仲間と走る時に立ち寄りたい、大阪近郊のサイクルフレンドリーなカフェ4選+α

こんにちは、FRAME編集部です。
大阪近郊のサイクリスト・木多さん、最近ライドのときにカフェに寄ることが多いのだとか。センスもよくてコーヒーも美味しいサイクルフレンドリーなカフェと輪行の時に寄りたいバーを紹介してくれています。

(以降はMy Cycling Diaryの許可を得て編集・転載した内容です。)


*『フランシージェファーズカフェ』の2F駐輪スペースへのスロープの上の鏡で自撮り。
もしかすると、自転車のための階上へのスロープはこの店が日本初?

サイクリストがカフェに立ち寄る時とは

ひとりで走るときの休憩はそそくさとコンビニですませる方なので(たいてい仕事のあい間のスキマ時間に走るので、余裕がなく)カフェに立ちよるのは仲間と走るときかSNSにアップする写真が欲しいときなどですが。

それでもなぜかこの夏はカフェに縁があって、新しくできた店をのぞいたりもしたのでした。

カフェ1「フランシージェファーズカフェ」

たとえば、最近立ち寄った『フランシージェファーズカフェ』。

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先月開店したばかりのピカピカの新店舗です。

何といっても,メインの客層をスポーツバイク乗りにしぼった(日本ではまだまだ)斬新なコンセプトが、少なくとも大阪とくに市内の東の生駒山麓では珍しい。空前絶後です。


玄関を入るとすぐにトップの鏡の写真に写っているスベリ止めつきのスロープがあって、2階に上がるとIKEA風の広大なロフトスペースに駐輪スペースが設けられていてびっくりします。

ロケーションが大阪の中でも自転車フレンドリーな環境ではまったくないと言える大阪東部のエリアだけに、驚きが倍増するのですね。

すぐ東には周辺の登り好きロードバイク乗りのド定番ともいえる十三峠があるのですが、そこに集まる自転車乗りのクラスタとは明らかに異なる客層をイメージした店舗づくりだと感じました。

調べてみると、大阪市内に本社をおくインテリア系のショップが母体で、NYのブルックリンのカフェをイメージしたと謳っています。なるほど。

ただ、周囲の環境は、どらちかというとブルックリンというよりもカザフスタンやトルコの郊外のトラックが行きかう街道沿いと言うほうがイメージに近いかも(汗)

内装は素敵で、ブルックリンにかぎらずパリやミラノの再開発地区にあってもおかしくありません。

それにくわえて、売り物のドリップコーヒーとバウムクーヘンの強気の価格設定や、バイクショップではなくいかにも「インテリショップが考えました!」感あふれる店内の空気とあいまって
この先どれだけサイクリストの「たまり場」になれるか、正直なところ不安は否めません。

幹線道路沿いではあるので,今後ドライブデート向けのスタバ的な用途にシフトしてゆくのか
オリジナルのバイコロジーなコンセプトのままで生き残るか、どちらにしてもうまく定着して欲しいと個人的には思います(汗)

カフェ2「吹上の森」

ふつうは一般客にうけるカフェがまずあって、そこがサイクリストにとって(ほどほどに都市部から離れていて、オシャレすぎず高価すぎず)都合がよいとワラワラ自転車乗りが集まりますね(笑)

たとえば、先々週クラブの仲間と名物の桃のかき氷を食べに行った三田市郊外の『吹上の森』なんかはまさにそのパターン。

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ゴルフ場の敷地の中にある和風の別荘風の建物をカフェに改装して営業されていますが、このほど良い上品さとゆるさがまさに「大人のサイクリストの休息所」なのですね。

あまりにも人気店になりすぎていて、週末だと開店前にたどり着かないと1〜2時間待ちになりかねないのが難点ですが。

周囲の田園の中をのんびりと走ってきて、静かに庭を眺めながらくつろぐ…
夏のヨーロッパなどで見かけるバカンスさなかのサイクリストたちのイメージに一番近い過ごし方ができるのが、こういう環境のカフェだなあ。

自分に資金と余力があれば、やってみたい業種でもありますね。

カフェ3「町屋カフェゆるり」

そして、『フランシージェファーズカフェ』とはちがう意味で、これからサイクリストが集まるかどうか興味深いのが、最近ボクのお気に入りの町、奈良の南部の五條の町にある『町家カフェゆるり』です。

大阪市内から自走で行くと、往復で120km,1,500mは登らないといけないので、気軽には行けないのですが、お店がある環境が素晴らしいので、「観光を兼ねた練習」(笑)で走るならベストのロケーションかも。

あいにくボクはいつも時間に追われて走って通りすぎてばかりなので、次回はゆっくり訪れてカフェでひと休みしたいと思います。

カフェじゃなくてバーだけど、輪行のときに訪れたい「ジロッコ」

江戸時代から続く五條の家並みの中には酒蔵を活かしたバーなんかもできていて、輪行で往復して、この町を起点に高野山や吉野方面へのツーリングも楽しそう。

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その他、よく行くカフェは「Rokko Base Cafe」

ほかにも地元の『Rokko Base Cafe』もメニューをいろいろ工夫されているようで、また行かなければ。

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秋はのんびりカフェで休みながら走りたいなあ。

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WRITTEN BY木多淳公

自転車趣味歴うん十年のサイクリスト。神戸の近く六甲山がホームグラウンド。ヒルクライム好き。ときにはヨーロッパへ輪行も。姫路のイーズカフェサイクリングクラブ所属。

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