ロードバイクのツールボトルおすすめ10選!工具をコンパクトに持ち運ぼう

【2021年7月更新】サイクリングに必携なアイテムといえば、パンク修理キットや携帯工具。バラバラになりがちな荷物をひとまとめに収納できて、コンパクトに持ち運べる「ツールボトル」(ツールケース)をご紹介します。
ボトル(缶)タイプとファスナータイプの違いや、サドルバッグとの比較もあわせてチェックしていきましょう。
目次
ツールボトルとは
クロスバイクやロードバイクには、飲み物を入れるボトルを入れるためのボトルケージというものが取り付けられるようになっています。そのボトルケージに入れられるようになっている荷物入れがツールボトル(ツール缶・ツールケース)です。
形状はボトルケージに差し込めるように円筒形になっていて、上の蓋を開けて中のものを取り出したり、側面のファスナーを開けて中のものを取り出したりできるようになっています。
ファスナータイプのツールボトル。
容量はサイズにもよりますが、パンク修理セット一式に小型工具、サコッシュや小型の鍵などを携帯することができます。
取り出す頻度は高くないものの、ライドに必携な道具がひとまとめに、かつコンパクトに収納できるのはとても便利。ひとつ準備しておくと安心なアイテムです。
ボトルケージは用意した?あわせてチェック
ツールボトルの選び方
ツールボトルの形状には、大きく分けてボトル(缶)タイプとファスナータイプの二種類があります。それぞれの特徴から選ぶことをおすすめします。
ファスナー付きのケース
ファスナーで左右にガバッと開くタイプのものです。
従来の缶タイプだと底にしまった道具の取り出しが面倒だったのに比べ、ツールケースは各アイテムへアクセスしやすいのが最大の特徴です。また、中に仕切りやポケットが付いているものが多く、整理整頓をしやすいことも長所です。
蓋付きのケース(ツール缶)
ファスナー付きのツールケースが登場するまでは主流だったボトルの形状をしているものです。
プラスチック製のものが大半で、ファスナー付きのケースと比べると軽量であることが特徴です。また、ファスナータイプだとどうしても水の浸入を完全に防ぐことが難しいですが、蓋付きのタイプには防水性が高いものもあります。
また、サイズ選びも重要なポイントです。短距離のサイクリングでは必要なアイテムがそれほど多くないので、比較的小さいツールケースでも問題ありません。
長距離を走る方や、チューブを2本以上持っていきたいという方には、大きめのツールケースがおすすめです。
ツールケースとサドルバッグどちらが便利?
携帯工具などを持ち運ぶには、サドルバックを使うという手もあります。
サドルバッグとは、サドルの下部に取り付けることができるバッグのことです。
ツールケースとの比較をしてみましょう。
ツールケースの方が良い点
サドルの後方に取り付けるサドルバッグと異なり、ツールケースであればボトルケージへ差し込むので見た目がスッキリします。
またボトルケージに差し込んであるだけなので着脱も簡単、サッとケースごとクロスバイクからロードバイクに付け替える、なんていうことも可能です。
サドルバッグの難点として、サドル高によってはバッグを取り付けてしまうとリアライトなど他のアイテムの取り付けができなくなってしまうことも。またサドルに重量を加えてしまうので、ダンシングをする際に邪魔だと感じることがあります。
サドルバッグの方が良い点
ツールケースはボトルケージを占有してしまうので、その分ドリンクボトルの本数が減ってしまいます。特に真夏など、複数のボトルを使いたいときはサドルバックを使って工具を持ち運んだほうが良いでしょう。
またツールケースのように一度取り外して開くという動作が不要なので、ウィンドブレイカーや補給食など中身を素早く取り出したいときにはサドルバックのほうが便利だと感じます。
大中小とサイズ展開もあり、なかには容量16.5Lというものも。用途に合わせて使い分けられるのも大きな魅力です。
おすすめのサドルバッグはコチラをチェック!
おすすめツールケース
ソフト素材(セミハード)でファスナー式のツールケースから缶タイプのツールボトルまで、おすすめアイテムをタイプ別に厳選して紹介していきます。
ツールケース6選
VITTORIA(ビットリア)PREMIUM ZIP TOOL CASE
従来の缶タイプから、左右に大きく開くタイプのツールケースの先駆けとなった製品です。使い勝手の良さから評判となり、発売当初は手に入りにくいほどの人気がありました。
シンプルな構造にイタリアンカラーがアクセントとなった定番アイテムです。
(参考価格:1,292円)
KAPELMUUR(カペルミュール)サイクルツールケース
シンプルなジップツールケースです。ブラックのボディにKAPELMUURのロゴがデザインされています。
ボトルケージにぴったり入るサイズで、左右に大きく開くセミハードタイプ。
(参考価格:3,245円)
GIZA(ギザ)ライドポッド
PUフォームが素材に使われており、走行中の音鳴りも気になりません。中は左右で収納方法が異なり、片方はファスナーで収納物が飛び出ない構造になっています。
(参考価格:2,520円)
R250(アールニーゴーマル) R25-K-TOOLCASEG6
ロングタイプで収納力が高く、携帯用の空気入れまで入るのがポイントです。従来モデルからさらに上下を細くすることで、ボトルケージからの出し入れもしやすくなっています。
(参考価格:2,241円)
TOPEAK(トピーク)ケージパック
EVAフォームが素材に使われており、ボトルケージに装着した際の音鳴りが軽減されています。また、取り外し可能なオーガナイザー(仕切り)が付属しているので、細かく分類して整理したい人におすすめです。
(参考価格:3,300円)
PANARACER(パナレーサー)ツールボトルセット
ツールケース単体に加え、パンク修理キット(タイヤレバー3本、イージーパッチ2枚、紙やすり1枚、収納ポーチ)、700×23-26C 仏式48mmチューブ1本が付属したセット商品です。最初にまとめてそろえたい人におすすめ。
(参考価格:3,149円)
ツール缶4選(ツールボトル)
ツールケースが登場するまでは主流だった缶タイプです。容量を変えられるものや、防水性能が高いものも選べます。
SHIMANO(シマノ) ツールボトル
側面にSHIMANOのブランドロゴが入っている、オーソドックスなツールボトルです。シンプルで使いやすいことから多くのサイクリストに愛用されています。
(参考価格:726円)
ELITE(エリート) BYASI
イタリアのサイクルアクセサリーブランドELITEのツールボトルです。様々なアイテムを分割して収納するのに便利な二段構造になっています。容積が大きいものを入れたい場合は、上段を取り外し下段のみで使用することができます。
(参考価格:919円)
ZEFAL(ゼファール)Z BOX L
2つのコンパートメントがあり、収納サイズを変えることができます。コンパートメントなので、中間パーツはただの筒状ではなく、2室に分けた収納が可能になっています。
(参考価格:1,621円)
LEZYNE(レザイン)FLOW CADDY
インナーケースが付属したツールボトルです。インナーケースには、CO2ボンベ2本・タイヤレバー・マルチツールの合計4つの工具が収納できます。
(参考価格:2,178円)
まとめ
ツールケースを使用するとやはり見た目がスッキリとし、必要なアイテムを常時しっかり持ち歩けることが魅力。ついうっかり忘れ物をしてしまうリスクも減りますね。
季節や行先によって携帯するものも変わってきますので、街乗り用と長距離用で荷物を分けツールケースとサドルバックを併用して使用するのもおすすめです。
ちなみに私の場合は、冬場はパンク修理キットなどを入れたツールケースに加えて、ウィンドブレーカーとインナーグローブを小ぶりのサドルバックに入れて持ち運んでいます。
ライドにあわせてピッタリの商品を選んでみてください。

あわせて読みたい!
