ピチピチジャージはまだ無理!体型カバー重視のビギナーが選んだサイクルウェアとは
クロスバイクやロードバイクを始めたばかりのビギナーに立ちはだかるウェア問題。
「スポーツサイクル始めたいな、でもガチスタイルには抵抗あるかも」
「ピチピチジャージじゃなくて、もっとカジュアルに乗りたい」
「いつかはサイクルジャージ着たいけど、とりあえずダイエットしないと……」
わかります!!子育てママでもあり、超絶ビギナーでもあるわたしが見つけた最適解を紹介しましょう。
目次
ビギナー最初にして最大の難関「ウェア問題」
初心者に立ちはだかるウェア問題。「そもそもレーシースタイルが苦手」というタイプと、体型のラインが気になって「着たくても着れない」タイプに分かれますよね。
わたしは完全に後者。1児の母としてママ目線でお話すると、産後の体型問題はよく聞く話。ほんとに子ども産んだ?っていうぐらいスリムなママさんもおられますが、体重が戻っても体型が戻らないというのはあるあるです。
(まぁわたしは体重も戻らないし、ずっと進化が止まらない感じですけどね)
ロードバイクもまだまだひよっこのわたし。とりあえず当面のウェアとして落ち着いたのが、アウトドアに寄せていくスタイル。カジュアルウェアの一例として参考にしてみてください。
※最後におすすめカジュアルウェアの記事リンク集もあります!
とにかく体型ラインを隠せ!ビギナーのウェア探し
普段の街乗りなら、スカートやきれいめスタイルでもない限り、そう困ることはありません。ちょっとスポーツテイストにまとめれば、ヘルメットとの違和感もさほどない。
今回探そうとしたきっかけは、片道50kmのキャンプツーリングがしたかったから。さすがに汗もかくだろうし、それなりに自転車にフィットしたものが必要かも、と思い探し始めました。
ジャストサイズが一番カッコイイ。サイクルジャージの罠
最初は「ナイわー」と思っていたピチピチジャージスタイルも、しばらくするとカッコよく見えてくる不思議。見た目だけでなく、機能性の観点からも専用ウェアが一番良いのは確かですしね。
気になる体型ラインも、全身ローディールックで固めることで意外と馴染むという話を聞きます。丸顔特有のヘルメット似合わない問題も然り、雰囲気でごまかせるという……!
ということで、雰囲気でごまかす作戦に。ワンサイズ上をベースに、デザイン重視でサイクルジャージをいくつか買ってみました。
ダボつかせて着るサイクルジャージってすごい変!
早速試着してみて、思わず声あげちゃいましたよね。「おぉぉ!ダメだダメだぁ!!!」
わたしが買ったのはORNOTというアメリカのブランドのサイクルジャージ。シンプルながら遊び心のあるデザインに惹かれ、完全に見た目重視かつコスト度外視で2点購入。ワンサイズ上のものと、かなりゆったりめのオーバーサイズと2パターン用意しましたが、結果どちらも違った意味でダメでしたね。
まずひとつめ、ワンサイズ上のもの。サイズの見積もりが甘く、袖を通した瞬間に「ウソだろ」と思いました。2点ともレーシーラインなのですが、想像以上にピタピタくる。ワンサイズ上など全く意味を成さず、隠すどころかたくましい二の腕や腰回りを強調してきます。
とはいえ初めてのサイクルジャージ、これはまぁ想定の範囲内。もうひとつ、オーバーサイズが残っていますから。
▲だってメンズサイズだよ……?
意気揚々に袖を通します。
はい。レーシーなジャージをだぼっと着た違和感、ハンパなかったです。なんというか、中学生がお父さんの背広着てるみたいな、そのくらいのミスマッチ感がありましたね。「ちょっとゆるくワンサイズ上を着る」と、「体型隠しにだぼっと着る」とでは天と地ほどの差があるようです。
サイクルジャージを諦めた瞬間でした。
結果、ひとつは返品、ひとつは未来のジャージに。
ワンサイズ上(のはずだった)ジャージは、いつか着れるという希望をこめて保管しています。オーバーサイズのものはさすがに返品しました。海外ショッピングは送料やら関税やら高くつきますね。そして時間も。
承知の上とはいえ、初めて手を出すにはリスキーだったなと痛感。
「アウトドアウェアに寄せる」が正解!
というわけで、実際にキャンプツーリングで着た初心者まるだしコーデがこちら。結局ほぼ自前、買い足しナシという結果に(笑)
アウトドア寄りですが、全然よかったです。上半身がゆったりしている=バタついて走りにくいのかなと思いましたが、そんなの全く気にならなかった。ビギナーのうちはそんなもんですよ、きっと。
中でもオススメなのが、ヘリーハンセンのトップス。これ実はラッシュガード。サラサラ素材で、一般的なラッシュガードより軽い着心地が特徴です。街着でもいけちゃいます。
今季も同じような素材のラインがでています。
HELLY HANSEN アンヒビアスフーディー(Amazon)
上〜腰までをゆったり、足をスッキリさせるスタイルは、特に腰回りが気になる体型にオススメです。サイクルウェアに手を出す勇気がない人はぜひお試しを。
↓↓ 今回のコーディネートアイテム ↓↓
- Helmet:KOOFU(OGK KABUTO)/BC-GlosbeⅡ
OGK KABUTO(オージーケーカブト) ヘルメット BC-Glosbe2 マットブラック S/M (頭囲:55cm-58cm)
完全な真円&デカい頭でヘルメットが絶望的に似合わない……。それでもかなりごまかしてくれたのが、おなじみOGK KABUTOのKOOFU。もっと帽子っぽくかぶれる同ブランドのCS-1も試しましたが、わたしの場合は頭の大きさが強調される結果に。BC-Glosbe2の絶妙な形状とフィット感、そして1万円台という値段。
OGKさんには感謝しかありません。
↓CS-1↓
- Cap:velo spica(ヴェロスピカ)/ピッグスナウトキャンプキャップ
画像出典:velo spica(ヴェロスピカ) ヘルメット同様、サイクルキャップも全く似合わないわたしの救世主。深めのつくりで丸顔カバーしてくれます。
- Tops:HELLY HANSEN/ラッシュガード
上で紹介したラッシュガードです。ロングライドで汗をかいてもすぐ乾くし、濡れても気にならない。パーカーちっくなスタイルは、体型カバーにピッタリの選択でした。
- Bottoms:patagonia/ウィメンズ・バギーズ・ショーツ
この手のショートパンツでは定番ですね。水陸両用で、これも気持ちよくはける素材がイイ。カワイイ柄がたくさん選べるのがパタゴニアの良いところ。
- Cycling tights:Wellcls/ロングタイツ
Wellcls(ウェルクルズ) レディース ロング 3Dゲルパッド付 サイクリングタイツ(Amazon)
深く考えず、Amazon’s choiseを選びました。初めての往復100kmだったのでそれなりに痛みもありましたが、なかったら全然違っただろうと思わせる厚めのパッドがついています。
- Shoes:new balance/MRL247
ビンディングシューズまで予算がまわらず、普段から愛用しているニューバランスの「247」をチョイス。ほどよいクッションと、足の甲部分のメッシュがムレを防いでくれ、長く履いていられるシューズです。
>>こちらもおすすめ
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靴ひもを結ばなくて良いのでスッと履ける&240gの軽量さが良さげ! 丈夫な二重アウトソールでハイキングやトレッキングにも。
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自分に合ったスタイルさえ見つかれば、色と柄で楽しめる
同じタイプのものをいくつか持っていたので、洗い替え含めてサイクルパンツを数本用意すれば当面はこれでOK!今の自分にあったスタイルさえ見つかれば、色違いと柄でバリエーションを楽しめます。
痩せたら楽しい買い物ができると信じて、しばらくはこのスタイルで甘んじます。
選択肢は結構ある!カジュアルスタイル記事リンク集
今回は女性目線でお届けしましたが、ほかにもカジュアル&ゆるコーデの選択肢は意外とあるので参考にしてみてください。
まとめ
せっかくのロードバイク、気に入ったアイテムをまとって気分をアゲて乗りたいですよね。ここまで書いておいてなんですが、体型ラインなど気にせずガチスタイルでまとめるのもアリだと思います。意外と馴染むって話ですから。
でも少しでも周りの目が気になるなら、動じない精神を鍛えあげるか、最大限にカバーしたスタイルで納得するしかありません。あとは意外と周りは気にしてないと言い聞かせて、ガンガン走ってたらいつの間にかスタイルよくなってたわ、というビジョンを描いておくことにしましょう~