ハッチンソンのタイヤの特徴は? おすすめグラベルタイヤを使って驚いた3つのこと

ハッチンソン タイヤ

ハッチンソンは、ロード用タイヤにグラベル用、MTBからシティ用まで幅広く製品を取り扱うフランスの老舗タイヤブランドです。ハッチンソンの特徴ラインナップ、主力であるチューブレスレディタイヤのメリットをチェック!

さらにいま注目のグラベルタイヤ「オーバーライド」を自転車ジャーナリストの浅野真則さんがテスト。濃密インプレッションをお届けします。

ハッチンソンってどんなブランド?

フランスのタイヤブランド・ハッチンソンは、1890年に自転車用タイヤの生産を開始した老舗。自転車用タイヤでは、世界最高峰の自転車レース、ツール・ド・フランスで多くの勝利に貢献したプロ御用達のロード用タイヤをはじめ、MTB、シクロクロス、シティサイクル、小径車のタイヤまで幅広く製造しています。

ロード用チューブレスタイヤにいち早く着手するなど、進取の気性に富むブランドでもあります。

ハッチンソンといえばチューブレスタイヤ

Photo: 浅野真則

ハッチンソンといえばチューブレスタイヤのイメージを持つサイクリストも多いです。

チューブレスタイヤとは、その名のとおりチューブを必要としないタイヤのこと。パンクのリスクがぐっと低くなり、低圧での走行が可能になるのが大きな特徴です。

チューブレスシステムの中でも、最近のロードバイク用タイヤの主流は「チューブレスレディ」と呼ばれるタイプ。ホイールにチューブレスレディ用のリムテープを貼ったり、シーラントと呼ばれる専用の液体を注入して気密性を高めることで、チューブなしのチューブレスとしての運用が可能となります。

チューブタイプ(左)は中にチューブが入っている。チューブを入れずにシーラントを使うことで運用するチューブレスレディ(右) Image: ポディウム

シーラントはタイヤとホイールの気密性を高めるだけでなく、パンク修理剤としての役割も兼ねており、軽度の穴あきパンクはシーラントがふさいでくれることも少なくありません。

ハッチンソンタイヤのロード用ラインナップ

MTBやシティサイクルまで幅広くタイヤをそろえるハッチンソンですが、ロードバイクタイヤだけでもこれだけのモデルがそろいます。(2023年3月公式HPに準拠)

  • ロード
    • チャレンジャー:エンデュランスモデル
    • フュージョン5:長距離レースに
    • セクター:石畳レースもこなす
    • ニトロ2:初心者向け
  • グラベル
    • オーバーライド:万能グラベルタイヤ
    • トゥアレグ:オーバーライドよりハードなグラベルに
    • ツンドラ:全天候型ブロックタイヤ

どのモデルも同社の長い歴史から得られたテクノロジーで、性能と品質を高い次元で兼ね備えるのが特徴です。

※各モデルの紹介は記事の最後でチェックできます

★PickUPモデル「オーバーライド」インプレッション

今回は各社ラインナップを拡大し、ユーザーレベルでも使用する機会が増えてきたグラベル用タイヤに注目。なかでも汎用性の高いモデルといえる「オーバーライド」をピックアップし、自転車ジャーナリストの浅野真則さんにテストしてもらいました。


走りよし、耐パンク性能よし、取り扱いよし。3つの特徴に驚いた

Photo: 浅野真則

ハッチンソンのグラベル用タイヤ「オーバーライド」は、舗装路から未舗装路まで幅広い路面をカバーするセミスリックタイヤです。今回テストするのは、グラベルバイクでは標準的なサイズである700×38Cで、チューブレスレディ仕様。ロードバイク以上にチューブレス化が進んでいるグラベル用タイヤにおいて、チューブレスレディの40mm幅前後のタイヤは最激戦区ともいえます。

実際にテストして特に印象に残ったポイントは3つ。

  1. セミスリックパターンによる走りの軽さと汎用性の高さ
  2. ハードスキンによる耐パンク性能の高さ
  3. チューブレスレディの扱いやすさ

ひとつずつチェックしていきましょう。

①セミスリックパターンによる走りの軽さと汎用性の高さ

中心は溝の浅いスリックタイプ、サイドはブロックパターンをもつセミスリックタイヤ Photo: 浅野真則

トレッドパターンは、中央部が目の細かいやすり目状のパターンで、ほぼ溝のないスリックに近いです。直進時は主にこの部分が接地するため、転がり抵抗が少なく、軽快な走りを実現します。

細かいやすり目の外側に少し目の粗いひし形のパターンが密に並んでいて、さらにその外側は大きめのひし形が密に並んでいます。この部分は水はけをよくし、悪路でのグリップ向上やトラクション向上に一役買っています。

Photo: 浅野真則

とはいえ、一般的なグラベル向けのタイヤよりはブロックパターンが細かく密なので、コーナーリング中に極端に転がり抵抗が高くなることはありません。舗装路ではドライ・ウェット問わず安定したグリップと転がりの軽さを発揮しますし、グラベルでもドライコンディションならポテンシャルを存分に発揮します。

グラベル×ウェットのシーンではやや心もとない

ただしグラベルのウェット路面で土がやわらかくなっているところでは、タイヤの溝にやわらかい土が入り込んで、比較的目が詰まりやすいと感じました。ウエットコンディションでも平坦なところであればそれほど問題はありませんが、上りでは丁寧にペダリングしないと後輪が空転しやすくなり、コーナーでもグリップ感がやや低くなるので注意が必要です。

②ハードスキンによる耐パンク性能の高さ

オーバーライドのチューブレスレディ仕様は、ハードスキンという強化繊維でできた補強材が両方のビードをつなぐように覆っていて、その上に接地面のコンパウンド*が乗っているという構造です。

*) コンパウンド:トレッド部に使用される複合ゴムのこと

補強材の役割を果たすハードスキン生地がトレッドの下全面に敷き詰めてある

通常の貫通パンクはもちろん、サイドウォールまでハードスキンに覆われているのでサイドカットにも強く、耐パンク性能はかなり高いといえるでしょう。

実際に舗装路だけでなく砂利や芝などさまざまな路面を走りましたが、コンパウンドが傷つきにくく、短期間の使用でも耐久性が高そうだという印象を受けました。

グラベルライドで耐パンク性能の高さは正義

細かい砂利だけでなく小石が転がる路面を走ることもあるグラベルライドでは、ロードで舗装路を走るとき以上にサイドカットのリスクが高いといえます。

山間部でグラベルライドをしていてサイドカットパンクをしてしまったら、自力で応急処置が必要ですが、それができない場合は遭難に近い危機的状況に陥ることもあり得ます。本格的にグラベルライドを楽しむ人にとって、耐パンク性能の高さは正義なのです。

ビードの端から端までハードスキン(補強材)が入っているので、サイドカットにも強い Photo: 浅野真則

シーラントを使うチューブレスレディ機構もパンク防止に一役買っている

チューブレスレディタイヤでは気密性を高めるためにシーラントを併用するため、小規模なパンクならシーラントが穴をふさぎ、パンク修理しなくてもそのまま走れてしまうことも少なくありません。

液状のシーラントが入っているから、小さな穴なら一時的にふさいでくれることも Photo: 浅野真則

長年チューブレスレディタイヤを使っていますが、小規模なパンクなら帰宅時まで気付かないこともあるほど。

万が一パンクしてしまっても、チューブレス専用のパンク修理キットで簡単に復旧できるほか、クリンチャータイヤと同様にインナーチューブを使って復旧することもできます。パンク修理はクリンチャータイヤ並みに簡単です。

クリンチャータイヤを使っていたときより屋外でのパンク修理の頻度は明らかに減っていますし、オーバーライドはとりわけ耐パンク性能に優れているので、パンク修理の頻度を減らしたいサイクリストにはおすすめです。

低い空気圧でも腰砕けにならない

Photo: 浅野真則

チューブレスタイヤのメリットのひとつに、タイヤの空気圧を低くできるという点があります。タイヤの空気圧を低くするとタイヤが変形しやすくなり、地面との接地面が大きくなってグリップ力が増すほか、地面の衝撃を吸収しやすくなって乗り心地がよくなります。

ただ太いタイヤで空気圧を低くしたときにありがちなのが、コーナーでよじれたり転がりが重くなる感覚。そこがオーバーライドでは低減されていて、ハードスキンで覆われたコシの強いケーシングによるものだと思われます。

むしろ同じサイズの一般的なグラベル用チューブレスレディタイヤより若干空気圧を低めにした方が乗り心地が硬くなりすぎず、転がりの軽さと快適性、ハンドリングのバランスが取れるように感じました。

ケーシングにコシがあってしっかりしているためタイヤの変形は最小限に抑えられそうな点もメリット。荷物を満載した状態でも、快適性を高めるためにある程度低めの空気圧にすることもできそうですね。

③硬めのコンパウンドながら扱いやすい

Photo: 浅野真則

コンパウンドは比較的硬め。コンパウンド頼みでグリップ力を発揮するようなタイヤではなく、タイヤ全体をうまく変形させてグリップする印象が強いです。先述のとおり、砂利道をハードに走ってもトレッドが傷つくことがなかったので、耐久性や耐摩耗性は高そうだとも感じました。

特徴的だったのが、その扱いやすさ。繰り返しになりますが、サイドウォールまでハードスキンに覆われているからかケーシング自体のコシは強いのですが、タイヤの脱着は難なくおこなえました。タイヤレバーを使わずに手だけで簡単にはめ外しができましたし、チューブレスタイヤの扱いやすさに大きな影響を与えるビード上げも比較的容易でした。(サブタンク付きのフロアポンプを使い、バルブコアを外した状態で空気を一気に充填すればビードが一発で上がりました)

チューブレスレディタイヤとしてはかなり扱いやすい部類に入ると思います。

あらゆるサイクリストにマッチする懐の深いタイヤ

Photo: 浅野真則

オーバーライドはあらゆる乗り方やシーンに対応する守備範囲の広いタイヤです。

メインの用途は、舗装路や比較的スムーズなグラベルを組み合わせたドライコンディションのグラベルライドであることは間違いありません。舗装路が多めのコースでときどき未舗装路にも走りに行くなら700×35C、グラベルでの走破性重視なら700×38C、よりグラベルに特化する目的でフレームが対応しているならチューブレスレディの700×45Cを選ぶのもあり。

ケーシングがしっかりしているから、荷物を満載するようなロングツーリングにもピッタリだし、耐パンク性能の高さや舗装路での走りの軽さを生かし、毎日の通勤・通学ライドにもおすすめ。(たまには河川敷や川の土手、農道やあぜ道のちょっとしたグラベルに寄り道、探検要素をプラス――なんて楽しみ方も!)

オーバーライドの魅力は、ガチのグラベルライダーからロングツーリングを楽しみたいツーリスト、町乗りにちょっとした刺激をプラスしたい人まで、あらゆるサイクリストにマッチする懐の深さにあります。多くの人がこのタイヤの良さを体感できるであろうと確信する理由は、走りの軽さ、グリップ力、耐久性、耐パンク性能など高い基本性能に裏打ちされた、あらゆるシーンで体感できる安心感があるからです。

Photo: 浅野真則

ハッチンソンタイヤのラインナップ

ロード用からMTB、シティサイクル用まで幅広く展開するハッチンソンタイヤ。最後に全ラインナップを紹介します。

※記事公開時、Probikeshopで購入可能なラインナップを記載しています。

Model article by Toshiyuki Masubuchi

Photos © Podium

  • ロード
    • チャレンジャー:エンデュランス
    • フュージョン5:長距離レースに
    • インテンシブ :ロングライド・トレーニング向け
    • セクター:石畳レース用に作られたモデル
    • エキノクス2:トレーニング用
    • プロツアー:プロ向けチューブラー
  • グラベル
    • ツンドラ:全天候型ブロックタイヤ
    • オーバーライド:万能グラベルタイヤ
    • トゥアレグ:オーバーライドよりハードなグラベルに
    • トロCX:泥道に極めて強いグラベルタイヤ

ロード用

チャレンジャー

チャレンジャー
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エンデュランス用ニューモデル。グランフォンド、長距離、トレーニング向けに適しています。およそ1年を通して安心感のある走りを提供。8000kmまで耐え抜く長寿命、快適性と安全性に長けた妥協のないタイヤです。強化繊維の密度を高めることで耐パンク性能を向上させています。

サイズ700×25、28、30
タイプクリンチャー
カラーブラック(25/30)ブラック×タン(28)
重量255g(25)300g(28)320g(30)
価格(税込)4,950円

フュージョン5 11ストーム パフォーマンス

フュージョン5 11ストーム パフォーマンス
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フュージョン5シリーズにおける決戦モデル。ハッチンソンの研究所が独自開発した高性能コンパウンド「11ストーム」を採用し、トレッド面の下にはケブラー強化層があり、長距離に強い性能を持ちます。特に700×25モデルでは低い転がり抵抗と快適性を確保。

サイズ700×23、25、28(クリンチャー)700×25、28、30(チューブレスレディ)
タイプクリンチャー/チューブレスレディ
カラーブラックブラック×タン(クリンチャー/25)
重量190g(クリンチャー/23)200g(クリンチャー/25)220g(クリンチャー/28)245g(チューブレスレディ/25)270g(チューブレスレディ/28)296g(チューブレスレディ/30)
価格(税込)5,940円〜8,800円

フュージョン5 11ストーム オールシーズン

フュージョン5 11ストーム オールシーズン
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長距離のレーシング走行に適したタイヤで、名の通り通年あらゆる天候下において低い転がり抵抗とグリップ力を発揮します。コンパウンドの厚みをやや増量し、粒子によって濡れた路面でも滑らないように設計されています。

特に700×28モデルでは長期間に渡り、柔軟性と走行性能の維持を実感できるでしょう。

サイズ700×23、25、28(クリンチャー)、700×25、28(チューブレスレディ)
タイプクリンチャー/チューブレスレディ
カラーブラック
重量200g(クリンチャー/23)210g(クリンチャー/25)230g(クリンチャー/28)260g(チューブレスレディ/25)285g(チューブレスレディ/28)
価格(税込)5,940円〜8,800円

インテンシブ 2

インテンシブ 2
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耐久性が高く、長寿命が自慢のタイヤ。こちらも長距離トレーニング・ライド用に設計されています。中でも耐久性を一番に開発されたモデルです。そのためにダブルコンパウンドを採用、プロ選手がトレーニングで使用して2万km以上を走り抜くという理想的な長寿命を実現しています。

クリンチャーの700×25モデルではカラーにレッド、ホワイトが差し色されているのも見過ごせないポイント。

サイズ700×23、25、28(クリンチャー)700×28(チューブレスレディ)
タイプクリンチャー/チューブレスレディ
カラーブラックブラック×レッド(クリンチャー/25)ブラック×ホワイト(クリンチャー/25)
重量220g(クリンチャー/23)230g(クリンチャー/25)240g(クリンチャー/28)270g(チューブレスレディ/28)
価格(税込)5,280円〜6,380円

インテンシブ 2 デビルズグリップ

インテンシブ 2 デビルズグリップ
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耐久性を重視した上記「インテンシブ 2」をベースに、ハイグリップ性能を持たせたモデル。MTBダウンヒルタイヤのコンパウンドを応用した異色のロードタイヤで、コウモリの羽を模したトレッドパターンは濡れた路面でその威力を発揮するでしょう。

レインタイヤとして安全性を求めるビギナーから、緊張感あるシーンで闘う競技者まで、使用する層を幅広くカバー。

サイズ700×23
タイプクリンチャー
カラーブラック
重量230g
価格(税込)4,620円

セクター

セクター
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過酷なロード用スタンダードモデル。耐パンク用シーラント必須のチューブレスレディモデルの性能を最大限活かすべく、プロ選手の協力を得て、春のクラシックレース向けに開発されました。

コーナーリングで絶大な安心感を与えてくれるグリップ性能と、軽量性、低い転がり抵抗を誇ります。

700×32モデルならグラベルや未舗装路での走行もこなしてくれるでしょう。

サイズ700×28、32
タイプチューブレスレディ
カラーブラック
重量290g(28)315g(32/E-BIKE)
価格(税込)6,600円

エキノクス 2

エキノクス 2
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あらゆる天候で使えるコスパの高いトレーニングタイヤ。ランス・アームストロングが練習用に履いていたことでも有名です。

耐久性とパフォーマンス性のバランスがよく、耐パンク補強材はレインフォースドかノーマルが選べます。ロングライドを予定しているときは、レインフォースドが良いでしょう。

また700×25モデルのノーマルバージョンにはワイヤービード式(おりたためないタイプ)もあり、コストは抑えられるものの重量増にもつながるので、予算と用途で選ぶことをおすすめします。

サイズ700×23、25
タイプクリンチャー
カラーブラック
重量210g(23/レインフォースド)230g(25/レインフォースド)230g(25/ノーマル)220g(23/ノーマル)290g(23/ノーマル/WB)
価格(税込)2,750円〜4,950円

フュージョン5 チューブラー

フュージョン5 チューブラー
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悪路にも対応する高性能チューブラータイヤ。フュージョン5用コンパウンド(HDF>5 レーシングリミテッド)により、市場に出回るタイヤの中でも最高レベルの域に達しているといえるでしょう。特にドライな路面での効率を求めたスリックタイヤです。

プロチームの究極の武器となるべく、ハッチンソンの長年の研究によって生み出された渾身のモデルです。

サイズ700×25
タイプチューブラー
カラーブラック
重量255g
価格(税込)15,400円

プロツアー チューブラー

プロツアー チューブラー
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プロ選手御用達の決戦用チューブラーです。ハンドメイドで作られ、登場して4年の間にツール・ド・フランスで数多くの勝利をおさめた最高級モデル。

ポリコットン・ケーシングで耐久性と高パフォーマンスを両立。積層構造はスピードと、他社製が追いつけない横方向の柔軟性を生み出しています。全天候向けで、ハッチンソンが理想のレーシングチューブラーとするモデルです。

サイズ700×25
タイプチューブラー
カラーブラック
重量260g
価格(税込)17,600円

グラベル

※2023年2月にツンドラ、トゥアレグ、オーバーライドの各モデルで700×50ミリ規格が追加されています。詳細は公式HPへ。

ツンドラ

ツンドラ
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2022年にリリースされたグラベルタイヤ。MTBで培われた性能面を最大限に活かし、汎用性を極めたトゥアレグ(下記)のアップグレード版とされています。

ノブはゴツゴツと堅牢で、蜂の羽状のコブルストーンを斜めに配置した模様が繰り返されます。同時に放射状のバンドがトレッドを横切り、これが地面に食い込み、前進力を確保しつつブレーキ力も担保。

サイドスタッドも特徴のひとつで、外側を低めに設定することによってコブルストーンの剛性やサポート力を相乗させて真の強さを発揮します。

サイズ700×40、45
タイプチューブレスレディ
カラータン(ハードスキン)ブラック(レインフォースド)
重量490g(40)580g(45)
価格(税込)7,150円〜8,250円

オーバーライド

オーバーライド
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インプレッションにも登場したおすすめタイヤです。舗装されたロードからグラベルに至るまで、さまざまな路面に対応する使い勝手の良さが魅力。

路面の凹凸に負けないように高品質なケーシングを採用し、耐パンク性能も高いレベルを維持しています。

700×35モデルはセミ・スリックで快適性とパフォーマンスに重点を置かれ、700×38モデルは中央部のグリップ力とハンドリング性能がより高められています。

サイズ700×35、38(クリンチャー)700×35、38、45(チューブレスレディ)650b×47(チューブレスレディ)
タイプクリンチャー、チューブレスレディ
カラーブラック(35/38/45)ブラック×タンサイドウォール(38/47)
重量350g(クリンチャー/35)375g(クリンチャー/38)375g(チューブレスレディ/35)400g(チューブレスレディ/38)490g(チューブレスレディ/45)350g(クリンチャー/35、38)490g(チューブレスレディ/47/WB)
価格(税込)3,520円〜6,600円

トゥアレグ

トゥアレグ
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汎用性の高いオーバーライドと比べ、より荒れた道での安全性を保証するグラベルタイヤ。

スタッドは高く、太く、全周にわたって配置。これにより、ひどく荒れた道でも保護性能とグリップ力を確保しています。

サイドスタッドも高く、濡れた路面かつコーナリングの場面でもグリップ性能の高さを実感できるでしょう。

スピーディにかけぬけるグラベルライドから、荷重のかかるバイクパッキングまでおすすめできるタイヤです。

サイズ700×40、45650b×47
タイプチューブレスレディ
カラーブラック(40/45/47)ブラック×タンサイドウォール(40/47)
重量490g(40)610g(45)585g(47)
価格(税込)7,040円〜7,260円

トロ CX

トロ CX
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厳しいコンディションのコース、泥道に極めて強いシクロクロス/グラベルタイヤです。

中央部からサイドにかけて配置されたサイコロ状のノブが、荒れた路面をしっかりとホールド。泥にぬかるんだ道にも強さを発揮します。

耐パンク性にも優れ、競技でも抜群のパフォーマンスを見せてくれるでしょう。また段差の多いシティジャングルをコミューティングする場合に履いても、幅47mmのエアボリュームは安全でスピーディーな走りでライダーに重宝される一品です。

サイズ700×47
タイプチューブレスレディ
カラーブラック
重量420g
価格(税込)5,500円

ハッチンソンタイヤならProbikeshopへ

Probikeshopはスポーツバイクや周辺アイテムを取り扱うオンラインストアです。

購入時はZOOMで相談ができたり、完成車購入時は出張組み立てサービスや、イオンバイクの実店舗で修理相談ができたりと手厚いサポートが受けられます。

自転車もオンライン購入が珍しくなくなってきた現代において、ユーザー目線のサービスが嬉しいおすすめのショップです。

提供:Probikeshop

Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

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WRITTEN BY浅野真則

自転車専門誌・WEBメディアで活動する自転車ライター。レース志向のガチ勢で、インプレやトレーニング系の記事だけでなく、カメラを担いで自ら被写体になりながら走り、原稿も書く“自作自演”の実走取材も得意。乗りたいバイクが青くないと新品でもわざわざ青く塗り直すほどの青好きで、もみあげの長い風貌から“青ゴルゴ”と呼ばれている。

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