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初心者のための「富士ヒルクライム」完全ガイド|荷物から当日の流れまで

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春になると、サイクリングイベントがめじろおし。なかでも大きなイベントといえば、「Mt.富士ヒルクライム」通称「富士ヒル」が挙げられます。富士ヒルとは、たくさんのサイクリストが富士スバルラインを駆け上がる、初心者でも楽しめるヒルクライムレースです。
初めて申し込んでみたけど、準備はどうしよう?宿泊は?そもそも完走できるのか……など、気になることは意外とたくさん。
今回は富士ヒルに初めて参加する方へ向けて、準備からイベント当日の流れまで、富士ヒルのすべてをお教えします。

富士ヒルってどんなイベント?


まずは富士ヒルがどんなレースなのかを知っておきましょう。富士山といえば、言わずと知れた日本一の山。やはり過酷なレースなのでしょうか……?

富士ヒルとは「Mt.富士ヒルクライム」今年は6月9日(日)開催!

Mt.富士ヒルクライム、通称「富士ヒル」は、2019年で16回目を迎える日本最大級のヒルクライムレースです。毎年1万人近くもの人が参加する、大人気のイベントです。

2019年度は6月9日(日)開催。前日に受付があるので、2日間での予定を押さえておきましょう!
※受付は前日6月8日(土)のみ。当日受付はありません。

コースは25㎞、制限時間は3時間10分。平均タイムは?

富士北麓公園からスタートし富士山5合目をゴールとした、富士スバルラインのコースを登ります。

出典:富士の国やまなし 第16回 Mt.富士ヒルクライム 2019

コースは、距離25km(計測は24km)、標高差は1,270m、勾配は平均5.2%、最大7.8%になります。
制限時間が3時間10分と多めに設定されているため、平均完走率が98%以上と比較的初心者や女性でも参加できるヒルクライム大会です。

参考タイムですが、平均完走タイムは1時間49分、完走最高年齢者は75歳男性だそうです。

スタートはまず主催者選抜クラスから、次いで女子、男子、以後第20スタートまで5分毎にスタートします。一般女子ウェーブスタートが廃止され、男子同様に申告タイムにて、ウェーブが振り分けられます。
過去に富士ヒルに参加したことがあれば「最速タイムの記録」、初参加であれば「申告タイム」が基準になります。

*)ウェーブスタート:参加者を複数ブロックに分けて、時間差を設けてスタートさせる方法

2日間おもいっきり楽しめる!富士ヒルの魅力

出典:富士の国やまなし 第16回 Mt.富士ヒルクライム 2019

富士ヒルでは、1万人規模のイベントだけあって、普段目にすることのない大人数が登っていきます。
ヒルクライム自体も楽しめますが、中にはヘルメットにマスコットを着けたり、コスプレしたりなど、思い思いのスタイルで参加している人も。いろいろな参加者を見ているだけでも面白いです。


▲山岳スプリット区間で一緒だった「弱虫ペダル」の巻島さん!思わず記念撮影

また、前日にはサイクルエキスポやステージイベントも開催されています。
富士ヒルのサイクルエキスポは出店数がとても多く、多くの試乗車やサイクルグッズを見て回ることができます。買い物をしたり、エキスポのお店を見て歩くだけでも楽しいです。

出典:イベントレポート:Mt.富士ヒルクライム2017|Liv
▲雑誌などでお馴染みのゲストの方に会えることも!インターマックスの今中大介さんと。

エントリーと宿泊場所の確保

富士ヒルへの参加意欲もグンと高まってきたところで、実際に参加するにはどうしたらよいのでしょうか。エントリー方法と、忘れてはいけない宿泊先を確保しておきましょう。

エントリー方法

申し込み方法はインターネットからのみ。公式HP上から申し込みが可能です。
通常のロードレーサーやMTB、クロスバイクなら問題ありませんが、ピストバイクや電動アシスト自転車はNGです。念のため車種やハンドル形状、付属品の規制についても確認を→「車種規制」。

エントリーはコチラから。

下山荷物は前日から預けられる

下山用の荷物は、前日もしくは当日スタート前に預けて、五合目まで搬送してもらえます(無料)。防寒用具や着替えなどを、専用袋に入れて預けます。
※下山時の防寒グッズは必須です!詳しくは「富士ヒル前日」の章に記載しています。

エントリーする際に、「前日荷物預かり」か、「当日荷物預かり」かを選択できるようになりました。

参加を決めたら、まずは前日の宿泊先を確保!

エントリーを決めたら、まずは宿泊場所の確保です。
参加者が1万人近くいるので、予約が出遅れると、宿泊先も会場からどんどん遠くなります。

車載であれば、多少会場から離れていても移動はなんとかなりますが、当日の朝は早いです。渋滞も発生します。なるべく会場に近い、河口湖周辺がおすすめです。

富士急トラベルでは、富士ヒル参加者向けに宿泊プランや宿泊とバスのセットプランを用意していますので、利用してもよいでしょう。
第16回 Mt.富士ヒルクライム大会アクセスツアーは3月1日13:00~発売開始予定!

エントリー後は宿泊予約がとれない!?Airbnb(エアビーアンドビー)で検索

実は、エントリー後だと宿泊場所がほぼないというのが現状。そんなときは、Airbnb(エアビーアンドビー)を利用してみるのも手です。
Airbnbとは民泊を中心とした、宿泊施設・民宿を貸し出す人向けのプラットフォームです。もちろん借りたい人が検索することも可能です。宿泊先には、貸別荘やアトリエなどもあり、人数次第では一軒家を貸切ってお得に泊まることも。
スマホサイトからも検索、予約ができます。

LINK:AirbnbiOSアプリAndroidアプリ

3つの「富士ヒル対策」とは


ヒルクライム初心者の方や、平坦ばかりでヒルクライムは未経験という方は、とりあえず登ってみましょう。普段平地中心で走っている方は、登りに慣れておいた方がよいと思います。

また初心者向けに「ヒルクライム入門」などの講座を開催しているところもありますので、参加してみるのもおすすめです。

詳しくはこちらから→「入門ポタサイクリングからヒルクライム入門も ― リンケージサイクリング

【対策1】まずは練習! おすすめヒルクライムスポット


富士ヒルのコースであるスバルラインは、平均斜度5%程度。似たような斜度で勾配変化の少ないヒルクライムコースを、練習として走っておくといいでしょう。
ここでは練習に最適な首都圏にあるコースを、3ステップにわけてご紹介します。

Step1:ヒルクライムに慣れる!大垂水峠と定峰峠

ヒルクライムに慣れていない方におすすめなのは、首都圏では大垂水峠、定峰峠です。
距離が5km前後と短く、平均勾配も緩めなので、手始めに登るのに適しています。

大垂水峠(東京都八王子市)

東京都の高尾山口駅から相模湖方面へ向かう道にある峠です。勾配もゆるく、初心者の方におすすめです。相模湖側に降りて高尾側に登り返すのも、距離が約5km程度と登りやすいです。

距離:5.5km
最大標高差:205m
平均斜度:全体3.7%、上り:4.5%、下り0%

定峰峠(埼玉県秩父郡東秩父村)

埼玉県の小川町から秩父側にアクセスできる峠で、勾配変化が少ない「つづら折れ」が続きます。秩父側からの登り返しも、約5km程度の距離でおすすめです。
つづら折れで見通しが悪いところがありますので、下りのスピードの出し過ぎには注意しましょう。

距離:5.1km
最大標高差:267m
平均斜度:全体5.1%、上り:6.6%、下り2.7%

Step2:登りに慣れたら、距離を伸ばして。大観山、赤城山、風張峠

少し登れるようになってきたら、距離が長いコースにチャレンジしてみましょう。富士ヒルは25km登るので、少なくとも1時間以上は登り続けることになります。

距離が長めのヒルクライムコースとしては、大観山(椿ライン)や赤城山、風張峠などがあります。勾配変化もきつくないので長い距離を走る練習になります。

大観山(神奈川県足柄下郡湯河原町)

神奈川県の湯河原温泉から、大観山へ向かうつづら折れの道が「椿ライン」です。椿ラインの入り口、奥湯河原温泉の右折箇所からは距離約13.5km程度ですが、湯河原の「五所神社前」の交差点から登り始める「オレンジライン」からですと17.9km程度になります。

オレンジライン~椿ライン


距離:17.9km
最大標高差:949m
平均斜度:全体5.3%、上り:5.9%、下り3.6%

赤城山(群馬県前橋市)

「まえばし赤城山ヒルクライム大会」のコースになります。距離は約20kmと長く、平均勾配は6%とやや富士ヒルコースよりきつめですが、勾配変化が少なく富士ヒルと感じが似ています。

距離:20.8km
最大標高差:1317m
平均斜度:全体6.3%、上り:6.5%、下り3%

風張峠(東京都西多摩郡檜原村)

東京都の武蔵五日市からアクセスできる、奥多摩周遊道路を走るコースです。都民の森など立ち寄り所も多いので、都内のヒルクライムスポットとして人気があります。
バイクなどの通行が多いので、走行には注意しましょう。

距離:23.8km
最大標高差:889m
平均斜度:全体3.7%、上り:5.9%、下り2.8%

Step3:タイム計測に。ヤビツ峠

ヤビツ峠は約12kmですが、距離がちょうど富士スバルラインの半分程度のため、タイム計測によく利用されます。

なお、ご紹介するコースは一般道や林道になります。中には道幅が狭いコースもありますので、キープレフトで下りには注意して走行するようにしてくださいね。

ヤビツ峠(神奈川県秦野市)

神奈川県の二宮町側から宮ヶ瀬湖方面へ向かう峠です。非常に人気が高く、ここのタイムの倍の数値が富士ヒルのタイムに近いと言われ、多くのサイクリストが走りに訪れます。

距離:5.1km
最大標高差:267m
平均斜度:全体5.1%、上り:6.6%、下り2.7%

▲ヤビツ峠で富士ヒル練習会

【対策2】富士ヒル試走

富士ヒルのコースである富士スバルラインは、4月の中旬までは雪が降る可能性があり、実際に試走に行けるのは4月下旬~ゴールデンウィーク頃からになります。

試走時の駐車場は富士急ハイランド北の県立「富士北麓駐車場」(無料)になります。

富士北麓駐車場

名前が似ているのですが、富士ヒルのスタート地点である「富士北麓公園駐車場」は、運動場と公園の利用者のための駐車場です。富士ヒル試走者は、ふもとの富士北麓駐車場(無料)を利用するようにしましょう。
富士北麓公園ご利用者以外の方の駐車について

富士ヒルの本番では、富士北麓公園からスタートして料金所は通過しますが、試走のときは富士スバルラインの通行料金を払わなければなりません。料金所で止まる必要がありますので、試走では料金所を越してからスタートする方がよいでしょう。

自転車の場合は往復200円です。

▲試走の時は料金所を越えてから出発

タイムの遅い人から順に間隔を空けて出発すると、ゴール付近でだいたいそろうようになります。先に行った人が長い時間待たずに済むのでおすすめです。

▲タイムの遅い人から先に出発

試走で確認しておきたいことは次のとおり。

  • タイム計測
  • コース(1合目、2合目、3合目……とどう変わるか、など)
  • 補給食のタイミング

富士ヒルは長丁場なので、途中で補給食(アミノ酸などのジェル)を摂ることもあります。試走の時に試しておくとよいでしょう。

ベテランライダーが教える「登りのワンポイントアドバイス」

登る時は前を見てしっかり呼吸するのがコツです。息をちゃんと吐けば、自然と空気を吸うことができます。
また、疲れてくると下を向きがちになるので、姿勢よく前を見るようにしましょう。

富士ヒルでは、特に4合目を過ぎると空気が薄くなってきます。しっかり息を吐いて呼吸するようにしましょう。

▲ゴール間近。バスの通行が多いので注意

試走時には荷物になっても、必ず下山用の防寒着を持っていきましょう
富士山5合目は標高差が1000m以上あります。晴れていても5合目の気温はスタート地点より10℃は低いと思っていた方がよいです。

▲ゴールデンウィーク頃の5合目は、まだ周囲に雪が残っていることも

下りも長いので、スピードの出し過ぎに注意が必要です。下りでは無理せず、途中の見晴台で一旦停止するなど、安全確実に降りましょう。

▲見晴らしのよい樹海台

LINK:富士山有料道路 富士スバルライン

【対策3】自転車の整備は余裕をもって

富士ヒルが近くなってきたら、自転車のタイヤやチェーン、変速など全体的にチェックし、必要ならばショップに持ち込んで調整してもらいましょう。
会場にはメカニックブースがありますが、急に対応できないような不具合があると、せっかくの富士ヒルなのに残念なことになってしまいます。
自転車の整備は事前にちゃんとしておいた方が無難です。

動画もチェック!「富士ヒル攻略法」

富士ヒル前日

前日の受付を済ませたら、サイクルエキスポやステージイベントが行なわれます。いろいろなメーカーや飲食のブースがありますので、あちこち覗いてみるといいでしょう。

▲前日の会場の様子

前日にやることは、大きくわけて6つあります。

  1. 下山用手荷物の準備
  2. 下山用手荷物の預け入れ(前日荷物預けの場合)
  3. ゼッケン、ヘルメットや預け入れ手荷物のシール、計測チップの取り付け
  4. サドルバッグ、ライトなど、軽量化のための不要物の取り外し
    (脱水を防ぐためボトルは持っていきましょう)
  5. 翌日のチェックアウトの準備
  6. 翌朝の朝食の買い出し

当日の朝は早いので、朝食も前日のうちに買い出ししておくとベター。会場近辺のコンビニは、遅い時間になると品物が少ないことがありますので、早めに買っておくか、ちょっと離れたところに行きましょう。

▲前日にはヘルメットのシールや計測チップを付けておこう

当日の朝は早いので、早めに準備して寝られるようにしましょう。

下山用手荷物の準備

富士山麓の6月上旬の平均気温は、天候にも寄りますが約16℃。五合目になると、だいたい6℃くらいになります。

たとえ天気がよくても、5合目に長い時間滞在すると体は冷えます。防寒用の装備は必ず準備しておきましょう。
参加者が多い分、下山にも時間がかかります。下山の待ち時間も考慮して防寒着を選びましょう。

下山荷物の具体例

以下の装備を自分のバックパックに入れて、そのバックパックを前日に渡される「下山用のビニールバッグ」に入れて預けます。

  • 冬用ジャケット
  • アームウォーマー、レッグウォーマー
  • 冬用グローブ(もしくは長指グローブ)
  • ネックウォーマー
  • シューズカバー
  • 終わった後に摂る補給食(ジェル、甘いものなど)
  • タオルなど小物類
  • 小銭(5合目で飲み物を買ったりするときのため)*

下山用のビニールバッグを背負って、そのまま降りる人もいますが、サイズが大きかったり、ひもで背負いにくかったりするので、下りの時には自分のバックパックで降りた方が楽です。
*)小銭については下山用のビニールバッグには貴重品は入れないようにと指導がありますので、背中に入れて走るかは自己判断でお願いいたします。

▲下山待ちの列。じっと待っているとだんだん寒くなる

雨対策

もしも当日雨が予想される場合は、雨対策が必要です。
山の天気は変わりやすいので、急に予報が変わる場合もあります。念のためレイングッズを用意しておくといいでしょう。

  • レインジャケット
  • シューズ用レインカバー
  • バックパック用のレインカバー

急に雨になった場合は、急場しのぎ用にビニールのゴミ袋で即席の雨合羽を作ることもできます。

▲ゴミ袋に首と腕の穴を開けて、即席のカッパを作成

富士ヒル当日の流れ

いよいよレース当日です!どのような1日となるか、スタートする前からしっかりと押さえておきましょう。

スタートまで

スタートまでやっておくべきことは4つあります。

  1. 朝食をとる
  2. 朝食はスタートの2時間前までに済ませておきましょう。
    消化がよく、エネルギーになりやすいものがベストです。おにぎりなど炭水化物を中心するとよいでしょう。

  3. トイレを済ませておく
  4. スタートまでにトイレを済ませられるようにしておきましょう。スタート前の会場のトイレは行列ができるほど、非常に混み合います。(特にスタートが最初の方の男性トイレ)

  5. ウォームアップ
  6. 駐車場から会場に行くまでに、アップを兼ねて脚を回しておくと良いでしょう。出発までは朝早く寒いので、ウィンドブレーカーを羽織っておいたほうがいいでしょう。

    ▲ローラー台を使ってアップしておくと、楽
  7. 手荷物預け(当日預けの場合)
  8. エントリー時に当日に選択した人は、忘れずに手荷物を預けましょう。時間に遅れないように注意が必要です。

  9. 出走ウェーブに自転車を置いてスタートを待つ
  10. 自分の出走ウェーブの区画に自転車を置いたら、スタートまでは待ち時間があります。軽く何か口にしておいてもいいでしょう。スタートが近づくと移動が始まるので、あまり長い間離れないようにしましょう。

    ▲出走するウェーブの区画に自転車を置いて待つ

    ▲スタート間近。合図が鳴ったら、ウェーブの一斉スタートです

スタートしたら

実際に自分のウェーブがスタートしても、スバルライン料金所前まではタイムは計測されないので、急ぐ必要はありません。料金所の手前の計測開始地点(富士北麓公園から約1.3km)を通過した時刻からの計測になります。

試走とは違って、たくさんの人が周囲を走っています。初めての経験で緊張してしまうかもしれませんが、3つのことを頭に入れておけば大丈夫。あとはめいっぱい楽しむだけ!

  1. 自信がない場合は、なるべく左側を走る
  2. 止まるまるときは停止の合図か声がけをする
  3. 追い抜くときは右側から

追い抜きは右側からなので、自信がない場合はなるべく左側を走るようにすると良いでしょう。何かで止まる場合は、必ず停止の合図や、「止まります」と声を掛けるように。急に止まると後ろから衝突される危険があります。
また、前の人を追い越すときは右側から抜きましょう。ゴールに近づくと、早くスタートした人達が右側を下山してきます。中央から右側には出ないように注意が必要です。

太鼓の音が聞こえてきたら、もうすぐ17.2km地点の「大沢駐車場」です。ゴールまでは、残り7km程度です。

山岳スプリット区間が終わってからは、スピードを出しやすい平坦部分に入ります。後ろから早いトレインが来たら、後ろに続きましょう。ゴールまではもう少しです。

レースを思う存分楽しみながら、最後まで頑張りましょう!

下山

ゴール後は、「荷物渡しエリア」に向かいます。レストハウス手前から誘導に従って、下山手荷物を受け取りましょう。給水やトイレもあります。
下山は先導するライダーの後に続いて、何人かのグループで下山します。25kmの下りは時間がかかります。無理な追い抜きやスピードの出し過ぎに注意し、安全第一で降りましょう

▲防寒着を着て下山待機位置まで移動します
▲下山待ちの列。下山はグループに分かれて、先導役の後に続いて走ります

富士ヒル グルメ

せっかく富士山に来たからには、富士ヒルならではのグルメを味わうのもいいですね。

富士山めろんぱん

▲5合目に来たら、名物「富士山めろんぱん」

5合目の丸太小屋「レストハウス」の奥にあるAMANOYAさんで売っています。
3つのセット売りとばら売りがあります。

▲見た目よりも口当たりが軽いので、あっさり食べられる

AMANOYA

LINK:富士山めろんぱん

吉田うどん

富士ヒル当日は、5合目から下山したら地元の方が振る舞ってくれる「吉田うどん」をいただきましょう。

▲富士吉田市名物「吉田うどん」が振る舞われる

信玄ソフト

試走や富士ヒルからの帰るときは、帰る前に定番の桔梗屋の「信玄ソフト」!
信玄餅とソフトクリームの取り合わせに、香ばしいきな粉と濃厚な黒蜜がたっぷりの一品です。
富士ヒル会場から富士山駅方面へ向かって3.7kmほどの所にある「桔梗屋東治郎 富士吉田店」で食べられます。

▲桔梗屋の「桔梗信玄ソフト」

桔梗屋東治郎 富士吉田店

営業時間:9:00~19:00
休業日:無休
LINK:桔梗屋

おわりに

初めて富士ヒルに参加される方向けにまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
自己ベストのタイムに挑戦したり、コスプレして走ったり、大勢と登る雰囲気を楽しんだり、楽しみ方は人それぞれです。
エントリーは3月いっぱい受け付けています。まだの方はお早めに。
富士ヒルは当日も楽しみですが、事前の練習会などにみんなで参加するのも励みになります。ぜひ仲間と一緒に練習に行きましょう。

LINK:Mt.富士ヒルクライム

B!

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