プロユースも大絶賛!スペシャライズドのロードシューズ
スポーツバイクを乗る上で大切なものとは体とバイクが接触する部分です。
特にペダリングの要となるシューズは、履き心地やフィット感で快適性やペダリングの正確さ、更には怪我の防止にもつながります。
また1時間に約5000回転もペダリングしていることも考えると絶対に軽視できない部分ですね。
ビンディングシューズはその特性上、いわゆる“隙間や遊び”が少ないほうが良く、その丁度良いフィット感を得られるシューズを選ぶ必要があります。
我々はスニーカーに履きなれてしまっているため、そのサイズでビンディングシューズを選び失敗してしまうことは非常に多いのです。
何を選ぶか、どのようにフィットさせるか、もちろんプロショップのスタッフに任せてしまうのが一番だとは思いますが、今後のことを考えると自身でもある程度把握していないと、それこそ失敗の元になります。
とはいえ、シューズも型によって大きく履き心地が変わってきます。
そこで、今回はプロユーザーも自腹で買うほどの性能で大人気のスペシャライズドのシューズをご紹介いたします。
シューズ選びの参考にしてみてください。
目次
Sport Road(スポーツ ロード)
Comp RoadのBOAシステムを省いたエントリーモデルです。予算を控えながらも、とりあえずビンディングシューズにしたいと思っている方におススメです。
コストパフォーマンスを求める方には最高です!(参考価格:12,000円)
Comp Road(コンプ ロード)
BOAシステムに一般的なベルクロを組み合わせたスタンダードシューズです。全体的に合成素材とメッシュの通気性素材を使用し、蒸れやすいシューズの中も快適に保ってくれます。
ナイロンソールを使用しているので硬さが無く、初心者、エントリーユーザーには優しい踏み心地です。
ただ、ライダーのレベルが上がってくるとソールに柔らかさを感じ、腰砕け感を強く感じることがあります。その時期が上級モデルへの履き替えの時期になってくるのではないでしょうか。
価格も控えめでエントリーユーザーにおススメです。(参考価格:19,000円)
Expert Road(エキスパート ロード)
トップグレードの性能を引き継ぎ、万人に使いやすいように設計されたミドルグレードシューズです。
S-wors6が2つのBOAシステムで締め上げるのに対し、1つのシステムで完結できるようになっており、足がむくみやすいライダーでも調整が一括でできてしまうので非常に使い勝手に優れています。
また、ソールも硬さの中にもしなやかさがあり、エントリーユーザーでも踏みやすく疲れにくいように仕上げています。
特に初級~中級ライダーにおススメです。(参考価格:27,000円)
Audax(オーダックス)
レース用のそれとは若干コンセプトが変わるシューズです。
ヨーロッパ発祥のランドネ(ロングライド)やブルベを走りきるために設計されています。
わざとかかと部を低く作り出すことによってアキレス腱への圧力を抑え、足首が自由に動かせるように設計されています。
可動域が広がることで長距離を乗っても煩わしさが無く、無理の無いペダリングが可能に。シューズ自体の型もタイト過ぎずつま先もゆったり。ソールも適度なしなりがあり、疲れにくさにもつながります。
レースもロングライドも楽しみたい一般ユーザーには1番使いやすいシューズです。(参考価格:30,000円)
S-works Sub 6(エスワークス サブ シックス)
このシューズは上記シューズの軽量+エアロ効果を追及したタイプです。
S-works6の代名詞とも言えるBOAシステムを取り払い、昔ながらの靴紐で締め上げる構造で、S-works6に比べ甲高の方にも履きやすいシューズに仕上がっています。
靴紐で締めるタイプは甲の場所によって締める強さは任意で調整ができ、非常にピッタリとしたフィット感が得られます。ただ一度締めてしまうと走りながら調整できないというのがデメリットでもあります。
よりエアロ効果を追求したアッパーの紐部分を覆うような専用のエアロシューズカバーも付属。履き心地だけでなく、少しでも空力性能を求めるライダーにおススメです。(参考価格:35,000円)
S-works 6(エスワークス シックス)
プロ選手がスポンサー外でも自腹で購入して使っていると言う逸話で有名なシューズです。
ロードシューズで初めてBOAシステムを採用したパイオニア的シューズで、しなやかで履きやすく、フィット感は最高です。
BOAシステムのワイヤーリード部には宇宙船着陸用のパラシュートに使われる素材を使用し伸びが無く、しっかりとした締め付け調整ができるのが特徴でかかと部のホールド性と合わせてペダリング時のズレが非常に小さく、長時間はいていても疲れが少ないライダーに優しいシューズです。
また、このモデルから待望のワイドサイズがラインナップ。フィッティングの幅が広がりどのような足型のライダーにも合わせられるようになりました。
価格もスペシャルですが、履き心地もスペシャルです。(参考価格:43,000円)
最後に
先にも書きましたが、自転車のシューズはできるだけピッタリで、フィットしてくれるものが絶対におススメです。
必ずサイジングやフィッティングはノウハウがあるプロショップでやってもらいましょう。
直接痛みなど感じる部分でもありますので、いろいろとためし履きをしてピッタリのシューズを手に入れてください。
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/