【最速で着てみた】あのザ・ノース・フェイスがついに自転車ウェアを発表!?

アウトドア系ブランドは数あれど、ザ・ノース・フェイスの洗練された雰囲気はほかにはない魅力です。

マウンテンギアやスポーツ用製品として高機能でありながら、都市生活にもマッチするシンプルなスタイルで、多くのファンを虜にし続けています。

そんなザ・ノース・フェイスからなんと自転車専用ウェアがリリースされると聞きつけ、FRAME編集部がいち早くプレスルームに潜入してきました!

自転車ライン爆誕!その名も【Enride(エンライド)】コレクション

大注目のザ・ノース・フェイスの新コレクション「Enride(エンライド)」はズバリ、都市の移動にフォーカスした自転車向けウエア。自転車移動をより安全に、より快適にするディテールにこだわったアイテムを展開します。さっそく実際に着てみて、チェックしていきたいと思います!

先にお伝えしておくと、自転車目線での機能性、想像以上に高いです……!

①ダサいレインウェアは嫌なんだ。『エンライド レイン ジャケット / パンツ』が最適解!

シンプルだけど、ザ・ノース・フェイスっぽさがちゃんとある。それがザ・ノース・フェイスを選びたくなる理由です。

今回のエンライドコレクションのメインアイテムともいえるのがレインジャケットとレインパンツ。セットアップで着てもおしゃれにキマるレインウェアですが、上下どちらかだけでも十分と思わせるほど、それぞれが機能的。

まずはアウターの『エンライド レイン ジャケット』から。

ナイロン生地にダイニーマ繊維を織り込んで、軽さと強度を両立させたレインジャケットです。

自転車シーンを想定し、ロゴがリフレクタープリントになっていたり、後ろの丈も長くなっています。

ザ・ノース・フェイスロゴはもちろんリフレクター仕様。夜間の視認性をアップ
サイクリスト的には後方のクルマに気づいてもらいたいから背後が大事。リフレクターロゴを右肩後ろに配置し視認性を高めています。後ろの丈も長めだから前傾姿勢でも安心

さらに特筆すべきポイントが2つ。

ひとつは空気の流れがしっかり考えられたベンチレーション機構です。

ひじの外側と、脇の下にそれぞれベンチレーションを配置。自転車での走行を想定し、前傾姿勢になった際に、前方から後方へ空気の通り道ができるようになっています。

さらにフードにも同様の設計が。

前傾姿勢で走行したときに、前方から流れ込む空気がスムーズに通り抜けるイメージです。

さらに後頭部のベンチレーションには何やらドローコードが。

これをキュッと絞ることで、ちょうど頬骨のラインで頭をぐるりと一周するようにコード部分がほどよく締まります。フードは頭にしっかりフィット。

頭からかぶるレインウェアは、後方確認などで振り向きたいとき、フードの中で顔だけ回転してしまい、後ろは見えないわ顔面が濡れるわで、地味にストレスなんですよね。

これだけ顔にしっかりフィットしていれば、しっかり顔の動きに追随してくれそうです。

「ベンチレーション+フィット感」の組み合わせはポイント高い!

ドローコードをゆるめた状態。ヘルメットはフードの上にかぶる想定だそう

そして『エンライド レイン パンツ』もかなり調子よさそう。

アウターと同様、ナイロン生地にダイニーマ繊維を格子状に織り込んだリップストップ生地に、リフレクターロゴをセット。

レインパンツの何が大事かって、普通のパンツの上に着たいってこと。靴のまま履きたいってこと!

膝から下に大きくファスナー開きます、じゃダメなんですよ。

全開してくれないと! これなら体に巻き付けるように着用できるから、靴を履いた状態でレインパンツを履けちゃうわけです。急な雨でも安心。

逆にレインパンツを脱ぐときだって、靴を脱がなくても、なんなら玄関に入る前にサッとレインパンツだけ脱いじゃえるってわけですね。

両脚の内側部分も全開できる

そして自転車×パンツで考えておきたいこと。そう、裾汚れのこと。

乾いた路面のときでさえ、いつの間にか汚れているパンツの裾。これが雨の日だともう最悪なんですが、エンライド レイン パンツはちゃんと考えられています。

ふくらはぎ部分にしっかり締め付け機能、備わっています。しかも2か所。

左右で比べると違いがしっかりわかる

これで雨の日ライドに必須だった裾バンドは不要に。

パッカブルで、フレーム装着できる!

ジャケットもパンツも、標準でスタッフサックが付属するので、それを使えばこんなにコンパクトにまとまります。

さらに注目してほしいのが上部のベルクロ。そう、このままフレームにつけておけるってわけ。

いつ降るかわからない雨、予想外に荒れた天候、そんなときもフレームに頼れるコイツがついていれば、いつでもどこでもサッと羽織って雨をしのげます。

②前後で異素材のベストなら寒くないし、暑くない

今回の自転車シリーズはレインウェアだけではありません。次はこんなスタイル、どうですか。

自転車用だなんて、言わないとわからないですよ。普通におしゃれ。

このベストの特徴は前後で異なる素材を使っている点です。

前はマイクロフリースの表地に風をきっちりとシャットアウトする「ゴアテックス ウィンドストッパー」素材を採用。高い防風性を保ちながら、透湿性も高く蒸れを抑制。そして背面は「マイクロフリース」素材のみなので、風が抜け空気の流れを作る構造になっています。

前面のゴアテックス ウィンドストッパーロゴ

自転車用のベストやジャケットだと、前後で素材違いは珍しくありません。ただ、それをデザインにまで昇華するとなると別問題。前後の切り替えパターンでデザイン性を高めているのは、さすがザ・ノース・フェイス。

3色展開

内側を広げたところ。ちょうど脇下で素材が切り替わる
腕周りはゆったりとしたつくりに。前傾姿勢でも腕の動きに干渉しない

③シックなアーバンスタイル、でもしっかり自転車向き

これは先ほどのベストを脱いだスタイルですが、オールブラックでシックな印象に。もはやただのオシャレさんですが、これもしっかり自転車用。

後ろ丈がやや長めになっていて、前傾姿勢でも余裕。腰がしっかり覆われます。

ザ・ノース・フェイスのロゴに採用されているハーフドームデザインを採用した胸ポケット。

さらにパンツのウエスト背面部には、ストレッチメッシュポケットあり。

これはランニングパンツに採用されている機能的なメッシュポケットで、ウエスト周りに収納性を拡張します。

高いストレッチ性を持つトリコットナイロン素材だから、ダイナミックな動きでも大丈夫。スマホやカギ、コインケースなどは余裕で入ります。

ちょっとしたお出かけにも便利なポケットです。

トップスは長袖と半袖ともに3色展開。パンツも同色の3色展開

ザ・ノース・フェイスのエンライドコレクションは、ほかにも魅力的なアイテムがそろいます。

軽量でストレッチ性に優れた軽やかなフーディー

はっ水タスラン素材の汎用性の高いトラックジャケット
ウィンドシェルジャケットの背面には、本体を収納可能なバックポケットあり

このバランス感こそ、ザ・ノース・フェイス。

こなれ感と機能性の絶妙なバランスは、さすがザ・ノース・フェイス。自転車乗りの気持ちまでわかってる。

一見、ラフで、カジュアルで、なんてことないように思えて、じつは機能満載な感じ。着ている本人だけが知る秘密みたいで、ちょっとワクワクしますよね。

着る度にお気に入り度が増しそうなウェアばかりのザ・ノース・フェイスの新作「エンライド」コレクション。2月下旬より随時、店頭やオンラインストアに並びます。いち早く最新ウェアを取り入れてみては。

【THE NORTH FACE Urban Exploration 特設サイト】

※こちらのサイトにエンライドの特設ページあり
※2024 年 3月 1日(金)公開予定

https://www.goldwin.co.jp/tnf/special/urbanexploration

https://www.goldwin.co.jp/tnf/

Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

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WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/

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