最近、電車や車ではなく、自転車を移動手段として利用する人が増えています。交通費も掛からないし、一石二鳥!しかし、どうせ自転車で移動するのであれば、快適に動きまわりたいというのが本音ではないでしょうか?そこで大切なのが、“自転車選び”です。
自転車にはシティサイクルやマウンテンバイク、クロスバイクなど、様々な種類があります。今回は、その中でも特に注目を集めている『ロードバイク』をご紹介しましょう。
(※編集部追記 2015年10月21日)
質・量ともにバージョンアップした2015年版のロードバイク記事はこちらをご覧ください。
「2016年最新版!最高の走りを手に入れるためのオススメロードバイク15選」
目次
覚えておきたいロードバイク選びのポイント
初めてのロードバイク選びでは、2つのポイントに気をつけましょう。それは「フレーム素材」と「ディレーラー」です。
フレーム素材は、カーボンやアルミ、クロモリ、チタンなどが挙げられます。レース用ではカーボンが多く選ばれますが、その分だけ価格が上がってしまいます。初めてのロードバイクなら、アルミやクロモリを中心に考えると良いでしょう。
次にディレーラーですが、これは変速機(ギア)を示します。街乗り限定であればそこまでこだわる必要はありませんが、レースやロングライドを視野に入れるのであれば、操作性などからSHIMANO社製のディレーラーがおすすめです。SHIMANO社製のディレーラーは、スペック(価格も比例)の高い順に下記のようなランク分けがされています。
- DURA-ACE
- ULTEGRA
- 105
- TIAGRA
- SORA
いずれレースに出場するのであれば、TIAGRAより上のランクを採用したモデルがおすすめです。海外の有名メーカーでも、SHIMANO社製のディレーラーは多くのモデルに採用されています。
それでは早速、予算や志向別におすすめのロードバイクをご紹介していきます。お気に入りの1台を、ぜひ探してみてください。
7〜15万円の低価格ロードバイク
基本は街乗りに利用するという方であれば、7〜15万円程度の予算で探してみてください。
スペックも価格もバランス良く!コストパフォーマンス重視派
有名メーカーが良いけど、価格は抑えたいという方には、GIANT社製のロードバイクがおすすめ!GIANTは台湾の自転車メーカーで、街乗りから競技志向まで幅広いファンを持ちます。
メーカー価格は100,000円(税別)と低価格ながら、ディレーラーはSHIMANO社製のSORAを採用。アップダウンのある道路でもスムーズなギアの切り替えにより、快適に走行することができます。「街乗りが基本だけど、レースにも興味がある」という方には、適したロードバイクといえるでしょう。尚、ベルが付属しているので、そのまま街乗りに利用可能です。
やっぱり安心!国産メーカー派
中には、国産メーカーを好む人も多いでしょう。そんな場合には、Panasonic社製がおすすめです。
メーカー価格は72,000円(税抜)〜と低価格。フレームには軽量ながら強度の高いクロモリを使用しており、長時間の走行でも疲れにくい点が特徴です。また、泥除けやキャリアなどを後から取り付けられるので、通勤など用途に応じて柔軟な使い方が可能!コスト重視の街乗り派に、おすすめのモデルです。
見た目が一番!デザイン重視派
価格やスペックが似ていれば、やはり“見た目”のデザインが大きな判断材料になるでしょう。色合いや形など、直感でロードバイクを選ぶという人も少なくありません。中でもデザイン性から多くのファンを持つのが、Fuji Bikesです。
メーカー価格は84,000円(税別)。Surf BlueとBordeauxという2つのカラーバリエーションを持ち、そのスタイリッシュなフォルムは街乗りや通勤にも最適。ギアの変速機はダブルレバーと呼ばれ、ハンドルではなくフレーム部分に取り付けられています。「街乗り専用で、デザイン重視!」という人には、おすすめの1台です。
15〜20万円のエントリーモデル
「いずれは、レースにも出てみたい」と考えている方であれば、予算を15〜20万円程まで上げてみましょう!世界中の有名なロードレースで活躍するメーカーから選ぶのも、1つの方法です。
アメリカ系メーカー
多くの有名メーカーを要する国の1つが、アメリカです。中でもTREKやFELT、SPECIALIZEDなどは、特に人気の高いメーカーといえます。
<TREK:Domane 2.3>
メーカー価格は183,600円(税別)。フレームはアルミ製ですが、ディレーラーはSHIMANO社製の105を採用しています。スピードレース、ロングライドのいずれにおいても、安定した走行が可能です。
<FELT:Z6>
メーカー価格は168,000円(税別)。フレームはアルミ製、ディレーラーはSHIANO社製のTIAGRAですが、エントリーモデルとしては十分でしょう。コストを抑えつつもレースに耐えられるロードバイクが欲しいという方にとって、最初の1台に適したモデルといえます。
ヨーロッパ系メーカー
また、ヨーロッパにもCOLNAGOやBIANCHI、PINARELLO、SCOTTなど多くの自転車メーカーがあります。
メーカー価格は185,000円(税別)。ディレーラーはSHIMANO社製の105を採用しています。尚、スーパーライトアルミをフレーム素材に使用し、軽量化を実現したモデルです。
メーカー価格は200,000円(税別)と、今回ご紹介する中では最も高いモデルです。しかし、ディレーラーはSHIMANO社製の105を採用し、フレームにはカーボン+ケブラーを使用した、ワンランク上のロードバイクとなっています。より本格的な使用を見据えている方には、おすすめの1台です。
普段シティサイクルに乗っている人にとって、ロードバイクは慣れるまで少し乗り辛さを感じるかもしれません。しかし、乗れば乗るほどその快適さを実感できますので、その乗り心地を満喫しましょう!
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