惨なことになるので発送には余裕を持って臨みましょう(やらかしたことがある)。

緊急時の備品調達場所として

「いきなり雨が降ってきた!」
「あまりの寒さでもう耐えられない」
「キャリアのネジが緩んでガタガタ」

そんなアクシデントもコンビニでなんとか対応できるかもしれません。

特に活躍するのがレインコートや防寒具、カイロ、アルミホイル、絶縁テープや荷紐と言ったアイテム群。

▲ある意味コスパ最強!?いざという時には役立ちます。photo:神楽坂つむり

レインコートはそのまま雨対策です。
突然の雨、にわか雨でしたら雨宿りしてやり過ごせば良いでしょう。
が、なかなか止まない時やどうしても走らないといけない時は・・・せめてレインコートを買って羽織っていくことをオススメします。
もちろん本格的なレインウエアには透湿性も防水性も劣りますが、ノーガードよりはよっぽどマシです。
意外と防御力は高くって、私も何度か活用したことがありますが、使い捨て感覚であればむしろ問題なく使えるな、と言う印象でした。

▲北海道余市にて。突然の雨によりこの日は一切動けず。レインコートと傘を買って大人しく近所を普通に観光しました。それはそれで面白い!アクシデント含めて旅の醍醐味。photo:神楽坂つむり

他にも防寒具やカイロなどもありますね。

▲今やコンビニでもこれだけの品揃えが。photo:神楽坂つむり

この辺りは思ったよりも寒かった場合に大変役立ちます。
寒暖差の多い地域を走る場合などにウエアを削って走ってみると思いの外寒くて震えた・・・・なんてことは日本ではよくあります。
無理に我慢せず、コンビニに助けを求めるのも旅の安全のためには必要。
カイロをお腹や腰、心臓部分に貼るだけで体感の暖かさはかなり変わります。

またアルミホイルは断熱性が高い、かつ形状の自由度が高いので、冷気にやられがちな足先や手先を保護するのに役立ちます。
自転車用シューズのほとんどは通気性を優先しているため冬場はとても寒い・・・・。
シューズカバーだけでは耐えられない時やうっかり忘れてしまった際にはアルミホイルを買って足に直接巻いてみると助かるかもしれません。

いざという時にはお試しください。

必ずしもあるとは限らない!

これは本当に気をつけて欲しいところですが、あるところにはありますが

「ないところには本当にない。」

▲自動販売機があればいい方で・・・・・。photo:神楽坂つむり

私が過去に四国を縦断した際、フェリーを降りて最初のコンビニで朝ごはんを買い込みました。

その時私は

「とりあえず進みながら様子を見てまた補給食を買い込もう」

と思ってそのコンビニを後にしたのですが、次にコンビニに入ったのは四国山脈を挟んで150km進んだ山の反対側の町でした。
その間、コンビニが一軒もなかったのです。
言うまでもなく補給食が枯渇してハンガーノックになった私。
道中幸いにも自動販売機だけはあったのでコーラやおしるこを買ってそれをエネルギー源としながら、ボロボロになって150km先のコンビニにたどり着いたことがあります。

半島や離島、山岳地帯、丘陵地を走る際には要注意!です。

▲コンビニのコの字も見当たらない四国カルスト。山岳地帯での補給は買い込みすぎるくらいがちょうどいいです。photo:神楽坂つむり

最近ではコンビニだけを集約して一覧することができるアプリや、Google マップの検索機能でも見つけることができるため、走る場所によっては事前に調べておくことを強くオススメします。
ただし、田舎に行くと営業時間が限られていたり、定休日があるタイプのコンビニがあったりもするので、そこも併せて確認しておいてください!まじで!

コンビニばかりじゃつまらないけれど・・・・

活用できるものはうまく活用しよう!
と言うことです。

▲フレームバッグに補給食をたっぷり入れている例。ガソリンを切らさずに旅に集中したい時にはオススメです。photo:神楽坂つむり

全国にあってどのお店に行っても同じ売り場、品揃え、サービス。
小売りチェーンとしては素晴らしい業態ですが、自転車旅人からするとちょっと面白くないところもあります。
旅の醍醐味は知らない景色に出会う、見たことのない場所に行く。
今や地方都市あるあるですが、駅前の景観や町の雰囲気、どこも似たり寄ったりで小綺麗・・・
「ここまで来てコンビニに入るのもなあ・・・・」
となることも実際にあります。

▲ご当地コンビニを楽しむと言うのもアリかも!こちらは北海道で展開するセイコーマート。北海道ツーリングをしたことがある人ならその偉大さは知っているはず。photo:神楽坂つむり

その土地ならではの食事や景色は楽しむ。
でも快適にライドをするために足りない部分をコンビニで補う。
そんなスタンスでうまく活用すればきっと旅の幸福度は最大限に上がると思います。
全国に展開し私たちのサイクルライフもサポートしてくれるだけではなく、今やインフラ機能も担うようになったコンビニ。
その存在に感謝!

B!

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