自転車を購入してサイクリングにも行ってみた!となると次にやらなくてはいけないのは自転車のメンテナンス。
とはいえ、「私にはなんだかとっても難しそう」そんな意見も多そうですね。私もロードバイクを始める前は、機械やメカニカルなものに触れる機会が少なかったので「メンテナンスなんて無理〜」と思っていました。
たしかに、メンテナンスを全部自分で行うのは難しいですが、初心者でも最低限覚えておきたいメンテナンスがあります。それは自転車掃除とチューブ交換!
自転車掃除ができなければ自転車はドロドロ、サビサビになって乗り心地や最終的には故障の原因になりますし、チューブ交換ができなければ出先でパンクしたときに帰ってくることができません。
ここでは難しそうに思えるメンテナンスをお手軽にできるアイテムや方法をご紹介します。
これは必須自転車&チェーン掃除
サイクリングに行ったあとそのままにしていたら、ピカピカだった自転車も砂利や汚れがついて気がついたらドロドロに!?なんてことになる前にこまめに自転車掃除をしておきたいですね!
帰ってきたらさっと拭いてあげよう!
簡単なケアだったら毎回帰って来たときにウェスやハギレなどでさっと拭くだけでも十分です。
手軽な方法だと軍手で自転車を撫でるという方法もあるので試してみてください!
汚れた自転車がたった5分で「ピカピカ」に!超カンタンな「軍手クリーニング」とは?
汚れが溜まってきたなと思ったら、専用のクリーナーを使い掃除する!
この時点で「難しそう」「やったことない」となる人が多いのでは?
確かにシティサイクル(ママチャリ)を乗っていた時は自転車掃除したことなかった人が多いはず。
でも、これもそんなに難しいことではないんです!専用の洗剤があればすぐできちゃいます!
チェーン掃除もこれで簡単!
チェーンはおおよそ300~400km走行ごとに洗ってあげるといいと言われています。
確かに、路面状況などにもよりますが400km前後走るとチェーンが真っ黒になってきます。
ちなみに私は最初の頃毎回帰ってきたらチェーン洗わないといけないのかと思っていました(笑)
走行距離がわからないときでも、その時の気候や走行路面などに応じてチェーンが真っ黒になってきたときや大切な大会の前には洗うようにしましょう!チェーン汚れは走り心地に影響してきますよ!
色々な掃除方法がありますが、今回は簡単な方法をご紹介します。
使うのはワコーズのチェーンクリーナーとフォーミングマルチクリーナー
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チェーンクリーナーでチェーンの汚れを落とそう!
チェーンにチェーンクリーナーを吹き付けたら付属のブラシで一コマずつゴシゴシとこすって汚れを落としてあげます。
スプロケット、ディレーラーも同じくチェーンクリーナーで汚れを落とします。
ここで女性の方におすすめの掃除用具なのですが、使わなくなったストッキングがスプロケット掃除にとても有効です。
スプロケットの隙間に挟んでゴシゴシ拭くとすごく汚れが落ちるのでぜひ試してみてください。
ワコーズフォーミングマルチクリーナーで水なし洗車
チェーンの汚れを落としたら次にフォーミングマルチクリーナーの出番です。
フォーミングマルチクリーナーをチェーン全体に吹き付けたら柔らかい布で拭いて完了です!
この商品は弱アルカリ水溶性ノンシリコンタイプで自転車まるごと洗うことが可能ですので、チェーン掃除が終わったらこのまま本体からホイール、タイヤすべてに吹き付けて自転車を磨き上げるだけで全体の掃除が完了します!
革製品やゴム、塗装にも優しい素材でもちろんノンシリコンなのでタイヤやブレーキに使っても滑ることはありません!
水も洗剤も不要なので外で自転車を洗うことができない!という人にもとてもおすすめです。
最後はチェーンルブを注して終わり!
全部掃除が終わったら最後はチェーンにオイルを注して終わりです。
オイルの種類によって放置時間など使用方法が変わるのでお手持ちのオイルの使用方法を確認してくださいね。
洗浄方法はこちらで詳しく説明していますので参考にしてください。
これさえ揃えばチェーンは洗える! ”ひとりで100㎞”走るためのメンテナンス講座 #03
室内でできるチェーン洗浄のやり方 “ひとりで100㎞”走るためのメンテナンス講座#04
これでパンクも怖くないチューブ交換
次に覚えたいメンテナンススキルはチューブ交換。
これができないともし出先でパンクした時一大事に!
一人でも安心してサイクリングに行けるようになるためには必須のスキルと言えますね。
私にとってチューブ交換は、正直かなりの重労働です。男性であればすぐにできると思いますが、女性は絶対と言ってもいいくらいタイヤを外したりはめたりするところで苦戦するはずです。
タイヤを外す際タイヤレバーというアイテムを使うことになります。
一般的にはプラスチック素材のものが多いですが、特に力の弱い人には金属製のものをおすすめしたいですね。
私自身がそうなのですが、プラスチックのものではうまく外したりはめたりすることができませんでした。
金属製のタイヤレバーはホイールのリムを傷つけてしまうかもしれないというデメリットもありますが、握力の弱い私でも簡単に外すことができるのでおすすめです。
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他にもタイヤを嵌める事に特化したアイテムもありますので、色々試してみてください。
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パンク修理方法に関しては動画で見てもらうのが一番わかりやすいと思います。
こちらの動画を参考にまずは自宅でチューブ交換の練習をしてみてください!
もし、自宅で練習していて直せなくなってしまった場合は近くの自転車屋さんに相談に行けば大丈夫ですよ!
とにかく実践してみよう!
自転車メンテナンスと聞くと初心者のうちはなんだか難しそうと拒否反応が出る人も多いかと思いますが、まずはなんでも実践してみること!
自転車の洗浄とチューブ交換ができたら他の専門的なメンテナンスはお店にお任せという人も多いです。
もし、やってみて壊しちゃった!?故障したかも?と思っても自転車屋さんに持っていけばすぐに直してくれるので大丈夫!
私も何度もお店に駆け込んでいます。
そんな私ですが、「メンテナンスはスポーツ自転車の醍醐味の一つ」と思うまでに成長しました。
やってみると意外と簡単だったり、面白いことがたくさんありますよ!
少しづつ色々覚えていけるといいですね!