アロハ〜。FRAME編集部です。突然ですが、自転車好きのみなさんが自転車に求めるものって何ですか?

速さ、距離、達成感…いろいろあると思うのですが、「リフレッシュできるかどうか」ってすっごく大事じゃないですか?

通勤電車に人混み、気を使う仕事のメールや電話、人間関係…。自転車乗りは、そうした現代のストレスから自由になりたくて自転車に乗っている!と言ってもよいと思うのです。そして、リフレッシュするならいつもの日常からより離れた場所に行くのが一番!

結論から言うと、ハワイは「リフレッシュ最強スポット」でした。浄化されすぎて日常がつらい。帰国して1ヶ月くらい経ちますが、未だにハワイ・ロス中です(つらい)。



YouTuberけんたさんと行くハワイ自転車旅レポート第2弾は「ホノルルセンチュリーライド」とハワイの魅力についてレポートします。

ハワイの「ホノルルセンチュリーライド」に行くべき理由



私がライドイベントや自転車旅で大事だと思うのは、景色(絶景)、コースの難易度、グルメ。ハワイで開催される「ホノルルセンチュリーライド」はこのすべてがパーフェクトにそろっていました。

理由1:絶景ばかりでカメラをしまう暇がない


1番目に訪れる絶景撮影スポット、朝焼けの「ダイアモンドヘッド」の岬。



海外を自転車で走ることの最大のメリットは、違う文化圏ゆえにどこを走っても非日常感を味わえること。リフレッシュの要素として、非日常の要素があるかどうかはとても重要です。

南国の国、ハワイではホノルル市街地ですら、非日常感にあふれていました。映画やTVでしか見たことのない大きな邸宅や車、熱帯特有の巨木やヤシ木など、何もかもが新鮮です。

スタート地点の「カピオラニ公園」から見える「ダイアモンドヘッド」。ホノルル市の東に険しくそびえ立つ。


ホノルル市内にある、ハワイ随一の巨木「バニヤン・ツリー」。



自転車専用レーンもあり、市街地も走りやすい。道路標識のマークも新鮮。


さらに郊外へ少し走るだけで、火山活動や侵食によってできた険しい山や崖の地形、世界中のサーファーが集まるエメラルドグリーンの美しいビーチなど、ダイナミックな風景に出会えてしまいます。

これから訪れる絶景への期待で、思わず笑顔がこぼれるけんたさん。



ハートブレイクヒル〜マカプウ岬の海岸線の絶景


ココ・クレーターの北側「ハートブレイクヒル」を抜けて岬を目指す。


ライド前半は、海岸線のアップダウン。「ハートブレイクヒル」の登り坂は、天空に浮かぶ入道雲に向かって走っているかのようです。登りが苦手な筆者ですら、きつさも何もかも忘れて「気持ちいいー!」と思わず叫んでしまうほど!
丘を登りきったあとのご褒美は、1番のフォトスポットである「マカプウ岬」。右奥に見える白い岩肌の「ラビット・アイランド」がこれまた美しい。真っ青な空と白い雲、グラデーションの海…。「今年一番の景色」に挙げてもいいほどの絶景です。

横から見ると、うさぎが寝ているように見えることから名前がつけられた「ラビット・アイランド」。左が頭…?


下ったあとは、全米ナンバーワンビーチに選ばれたことがあるという「ワイマナロビーチ」沿いの道。透き通った水作り出すエメラルドグリーンのグラデーションに白い砂浜…。まさに「楽園」としかいいようのない風景の連続に、カメラをしまう暇がありません。

ジャングルロードはまるで『ジュラシック・ワールド』の世界


個人的に1番楽しかったのはワイマナロのジャングルロードでした。鬱蒼とした熱帯の植物に、聞いたことのない鳥や獣の鳴き声…。日本では見られない景色の連続にドキドキが止まりません。
行きの飛行機では『ジュラシック・ワールド』を見ておくといいでしょう。現地のジャングルロードを走ると「おお、このシーンは映画でみたやつ!」「いきなり恐竜が出てきそうだな…もしスプリントで振り切れるかな?でもティラノサウルスはやだな」なんて妄想が広がって楽しいです。

虹のサプライズも。雨すらもハワイではポジティブな要素


自転車の大敵といえば雨と風…ですが、ハワイの雨はほとんどがシャワー状の通り雨です。この日も何度か雨に遭遇。
ハワイには「雨が無ければ、虹はない。」なんてことわざがあるそうです。雨が止んで最初のエイドステーションに着く頃には、大きな虹が出ていました。

ハワイでは虹は珍しくないとはいえ、ライド中に虹と出会えたのは嬉しいサプライズです。

理由2:難易度低めで制限時間たっぷり!たっぷりハワイを堪能できるコース設定


ホノルルセンチュリーライドの難易度はかなり優しめ。制限時間がとにかく長いのが特徴です。足切りを気にして焦ったりせず、ハワイを思いっきり楽しめる時間設定になっていました。

コースは最長で100マイル(約160km)、最短で25マイル(約40km)ですが、1番距離があるコースでさえ、途中のクローズゲートまで4時間・平均時速15kmの走行でOK。体調によっては当日に走るコースを変えてしまってもOK。

前日のマーケットで出会ったサイクリスト。「また会いましたね!がんばってくださいね」と声を掛け合う。現地での新しい出会いも、思い出のひとつになる。


50マイル(80km)コースでも、ゴールまで約11時間。サイクリングに慣れている人なら、お昼にレストランでランチ休憩も余裕のレベルです。
途中でビーチに寄ってもいいし、きれいな景色をみつけるたびに立ち止まって写真を撮ってもOK。

エイドステーションでも、ゆっくり過ごせるのがうれしいです。「疲れたからもう帰るね〜」と途中で帰っちゃう現地のライダーもいるそうです。
時間に余裕があるおかげで、現地で出会った日本人参加者とも「どこから来ましたか?」なんて会話が弾みます。けんたさんもファンと交流できて楽しそう。

ブロンプトンのトリオチーム。ジャージもおそろい・バッグも旅仕様でかわいい。


自転車の種類も、本格的なTTバイクから、ミニベロ、タンデム、リカンベントと多種多様。コースの難易度が高くないので、好きな自転車が選べるのがいいです。

自転車好きが集まるファンライドイベントらしい和気藹々とした雰囲気。このゆる〜い空気感が楽しすぎるわけです。

ゴールでは完走証ももらえる。



坂はきつければ押してもOK!


マカプウ展望台の坂は登ったあとに絶景のご褒美がある。


コースには長くて1km前後、斜度3〜8%くらいの坂がいくつかあり、普段スポーツ自転車に乗り慣れてない人には、ややきつく感じるもしれません。

そういう時は自転車から降りて押してしまえばいいのです。タイムを競うわけではないので、無理はしなくてもOK!男女年齢関係なく、押している人はかなりいました。

なお、経験者向けには「ヒルクライム・チャレンジ」という激坂のおまけコースも特別に用意されているので、物足りないかも?なんて心配も不要です。

激坂好きの方はイベント前後の日程で「ウィルミナライズの坂」もどうぞ。


理由3:ハワイのご飯、うまいぞ!大盛りだぞ!


屋台で巨大ステーキはもはや普通!


さて、ここからは滞在中に食べたハワイでのグルメの紹介です。行くまでは「口に合わないかも?」と心配していましたが、ハワイのご飯はめちゃくちゃおいしいです。そして腹ペコサイクリストも大満足の量です。

ライド中に便利なランチパック


ハワイにはフード・トラックや屋台、オープンスペースのお店などが多いので、ライド中はランチパックやテラス席のお店がおすすめ。

というのも、ハワイの治安は悪くはないのですが、ロードバイクのような高級自転車の盗難は起こるからです。
屋台のランチパックといっても量は十分。肉はどれも400g以上はあるんじゃないか?ってくらいボリューミーで大満足!

屋台ではいろんな国の料理がそろうので、アメリカンな料理に飽きてきても問題ない。麺もパックでテイクアウトできる。


オープンカフェで食べた、朝食のベーコンエッグのワンプレート。カリカリのベーコンが美味しい。



1200Kcalの絶品スウィーツも!



けんたさん超おすすめのレストラン「チーズケーキファクトリー」のチーズケーキは絶品でした。カロリーはなんと1200Kcal。ホールではなく1ピースのカロリーです。ライドの消費カロリーが一瞬でペイできてしまいました!

「アイランド・ヴィンテージ・コーヒー」のアサイーボール


ライド前にちょうどいいのが「アサイー・ボール」。ヤシの果実をシャーベット状にしたアサイーにグラノーラや果物をトッピングしたデザートです。エネルギーも栄養にも優れているため、現地ではランナーやトライアスリートに朝食で人気なんだそう。

シャリっとした口溶けのよいシャーベットに、みずみずしいベリー系のフルーツ、甘いバナナ…具材のコンビネーションが最高で美味しすぎました。ああ、また食べたい…。

エイドステーションに食べたドーナツ「ポイ・グレーズド」は、ふわふわもちもちで超絶美味!「カメハメハ ベーカリー」という地元の人気パン屋さんの看板商品だということを帰国後に知りました。。ドーナツがこんなにも美味しいなんて!

理由4:ツアーパックや海外輪行のサポートも充実!海外旅行慣れしていなくても安心


成田空港では「ホノルルセンチュリーライド」専用の手荷物カウンターがあって安心。


「ホノルルセンチュリーライド」はJALと運営による渡航サポートが非常に充実しています。成田空港内は「ホノルルェンチュリーライド」の案内板と専用カウンターがあり、自転車の扱いに慣れた空港スタッフが対応してくれました。

また、往復の便はどちらもJALだったため、機内の空調も日本人に合った空調温度でとても快適。機内のエンターテイメントも日本語対応で退屈せずに過ごせます。特に復路で胃腸が疲れたときに「肉じゃが」の機内食が出たのは本当にうれしかったです。

飛行機での運送費用はイベントに申し込めば無料に


ホノルルセンチュリーライドなら、エントリー時点で「JAL自転車無料運搬サービス」が申し込めるため、日本〜ハワイの搬送費がタダになります。

自宅〜空港はどう運ぶ?→OLライナーで空港に


OLライナーで荷物を受け取ったけんたさん。


次に、自宅〜空港への自転車の搬送について。自転車を抱えて電車の乗り継ぎや、広い成田空港内の移動は非常にダルいです。行く途中で何かトラブルが起こると遅刻の原因にもなりかねません。

そこで、ケイティーシー・ロジ(OLライナー)という自宅から空港へ自転車を搬送してくれるサービスを使いました。受け取りや帰国後の自宅への配送も、空港の専用カウンターで手続きすれば大丈夫です。

自転車は何に入れる?→「BTB輪行箱」がおすすめ


BTB輪行箱」はホイールの取り外しのみ。ヘルメットやシューズを入れるダンボールも付属でついていて、自転車と一緒に収納できる。


ハードケースは高いし、梱包もめんどくさい、工具も持っていきたくないからパーツもはずしたくない、という人には「ホノルルセンチュリーライド」にも対応の「BTB輪行箱」がおすすめです。この箱なら、ハンドルやペダル、サドルを外さなくてもJALの規定サイズにもきっちり収まります。

自転車を自分で持ち運ばなくて済むのは本当に楽です。

JAL便ツアーパックなら、ホノルル空港〜宿泊ホテルの部屋まで自転車搬送・部屋持ち込みも可


自力でホテルまで搬送する場合は、バン型・SUV式のタクシーを使う。


「JALパック」などホノルルセンチュリーライドの専用ツアーなら、空港からホテルのお部屋まで自転車を搬送してくれます。宿泊ホテルはもちろん、部屋への自転車持ち込みも可能。ホテル到着までほぼ何もしなくて済みます。細々した手配が面倒なら、ツアーに申し込んでしまうのがおすすめです。

なお私たちはツアーパックではなかったので、自力でタクシーを使って運びました。空港に来るタクシーは大型なものが多いので、自転車2台の搬送も余裕でした。現地の人も大型荷物には慣れているようで、手際もかなり良かったです。

日本では珍しいバイクブランドもあり!?現地でレンタルバイクという手も


ホノルル市内の「BIKEADELIC」はTREK車を主に扱う。輪行後の空気も快く入れてくれた。


「搬送の手続きすらめんどくさい」という方は、ハワイのレンタルバイクがおすすめです。現地の自転車屋さんには、FELTやBMCといった日本でのレンタルでは難しいようなバイクがそろっています。※レンタルはイベント側ではサポート外。

写真左のBMCはレンタルバイク。



生活用品も現地で何でもそろう


ホノルル市街地のABCストア(コンビニエンスストア)には、食料品から衣類、洗面用具など、滞在に必要なものはほぼなんでもそろっています。

自転車に関する道具類さえ用意しておけば、あとは現地調達でもOK。荷物は少なめでも大丈夫です。もし自転車用品を忘れてしまっても、現地の自転車ショップで必需品はだいたい手に入ります。

自転車ショップのオリジナルウェアもあるので、日本では買えないレアなジャージを買うのも楽しみのひとつ。


トライアスロンショップ「Island Triathlon & Bike」でTシャツを物色。



海外旅行+自転車なら「ホノルルセンチュリーライド」がおすすめ!


「ホノルルセンチュリーライド」は、運営サポートや旅行サービスも手厚く、自転車初心者や、自転車に乗り慣れていない友達や家族とでも参加できる海外イベントです。

2019年の開催時には、ハワイ旅行も兼ねて参加してみてはいかがでしょうか。帰国日には「えっ、もう帰るの!?ヤダヤダー!」ってなるので、行くなら長めの休暇をとっておくことをおすすめします!



<ホノルルセンチュリーライド2019>
開催:2019年9月29日(日)
エントリー:2019年3月開始予定

大会の情報は公式ホームページで順次ご案内します。
http://www.honolulucenturyride.jp/

レポート第一弾はこちら

人気の峠をRoadQuestでみる

都民の森

都民の森:都内サイクリストの聖地!初心者ヒルクライマーの登竜門

ヤビツ峠

ヤビツ峠:一度は訪れるべき、関東ヒルクライマーの聖地

大垂水峠

大垂水峠:初心者向けのほどよく緩い峠!ただし大型車には注意

白石峠

白石峠:関東ヒルクライマーで賑わう、埼玉県の有名な峠。ハードな上りを制覇せよ!