沖縄の周辺離島で自転車旅を楽しもう。今回は全国各地のトライアスロンなどのイベントに参加するリアルまもる君が座間味島をロードバイクで1周し、すべての展望台とビーチを制覇してきました。走り終えた感想や各スポットの魅力を紹介します。
リアルまもる君
沖縄県内全域のマラソン大会やトライアスロン、ロードレース大会に出場し「選手の完走を守るため」に奮闘している。
座間味島(ざまみじま)はどんな島?
国内31番目となる国立公園に指定された慶良間(けらま)諸島のほぼ中心に位置する座間味島。映画「マリリンに逢いたい」のロケ地になったことでも知られています。島には標高161メートルの太岳や144メートルの番所山などの山々が連ね、アップダウンの激しい地形はまさに自転車好きにピッタリといえます。
座間味島へのアクセス情報
沖縄本島から座間味島へは船でアクセスが可能です。那覇市にある泊(とまり)港からフェリーで約120分、高速船だと約50分です。フェリーは1日1便(往復)、高速船は1日2便(往復)で運航しています。
泊港(泊ふ頭旅客ターミナルビル「とまりん」)
〒900-0016
沖縄県那覇市前島3-25-1
料金:フェリー片道/大人2150円、往復/大人4090円
高速船片道/大人3200円、往復/大人6080円
今回のコース紹介
今回は座間味港を出発地として、比較的に緩やかな上り坂が続く島の西側から進んでいきます。高月山展望台から集落を抜けて再び港まで戻ったあと、次は東側へと進み、ゴール地点であるチシ展望台を目指します。
いざガチライドへ出発!
座間味港を出発!美しい海沿いの道を軽快に進んでいきます。
道中にある「マリリンの像」と一緒に記念撮影。マリリンに逢うために阿嘉島から雄犬のシロは海を3キロも泳いで渡ってきていたといいます。この実話をもとに「マリリンに逢いたい」という映画が1988年に作られました。
次に向かったのは阿真ビーチ。白い砂浜と青い海が美しい絶景スポットです。海は遠浅で波も比較的におだやかです。
ウミガメと一緒に泳げるビーチとしても知られ、今回はその姿をカメラに収めることができました。
阿真ビーチまでは序の口。ここから緩やかな上り坂が続いていきます。
最初に辿り着いた展望台は「神の浜展望台」です。ベンチやテーブルなどが完備された綺麗なテラス式の展望台で、安室島や嘉比島、安慶名敷島などが一望できます。
神の浜展望台からさらに10分ほど登っていくと、「女瀬の崎(うなじのさち)展望台」があります。岩場に囲まれた断崖絶壁の展望台で、ダイナミックな景観が楽しめます。
やや激しめのアップダウンを楽しみながら次なる目的地「稲崎展望台」を目指します。
稲崎展望台は島の北側に位置し渡名喜島や久米島を望めます。冬にはホエールウォッチングも楽しめるスポットで、島の人たちから別名「クジラ展望台」と呼ばれることも。
今回のライドでの一番の強敵は「暑さ」です。この日の最高気温は35℃を記録。クールダウンをしながら、島で一番高い場所にある展望台へと向かいます。
高月山展望台は標高約131メートルに位置する島で一番高い展望台です。
座間味島の集落や港を一望できる展望休憩所や、古座間味ビーチを望む第2展望台があります。
高月山展望台からは下り坂。一気に集落まで駆け下ります。
先程は上から眺めた古座間味ビーチへ到着。長さ1キロほどの白い砂浜と青い海、色鮮やかなパラソルが絵になる絶景ビーチです。シュノーケルでは、クマノミやスズメダイの群れ、チョウチョウウオなど、さまざまな魚や海の生き物に出会えます。
さあここからラストスパート。古座間味ビーチからチシ展望台までは、阿佐集落を通過したらすぐそこです。ゴール地点で余裕のガッツポーズを決めました。
座間味島ライドを終えての感想
距離は13.6km、最高高度は152m、タイムは要所で停まったので47分ほどかかりました。
体力的にはかなり余裕でしたが、やはり一番苦戦したのは暑さでした。ルートのアップダウンを通じて島の地形やそこから望む美しい海がとても印象的で、ロードバイク向きの島だなと感じます。皆さんもぜひ座間味島でサイクリングを楽しんでみては?
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