サイクリストはボーナスで憧れロードバイクを買う!【今ならいける】ハイスペ大集合
サイクリストはいつだって金策に走っている! なぜなら欲しいものが次から次へと現れるから。不思議ですよねぇ。
夏のボーナスを使って憧れモデルを今こそ!と検討している方へ。「いつかは○○」の○○にぴったりなバイクブランドばかりを集めてきましたよ! 100万超えのモデルもありますが、現実的な(!?)60〜80万円の価格帯もピックアップ。
最新のエアロロードをチョイスするもよし、定番の憧れモデルを今こそゲットするもよし。オマケに憧れホイールも紹介しておくので、愛車のグレードアップにかじを切るでも。散財上等、さぁいきましょう!
目次
ピナレロ、最新のF。
みんなの憧れレーシングブランドといえばやはりPINARELLO(ピナレロ)。いつもなら高嶺の花ですが、ボーナス直後の今は確変モードに突入……
あの最新シリーズをお迎えしてしまおうか!
F9:真のレースマシン
ピナレロの2023年モデルはラインナップがガラリと変わったのは記憶に新しいですね。トップモデルにドグマを据え置く形で、コンペティションに向けたすべてのバイクを『Fシリーズ』として内包しました。
そのFシリーズの最上位モデルがF9です。T900のカーボンフレームに、デュラエースDi2を搭載した正真正銘ハイスペックバイク。
初っ端から160万超えの超憧れモデルとなりましたが、走行性能はもちろん、所有欲・周りからの羨望、すべてを手に入れられます。競技志向の熱心なアマチュアレーサーに乗ってもらいたい一台です。
フレーム素材 | カーボン(T900 CARBON) |
メインコンポーネント | シマノ デュラエース ディスク 12s Di2 |
税込価格 | 1,606,000円 |
F5なら80万円台でイケる!
憧れモデルだからって、いくらボーナスだからって、さすがに160万超えは……!
安心してください、同じFシリーズで80万円台のモデルがございます。ずいぶん安く感じますね?
Fシリーズが上から9、7と続いての『F5』となるわけですが、フレーム形状は同じ。グレード違いのカーボンT700に、最新のシマノ・105Di2を搭載しています。
しかもこのF5、WUP対象なんです。WUP、そう、ホイールアップグレードプログラムですね。
指定ホイールの中からお好きなホイールを選んで、特別価格でアップグレードが叶うプログラム。F5も対象なので、たとえば話題のカンパニョーロのハイペロン・ウルトラをセットしたスペシャル仕様にすることも!
フレーム素材 | カーボン(T700 CARBON) |
メインコンポーネント | シマノ 105 ディスク 12s Di2 |
税込価格 | 836,000円 |
>> 2023年のピナレロラインナップを知るならこちらをチェック
いつかはタイム
お次はフランス発祥のTIME(タイム)です。「いつかは○○」にやけにしっくりハマるタイムですが(語感?)、いつかはタイム、今こそタイム、ボーナス出たら「今しかないタイム」です。
タイムはフレームセット販売がメインなので、完成車としての価格提示ができないのですが、やはりここは最新モデルでいきましょう。
唯一無二のクライミングバイク『アルプデュエズ』
タイムが誇る軽量バイク『アルプデュエズ』。由来はもちろん、ツール・ド・フランスで有名な景勝地「l’Alpe d’Huez(ラルプデュエズ)」から。軽量・高剛性なクライミングバイクが、最新モデルでより現代的にアップデートしています。
完全内装化したコックピット、独自の編み込み製法技術を持つタイムだからこそ実現できたダイニーマ素材の使用で、まさに唯一無二の憧れバイクです。
フレーム素材 | BCS(編込み)カーボン繊維、ベクトラン繊維、ダイニーマ強化 |
メインコンポーネント | ー |
税込価格(フレームセット) | 616,000円 |
>> タイムの編み込み製法って何?
クライマーの憧れ。LOOK(ルック)
次もフランスより、LOOK(ルック)を。先のタイムと同じくラルプデュエズ由来の『785 ヒュエズ』です。
ルックの785といえば、ルック社の威信をかけて開発されたスーパー・クライミングバイク。数種のカーボンファイバーを使い分けて生み出される超軽量ロードレーサーはまさにクライマー垂涎の名車です。
ボーナス×セールの今がチャンス! 『785 ヒュエズ』アルテグラ完成車が20%オフに
そんな『785ヒュエズ』がサマーセールの対象になっていたので強くおすすめしておきます! まとまった収入のあるボーナス時期 × セール価格は最強の組み合わせ。
完成車としては、アルテグラと105搭載モデルの展開ですが、いずれも対象。ここは上位グレードのアルテグラ完成車でいっておきましょう。一世代前のアルテグラで、11速機械式変速ですが、むしろ機械変速のフィーリングを好むライダーも多いのでは。
フレーム素材 | カーボン(HM46t、IM30t、HR24t、グラスファイバー12t) |
メインコンポーネント | シマノ アルテグラ ディスク 11s |
税込価格 | 704,000円 |
>> いやいや105で十分という人はこちらを
デローザはオールイタリアンで
イタリアンブランドのDE ROSA(デローザ)は、憧れブランドながら初心者の知名度も高く、日本に公式のオーナーズコミュニティがあるように、ユーザーとブランドの距離が近いのも特徴です。
2020年にはリブランディングを掲げ、ロゴも一新したデローザ。これを機にあなたもファミリーの一員となってみては。
デローザ×カンパニョーロ
デローザといえばカンパニョーロ。今となっては一概にそう言えないものの、そういうムードがたしかにあったんです。思わず懐古主義が顔を出してしまいそうになる、オールイタリアンの838コーラス完成車をチョイス。
ブランドが掲げるレトロ・フューチャーを体現するかのような『838』。カンパニョーロのミドルグレード、コーラスのフルセットに、ホイールはフルクラム、タイヤはヴィットリア、ハンドル/ステムはFSA。全身をイタリアンブランドで武装したスペシャルモデルです。
デローザのカーボンロードの中では手の出しやすい価格帯。「次のボーナスは住宅ローンの繰り上げ返済にあてるから!!ね!」と説き伏せられる可能性、ギリギリあるのでは。(ここで5台目なので、金銭感覚は崩壊してきている気がします)
フレーム素材 | カーボン |
メインコンポーネント | カンパニョーロ コーラス ディスク 12s |
税込価格 | 638,000円 |
こだわり派にはコルナゴを
イタリアの高級ロードバイクブランドといえばCOLNAGO(コルナゴ)も忘れてはいけません。レーシングブランドとして名をあげつつも、製法やペイントの随所から職人気質を感じられるこだわりの強いブランドです。
コルナゴの宝石「C68」を愛車に
各社の新型モデルが並ぶ中、デザイン性の高さでひときわ目を引いたのがこの『C68』でした。一見ラグドフレームには見えない、だけどたしかに美しい接合部を確認できるコルナゴを象徴するモデルです。
ラグドフレームはたしかに美しい。だけどカーボンフレームで、なぜ? それはフルモノコックでは難しい緻密なジオメトリー調整ができるから。
様式美だけでない、伝統と最新技術が織り混ざった宝石のような一台を手にいれてみては。
フレーム素材 | カーボン |
メインコンポーネント | シマノ デュラエース ディスク 12s Di2 |
税込価格 | 1,903,000円 |
▼在庫限り! 店頭在庫1台のみ、デュラエース+ボーラ WTO 45のオリジナルパッケージを見つけました
スペシャライズドの比類なきグラベルロード
Specialized(スペシャライズド)といえば、サイクリストなら知らない人はいないアメリカのビッグブランド。総合ブランドとしてエントリーモデルから超高級レーシングモデルまでそろいますが、2023年モデルでは驚きのハイグレードグラベルロードが登場しましたね。
スペシャルな仕様なだけに、いい値段するなぁと思っていたけれど、ボーナスのタイミングならもしかして……?
前後にサスペンション機構がついたディヴァージュSTR
ひと目で衝撃を受けるのがシートポストとフレームの接合部分。スペシャライズド独自の振動吸収機構であるフューチャー・ショックが、まったく新しい形でリアに搭載されているのです。(もちろんフロントのフューチャー・ショックも健在)
- A: ホイールが段差に衝突すると、後輪が上方へ移動
- B:「フレームポスト」が呼応し、スプリングが後方へ動く
- C: トラベル方向は後輪の軌跡と逆方向で釣り合う
- D: ダンパーは、フレームポストの前後方向の動きを制御し、シッティングポジションでのスムーズな走行を実現
- E: ライダーは同じ位置に留まることが可能
こんなグラベルロード、他にはありません。一味違う、ハイスペックグラベルロードがほしいならぜひ検討してもらいたい一台です。
DIVERGE STR EXPERT
フレーム素材 | カーボン |
メインコンポーネント | スラム ライバル eTap AXS |
税込価格 | 990,000円 |
平地番長はボーナスでエアロロードを買う!
クライミングバイクでもエンデュランスモデルでも、あらゆるモデルで空力性能が重視されるようになっていますが、やっぱりエアロロードはバツグンのカッコよさがありますよね。平地番長は最新のエアロロードで攻めましょう!
ビアンキのハイパーバイク『オルトレRC』
ビアンキのオルトレといえば、レーシングバイクとして長くラインナップに名を連ねてきたモデルですが、2023年は大革新の年でした。
ビアンキのレーシング部門であるレパルトコルサによるプロジェクトで、注目はなんといっても革新的なエアディフレクター。四輪ではおなじみのエアロパーツで、ヘッドチューブにとりつけられた風向偏向板です。板の内側を通る空気は風速が増し、外側に比べ低圧になり、ライダーの脚部に低圧ゾーンを作るのだそう。
エアロダイナミック性能の概念を一新する新型オルトレですが、そう、このオルトレRC、今回紹介するうちで最高額です。200万円を超えてきます。こんなのボーナス時期以外でいつ買えるっていうんです?
すでに数も少なく、自分にあったサイズとカラーに出会えたならもうそれは運命です。
フレーム素材 | カーボン |
メインコンポーネント | シマノ デュラエース ディスク 12s Di2 |
税込価格 | 2,002,000円 |
BMCの『タイムマシーン』がセールで100万切ってる!
レースイメージの強いBMCから「スーパーカーのようなエアロロード」を。BMC歴代もっともエアロなコックピットをもち、ボトルケージとストレージが一体化したモジュールなど、スピードとスタイルを追求した一台です。
こちらも100万を超える超ハイスペックバイクですが、ゲリラセール中のBMCは対象モデルが20%オフになっているんです! 高額だからこそ効いてくる20%、割引額で考えたら相当なものですよ……!
フレーム素材 | カーボン |
メインコンポーネント | スラム ライバル eTap AXS |
税込価格 | 1,193,500円 |
トレックの前衛エアロ『マドン』
トレックのエアロロード『マドン』も、2023年は革新のモデルイヤーでした。シートチューブに穴のあいたインパクトあるフレームは、もちろんルックスだけでなく、空力性能と快適性、軽さを高い次元で成立させています。
しかも新開発の専用エアロバー、専用シートポストを組み合わせると、先代モデルと比べて300gもの軽量化を実現。マドン史上最も空力性能に優れ、最も軽い第7世代マドンを手に入れてみては。
フレーム素材 | カーボン |
メインコンポーネント | スラム レッド eTap AXS |
税込価格 | 1,880,890円 |
▼最上位モデルとなるマドンSLR9のスラムeTAPモデルの「在庫アリ」を発見! しかも人気のレッド、かつサマーセール対象です。なくなる前に。
スコットは大胆に進化『フォイル』
2023年モデルでフルモデルチェンジしたエアロロードといえば、スコットのフォイルも外せません。
UCIのロードバイク設計レギュレーションの更新をうけていち早く発表された『フォイルRC』は、もはやTTバイクと見紛う最新エアロロードです。それもそのはず、同社のTTバイク『プラズマ』の開発で得たエアロ技術をフルに導入した形です。
▼シートステイを下げたドロップドシートステイの設計はシートチューブの柔軟性を上げ快適性を向上させるだけでなく、空気抵抗も少なくなるのだそう。(※動画、音が出ます)
最新エアロフレームに、こちらも最新のシマノ105Di2を搭載したフォイルRC30をチョイス。
フレーム素材 | カーボン |
メインコンポーネント | シマノ 105 ディスク 12s Di2 |
税込価格 | 770,000円 |
>> 新しくなったフォイルRCの詳細をじっくりチェック
高額ホイールで愛車をアップグレードもアリ!
憧れ高級車をメインに紹介してきましたが、憧れホイールで愛車をレベルアップさせるのもアリですよね!
完成車と比べると価格はグッと抑えられてお得な気分♪(すでに何かが崩壊している)
「ホイールで我慢するから!お願い!!!ホイールだけ!」とパートナーに懇願してみましょう。
いつかはジップ
エアロ全盛のロードバイク界において、ディープリムホイールの注目度も年々あがっています。昔は「重いホイール」のイメージが強かったディープリムホイールも、カーボン素材の台頭や技術の進化によって、軽量かつ高剛性になってきています。
そんなディープリムホイールこそZIPP(ジップ)の真骨頂。決戦用ホイールとしていつかは手に入れたいと願うサイクリストも多いです。
ひと目でジップホイールとわかるノコギリ型リムのモデルをチョイス。ザトウクジラの胸ビレの形状から着想を得たプレミアムエアロホイール「454 NSW」です。
▼454 NSW TUBELESS DISC(フロント)
▼454 NSW TUBELESS DISC(リア)
カンパホイールならやっぱりボーラ!
カンパニョーロの最上位グレードホイール『ボーラ・ウルトラ』を今こそ導入しましょう。
ボーラ・ウルトラは言わずと知れた名作ホイールですが、最新のエアロダイナミクスを投入しアップデート。トレンドのチューブレスタイヤにも対応したカンパニョーロのフラッグシップホイールです。
ブランドの象徴「G3スポーク・パターン」で組まれたそのたたずまいは、気品さえ漂っています。文句なしにカッコイイ!
▼前後セット
▼最新の軽量ホイール「ハイペロン・ウルトラ」も見逃せない! ヒルクライマーならこちらをチョイス
デュラエースホイールC50
われらがシマノの大人気ホイールという手もあります。ハイエンドグレードのデュラエースホイールには、リムハイトに応じてC36・C50・C60のラインナップがありますが、C50はバランスの良さで圧倒的人気を誇るホイールです。
最新世代のデュラエースホイールで、軽量性とエアロ性能の両方を手に入れたいなら、C50がおすすめです。
▼WH-R9270-C50-TL(フロント)
▼WH-R9270-C50-TL(リア)
憧れモデルを今こそゲット!
やはりハイグレードモデルは華があります、こうして並べてみると壮観ですね。どれも一生モノになるモデルばかり。
清水の舞台から飛び降りる気持ちで、今夏導入してみてはいかがでしょうか。「えいや!」した方は、ぜひFRAMEのツイッターあてに教えてくださいね。
▼ボーナス時期といえど高すぎる! 価格別にロードバイクをチェックしたいならこちら
▼ロードバイクは最安の10万円台におさえて、あとは貯金!という堅実派にはこちらを
▼サブバイクという手もある。ミニベロやE-バイクを2台目に検討してみるのもオススメ!
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/