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世界最年少2輪競技!ストライダー 大会の特徴・魅力をまるっと紹介

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2歳から出場できる!ストライダーの大会

近年、ストライダーに代表されるランバイクに乗って遊んでいる子どもをよく見かけるようになりました。公園内で歩きより遅いスピードで楽しそうに乗っている幼児の多くは2歳前後。3歳より大きい子では親の歩くスピードを上回り、脚を上げて滑走する楽しさを覚え、コーナーリングを決めてどや顔をする子も出てきます。

そんなストライダー大好きなストライダーキッズが集う、レース形式のイベント*があることをご存知でしょうか。

*一般的には「大会」と呼ばれることも多いため、この記事では「大勢が参加するイベント」という意味で「大会」を使用しています。また、写真はユーザーの方々にご提供いただいたものです。

ストライダージャパンが開催する公式戦をはじめとして、多くの団体が毎週のように日本全国のどこかでストライダーの大会を開催しています。その多くは2歳から参加可能であり、男女問わず参加でき、ビギナー向けをコンセプトにした大会も多くあります。

参加者が多いものではボーイズクラス、ガールズクラスと男女を分けて、能力に平等性をもたせて開催されるものもあれば、反対に競技性を尊重した大会もあり、そのレベルは世界最高峰!親御さんも息をのむアスリートの世界です。しかも参加はどなたでも可能。そんな世界を容易に覗けるのもまたランバイクの魅力です。

参加することで得られるもの

ストライダーの”大会”というと構えてしまうかもしれませんが、参加により得られるものは日常生活を送っているだけでは獲得できないものばかり。まさにプライスレスの宝庫です。

スポ少と呼ばれるスポーツ少年団をはじめとして、多くのメジャースポーツは小学校進学後が主であり、未就学の時代から知らない土地で、知らない同級生とレースへ参加、表彰を受けるということは多くはありません。

また、家族全員で1つの目標に向かって子どもの意志を引き出し、応援するという経験はまずないと思います。そういった経験は子どもの普段とは異なった一面を見ることができてとても貴重です。

では実際にどういった大会があり、どうすれば参加できるのでしょうか。ストライダージャパンが開催しているオフィシャルレースから、その他の団体が行なっている大会まで紹介していきたいと思います。

ストライダーカップ

ストライダーカップは、数百人が参加する国内でも最大規模の大会です。

ストライダーカップとは

通称”本家”といわれるストライダーのオフィシャルレースです。日本では年に2回、大阪と東京で開催されています。

海外では

  • ストライダーワールドチャンピオンシップ:アメリカで年に1回
  • ストライダーアジアンチャンピオンシップ:年に1回

他にも各国でストライダー公式レースは開催されており、タイや中国で開催されているストライダーカップは日本からの出場者もいます。

※フラッグのロゴは現在、黄色のロゴとなっています。

2016年のストライダーカップ東京ラウンドは、ストライダーアジアンチャンピオンシップとして開催されました。海外の選手も多数参加し、そこでの優勝者はアジアチャンピオンとして表彰されました。

2020大阪ラウンドは、初のワールドチャンピオンシップとしての開催が決定しており、世界中のストライダーキッズが心待ちにしていましたが、新型コロナウィルスの影響で2021年へ延期に。

2021年は大阪ラウンド・東京ラウンドとして、感染予防対策のため無観客での開催となりました。

年齢・スケジュール

ストライダーカップは2歳、3歳、4歳、14xオープン(4~6歳)の4クラスからなり、2日間開催されます。ストライダー14xは、14インチホイールと着脱式ペダルユニットを搭載したストライダー。1台でランニングバイクモードとペダルモードの両方を楽しむことができます。

車体はストライダーに限定され、ホイール、ハンドル、タイヤなどのカスタムは許可されていますが、12インチ、14xそれぞれにレギュレーションが設けられています。

1日目に2歳、4歳、2日目に3歳、オープンクラスが開催され、スケジュールは基本被らないように調整されています。また、寝ぐずりが始まる時間帯を考慮して2、3歳クラスは午前中に予選が終わるように設定されていたり、4歳、オープンクラスは午後に開催されるなど細かいところまで考えられています。参加費用は3,500円と規模や設備を考えるととてもお得です。

国内最大級のレースイベント!

2021年に12周年を迎えるストライダーカップは、「こどものちから」をテーマとする国内最大級のレースイベントです。年間参加者は1,600名以上にのぼります。

”レース”と言えば勝敗がすべてだと思われがちですが、そんなことはありません。ストライダーカップでは、参加者全員が「キミの力はすごいで賞」のメダルがもらえます。転んだ子を「一緒に行こう」と助けるシーンなども見られ、ピュアな姿に胸が熱くなることも。

レース以外にもストライダーのスクールや体験コンテンツ、ワークショップもあり、レースだけでなくファンイベント的要素もあるイベントとなっています。

非常に人気のあるレースなので、参加希望者が多く、レースはエントリーから始まっていると言われることも。情報は常にチェックしておきたいですね。

一次エントリーは先着順なのですが、エントリー開始後すぐに埋まってしまいます。そして2次エントリーは平等な抽選制とはいえ、”本家”とされるストライダーカップはプラチナチケットであり、参加すること自体が大変な思い出となります。

基本事項

大会名ストライダーカップ2021
開催場所大阪ラウンド:大阪万博記念公園
東京ラウンド:千葉県・幕張メッセ 国際展示場
開催日程大阪ラウンド:7月17日・18日
東京ラウンド:11月27日
対象年齢(クラス分け)2歳、3歳、4歳、14xオープン(4~6歳)
参加費用3,500円
公式サイトhttps://www.strider.jp/cup/

ストライダーエンジョイカップ

エンジョイカップとは

エンジョイカップは、ストライダージャパンの公認レース。ただし、カスタムしたストライダーも多く見られるストライダーカップとは異なり、車体がストライダー純正なのはもちろん、タイヤはノーマルを原則とし、ビギナー歓迎の初心者目線のアットホームかつエンジョイなレースとなっています。

※フラッグのロゴは現在、黄色のロゴとなっています。

参加者は全員表彰であり、予選落ちでもメダルをもらうことができます。参加者一人ひとりに「がんばったでしょう」の賞状を読み上げて渡してくれますし、メダルも首にかけてくれるので子どもたちも大喜び。レース中も子どもの目線に立った声掛けで、スタッフが常に声援を送り、楽しい時間を実現してくれます。

※フラッグのロゴは現在、黄色のロゴとなっています。

観光地での開催が多い

エンジョイカップは年間を通して全国各地で開催されています。観光地にて行なわれることが多いため、大会前後でその場を楽しむことができ、家族旅行としても最適です。鴨川シーワールド(千葉県)、那須どうぶつ王国(栃木県)、ツインリンクもてぎ(栃木県)などファミリー向け行楽施設での開催は施設全体から楽しい雰囲気が漂い、家族の緊張も解いてくれます。北海道や沖縄、普段はいることのできない球場内での開催もあり、楽しいイベントが詰まっているので、家族で参加するにはおすすめのレースです。

みんな笑顔!エンジョイなレース

また、エンジョイカップの見どころのひとつは、何といっても一芸に秀でたスタッフが多いこと。ヘッドスピンギネス記録保持者や元シルクドソレイユのパフォーマー、MTBバイクトライアル元世界チャンピオン、プロのダンサーなどが、昼食の時間などレースの合間にそのパフォーマンスを披露してくれます。

子どもたちはTVで見るレベルのパフォーマンスを目の前で見られて大興奮。良いことがあった家族も悔しいことがあった家族も、皆平等に笑顔で過ごすことができ、ワクワクした気持でレースを終えることができます。名前の通りエンジョイなレースが実現されていることが特徴です。

エンジョイカップ東北楽天ゴールデンイーグルススステージでは上位入賞特典として球場での表彰式があったりと、子どもが喜ぶことを全力で実現してくれる姿勢に感動します。

冬はゲレンデにてエンジョイカップスノーステージとして、スノーストライダーを用いたレースも開催されます。スノーストライダーとは、スキーアタッチメントを装着したストライダーのこと。ストライダーに乗れるお子さんなら、雪の上をスイスイ滑れるので、ゲレンデデビューにも最適です。

そこで獲れたさくらんぼが副賞でもらえたり、水族館や近くの温泉の優待チケットなど、その地域ならではの特典があったりすることも魅力です。

年齢・スケジュール

エントリークラスは業界最年少クラスである1歳半~2歳未満のよちよちの部*からはじまり、2歳の部、3歳の部、4歳の部、14xの部(4~6歳)があります。スケージュールは基本3歳以下が午前中、4歳以降が午後となります。エントリー費はレースにより多少の差はありますが3,000~4,000円です。

*このクラスはエキシビジョンマッチとして行われるため、実施されるときとされないときがあります。実施時間については確認が必要です。

基本事項

大会名ストライダーエンジョイカップ
開催場所全国各地
開催日程レース一覧はこちら
対象年齢(クラス分け)よちよちの部(1歳半~2歳未満)、2歳の部、3歳の部、4歳の部、14xの部(4~6歳)
参加費用3,000円(よちよちの部は1,500円) ※レースにより異なる
公式サイトhttps://strider-enjoycup.jp/

STRIDER 14x ADVENTURE CROSS

STRIDER 14x ADVENTURE CROSSとは

ストライダーオフィシャルレースとして近年始まったストライダー14xによるシクロクロスのレース。テーマは『限界を超える』であり、文字通りオンロードや芝生のコースとは異なり木や落ち葉がある林道を全長約3kmにわたり己の限界に挑むレースです。

STRIDER 14x ADVENTURE CROSSは、RUN→ランニングバイクモード→ペダルモードにて行なわれます。

ピットにいる保護者(クルー)が、ランニングバイクモードからペダルモードへチェンジ。ペダルキットを正確にいかに素早く装着できるかもこのレースのカギ。クルーのテクニックも必要不可欠、つまり親子参戦の場合親子力が必要になるレースともいえます。

年齢・スケジュール

4歳、5歳、6歳クラスがあり、全員、同時スタート。表彰は年齢別に行われます。

エントリー費2,500円と他のレースと比べてもリーズナブルです。

基本事項

大会名STRIDER 14x ADVENTURE CROSS
(ストライダー フォーティーンエックス アドベンチャー クロス)
これまでの開催場所・開催日程2019年6月8・9日 ツインリンクもてぎ
2019年8月4日 黒姫高原
2020年2月11日 稲城クロス
2021年3月27日 トレイルアドベンチャー・よこはま
対象年齢(クラス分け)4~6歳
参加費用2,500円
公式サイトhttps://www.strider.jp/raceevent/14x_adventurecross/

その他ストライダーで参加できる大会

ストライダージャパン以外の団体が運営しているランバイクの大会をご紹介します。

DRCドリームレーサーカップ&ドリームゲームス

DRCとは

子どもの成長を第一に考えた元バイクレーサー皆井健治氏によるレースです。埼玉スタジアムを中心に埼玉県に拠点を置いて活動していますが、徐々に日本全国での開催が拡大されて、ストライダービギナーファミリーの登竜門としても有名になりました。

この大会の一番の売りは”全員表彰”であること。さらに言えば主催者の皆井氏は『この大会は表彰を大事にしています』と会場でも良くおっしゃっています。順位によりA決勝、B決勝、C決勝と決勝が分けられ、全員が決勝へ進出し、多くの参加者がいても1桁の順位が付きます。

親の中では通し番号で順位を数える人も居ますが、子どもにとっては自分が出た決勝に全力を注いだわけなので会場全員で称賛しましょうという大会です。そのため優勝者がたくさん出る大会となっており、子どもたちの自信が育ち、今後に繋げることができるレースになります。

”全員表彰”が最大の特徴

会員制と通常大会があり、会員制は年会費を払い、会員限定の大会への参加資格、通常大会割引、ランバイクセミナーなど特典がありますが、まずは1回いくらの通常大会で参加し、その魅力に取りつかれたら会員を検討しても良いと思います。

年齢・スケジュール

クラスは2歳、3歳、4歳、5歳、6歳、OPEN(小学生以下)となっており、大会の規模や参加人数により6歳クラスがOPENクラスに統合されたり、男女で分けられたりと変化があるため、その都度タイムテーブルとエントリーリストには注意が必要です。

参加費は早期エントリーの一次エントリーと一次エントリー終了後の二次エントリーがあります。一次エントリーが3,850円、二次エントリーが4,400円、OPENクラスへのダブルエントリーは+1,650円となっています。

基本事項

大会名DRCドリームレーサーカップ&ドリームゲームス
開催場所・開催日程会員制:関東地区限定、毎月開催
通常大会:エントリー・開催情報はこちら
対象年齢(クラス分け)2歳、3歳、4歳、5歳、6歳、OPEN(小学生以下)
※大会により違いあり。要確認
参加費用一次エントリー3,850円
二次エントリー4,400円
OPENクラスへのダブルエントリー+1,650円
公式サイトhttps://www.dreamgamesjp.com/

MINAKAMI S1グランプリ

MINAKAMI S1グランプリとは

MINAKAMI S1グランプリは、ストライダーエンジョイパークのひとつ、ストライダーみなかみパークにて行なわれる大会です。エンジョイパークとはストライダージャパン公認の常設ストライダーコースのことであり、日本全国に10か所(2021年10月時点)あります。

ストライダーみなかみパークは、温泉で有名な群馬県みなかみ町にある水上高原ホテル200にあるストライダー専用パーク。ホテル敷地内に常設されているコースであるため、使用料金を払えばいつでも走ることができます。ビギナーでストライダーを持っていなくてもレンタルがあるため気軽にストライダーを試せるのもウリです。

気になるコースレイアウトは山を開拓した起伏の激しいコースであり、フィジカルと運が試される大会です。ポイント制の採用により2回ある予選で1回目で思うように結果を出せなくとも2回目は1回目よりもポイントが高くなるため、逆転で決勝に進める可能性があります。

また、自然の地形を活かしているコースなのでライン取りによっては転倒も多く、ポイント制も相まって大会慣れしているストライダーキッズ泣かせのビギナーズラックを得られやすい大会でもあります。

年齢・スケジュール

2歳、3歳、4歳、5歳クラスがあり、お昼には決勝が行われる嬉しいスケジュールです。ただし、全クラス同時進行なので多くのレースでは早々に退散できる2歳クラス、3歳クラスは5歳クラスの予選を待つ必要があるので寝ぐずり注意の面もあります。

エントリー費は2,300円ですが、開催会場である水上高原ホテル200へ宿泊された方は1,800円でエントリーできます。冒頭に申し上げた家族旅行としての大会参戦としては申し分ない環境。2021年は残念ながら中止となりましたので、来年に期待ですね!

基本事項

大会名MINAKAMI S1グランプリ
開催場所ストライダーエンジョイパーク 水上高原ホテル200
開催日程2021年5月23日(日)、7月4日(日)、10月3日(日)※中止
対象年齢(クラス分け)2歳、3歳、4歳、5歳
参加費用2,300円
公式HP限定宿泊プラン予約済の方は1,800円
公式サイトhttps://www.minakamikogen200.jp/str_minakami_gp/

ストライダーオフィシャルパーク公式サイト:https://www.strider.jp/park/

Epi-1グランプリ NASU

Epi-1グランプリ NASUとは

MINAKAMI S1同様ストライダージャパンオフィシャルのエンジョイパークでの開催となる大会です。場所は避暑地、観光地として有名な栃木県那須町にある”ホテルエピナール那須”。ホテル敷地内に散策するには心地よい管理された森があり、その中にツリートレッキング施設に隣接してコースが設備されています。ウッドチップが敷き詰められ、木と木をロープで結びコースを作られている、自然の中を走る子ども心をくすぐるコースとなっています。

年齢・スケジュール

2歳、3歳、4歳、5歳クラスがあり、それぞれ男女に別れています。ホテルの従業員が手際よく進行してくれるため昼食までには終わり、ホテルでご飯を食べて温泉に入り帰路に就くという楽しみも待っている大会です。

エントリーはその大会開催が決定次第公式HPにて公開されるため、過去の大会開催時期を確認し、その1月前からHPをチェックする必要があります。Facebookで繋がっていれば最新情報が手に入ります。

エントリー費は2,500円で温泉券がついてきます。特典については変更がある可能性があるので最新情報を要チェックです!ただし、2021年は中止のようなので来年に期待。

大会名Epi-1グランプリ NASU
開催場所ストライダーエンジョイパーク ホテルエピナール那須
これまでの開催日程第8回:2017年9月23日(土)
第9回:2018年7月16日(月/祝)
第10回:2019年9月23日(土)
※最新情報はTwitterFacebookにて確認できます。
対象年齢(クラス分け)2歳、3歳、4歳、5歳クラス
※男女別
参加費用2,500円(温泉券つき)
※特典は変更の可能性あり。要確認
公式サイトhttps://www.epinard.jp/facilities/sport/str/index.html

ストライダーオフィシャルパーク公式サイト:https://www.strider.jp/park/

LAGP

LAGPとは

LAGPは『Local area Grand Prix』の略であり、2013からキッズバイクによる地域復興レースとしてはじまりました。ストライダーを始めとしたキッズバイクを競技として普及するために日本全国、さらには台湾などアジア圏でのレース開催が積極的に行なわれています。関西方面の開催が多いことも特徴です。

さらに、平成まではパンダの仮装をしたお姉さんが1号パンダちゃん、2号パンダちゃんとしてパパたちの目を癒してくれていましたが、令和になり廃止。パパ達の癒しが少し減ったのは残念です。

ビギナー向けレース『ビギチャレ』

ストライダーキッズのそのすそ野を広げるレースとしてビギナー向けレース『ビギチャレ』があり、プロテクターやヘルメットは有償でレンタル可能です。全員表彰であるため子どもが人生初めての表彰を受けるにも最適なレースとなっています。

女王決定戦!『全日本女子選手権』

さらに、女の子の女の子による女の子だけの大会『全日本女子選手権』という女王を決める大会もあります。男女を分けて開催される大会は限定され、多くは男女混合レースとなります。そこで女の子だけの大会として開催されたのが『全日本女子選手権』であり、まさに女王決定戦。親目線で観戦していても女の子だけの会場はドコか華があり、ストライダーのまた違った一面を見せてくれます。

※LAGPは新型コロナウイルスの影響が収束するまで活動を停止しています。

年齢・スケジュール

LAGP

LAGPは2歳クラス、3歳クラス、4歳クラス、5歳クラス、6歳クラス、OVERクラス(7~10歳未満)があり、レースによっては男女別になります。エントリー費は3,000円が基本となり、当日エントリー費は4,000円、何かのイベントとして協賛がある場合は1,000円だったりと参加者に優しい設定になっています。スケジュールは2歳、3歳クラスは午前中、それ以降は午後の開催となることが多いです。

全日本女子選手権

全日本女子選手権は未満児(年少の1つ下)、年少クラス、年中クラス、年長クラス、小学1年クラス、小学2年以上4年生以下クラスと学年ごとなのも特徴です。エントリー費は3,000円となります。ガールズライダーのみであるため時間は短縮して進行できるメリットもあり、大会開始は14:30~と時間に余裕があります。

ビギチャレ

ビギチャレはちびっこクラス(1歳6カ月~2歳のお誕生日を迎える前日まで)、2歳クラス、3歳クラス、4歳クラス、5歳クラスがあります。エントリー費は3,000円で、当日エントリー費は4,000円です。LAGP同様2歳、3歳クラスは午前中、それ以降は午後の開催となることが多いです。

基本事項

大会名LAGP
開催場所・開催日程レーススケジュールはこちら
対象年齢(クラス分け)2歳クラス、3歳クラス、4歳クラス、5歳クラス、6歳クラス、OVERクラス(7~10歳未満)
※レースによっては男女別
参加費用3,000円 当日エントリー費は4,000円
※協賛特別価格の場合あり(1,000円など)
公式サイトhttps://lagp.tv/
大会名全日本女子選手権
開催場所・開催日程レーススケジュールはこちら
対象年齢(クラス分け)未満児(年少の1つ下)、年少クラス、年中クラス、年長クラス、小学1年クラス、小学2年以上4年生以下クラス
参加費用3,000円
公式サイトhttps://www.facebook.com/ajgc2017/
大会名ビギチャレ
開催場所・開催日程レーススケジュールはこちら
対象年齢(クラス分け)ちびっこクラス(1歳6カ月~2歳のお誕生日を迎える前日まで)、2歳クラス、3歳クラス、4歳クラス、5歳クラス
参加費用3,000円 当日エントリー費は4,000円
公式サイトhttp://bigichalle.com/

RCS(ランバイクチャンピオンシップシリーズ)

RCSとは

RCSとは(Runbike championship series)の略であり、世界最高峰の競技志向のレースです。大きなコース、多くの参加者、プロのMC、多くの出店、何と言ってもレベルの高さ、何をとっても盛大なレースです。年間通してのシリーズ戦となっており、上位24名にはポイントが付き、年間ランキングとして競われる楽しみもあります。

また、チームへ所属している場合はチームメイトのポイント合計によるチーム戦もあるため、チーム一丸となって勝ち抜く楽しさ、感動というものも得られます。

誰でもエントリー費を払えば参加できるレースではありますので、お家の近くで開催されるのであれば参加してみるのも良いとは思いますが、初めて参加するレースにしてはやや敷居が高く感じる可能性もあります。いうなれば部活動で言うインターハイ、世界大会レベルなのでそのレベルの選手やそのご家族が多くいる会場にいるだけで独特の緊張感を味わえます。

『男のあこがれ、いつかはクラウン』というわけではないですが、いつかはRCS A決勝進出。もしくはRCS予選突破を目指す。などRCSで実力がどこまで通用するのかが、ストライダーガチ勢の中で1つの基準となります。

RCS A決勝の実力となると全国レベルで名前が知られるきっかけとなることも。反対に結果だけ見ると大きな成果はなかったとしても、この大舞台に参加し続けて無事卒業まで走り抜けたということも1つの実力と讃えられることがあります。RCSは大きなプレッシャーや多くのことを背負って参加する価値のある「競技としてのストライダー」の一面を体験できるレース。スポーツの始まりとして行いたい親子には挑戦する価値があると思います。

また、現在ランバイク熱の高い中国からの参加者も増えており、国際色があるレースとしても有名です。

年齢・スケジュール

RCSは2歳、3歳、4歳、5歳、6歳、7-8歳、OPENとなっており、1次エントリー費は4,000円、2次エントリー費は5,000円となります。参加者はランダムでお手伝いを依頼されますが、自分の出走の後のクラスのお手伝いとなるため、その時間とマンパワーがあることが前提となるのでご注意ください。

スケジュールはお昼休みなどは無く、円滑な進行で流れていきます。概ね午前中2歳クラス、3歳クラス、4歳クラスとなり、午後からそれ以降となることが多いです。OPENクラスはレジェンドライダーがひしめき合うクラスであり、オーラはアスリート。お時間があれば見ていきたいレースです。

基本事項

大会名RCS(ランバイクチャンピオンシップシリーズ)
開催場所・開催日程レーススケジュールはこちら
対象年齢(クラス分け)2歳、3歳、4歳、5歳、6歳、7-8歳、OPEN
参加費用1次エントリー4,000円、2次エントリー5,000円
公式サイトhttps://rcs2013.com/

まとめ

ストライダーによりその知名度が年々高まっているランバイクという乗り物。

自転車への円滑な移行を目的とした公園遊具から競技思考の強い、まさに『新しいスポーツ』としての地位を築いています。

勝ち負けに関係なく、思い出を作ることを目的にレースへの参加を検討してみるのもよいでしょう。

オススメの大会プランとしては、マシンのカスタムが多くはいらないエンジョイカップから初めて、少しチューニングをしてみてビギチャレへ挑戦!ストライダーの走り方に慣れてきたらDRCやLAGPへ力試し!自然界でのレースのMINAKAMI S1やEpi-1は、レジャーとしても良いと思います。

そしてまだのめり込めるのであれば、ストライダーカップや世界最高峰RCSへ挑戦するのもストライダーの楽しみ方のひとつ。非日常の本気の取り組み。嬉し泣きも悔し泣きも必ず家族にとって良い刺激になるはずです。

ストライダーの大会は悔し泣きもよい思い出

子どもたちは親御さんが喜んでくれることが大好きです。子どもが喜んで何かを成し遂げるためには親御さんが本気で楽しんで、喜ぶことが大切。ストライダーをはじめとするランバイクの大会ではまさにその親子力が培われます。

自分の子どもはどう伝えればわかってくれるのか、どうに関わると楽しい気持ちを維持できるのか、どういう環境が苦手なのか、など週末にデパートで過ごすだけでは分からなかった子どものキャラクターを知り、親力を上げるきっかけがたくさんあります。

また、純粋に幼少期の思い出として、旅行のきっかけとして大会参加を用いることも良いと思います。ランバイクの大会会場での保育園以外のお友達との出会いも、子どもたちにとって大切な経験となるでしょう。

今回ご紹介したレース以外にもレースや大会はたくさんありますので、ぜひ探して家族で楽しんでみて下さい!

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