GIOS(ジオス)の2019年クロスバイクは、全8色もの限定カラーで展開される定番「ミストラル」が新鮮。アイコンカラーのジオスブルーに、定番色ブラック、ホワイトのイメージが強いだけに、カラフルなミストラルは目移りしてしまう。グラベルロードのフラットバーモデルも登場し、トレンドもしっかり押さえたラインナップに。用途に合わせた選び方と、最新モデル全11台を紹介しよう。
目次
- GIOS(ジオス)とは
- ジオス・クロスバイクの選び方
- 2019年は「ミストラル」と「ミトグラベル」が新しい
- 最新おすすめ全11台
- LUNA ロード寄りの走りを求める人に
- CANTARE SORA エントリーライダーにぴったりのアルミモデル
- CANTARE CLARIS スピーディーな乗り心地をよりカジュアルに
- AMPIO TIAGRA クロモリ・フラットバーロード
- AMPIO 街乗りも、中距離ポタリングも、クロモリの乗り心地で。
- MISTRAL CHROMOLY 定番モデルのクロモリバージョン
- MISTRAL 5万円台でこれだけ揃う。クロスバイクの定番
- MISTRAL GRAVEL 定番ミストラル×サスペンション×ブロックタイヤ
- MITO FLAT フラットバー・グラベルロード
- ESOLA キャリアもマットガードも。通勤通学に最適
- LIEBE 女性に優しいシティコミューター
- 2020年モデルはこちらから
- まとめ
GIOS(ジオス)とは
鮮やかなブルーカラーで知られるジオス。その創業は1948年と古く、いまもイタリアのトリノを拠点とする伝統あるブランドだ。イタリア国内に「ジオスブルー」というカラーが存在するほど、その名は知れ渡っている。
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ジオスブルーがドンピシャに好き!あのデザインがイイ!……たぶんジオスを選ぶ人は、もうジオスしか選べない部分がどこかあるのではないだろうか。
ジオスと決めたなら、そこからは比較的容易に選べるはず。今の「欲しい」に刺さるモデルが必ず1台はあるだろうから。
▶2020年モデルもチェックしよう
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ジオス・クロスバイクの選び方
後半のラインナップ紹介では、各モデルの特徴を付しておくのでピンときたものは要チェックだ。
簡単に選び方をいくつか挙げておこう。
ロードバイクとMTBのハイブリッドである“クロスバイクらしい”モデルがいいなら定番のミストラルになるだろうし、スピード重視で乗りたいならロード寄りのAMPIOやCANTARE(しかもコンポグレードが選べるラインナップ展開が嬉しい)、将来的にロードバイクとしても使いたいならフラットバーロードだってある。
よりオフロードテイストで乗りたいなら今年初登場したミトフラットや、最近のクロスバイクでは珍しいものとなったフロントサスペンションつきのミストラルグラベルもいいだろう。
フレームもアルミかクロモリか選べるので、素材優先でもいいかもしれない。
▶フレーム素材やコンポの基礎知識はこちらから
→「クロスバイクのフレーム&コンポ―ネントの基礎知識」
2019年は「ミストラル」と「ミトグラベル」が新しい
2019年モデルは、限定カラー(しかも全8色!)の「ミストラル」と、グラベルロード「ミト」のフラットバーモデルが目新しい。
ミストラル、今年の限定カラーは全8色
2019年は、定番クロスバイクのミストラルに限定カラーが登場。例年マットブラックが限定カラーとして発売され人気を博していたが、なんと今年は全8色。もちろんマットブラックも含まれる。
ORANGE/GREEN/SAKURA/NAVY/YELLOW/SILVER/SKY BLUE/MATTE BLACK
販売店でも人気カラーはすぐに売り切れるというから、気になったカラーに出会えたらラッキー。在庫に関しては近くの取り扱い店に問い合わせを。
フラットバー・グラベルロードが登場
また近年のトレンドをしっかりおさえたグラベルロードにフラットバータイプが登場。ジオスらしいクロモリフレームに、スキンサイドタイヤでクラシカルな印象に仕上がっている。ディスクブレ―キと38Cタイヤで、悪天候・悪路走行にも耐える使い勝手の良さが魅力。
オンロード/オフロード両方走りたい人には、「ミストラル グラベル」も選択肢になる。ブロックパターンタイヤとフロントサスペンションで、コストをおさえながらもオフロード要素をしっかり汲んだクロスバイクが「ミストラル グラベル」。
対してこの「ミト フラット」はあくまでグラベルロードのフラットバータイプ。ロードバイク「ミト」と同じフレームジオメトリ、またロード用コンポとディスクブレーキの採用でより本格派な1台という位置づけだ。それでいてとっつきやすいフラットバーハンドルは、初めてのスポーツサイクルにもうってつけ。
最新おすすめ全11台
ここからはクロスバイク(一部フラットバーロードバイク)を網羅的に紹介していく。用途にあった1台を選んでみてほしい。
LUNA ロード寄りの走りを求める人に
ロードバイクに近いジオメタリーを持ち、フラットハンドルでありながら剛性感に満ちたクロスバイク。ハンドルをドロップバーに換装することで、アルミロードへと変貌を遂げるモデルだ。
価格 | 110,000円(税抜) |
コンポーネント | シマノ・ティアグラ |
サイズ | 450、490、520mm |
カラー | マットブラック |
CANTARE SORA エントリーライダーにぴったりのアルミモデル
スポーツバイク初心者でも扱いやすいフラットハンドルバー仕様。耐久性に優れたダブルバテッド・アルミフレームとカーボンフォークの組み合わせと、シマノ・ソラをメインコンポに備え、ロードバイクのようなスピード感あふれるライドが楽しめる。
価格 | 88,000円(税抜) |
コンポーネント | シマノ・ソラ |
サイズ | 460、500、530mm |
カラー | ジオスブルー、ホワイト |
CANTARE CLARIS スピーディーな乗り心地をよりカジュアルに
スポーツとしてサイクリングを始める最初の一台として最適なアルミモデル。女性にも扱いやすいフラットハンドルバー仕様で、メインコンポにクラリスを据えている。先のソラよりひとつランクダウンするものの、そこはさすがロードバイク用コンポ、スピーディーな走りからのんびりしたライドにと幅広く楽しめる。
価格 | 72,000円(税抜) |
コンポーネント | シマノ・クラリス |
サイズ | 460、500、530mm |
カラー | ジオスブルー、ブラック |
AMPIO TIAGRA クロモリ・フラットバーロード
ゆったりと走れるクロモリフレームにロード用の完組ホイールとカーボンフォークを標準装備。コンポーネントはシマノ・ティアグラをフル搭載し、まさにフラットバーロードと呼ぶにふさわしい様相を呈している。クロスバイクでは満足できない、将来ロードバイク化も考えたい人にはピッタリだ。
価格 | 110,000円(税抜) |
コンポーネント | シマノ・ティアグラ |
サイズ | 470、510、540、570mm |
カラー | ジオスブルー |
AMPIO 街乗りも、中距離ポタリングも、クロモリの乗り心地で。
ツーリングなどのサイクリングから街乗りまで、走るシーンを選ばないお洒落なデザインが魅力。クロモリフレーム&フォークにより快適な乗り心地を得られる、コストパフォーマンスが高いバイクだ。
価格 | 79,800円(税抜) |
コンポーネント | シマノ・クラリス |
サイズ | 470、510、540、570mm |
カラー | ジオスブルー、ブラック、ホワイト |
MISTRAL CHROMOLY 定番モデルのクロモリバージョン
ジオスが得意とするクロモリフレームで、アルミフレームとは違ったしなやかな乗り心地を発揮。コンポーネントはすべてシマノ製を使用し、28Cタイヤを装備する。自分のペースで走れるトータルバランスが良い一台だ。
価格 | 59,800円(税抜) |
コンポーネント | シマノ・ターニー&アルタス |
サイズ | 430、480、520mm |
カラー | ジオスブルー、ブラック |
MISTRAL 5万円台でこれだけ揃う。クロスバイクの定番
スポーツバイクの爽快感を気軽に味わえる洒脱なアルミクロスバイク。初めてのクロスバイク選びには必ず候補にあがる定番バイクだ。パーツはすべてシマノ製でアッセンブルされ、安定した操作性を発揮する。フロント3段×リア8段変速により、街中の平地や坂も、信号停止の発進だって、難なく爽快に走っていけるだろう。
価格 | 51,000円(税抜) |
コンポーネント | シマノ・ターニー&アルタス |
サイズ | 400、430、480、520mm |
カラー | ジオスブルー、ブラック、ホワイト、グレー |
MISTRAL GRAVEL 定番ミストラル×サスペンション×ブロックタイヤ
上記「MISTRAL」の基本性能にグラベル走行も可能にした一台。35Cブロックタイヤに、近年のクロスバイクではあまり見られなくなったフロントサスペンションを搭載。荒れた路面でもスムーズな走行性能を発揮する。またエルゴノミックデザインのグリップとシートポストサスペンションがさらに振動吸収を高め、長時間走行にも対応。
価格 | 59,800円(税抜) |
コンポーネント | シマノ・ターニー&アルタス |
サイズ | 430、480、520mm |
カラー | ジオスブルー、ブラック |
MITO FLAT フラットバー・グラベルロード
グラベルロード「MITO」に、誰にでも扱いやすいフラットハンドルバー仕様が登場。雨天時でも制動力の高いディスクブレーキと乗り心地の良い38Cタイヤにより、スポーツサイクリングから通勤・通学まで使い勝手がある一台だ。
価格 | 95,000円(税抜) |
コンポーネント | シマノ・クラリス |
サイズ | 460、490、520mm |
カラー | ジオスブルー、ブラック |
ESOLA キャリアもマットガードも。通勤通学に最適
700Cホイール搭載でスポーティーな乗り心地が得られる一台。通勤・通学や買い物には嬉しいチェーンガードとフェンダー、そしてフロントキャリア装備で、外装7段変速のクロスバイクだ。
価格 | 42,000円(税抜) |
サイズ | 450mm |
カラー | ジオスブルー、ブラック、ホワイト、ブラウン |
LIEBE 女性に優しいシティコミューター
女性でもまたぎやすい26インチのスタッガードフレーム。上記「ESOLA」同様、チェーンガードとフェンダー、そしてフロントキャリアを装備した外装7段変速モデルだ。多色展開で選べる楽しさがある。
価格 | 42,000円(税抜) |
サイズ | 400mm |
カラー | ジオスブルー、P.ブルー、ホワイト、ブラウン、レッド |
2020年モデルはこちらから
クロスバイクの定番といえば、GIOSのミストラル。5万円台で手に入る本格的なクロスバイクは初めてのスポーツサイクルとしてもオススメ... 2020年版|GIOS(ジオス)クロスバイクおすすめ全10台 - FRAME : フレイム |
まとめ
純粋に走りを極めたい人から通勤・通学や買い物などの街乗り用に使いたい人まで、目的別に幅広いクロスバイク&フラットバーロードを擁すジオス。初めてスポーツバイクに乗る人にも安心・安全なジオメトリーで、扱いやすいコンポーネント、そして隙のない装備を搭載するバイクばかりだ。きっとお気に入りが見つかるはず。あなたもジオスブルーを駆ってみよう!
Photos © JOB INTERNATIONAL
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