えっ、あの多摩川を泳ぐ!? オフロード版トライアスロン「XTERRA(エクステラ) 川崎」参加してきました

©Matsumura Seiya 泳ぎ切ったあとに、この崖登り。滑るし疲れるしで参加者の体力を奪います。

XTERRA(エクステラ)ってどんな競技?

XTERRA(エクステラ)とはスイム、マウンテンバイク、トレイルランの3種目を1人の競技者が連続して行う競技で、大地との一体感を味わうホンキの泥んこ遊びと言われています。
また、デュアスロンと呼ばれる、スイムを無くしてマウンテンバイクとトレイルランの2種目の競技も同時に用意されていますので、泳ぎが苦手でも大丈夫。

7月23日、川崎での開催は今回が記念すべき1回目。となれば、多摩川近くにオフィスがあるFRAME編集部も参加&取材しないわけがない!

©Matsumura Seiya  今回体験するのはこの人、FRAMEが送り込んだトライアスリート・矢野さん

ご来賓の方々

©Matsumura Seiya 川崎初開催のためにご尽力いただいた、三浦副市長。

©Matsumura Seiya 日本にXTERRAを持ち込んだトライアスロン選手であり、東京都議会議員でもある白戸太朗議員 (余談ですが、私の中学高校の先輩でもあります...)

©Matsumura Seiya 北京オリンピック トライアスロン日本代表の山本良介選手。エクステラは初挑戦

非常に豪華なゲストの面々で、このレースへの力の入れようがうかがえます。

いざ、レースへ

©Matsumura Seiya 腕に番号を書き、足首にICチップを付け準備はOKです。

©Matsumura Seiya スタートの合図は三浦副市長

多摩川を泳ぐ

©Matsumura Seiya 「やばい俺ら多摩川泳いでる」とはしゃぐ選手達。

©Matsumura Seiya 黄色いブイが折り返し、200mのスイムです。

©Matsumura Seiya 多摩川を競技で泳ぐという記念すべき瞬間です。

©Matsumura Seiya さすが山本選手、ダントツの速さでスイムを一位で通過。

©Matsumura Seiya 泳ぎ切ったあとに、この崖登り。滑るし疲れるしで参加者の体力を奪います。

「多摩川って泳げるの」と、私も驚きましたが、聞いてみたところ、年々水質が改善されつつあり、意外と綺麗とのこと。息継ぎの際に川の水を少し飲んでもお腹を壊すことはありませんでした(体質によります)
さらに、レース前に川の掃除が行われたので、ゴミで怪我をする心配はありません。

マウンテンバイクでオフロードを走る。

©Matsumura Seiya 急いでスイムウェアを脱いでバイクへ。

©Matsumura Seiya 道があろうが無かろうが関係無し。赤いコーンを頼りにガシガシと走ります。

©Matsumura Seiya 1700mのコースを3周します。

ロードバイクでは味わえない、マウンテンバイクだからこそ楽しめる凹凸の激しいオフロード。まさに大地との対話です。

最後はトレイルラン、そしてゴールへ

©Matsumura Seiya 最後はトレイルラン。一周2000mの、草の生い茂った河原をひたすら進みます。

©Matsumura Seiya ゴールの手前では、ノリノリの副市長がみんなにハイタッチ

©Matsumura Seiya お子さんと旦那さんと一緒にゴール。 嬉しさがこみ上げる瞬間です。

©Matsumura Seiya 嬉しさを仲間達と分かち合う。

みんなで楽しく、それがエクステラ。

©Matsumura Seiya 親子一緒にレースに参加。きっと良い思い出になります

©Matsumura Seiya 外国の方も参戦、ツールドフランスで走ってそうなビジュアルです。

©Matsumura Seiya わんちゃんも観戦。

表彰のチャンスはいっぱい。

©Matsumura Seiya 先ほどのお母さん選手は、なんとデュアスロン部門で1位。おめでとうございます メダルと、川崎の映画館CINECITTAの鑑賞券が授与されます。

©Matsumura Seiya エクステラでは真ん中の方が1位です。

©Matsumura Seiya その他には、「一番長くエクステラを楽しんだで賞」や、小学生対象の「未来のアスリートで賞」等が用意されています。

©Matsumura Seiya 最後はみんなでジャンケン大会。

走ってみた感想は

©Matsumura Seiya 九十九里、石垣島、佐渡のトライアスロンを完走した事がある矢野さん。エクステラは今回が初めて。
©Matsumura Seiya
九十九里、石垣島、佐渡のトライアスロンを完走した事がある矢野さん。エクステラは今回が初めて。

-泳いでみてどうでしたか
「多摩川を泳ぐってどんな感じなんだろうと不安だったのですが、こんな身近な川を泳げるという貴重な体験にドキドキしました」

-バイクはどうでした
「マウンテンバイクでちょろっと走るくらいだろうと思っていたら、ロードバイクとは全くの別物5kmちょっとでも手が痺れてしまいました。けど、それが大地との対話という感じがしますね。」

-トレイルランは
「最後の最後に舗装されていない道を走るのは想像以上に疲れます。2、3回転んで泥にまみれてゴールした方が楽しかったかな」

-またチャレンジしたいですか
「自然と戯れるというコンセプトが非常に良いと思った、次回開催される北海道の南富良野大会にも参加してみたい」

南富良野大会は9月1日から3日にかけて開催されます。

まとめ

エクステラを完走した人は、みんなファミリーという言葉があるように、殺伐とした雰囲気もなく、とにかくみんなで楽しもうという和やかな雰囲気でした。

©Matsumura Seiya みんなでXTERRAのXポーズ

トライアスロンはまだちょっと…という方でも、ハイスピードな勝負があるわけでも無いので怪我の心配も少なく、比較的気軽に参加できる競技では無いでしょうか。
家族との思い出作りにもピッタリです。

また来年も川崎で開催したいと、運営の方も考えられているようなので、気になった方は思い切ってエントリーしてみてください

©Matsumura Seiya 更衣テントもバッチリ

©Matsumura Seiya 山本選手 「初めてチャレンジした競技だが、ハマったまた参加したい」とのこと。

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WRITTEN BY松村 誠也

松村誠也 フォトジャーナリスト/ライター/サイクリスト 一年ほど前から自転車にどっぷりハマり、登れないけどヒルクライムを少々、マイペースにカメラを担ぎながら走っています。

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