「ちょうどいい」サイズ感!ミニベロにリクセン&カウルの前カゴを取り付けたら快適だった
カゴなしのミニベロは気楽なサイクリングにぴったり。でも、買い物など「前カゴがあったらな……」と思うときもありますよね。
必要なときだけおしゃれな前カゴを取り付けたいなら『リクセン&カウル』がおすすめ! ミニベロに取り付けて使っている編集部員Sが、ミニベロにおすすめの理由から取り付け方・使用感までたっぷりご紹介します。
目次
おしゃれも便利もあきらめない!ミニベロにはリクセン&カウルがおすすめ
私は普段、電動ミニベロ「パナソニック Jコンセプト」で街乗りと週末サイクリングを楽しんでいます。カゴなしのミニベロは見た目がすっきりとしておしゃれ。カゴがないぶん軽く、軽快な走りが楽しめます。
しかし、買い物などカゴがあると便利なシーンはやはり多いもの。必要なときだけ取り付けたくて、取り外しできるタイプの前カゴを探し始めたのが数ヶ月前のこと。
「せっかく付けるならおしゃれな前カゴにしたい、できればカゴっぽくないほうがいい」というわけでたどり着いたのは『リクセン&カウル』のフロントバスケットでした。
リクセン&カウルがおすすめの理由
リクセン&カウル(RIXEN & KAUL)はドイツ生まれのブランド。自転車にワンタッチで着脱できるカゴやバッグなどのアイテムを多数展開しています。
機能的でかつおしゃれなのがリクセン&カウルの魅力。種類が豊富なので自分のミニベロに合うアイテムを見つけやすいのもうれしいポイントです。
取り外しのできるリクセン&カウルの前カゴなら、おしゃれと便利さを両立させることができます。
リクセン&カウルの前カゴ「ミニベロ」に合うのは?
リクセン&カウルの前カゴ(フロントバスケット)の中から、ミニベロに合うタイプを探してみましょう。
「リクセン&カウル」は前カゴの種類が豊富
リクセン&カウルの前カゴ(フロントバスケット)は、一般的な「ワイヤーバスケット」のほかメッシュタイプ、ラタン(籐)製、樹脂製、耐久性の高いポリプロピレン素材を使ったものなど、種類が豊富。自転車のタイプや用途に合わせて選べます。
マイバッグになるタイプも
リクセン&カウルの前カゴには取り外してマイバッグ(買い物カゴ)として使えるタイプもあります。
オーバル型の「ショッパー」シリーズは折りたたみ可能。持ち運びや保管にも便利です。開口部が大きく荷物の出し入れがスムーズだから使いやすい! 全5種類から選べます。
「バイクバスケット」はライゼンタール社とのコラボで生まれたモデル。全15種類から色・柄を選べるのはうれしいですね。
ミニベロには「ミニサイズ」がおすすめ!
Image:ピーアールインターナショナル
コンパクトなミニベロに取り付けるなら、大きすぎないサイズの前カゴを選びたいところ。
ミニワイヤーバスケット KF804、ミニラタンバスケット KF826、ショッパーコンフォートミニ KF833などミニサイズのものやバイクバスケット KF880などがおすすめです。
選んだのは「ショッパーコンフォートミニ 」
愛車の「Jコンセプト」に前カゴを取り付ける目的は主に2つ。ひとつは買い物、もうひとつはサイクリング先で購入したお土産を入れることです。悩んだ結果、『ショッパーコンフォートミニ KF833』を選びました。
『ショッパーコンフォートミニ』を選んだ理由
- ミニベロに適したコンパクトサイズ(W32xH23xD24cm)
- 自転車のカゴっぽくないマイバッグ(買い物かご)タイプ
- 耐荷重 7kg:ある程度重いものが入れられる
- レインカバー付き:荷物の飛び出し防止や防犯対策にも使える
取り付けにはアタッチメントが必要
自転車にリクセン&カウルの前カゴを取り付けるには、ハンドルバーに専用のアタッチメントをつける必要があります。
アタッチメントはつけっぱなしでOK! カゴだけを取り付けたりはずしたりするスタイルです。ひとつのアタッチメントに違う種類の前カゴやフロントバッグなども取り付けられます。
ハンドルバーの太さに注意
商品画像 | |||
商品名 | KF810 | KF852 | KF830(鍵付き) |
ハンドルバー径 | Φ22~26mm | Φ31.8mm | Φ22~26mm |
ハンドルバーにつける「フロントアタッチメント」は、自転車のハンドルバー径に合ったものを選ぶ必要があります。事前にハンドルバー径を確認しておきましょう。
前カゴを取り付けたまま自転車を離れることがあるなら、鍵付きタイプが安心です。
ハンドルバー径に合わなかったら?
購入したアタッチメントがハンドルバーに合わなかった場合は、ハンドルバークランプを購入してその部分だけ入れ替えれば取り付けできる可能性があります。
じつは最初KF810を購入したところ、ハンドルバーの中央部分が膨らんでいるため、はまりませんでした。そこでネットで調べてΦ31.8mm用のハンドルバークランプを購入して入れ替えると、無事取り付けできました。
ハンドル以外にも取り付け可能
アタッチメントはハンドルだけでなく、ヘッドチューブやステム、サドル、シートポストにも取り付けられます。取り付けるところに適したアタッチメントを選びましょう。
アタッチメントで自転車にカゴやバッグ・アクセサリーなどを取り付ける仕組みは「クリックフィックス(KLICKfix)」と呼ばれます。
同じカゴを状況に応じて前につけたり後ろにつけたり、別の自転車に取り付ける、といった使い方も可能です。
リクセン&カウルの取り付け方法
リクセン&カウルのアタッチメントと前カゴの取り付け方を見ていきましょう。
準備するもの
- リクセン&カウルの前カゴ(ショッパーコンフォートミニ KF833)
- フロントアタッチメント
取り付けには工具(プラスドライバー、4mmの六角レンチ(アーレンキー))が必要です。
取り付けの流れ
- ハンドルバーにアタッチメントを4本のネジで仮止めする
- 穴のあいた2本のナットをアタッチメントに差し込む
- ワイヤーをステムの下にくぐらせて、先端をナットの穴に通す
- ワイヤーをできる限り引っ張った状態で、ナットのネジを締める
- アタッチメントの角度を調整し、4本のネジで締める
- 前カゴを取り付ける
取り付け方
1.ハンドルバーにアタッチメントを4本のネジで仮止めする
ハンドルバーに「ハンドルバークランプ」を取り付け、先端をアタッチメントの本体に差し込みます。
アタッチメントの位置が水平よりおよそ30度上向きの角度になるように調整し、プラスドライバーを使って4本のネジで仮止めします(上図の赤丸部分)。
2.穴のあいた2本のナットをアタッチメントに差し込む
ナットのネジを穴が見えるくらいにゆるめて、アタッチメント(上図の赤丸部分)に差し込みます。ケーブルを上から穴に通すので、ナットの穴が上を向いた状態で差し込むのがポイントです。
3.ワイヤーをステムの下にくぐらせて、先端をナットの穴に通す
ワイヤーをステムの下にくぐらせて、先端をナットの穴に上から通します。
4.ワイヤーをできる限り引っ張った状態で、ナットのネジを締める
ワイヤーをできる限り引っ張った状態で、ナットのネジを4mmのアーレンキーでしっかりと締め装着します。このときワイヤーは最低2cm出た状態でなければなりません。
ワイヤーの先端はジャマにならないよう内側に折り曲げておきましょう。
5.アタッチメントの角度を調整し、4本のネジで締める
アタッチメントが止まるまで下へ押し、仮止めした4本のネジを本体が動かなくなるまでプラスドライバーを使って締めます。使っているうちにワイヤーがわずかに伸びるので、水平より15~20度程度上向きにセットするのがポイントです。
ネジを締めてもアタッチメントが固定できない場合は、ハンドルバークランプが大きすぎる可能性があります。そのときはハンドルバークランプの内側にゴムシートなどをはさむと固定できます。
フロントアタッチメントはワイヤーでカゴやバッグの重さを受け止める仕組みです。ネジを必要以上にきつく締めても意味がありません。ネジの締め過ぎに注意しましょう。
6.前カゴを取り付ける
アタッチメントの正面の溝に前カゴの金具をかけて、カチッと音がするまで押し込みます。取り外すときは、赤いボタンを押しながら外しましょう。
予想以上にたっぷり入る!「ショッパーコンフォートミニ 」
ショッパーコンフォートミニは、自転車用ヘルメットがすっぽり入る大きさ。十分な深さがあり、スーパーのレジ袋いっぱいの荷物がすっぽり入るサイズ感です。5箱入りのティッシュも入れられます。
意外に便利なのは、駐輪場に行くとき自転車のバッテリーを入れられること。耐荷重が7kgあるため牛乳や根菜類、果物など重い荷物も運べます。底板が厚いので荷物を入れても型崩れする心配がありません。
『ショッパーコンフォートミニ』を取り付けてから、リュックにくらべて買い物に行くのがとても楽になりました。サイクリングに行くときは後ろにリュックタイプをつけて、お土産を入れるのもよいかもしれないと思っています。
Image:ピーアールインターナショナル
ご紹介したアイテムをまとめてチェック!
前カゴ
アタッチメント・ハンドルバークランプ
▼ハンドル径が31.8mmの場合は、KF852を選びましょう。
その他
やっぱり前カゴは便利!取り外せるのも◎
ミニベロを選んだのは「おしゃれに乗りたかった」から。以前は「カゴをつけたら負け」だと思ってました。
でも、買い物に行くならやはりカゴはマストアイテム。「だったら取り外せるおしゃれなカゴをつけたらよいのでは?」そう思ったんです。
愛車にリクセン&カウルの前カゴをつけてみたら超便利! リュックで頑張っていた頃が嘘のように楽チンです。駐輪場にとめたら取り外して買い物したり、室内保管できるのも気に入っています。
サイクリングに行くときも前カゴがあれば、これまで重くてあきらめていたお芋や果物を買うこともできそう。ミニベロライフがさらに充実しそうな予感です。