自転車で荷物を運ぶサイクルトレーラー、おすすめはこの3つ

サイクルトレーラーとは

泊まりがけのツーリングや買物など、自転車で大荷物を運ばなければならないとき。そうしたときに欲しいのがサイクルトレーラーだ。自転車のリアに連結した貨物車のことである。見かけることが少なく、雑誌などのメディアでも取り上げることがまれなジャンル。今回はそんな便利グッズの紹介をしよう。

1輪か2輪か

まず、サイクルトレーラーのタイプにはホイールが1輪のものと2輪のものがある。1輪は軽量で走行抵抗が少なく、牽引する自転車の追従性が高い。また2輪はより大きい荷物を乗せることができ、安定性に優れている。走りやすさでいえば1輪、運びやすさでは2輪ということになるだろう。

牽引方法は、自転車後輪のハブに取り付けるものとシートピラーに取り付けるタイプがある。前者は低重心で、牽引感がスムーズ。後者は取り付けと脱着が容易で、トレーラー単体を外して運ぶときに楽チンだ。どちらも好みによるが、確実に牽引できるように頑丈で壊れにくいものを見定めよう。

道路走行時の注意点、荷物の大きさの規定

また、トレーラーを牽引して走行するときには、注意点がある。まず、車道を走行すること。歩道の走行、自転車通行可の歩道の走行、自転車通行帯の走行、サイクリングロードの走行は、道路交通法により禁止されている。どうしても歩道を通る必要がある場合は、必ず自転車から降りて押して歩かねばならない。

荷物の幅・長さ・高さも道路交通規則によって規定されている。積載の制限は、幅がトレーラーの左右から15cm以内、長さがトレーラーの前後から30cm以内、高さがトレーラーの高さを含めて2m以内とされている。以上は東京都と大阪府の規則。道路交通法の委任条項を定めた道路交通規則は、各都道府県により異なる。トレーラーを使用する道路が通る都道府県の規則を確認し、ルールを遵守することに心がけよう。

そして荷物の落下や予期せぬ事故を未然に防ぐため、トレーラーの荷台を超える大きさの荷物の積載は避け、必ずカバーを装着するようにしよう。また牽引時は後続車からの視認性を高めるため、トレーラーにポジション・フラッグを掲げるのも大事だ。

それでは以下、厳選サイクルトレーラーを挙げてみよう。

おすすめサイクルトレーラー3選

DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)  DCR203-DP

ドッペルギャンガーDCR203-DP
ツーリング、アウトドアレジャー、買物に活躍する、大容量(約80L/最大積載重量60kg)のアルミフレーム製トレーラー。折りたたみ式で、未使用時はコンパクトにまとめることができる。取り付けは自転車の後輪車軸にアタッチメントを固定し、そこに本体を装着する。タイヤサイズは16インチで、ふらつきの少ない安定した走行が可能だ。また、リフレクターとポジションフラッグを装備。カバーはウォータープルーフ素材を使用して雨天にも強い。販売店は「一勝堂」にて限定発売。

価格:19,800円(税込)

同じくドッペルギャンガーからAmazonで購入できる一輪タイプのトレイラーもある。


ドッペルギャンガー サイクルトレーラーをAmazonで見る
価格:34,560円(税込)

BURLEY(バーレー) トラヴォイ

バーレー トラヴォイ
バーレー トラヴォイ

(出典:バーレー ジャパン

バーレー トラヴォイ

通勤や営業回りで多くの荷物を運びたい人や、ギターなどの楽器、釣り具、ゴルフ用品など趣味で使うアイテムを搬送したい人などにピッタリなトレーラー。本体は4.4kgと軽量で、最大27.2kgまで積載可能だ。優れた折りたたみ機構を持ち、専用のトートバッグが付属。小径車での輪行も楽で、電車に持ち込んでも場所をとらない。フレックス連結方式により、障害物などによる転倒知らず。

価格:39,800円(税込)

TOPEAK(トピーク) ジャーニートレイラー&バッグ

トピーク ジャーニートレイラー&バッグ

取り外して持ち運びができる大容量(65.3L)の防水仕様キャリングバッグを付属。重心が低いので安定性がよく、ハンドリングも軽快だ。自転車との接続は付属のアタッチメントをリア・アクスルに取り付け、ワンタッチで装着・脱着可能なスライドロック方式を採用している。またポジション・フラッグと、トピーク製テールライト用のクリップホルダー付き。最大荷重は32kgとなっている。

価格:47,000円(税別)

まとめると

以上に紹介したのは貨物専用だが、他にも「InStep」などのメーカーから、子供やペットを乗せる目的に特化した製品も発売されている。それを含め、意外とラインナップが多いサイクルトレーラーの世界。好みや目的により、よりどりみどりである。しかし、トレーラーがないときの走りと、トレーラーを牽引しているときの走りは、まったく別物。不意なトラブルを起こさないよう、なにより安全な走りを心がけよう!

増渕俊之

WRITTEN BY増渕俊之

出版社勤務を経て、フリーランスの編集/ライター。編著に『これがデザイナーの道』『自転車ファンのためのiPhoneアプリガイド』『岡崎京子の仕事集』がある。現在、編集を手がけた岡崎京子の単行本『レアリティーズ』が発売中。

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