【キャニオン】シクロクロスバイク「インフライト」2023モデルを発売
季節が夏から秋へと移ろい、いよいよシクロクロスシーズンがやってきた。そしてそれに合わせて、現代のシクロクロスシーンにおけるアイコンとも言えるレースバイクがそのスタートラインに戻ってきた。キャニオンの「インフライト」は、マチュー・ファンデルプールをはじめとした最高峰のライダーと共に幾度も世界選手権のタイトルを獲得、さらにワールドカップでも勝利を重ねてきた。あらゆるクロスコースで表彰台の常連である「インフライト」、その2023モデルの発売だ。
目次
2023モデル「インフライト」の特徴
①トップチューブの屈曲部「キンク」
トップチューブがシートチューブと接合する部分付近に設けられた独特の屈曲部により、小さなフレームサイズでもフロントトライアングルが大きく確保され、レース中に担ぎやすい形状となっている。
バイクをテストしたマチュー・ファンデルプールとチームアルペシン-フェニックスの選手たちは、トップチューブの屈曲部をつかんだときのバイクの前後バランスが良いという点で意見が一致している。バイクが前方あるいは後方に傾こうとする力を抑える必要がないため、担いで障害物を越えるのが楽になり、貴重なエネルギーを節約できる。
また、シートポストクランプの位置を下げてシートポストのしなりを使える部分が長くすることにより、シートポストの変形量を確保。凹凸の激しいコースでの振動吸収性を高め、快適性を向上させる効果がある。
②安定性と俊敏性を両立させる、シクロクロス専用ジオメトリー
Infliteのジオメトリーは、あらゆる点でシクロクロスレースに最適化されている。リーチとホイールベースを延長したことで、もたつき感がない。ステムを短くすることで、コーナリングがシャープに。そして、微調整されたフォークジオメトリーと72°のヘッド角により、ハンドリングはレスポンス良く仕上がっている。さらに、フレームサイズに合わせたコクピットサイズを採用。難しい局面での、バイクコントロールを向上する。
③泥の付着面を極限まで減らしたフレーム
泥詰まりを防げば、トラブルも避けられる。Infliteのフレームは、泥が付着しにくいチューブ形状、内装ケーブルルーティング、十分なタイヤクリアランスなど、さまざまな工夫により泥詰まりを防止。過酷なコンディションでもピットインの回数を減らし、コース上を走り続けることができる。最大タイヤ幅は35mm。
④ほとんどの完成車にQuarqまたは4iiiiパワーメーターを搭載
トレーニングの成果を最大化し、レースでの出力をコントロールできる(Inflite CF SL 6を除くすべてのモデルに搭載)。
⑤鮮烈な印象を与える4つの新色
光の少ない冬空のもとで時に泥々になるシクロクロスレース。そんなレースコースで輝くような走りを魅せることのできる鮮烈な新色「ポディウムメタリック」「アディティブグリーン」「アディティブピンク」「アディティブグレー」を展開する。
2023モデル「インフライト」のラインナップ
▲インフライト CF SLX 9 | SRAM Force eTap AXS + Quarq Powermeter | DT Swiss CRC 1400 Spline | 7.72kg | 569,000円
▲インフライト CF SL 8 | SRAM Rival eTap AXS + Quarq Powermeter | DT Swiss CRC 1600 Spline | 8.24kg | 449,000円
▲インフライト CF SL 7 | Shimano GRX 800, Ultegra 2x + 4iiii Powermeter | DT Swiss C 1800 Spline | 8.50kg | 359,000円
▲インフライト CF SL 6 | Shimano GRX 600 1x, 810| DT Swiss Cross LN | 8.68kg | 239,000円
シクロクロスに興味を持ったら、全国各地で開催されているレースを観戦してみよう。
寒い季節はバーチャルサイクリングも良いが、外で、オフロードを走ってみよう。実戦感覚を磨き、バイクの操作スキルを向上させ、冬の間も体力を維持することができる。シクロクロスレースに出てみよう。共にレースを楽しむ、新たなシクロクロス仲間の友達を作ろう。寒い冬を、熱く過ごそう。
LINK:キャニオン バイシクルズ ジャパン
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WRITTEN BYFRAME編集部
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