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東京の魅力を再発見!らくらく電動アシスト付き自転車の旅 三鷹〜調布〜多摩サイ〜稲城

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自転車と観光は最高の組み合わせ!?

去年12月自転車活用推進法が施行されたことをきっかけに、自転車が活躍するさまざまな機会が増えるだろうと予想されています。中でも「観光」での自転車活用は、今の消費者のニーズにマッチしているため、大きな期待が寄せられています。

そこで、東京都郊外にある武蔵野市・小金井市・調布市・稲城市と近畿ツーリストが共同で、観光に自転車を取り入れてみてはどうだろう?というアイディアの元、モニターツアーを企画することになりました。FRAME編集部は7月27日にツアーに参加してきましたので、その様子をレポートします。

コースは赤色の武蔵境からゴールの稲城天然温泉 季乃彩まで。

さまざまな観光スポットに恵まれたこの地域、果たして電動アシスト付き自転車との相性やいかに…!?

三鷹

©︎Matsumura Seiya
最初のスポットは三鷹の跨線橋。

©︎Matsumura Seiya
太宰治は「陸橋」と呼び、散歩道にしていました。

©︎Matsumura Seiya
太宰もこの景色を見たのでしょうか…?

©︎Matsumura Seiya
太宰の生まれ故郷、青森の玉鹿石(ぎょっかせき)
玉川上水の、この辺りで太宰が入水自殺したと言われています。

©︎Matsumura Seiya
こちらは三鷹駅前の国木田独歩(くにきだ どっぽ)の碑。
文字は武者小路実篤(むしゃのこうじ さねあつ)の筆で「山林自由存す」と記されています。

太宰治に国木田独歩…文豪ストレイドッグス好きの方は是非、聖地巡礼してみてください。

井の頭恩賜公園

©︎Matsumura Seiya
緑豊かな道を抜け

©︎Matsumura Seiya
紅い色が美しい神社が現れました。
井之頭弁財天です。

©︎Matsumura Seiya
お金を洗うと増えると言われています。
5000兆円ぐらいにならないかな…

©︎Matsumura Seiya
こちらは神田川の水源。自分の家の近くを通る川がここにつながっていると思うと、不思議な気持ちです。

©︎Matsumura Seiya
公園内にあるジブリの森美術館前でピース。

©︎Matsumura Seiya
しばらく自転車で移動します。

調布へ

創建733年と伝わる天台宗別格本山 浮岳山 昌楽院 深大寺へ

ボランティアガイドの方のおかげで、事前知識が無くてもしっかり楽しめた上に、勉強になりました。

1695年に建造されたと伝わる山門。深大寺で最も古い建物です。

南北朝時代に作られた梵鐘から平成13年に代替わりした平成新鐘。かつての梵鐘は釈迦堂に安置されています。

本堂前の大香炉。煙を浴びて無病息災を願います。

大正3年建造の本堂。

厄除けにご利益のある元三大師堂

お昼ご飯は深大寺そば 青木屋さん

自然豊かなオープンテラス?でいただきます。

二八蕎麦、天ぷら、味噌田楽。

ズズッといっちゃいましょう。

深大にぎわいの里という市場にある湧き水。

深大寺近くには古くから水が湧き出し、人々の信仰を集めて来ましたが、今でもこのように飲める場所があります。
飲んでみると非常にまろやかで冷蔵庫で冷やされているような冷たさで暑い身体には染み込みました。

多摩サイクリングロード

調布から多摩サイクリングロードへ

緑豊かな道を駆け抜けていきます。

今回のツアー参加者全員で記念撮影。
ここまで同じ自転車が並ぶ光景ってなかなか見ませんよね…。まっかっか。

稲城へ

江戸時代から稲城市の農業を支えて来た大丸用水沿いに進んでいきます。

川沿いの道にはサルスベリの花が綺麗に咲いていました。

大丸用水は9本の大堀と、そこから分岐する約200本の水路からなり、総延長は70kmにも及びます。まさに稲城の血管ですね。

南多摩駅に到着。ヤッターワンがお出迎え。

なぜヤッターワン?なのかと言うと、実はヤッターワンのデザイナーの大河原邦夫さんの出身地だからなのです。しかも稲城育ちで現在も稲城在住。その縁でこのように駅前にモニュメントが設置されました。
大河原さんは他にもタイムボカンのメカや、ガンダムシリーズのモビルスーツなどを手掛けており現代のロボットアニメはこの人がいなければ成り立たなかったと言っても過言ではありません。

ゴールは稲城天然温泉 季乃彩(ときのいろどり)

地下1,700mから湧き出す天然温泉は炭酸水素塩泉で「美肌の湯」と言われています。
なんと、露天風呂では源泉掛け流し風呂も用意されており、フルに温泉の効能を味わえます。
循環ろ過式は多いですが、掛け流しとなると貴重ですよね。サイクリングで疲れた身体には最高でした。

まとめ

ツアーに支給された自転車はdocomoのバイクシェア。電動アシスト付き自転車。

ロードバイクでコースを巡るのも良いのですが、電動アシスト付き自転車は今回のツアーでとても相性が良いと分かりました。

1 電動アシストはラクチン
電動アシスト付き自転車は人力と電動アシストの力が1:2の比率で、時速24kmまでアシストしてくれます。ほとんどトルクをかけることなく20km以上で巡行できるのは普段スポーツバイクに乗っている身からすると正直反則級のうらやましさ。移動手段として非常に優秀です。
頑張らなくて良いので余裕をもって観光を楽しめます。

2 アップライトポジション
スポーツバイクに比べ、上体が起きた状態なので視界が広く、景色を眺めるのに最適です。
また、スポーツバイクの前屈したポジションは慣れないうちは腰や腹筋が辛くなりがちですがそのような心配もありません。
しかし、サドルに体重が集中するので、たまには立ち漕ぎなども混ぜるといいかもしれません。

3 パンクに強い
細いタイヤだと確実にパンクしそうなオフロードを走る事もありました。段差や障害物に必要以上に注意することなく、リラックスしてサイクリングに集中できるのは観光という目的では非常に大切です。

4 前かごがある
普段前かごのないスポーツバイクに乗っている身としては、前かごの利便性に感動しました。
リュックサックを背負うと夏場は汗をかいて不快ですし、背負うのとカゴに入れるのでは疲労度に大きな違いが生まれます。

長距離を移動するサイクリングではロードバイクやクロスバイクに軍配が上がります。
しかし、短い距離で多くのスポットを寄り道しながら楽に移動するならば電動アシスト付き自転車は非常に有用でした。千代田区や中央区では今回の電動アシスト付き自転車と同様のものが30分150円、その後30分ごとに100円でレンタルできるのでぜひお試しあれ!

B!

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