ハルヒル攻略法!自転車専用ソックスR×Lを履いて榛名山ヒルクライム試走に挑戦
スポーツバイクに慣れてくると、イベントへの参加を考える方も増えてきますよね。ハルヒルの愛称で親しまれている『榛名山ヒルクライム』は、脚力に応じた3つのコース設定で、初心者も参加しやすい自転車レースです。
今回はハルヒルに4年連続で参加しており、上位入賞しているヒルクライム好きの篠さんをスペシャルゲストに迎え、実際に3つのコースを試走してコースの特徴と攻略法について解説してもらいました。
動画の後半(15:24)には、R×Lの自転車専用ソックスの着用レビューもあります。少しでも楽に速く走りたいと思っている方は、ぜひチェックしてみてください!
目次
榛名山ヒルクライム コース説明
ハルヒルは初心者コース、榛名神社コース、榛名湖コースの3つがあり、初心者から上級者まで楽しめるコース設定となっています。
- 初心者コース
6.7km(計測距離6.5km)
平均勾配4.6%、最大勾配6.5%
標高差299m - 榛名神社コース
11.6km(計測距離11.4km)
平均勾配5.2%、最大勾配11.0%
標高差604m - 榛名湖コース
16.1km(計測距離14.7km)
平均勾配6.0%、最大勾配14.0%
標高差907m
実は、ハルヒルは篠さんがはじめて出たヒルクライムレース。そこから毎年欠かさず参加しており、もちろん今年も参加予定です。ハルヒルの特徴と魅力について、篠さんに聞いてみました。
初心者でも参加しやすい?
篠さんはなんと最初から一番長い榛名湖コースにエントリー! ですが、初めてのレースの方は、初心者コースもあるのでまずはそちらにエントリーしてみるのが良いでしょう。自分のレベルにあったコースを選択できるという点では、はじめての方も比較的参加しやすいイベントとなっています。
リピーターが多いレース
おもてなしと応援がすごいのも、ハルヒルの魅力のひとつ。登っている最中には小さい子供から年配の方まで「頑張ってー!」、下山の時も「ありがとー」「また来てねー」と言いながら手を振ってくださいます。アットホームな雰囲気で、リピーターが多いのもうなずけますね。
金券がもらえる
参加者には出店で使える1,000円分の金券がプレゼントされます。篠さんは毎年、梅炭酸を飲むのが楽しみだそうです。
初心者コース
ハルヒルは室田の交差点を越えたあたりから計測が始まります。
踏みすぎ注意!!余裕を持って走る
初心者コースは平均勾配4%前後ですが、スタートからちょうど2kmくらい、中室田交差点から榛名荘病院の上までは一気に登って、少し平地が混ざってくるような、インターバルのようなコースになります。いわばここは初心者コース一番の難所。ここで頑張りすぎると疲れてしまい、後半スピードが出ないということになりがちです。この辺りはタイムを目指したい方も余裕を持って走ることがポイントになります。
榛名荘病院前からもまだアップダウンが続きますが、大体この辺で前の集団についていけたらそのあとの平坦も楽になります。上位を目指している方は頑張りポイントです!
初めての方は先が見えないし、ペース配分が難しいこともあるでしょう。動画を見たり、できれば試走しておくと安心です。
病院の先の坂を越えるとストレート
榛名荘病院の先には3段ほどの坂があり、そこを超えるとずっと平坦になり、道も真っ直ぐなので高速巡航ができます。
この平坦部が終わると初心者コースのゴールまでは5%未満の坂になります。篠さんは坂もずっと25kmくらいで登っていくそう。上位者は速度を落とさずに走るポイント。初心者の方は無理をせず。
風の影響を受けやすい場所なので姿勢を低くすると◎
鳥居を越えたらすぐ初心者のゴール。最後の1kmは比較的緩やかで、速度が出ます。ただし、かなり風の影響を受けやすい場所なので、ちょっとだけ姿勢を低くするとスピードが上がりやすいです。初心者もラクになるし、上位を目指している人はタイムを上げるために大事なポイントになります。
榛名神社コース
榛名神社コースは初心者を卒業した中級者向け。基本的にずっと8%~10%ぐらいの勾配です。初心者コースに比べてキツめですが、ヒルクライムの醍醐味を味わえます。
補給
40分~50分以上走り続けるとなると、補給の必要が出てきます。初心者の方はゴールタイム予測しにくいため、補給食を1個持っておくことをおすすめします。お腹が空いてから食べるのではなく、空く前に補給してエネルギーに変えることが大事です。
ドリンク
最低でもドリンクは1本用意しておきましょう。篠さんは水にBCAAを入れたものをボトルで飲んでいます。
榛名湖コース
榛名神社コースのゴールから榛名湖までは約4km。榛名神社の鳥居を曲がっていくとすぐに14%くらいの勾配の坂があります。
目印の男根岩が見えたら、ゴールまであと300m~400mくらい。ここからカーブを曲がった先の斜度がキツくなっているので要注意です。
コース配分がわかりやすい
ハルヒルは計測スタート地点から記録計測終了地点まで1kmごとに看板があり、残りの距離がわかるようになっています。コース配分がわかりやすいことも特徴のひとつです。
試走するときの注意点
この看板にも書いてある通り、ハルヒルコースは一般道です。レース当日は2車線使えますが、試走のときはタイムを縮めたいからといって反対側の車線に入るのはNG!交通ルールとマナーを守ることが大事です。
ハルヒル攻略法 まとめ
頭ではわかってても、実際に登ってみて「こんなにキツかったんだ!」となることもあります。より安全に楽しく走るためには、まず事前にコースを知っておくことが大事です。
ハルヒルは登りがいがあるだけでなく、開けたところだったり森の中だったり、さまざまな景色が楽しめることも魅力のひとつ。参加を考えている方は、ぜひ動画を見てみてください!
初心者コース
- 中室田交差点から榛名荘病院の上までは一番の難所。踏みすぎると後半疲れてしまうので、余裕を持って走りましょう。
- ゴール直前の坂は、頑張りどころ。風の影響を受けやすいので、姿勢を低くすることを心がけましょう。
榛名神社コース
- 初心者コースのゴール後は基本的にずっと8%~10%ぐらいの勾配。途中アップダウンがあります。
榛名湖コース
- 榛名神社の鳥居を曲がるとすぐ、14%の激坂あり。
- 男根岩が見えたら、ゴールが間近です。
- 最後の坂も斜度がキツいので注意しましょう。
その他
- 交通ルールとマナーを守って安全に走りましょう。
- ドリンクは最低でも1本、補給も1個持っておくと安心です。
- 看板で残りの距離を確認しながら、最後まで自分のペースを保つように走りましょう。
LINK:榛名山ヒルクライム in 高崎
R×Lの自転車専用ソックスを着用した感想
今回は、R×Lの自転車専用ソックスを着用しハルヒルを試走しました。
R×Lは右用、左用があることが特徴。左右の足の形に合わせることにより、足全体を包み込んで、ズレないようになっています。
300Rの特徴
300Rは素足感覚で履けるレーシングソックス。特許技術の超立体製法により、カカトをすっぽり包み込んでくれます。
- スムーズなペダリングを実現したレーシングモデル(超立体製法)
- 靴下裏にはこだわりの滑り止め
- 超立体製法(R×L特許製法技術)
Bプロテクションの特徴
甲側パイル編み仕様によりダイヤルの当たりを軽減、快適な履き心地を実現しています。ダイヤル式のビンディングシューズで痛みを感じている方におすすめです。
- 甲側パイルクッションによる当たりの軽減
- 指先に縫い目がないから痛くならない
どちらも普通の靴下とは自転車に乗る時の感じが全然違います。ワイズロードなど自転車屋さんにあるので、気になる方はぜひ手にとってみてください。
自転車用ソックスはこちらから
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/