FUJI ロードバイク 2022 おすすめ

2022年最新!FUJI(フジ)ロードバイクおすすめ全9台

FUJIの2022年モデルは、ニューモデルの追加やモデルチェンジと行った大きな動きはなく、新色の追加やカラーの変更と行ったマイナーチェンジが中心。しかし、それだけ完成されたラインナップだったと考えることもできる。

レーシングロードからグラベルバイクまで幅広いラインナップをそろえるFUJIの2022年モデルをチェックしよう。

FUJIとは

FUJI

FUJIはアメリカの自転車ブランドだが、その発祥となるのは日本。1889年創業の日米商会をルーツとしている。

ロードバイクだけでなく、グラベルバイクやアーバン系モデルもラインナップし、レースだけでなくサイクルカルチャー全体をサポートするラインナップを展開。日本語由来のモデル名など、日本発祥ブランドとしての命脈は続いている。

>> ブランドの成り立ちと概要についてはこちらの記事をチェック。

→「FUJI(フジ)ロードバイクの特徴

2022年モデルはカラーでコスメチェンジ

FUJIロードバイク
BALLAD Ωの新色 “Purple Blue”。まさにFUJIらしいルックスのストリートロードだ。

FUJIの2022年モデルでは、モデルチェンジやニューモデル追加はなかったが、それはラインナップが完成されていた証でもある。一方で、多くのモデルに新色が追加され、近年のカラートレンドを反映したアップデートは行われた。

たとえばトレンドのグラベルロード「JARI」は、2022年モデルではアルミフレームのJARI 1.3が最上位モデルに据えられる形となった。JARI1.3の基本スペックはSRAM APEX 1の1×11スピード、油圧ディスクブレーキと変更はないが、カラーニュアンスを刷新。マットガンメタルから少し明るいシルバーカラーへ変更されている。

FUJIロードバイク
2022年モデルのJARI1.3

同様にJARI1.5も光沢感のあるデザートカラーから、マットな質感のカーキに変更されている。

FUJIロードバイク

マルチパーパスバイクFEATHER CX+の実用性がUP

FUJIロードバイク

22年モデルのFEATHER CX+ではリアラックマウントの位置が微妙に変更されている。

FUJIロードバイク
新色のclay

もともとFEATHER CX+は前後ともにラックの取り付けが可能だったが、2022年モデルではリアマウント位置が少しだけ変更された。

これまで一部のラックでは、ブレーキとの干渉を配慮した加工が必要だったところ、マウント位置を移動することによってラックの選択肢が広がった。

FUJIロードバイク
右が2022年モデルのマウント位置

小さな変更ではあるが、マルチパーパスバイクとしての守備範囲の広さはそのままに、ツーリングバイクやグラベルバイクとしてのポテンシャルをさらに高めることに成功している。

FRAME’s Choice is…

初めての1台としておすすめするFRAME’s Choice。FUJIでおすすめしたい1台は、アドベンチャーカテゴリーのグラベルバイクJARI1.5だ。

FUJIロードバイク

まずJARIをすすめる理由として、アルミフレームのグラベルバイクであることが挙げられる。

グラベルバイクは、タイヤの太さや種類(オンロード向けのモデルか、オフロード向けのブロックタイヤか)を変更することで、ロードバイク的な走り方もトレイルライドを楽しむことも可能。マルチに活躍してくれる汎用性の高さが魅力だ。

FUJIロードバイク
FUJIロードバイク
フレームバッグを取り付けてバイクパッキングに出かけるのもいい *)画像はJARI1.7

もしピュアレーサーとしてのロードバイクを購入して太めのタイヤを装着しようとしても、700Cサイズのホイールだとおおむね30mm幅までしか対応しないケースが多いため、グラベルバイク化は厳しい。逆に言えば、ロードレースをしたいという明確な意思がないのであれば、1台目はグラベルロードを選び、いろいろな乗り方を楽しむほうがロードバイク人生の幅が広がるはずだ。

FUJIロードバイク
FUJIの2022年モデルラインナップ。JARIシリーズの帯の長さに、万能さが見て取れる。

カーボンフレームは不意に倒したり転倒した際のひびだけで修理・交換が必要になるが、アルミフレームなら多少ラフに扱えるというメリットもある。クロモリフレームほどサビに気を遣うこともない。輪行でもそこまで神経質にならなくてよいし、通勤ライドでガンガン使ってもへこたれないタフさは、ビギナーにとって安心材料になるだろう。

FUJIロードバイク
高剛性のA6-SLアルミフレーム(画像はJARI1.7)

油圧ディスクブレーキ&ティアグラ搭載でスペックも必要十分

JARIの中でも1.5を選ぶ理由は、油圧ディスクブレーキを搭載するモデルの中で最もお値打ちな価格を実現しているからだ。ディスクブレーキに関しては、ケーブル引きの機械式ディスクブレーキより圧倒的に油圧ディスクブレーキの方がレバーの引きが軽い。長い下りや長時間オフロードを走った際に握力が落ちてきた状態でも、確実にスピードコントロールができるという安全面でのメリットは計り知れない。

搭載されているコンポーネントはシマノのロードバイク用コンポ・ティアグラ。フロント2段、リア10段で、フロントは46-30T、リアが11-34Tとオンロードでもオフロードでも必要十分なギヤ比をカバーしている。

FUJIロードバイク
カーボン製フォークの裏側は迷彩カラーが施される。(画像はイメージ、各パーツは実際と異なる)

価格は20万円オーバーと最初の1台としてはやや高いかもしれないが、ロードバイクとグラベルバイクやMTBの複数台持ちをしてさまざまな乗り方を楽しむことを考えると、1台で何でもできるのでお値打ちであるという考え方もできる。さらに、将来的にコンポーネントやホイールをアップグレードすることで、さらに走行性能を高めながら長く乗り続けることもできるだろう。

2022年モデル全紹介

FUJIのラインナップは「レーシング」と「ライフスタイル」に大別される。ここから紹介するロードバイクのシリーズを一覧すると以下の通り。

気になるカテゴリがある場合はリンクをクリック、当該位置までジャンプできる。

※シングルスピードを除く

ROAD

SL1.1 DISC

FUJIロードバイク

高い剛性、快適なライドフィールとハンドリング性能を完備した「世界最軽量バイクを作る」というコンセプトを基礎に開発された一台。独自のハイコンパクション製法によるフレームがもたらす優れた弾力、楕円断面の極細シートステーによってもたらされる振動吸収性は、レーシングバイクとして軽快で格別の走りを提供する。

  • 価格:286,000円(フレームセット/税込)
  • フレーム素材:カーボン
  • サイズ:49、52、54cm
  • カラー:Pearl Blue / Red Orange

FOREAL

FUJIロードバイク

伝統的なスチールパイプメーカー「コロンバス」のCRONOSクロモリチューブを採用した、どこか懐かしさを感じさせながらも内面に屈指の走りを秘めたシリアスレーサー。本格的なロード・ジオメトリーに、最新の高剛性ホイールも履けるフルカーボンフォークを装備している。ドライブトレインと油圧式ディスクブレーキはシマノ・105を搭載。渋みを持ったオトナに似合う一台だ。

  • 価格:308,000円(完成車/税込)
  •    165,000円(フレームセット/税込)
  • フレーム素材:クロモリ
  • コンポーネント:シマノ・105
  • サイズ:47、50cm
  • カラー:Matte Silver

ADVENTURE

JARI 1.3

FUJIロードバイク

各社がグラベルロードに注力する中、先駆とも言えるのがJARIだ。その名はもちろん日本語の「砂利」から。シリーズのハイエンドモデルがこのJARI 1.3。コンポーネントはスラム・Apexのフロントシングル仕様となっている。このグレードのみチェーンステーは左右非対称のアシンメトリー形で、走行中に負荷がかかりやすいドライブ側と負荷の少ないノンドライブ側の剛性バランスが取られている。全グレードにバイクを担ぎやすいショルダーパッド、そしてBENTO BOXマウントを装備。

  • 価格:258,500円(税込)
  • フレーム素材:アルミ
  • コンポーネント:スラム・Apex 1X
  • サイズ:46、48、52、54、55.5cm
  • カラー:Silver

JARI 1.5

FUJIロードバイク

FRAME’s Choiceでも登場したアルミシリーズの中核を担う本機は、シマノ・ティアグラの油圧式ディスクブレーキを採用。シリーズを通してリアエンドは強靭な6066番、軽量化を図ってメイントライアングルは振動吸収性に長けた6061番を使用し、前後異素材のミックスフレームとなっている。

  • 価格:203,500円(税込)
  • フレーム素材:アルミ
  • コンポーネント:シマノ・ティアグラ
  • サイズ:46、48、52、54、55.5cm
  • カラー:Khaki

JARI 1.7

FUJIロードバイク

シリーズのローエンドモデル。コンポーネントはシマノ・ソラで、Tektroの機械式ディスクブレーキが配されている。全グレード共通となるハンドルは、このシリーズのために特別に作られたOVALのアドベンチャーバーを採用。また高速巡航性も高く、ロングホイールベースと低いBB位置による低重心のおかげで高速域での速度キープが容易になっている。

  • 価格:139,700円(税込)
  • フレーム素材:アルミ
  • コンポーネント:シマノ・ソラ
  • サイズ:46、48、52、54、55.5cm
  • カラー:Silk Black、Sabi

STREET ROAD

BALLAD Ω

FUJIロードバイク

街中をスタイリッシュに駆け抜ける「ストリートロード」という新たなジャンルを確立させたモデル。バテッドクロモリ管をフレーム素材に採用し、コンポーネントにシマノ・ソラを搭載している。パーツをオールブラックで統一し、後述する「BALLAD R」のようなクラシカルなムードとは異なる、精悍で攻撃的なイメージを放っている。

  • 価格:132,000円(税込)
  • フレーム素材:クロモリ
  • コンポーネント:シマノ・ソラ
  • サイズ:43、49、52、54、56、58cm
  • カラー:Matte Black、Champagne Gold、Purple Blue

NAOMI

FUJIロードバイク

こちらも「ストリートロード」に名を連ねる一台。溶接箇所を丁寧にスムース処理したシンプルなホリゾンタルフレームで、各ケーブルはフレーム内蔵式だ。高剛性のストレートカーボンフォークは高速コーナーリングでもブレることなく、9kgを下回る車体重量は快適なライドフィールをもたらしてくれる。様々なライフスタイルを持つライダーに向けて死角はない。

  • 価格:139,700円(税込)
  • フレーム素材:アルミ
  • コンポーネント:シマノ・ソラ
  • サイズ:42、46、49、52、54、56cm
  • カラー:Velvet Opal、Matte Gunmetal

STREET CROSSOVER

FEATHER CX+

FUJIロードバイク

シングルスピードの名機「FEATHER」のシャープで美しいクロモリバテッド管によるフレームをベースにした一台。コンポーネントはシマノ・クラリス、Tektroのディスクブレーキ、35Cのブロックタイヤを標準装備した、マルチパーパスなグラベルロードだ。高剛性で前後キャリア搭載可能なので、バイクパッキングにおすすめ。もちろんタウンユースにも最適だ。

  • 価格:118,800円(税込)
  • フレーム素材:クロモリ
  • コンポーネント:シマノ・クラリス
  • サイズ:43、49、52、54、56、58cm
  • カラー:Clay、Matte Khaki、Copper、Slate

VINTAGE STYLE

BALLAD R

FUJIロードバイク

精緻なホリゾンタルフレームが味わい深い、FUJIが誇るアーバンクロモリバイクの決定版。クラシカルなWレバー、スレッドステムをはじめとしたシルバーパーツで、ヴィンテージバイクと思わせるほどの存在感を放つ。その上、走りは本格派。バテッドクロモリフレームにより、しなやかでスムースなスポーツライドを演出してくれる。43cm~というサイズ展開で、小柄な女性でも選択肢がある点も嬉しい。

  • 価格:97,900円(税込)
  • フレーム素材:クロモリ
  • コンポーネント:シマノ・クラリス
  • サイズ:43、49、52、54、56cm
  • カラー:British Green、Black

Bike model article by Toshiyuki Masubuchi

2021年モデルはこちらからチェック

前年の21年はJARIがフルモデルチェンジした年。あわせてチェックしておこう。

All photos © AKIBO

公式HP: FUJI

Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

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WRITTEN BY浅野真則

自転車専門誌・WEBメディアで活動する自転車ライター。レース志向のガチ勢で、インプレやトレーニング系の記事だけでなく、カメラを担いで自ら被写体になりながら走り、原稿も書く“自作自演”の実走取材も得意。乗りたいバイクが青くないと新品でもわざわざ青く塗り直すほどの青好きで、もみあげの長い風貌から“青ゴルゴ”と呼ばれている。

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