2021年版|コーダーブルームのクロスバイク&フラットバーロード&ミニベロおすすめ全10台

コーダーブルーム クロスバイク

KhodaaBloom(コーダーブルーム)のクロスバイクといえば、軽量でコスパ抜群の「RAIL」シリーズ。2021年モデルでは新作「RAIL ACTIVE」が登場。コンセプトは “5万円で210kmを完走できるバイク”、この数字が意味するものとは?

リラックスバイクとして新しく新設された「KESIKI」シリーズや、走れる軽量ミニベロ、フラットバーロードまでまるっとご紹介します!

コーダーブルームのクロスバイクとは

"日本代表" として打ち出される軽量クロスバイクシリーズ「RAIL」
“日本代表” として打ち出される軽量クロスバイクシリーズ「RAIL」

KhodaaBloom(コーダーブルーム)は、日本の・日本人による・日本人のためのバイクをつくる日本ブランドです。日本人の体型に合わせた設計・サイズ展開で、サイクリストとして活動する社員の経験をもとに製品開発が行われています。

コーダーブルームについてもっと知る

コーダーブルームのクロスバイクの代表的なシリーズが「RAIL」です。2009年に初登場し、特にその軽量性から注目されてきました。
たとえば2014年モデルでは8kg台の軽量クロスバイク「RAIL 700SL」が登場し、現在はラインナップから外れてしまいましたが2020年には「RAIL LIMITED」でついに7kg台へと突入しています。

随所にカーボンパーツが採用され、クロスバイクとは思えない仕様の「RAIL LIMITED」。2021年モデルでも引き続きラインナップされている。
随所にカーボンパーツが採用され、クロスバイクとは思えない仕様の「RAIL LIMITED」。2021年モデルにラインナップされている。

電動アシスト自転車と上り坂勝負!?RAIL LIMITEDが登場する動画はこちら
最軽量クロスバイクと電動アシスト付き自転車で【勾配26%の激坂】を走ってみた

もちろん軽量性だけでなく、パーツも同価格帯の他社モデルと比較してワングレード良いものが採用されていたり、ライト・ベル・スタンドが標準装備*という点も嬉しいポイントです。
*)RAIL LIMITEDをのぞく

そんなRAILの2023年モデルに新しい仲間が加わります。

2021年は新しいRAIL、新シリーズKESIKIが登場

RAIL ACTIVE=5万円台で210kmを完走できるバイク

注目モデルといえばこれ、RAIL ACTIVE!

新潟県の佐渡島で開催される「佐渡ロングライド210」。日本最大級のロングライドイベントですが、その210kmという距離を完走できる5万円台のクロスバイクをコンセプトに設計・製造されたのが「RAIL ACTIVE」です。

10kgをきる9.9kg(480)という完成車重量は、ロードバイクと同じ「EAST‐L」アルミパイプを使用した軽量フレーム(RAIL共通)と、厳選したパーツアッセンブルにより実現。変速は、平地と坂のどちらでも最適なギアを選べるように、フロントダブル、リア8速の16段変速です。

裾の噛み込みを防ぐギアカバー付き前2枚ギアクランクに、後ろ8段変速ギア。
裾の噛み込みを防ぐギアカバー付き前2枚ギアクランクに、後ろ8段変速ギア。(2021年モデルのカラー)

名前のとおりアクティブな印象の4色展開。なかでもトキオレンジは210台生産の限定カラーです。

名前のとおりアクティブな印象の4色展開。

トキオレンジにはオリジナルキャラクター「さーどくん」が描かれる
トキオレンジにはオリジナルキャラクター「さーどくん」が描かれる

通勤や通学といった移動のための手段としてスポーツバイクを始めた人が、もう一歩踏み込んで自転車ライドそのものを楽しむことができるクロスバイクです。

新シリーズ「KESIKI」

KESIKI(ケシキ)は2021年から登場した新シリーズ。
オールロードバイクと称され、ドロップハンドルの「KESIKI Touring」と、フラットバーハンドルの「KESIKI」の2モデルがあります。いずれもジオメトリ的にロードバイクに該当しそうですが、今回はフラットバーグラベルロードとも呼べる「KESIKI」をピックアップ。

フラットバーハンドルモデルはマットグレーとダークブルーの2色展開
フラットバーハンドルモデルはマットグレーとダークブルーの2色展開

「どこでも走れる、どこの景色でも見に行ける」を可能とするのは、27×1.75サイズの太めのタイヤと強靭なアルミフレーム。
59,000円(税抜)という価格ながら、ブレーキは油圧式。天候に左右されづらい制動力が魅力のディスクブレーキを、より軽いタッチで操作できます。

ダボ穴も多く、拡張性の高さも魅力。日常使いにも、ツーリングの相棒としても。
筆記体で記される「KhodaaBloom」のブランドロゴ。どこかクラシカルな雰囲気が漂うバイクデザインによく似合っている。
筆記体で記される「KhodaaBloom」のブランドロゴ。どこかクラシカルな雰囲気が漂うバイクデザインによく似合っている。

KESIKIについて詳しくはこちら。ドロップハンドルモデルの「KESIKI Touring」も要チェックです。

FRAME’s Choice is …

RAILの軽量性が際立つRAIL700をチョイス。

細身なシルエットでシャープな印象のクロスバイク

ワイズロードで完成車を見る(2022)

6万円台のクロスバイクで9kg台をマークして話題になった1台です。
軽量さがもたらすメリットのひとつは、ゼロ発進時の軽やかさ。信号待ちの多い毎日の通勤・通学や、ストップアンドゴーを繰り返す街中のライドではその恩恵を十分に得られるでしょう。

毎日の脚としても、アクティブなスポーツライドにも。
毎日の脚としても、アクティブなスポーツライドにも。

パーツもぬかりなく、変速系統はシマノ・アルタス、ブレーキまでしっかりシマノ製で統一されています。

ブレーキはリムブレーキ。クロスバイクでもディスクブレーキ化が進むものの、街乗りや軽いサイクリングではリムブレーキで何ら問題ない。
ブレーキはリムブレーキ。クロスバイクでもディスクブレーキ化が進むものの、街乗りや軽いサイクリングではリムブレーキで何ら問題ない。
コンチネンタル社のタイヤが標準でセットされるのも嬉しい
定評のあるコンチネンタル社のタイヤが標準でセットされるのも嬉しい

これらに加え、最初からライト、スタンド、ベル、ペダルがついてきます。アクセサリ類だけでもざっと1万円弱はしますので、すべてそろってRAIL700のスペックで6万3000円は高コスパ。「6万円台で “走れる” クロスバイクが欲しい」、そんな人にとって最有力候補となるはずです。

2021年最新クロスバイク全7台

RAILシリーズに加え、フラットバーロードや、スポーティなミニベロ(新色登場!)もご紹介しています。ぜひ最後までチェックしてください。

RAIL(レイル)

RAIL(レイル)

サイクリングや街乗り、通勤通学あらゆる移動をスポーツとして楽しめるクロスバイクシリーズです。

RAIL LIMITED

RAIL LIMITED
カラー:シャイニーブラック
  • 価格(税抜):140,000円
  • フレーム:アルミ
  • フォーク:カーボン
  • サイズ(適応身長):400mm(155‐170cm)、440mm(165‐180cm)、480mm(170‐190cm)
  • 重量:7.8kg(480mm)
  • メインコンポーネント:シマノ・ティアグラ(20Speed)
  • カラー:シャイニーブラック

RAIL 700SL

RAIL 700SL
カラー:ダークブルー

ワイズロードで完成車を見る

  • 価格(税抜):87,000円
  • フレーム:アルミ
  • フォーク:カーボン
  • サイズ(適応身長):400mm(155‐170cm)、440mm(165‐180cm)、480mm(170‐190cm)
  • 重量:8.9kg(480mm)
  • メインコンポーネント:シマノ・ソラ(18Speed)
  • カラー:ブラック、ダークブルー

RAIL 700

カラー:ソリッドレッド

ワイズロードで完成車を見る

  • 価格(税抜):63,000円
  • フレーム:アルミ
  • フォーク:アルミ
  • サイズ(適応身長):400mm(155‐170cm)、440mm(165‐180cm)、480mm(170‐190cm)、540mm(180‐195cm)
  • 重量:9.8kg(480mm)
  • メインコンポーネント:シマノ・アルタス(27Speed)
  • カラー:マットブラック、マットダークブルー、ソリッドホワイト、ソリッドレッド
    ※540mmはマットブラック、ソリッドホワイトのみ

RAIL ACTIVE

上位モデルのRAIL 700 SLやRAIL 700なら走破はできる。クロスバイクの王道価格「5万円台」で、佐渡の厳しい上り坂や向かい風にも立ち向かっていけるモデルを目指した。
カラー:トキオレンジ
  • 価格(税抜):52,000円
  • フレーム:アルミ
  • フォーク:アルミ
  • サイズ(適応身長):400mm(155‐170cm)、440mm(165‐180cm)、480mm(170‐190cm)
  • 重量:9.9kg(480mm)
  • メインコンポーネント:-(16Speed)
  • カラー:トキオレンジ、ダークブルー、ソリッドグレー、ネオンイエロー
    ※トキオレンジは210台限定製造

RAIL DISC EX

RAIL DISK EX
カラー:マットダークパープル

ワイズロードで完成車を見る

  • 価格(税抜):72,000円
  • フレーム:アルミ
  • フォーク:カーボン
  • サイズ(適応身長):400mm(155‐170cm)、440mm(165‐180cm)、480mm(170‐190cm)
  • 重量:10.5kg(480mm)
  • メインコンポーネント:シマノ・アルタス(27Speed)
  • カラー:マットダークパープル、マリンブルー

RAIL DISC

RAIL DISK
カラー:マットダークブルー

サイクルスポットで完成車を見る

  • 価格(税抜):59,000円
  • フレーム:アルミ
  • フォーク:アルミ
  • サイズ(適応身長):400mm(155‐170cm)、440mm(165‐180cm)、480mm(170‐190cm)
  • 重量:11.4kg(480mm)
  • メインコンポーネント:-(24Speed)
  • カラー:マットブラック、パールホワイト、マットダークブルー

RAIL 700A

RAIL 700A
カラー:オリオンブルー

ワイズロードで完成車を見る(2022)

  • 価格(税抜):48,000円
  • フレーム:アルミ
  • フォーク:アルミ
  • サイズ(適応身長):400mm(155‐170cm)、440mm(165‐180cm)、480mm(170‐190cm)
  • 重量:11.0kg(480mm)
  • メインコンポーネント:ー(24Speed)
  • カラー:マットブラック、マットホワイト、オリオンブルー、マットガンメタル

コーダーブルームならフラットバーロードも、軽量ミニベロも選べるぞ!

KESIKI

“一生の思い出になるケシキを見に行こう”

走る場所を選ばないオールロードシリーズ。2021年モデルからのラインナップです。
身長に比較して腕や脚が長くなっている現代人に最適化させたニュージオメトリーを採用。日本人だから味わえる乗りやすさで、気軽にあそべる1台に。

KESIKI
カラー:ダークブルー
  • 価格(税抜):59,000円
  • フレーム:アルミ
  • フォーク:アルミ
  • サイズ(適応身長):420mm(155‐170cm)、460mm(165‐180cm)、500mm(170‐190cm)
  • 重量:11.9kg(500mm)
  • メインコンポーネント:シマノ・アルタス(16Speed)
  • カラー:マットグレー、ダークブルー

STRAUSS DISC FLAT10

ストラウスとはドイツ語で花束という意味。コーダーブルームが送る「レースで勝ちにいく」ための高速ロードバイクシリーズです。ドロップハンドルは少し仰々しい、だけどクロスバイクを越えた走行性能が欲しい方に。走りに特化したロードバイクとしての性能を味わえます。

STRAUSS DISC FLAT10
カラー:マットシルバー

ワイズロードで完成車を見る

  • 価格(税抜):109,000円
  • フレーム:アルミ
  • フォーク:カーボン
  • サイズ(適応身長):430mm(155‐170cm)、465mm(165‐175cm)、500mm(170‐190cm)
  • 重量:9.2kg(500mm)
  • メインコンポーネント:-(10Speed)
  • カラー:マットシルバー
KhodaaBloom STRAUSS DISC FLAT10(2022)
KhodaaBloom

RAIL 20

RAILシリーズらしい圧倒的軽量性が自慢のミニベロです。6万円台前半という価格で重量8kg台(!)、ロードバイクコンポのシマノ・ソラをメインに据えたスペックはさすがのコストパフォーマンス。ミニベロはワンサイズ展開のケースも多いですが、2サイズから選べる点もコーダーブルームらしいメリットです。
2021年モデルは、トレンドの偏光色が美しいニューカラー・オーロラパープルが追加されています。

RAIL 20
カラー:オーロラパープル
見る角度によって色が変化するオーロラパープル

見る角度によって色が変化するオーロラパープル

  • 価格(税抜):62,000円
  • フレーム:アルミ
  • フォーク:アルミ
  • サイズ(適用身長):420mm(155‐170cm)、480mm(165‐180cm)
  • 重量:8.4kg(480mm)
  • メインコンポーネント:シマノ・ソラ(9Speed)
  • カラー:オーロラパープル、ソリッドグレー

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まとめ

コーダーブルームのRAILといえば、佐渡ロングライドの210kmもの長距離完走を目指すチャレンジが企画されています。その名も「RAIL210 CHALLENGE」。2020年度は新型コロナウイルスの影響で残念ながら中止となりましたが、2021年も実施を予定しています。ロードバイク完走車がほとんどというイベントで、クロスバイクシリーズRAILで210km完走を目指し、達成の暁には参加費のキャッシュバックも!
今後の状況で変更の可能性もありますが、達成感に満ちたRAILユーザーの笑顔あふれる光景に期待したいところです。

All Photos (C)HODAKA
LINK: KhodaaBloom

Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

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WRITTEN BYけーゆー

関西在住大学生。幼いころから知らない土地に自分の力で行くことが好きだった旅人気質。大学生になり自転車でお遍路や北海道一周を達成。ついてはスポンサーをつけてベトナム縦断も達成。今後も世界中をこの目で見てまわりたい!

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