2019年最新!TIME(タイム)おすすめロードバイク全10台

サイクリストにとって憧れのブランドのひとつ、TIME(タイム)。弱ペダの人気キャラクター、巻島裕介の愛車として思い浮かべる人もいるでしょう。
フランスでの独自生産にこだわり、他に類を見ないカーボンフレーム生成技術・振動軽減システムを内蔵したフォークなど、特筆すべきテクノロジーもしっかり解説。2019年の最新モデルとともにお届けします。

まさに憧れ。TIME(タイム)というブランド

画像出典:TIME Sport
画像出典:TIME Sport

タイムはフランスで1987年に創業した、比較的若いメーカーです。同じくフランスのメーカーであるルック社のように、ビンディングペダルの製造から始まりました。
後にカーボンフレームの製造に着手し、フランスでの自社製造を貫く数少ないメーカーとして、ロード乗りにとって憧れの存在です。

まさにプロ仕様。レースでの活躍

ロードレースの象徴とも言うべきプロレース選手もタイムのロードバイクで活躍してきました。例えばトム・ボーネンやローラン・フィニョン、ジルベール・デュクロラサール、ジャニー・ロンゴ、トマ・ヴォクレールなど、多くのチャンピオンたち。

トッププロの走りに応えるタイムのロードバイク、他と一線を画す秘密はどこにあるのでしょうか。

TIMEロードバイクの特徴

フランスで自社製造されるタイムのフレームたち。タイム独自の特徴として必ず挙げられるのがRTM工法という独自のカーボン成形法です。

TIMEといえばRTM工法

RTM(Resin Transfer Molding:レジン・トランスファー・モールディング)工法はタイムが採用するカーボン成形技術です。一般的なカーボンロードフレーム製法とは成形手順が全く違います。

RTM工法とは
編み込まれたカーボン繊維を靴下のように芯材に履かせ、成型した状態で金型に入れた後、加圧下で樹脂を注入する方法。
多くのカーボンロードバイク製法は、カーボン繊維を先に樹脂に浸透させプリプレグというシートを作り、それを切り貼りして成形したのち加熱・加圧をする。

異なる特性を持つ繊維素材を編み込んでいく
▲カーボン、振動吸収性のあるVectran™、引っ張り強度の高いKevlar®などの異なる特性を持つ繊維が編み込まれていく

▲芯材のまわりに靴下を履かせるようにして成形する。

▲上がRTM工法。先に樹脂を含んだプリプレグ(下)に比べ、空気を完全に排除できる。RTM工法は個体ごとの性能差が抑えられるのも特徴。

画像出典:TIME Sport

選べるフォークとシートポスト

タイムのモデルはすべて「フレームセット」のみの販売ですが、モデルによってフォークの形状やシートポスト形状を選択できるようになっています。

タイムの「アクティブフォーク」「トランスリンク」とは

フォーク形状は以下の2つのタイプがあります。

  • アクティブフォーク:振動軽減システム(アクティブ・マス・ダンパー)をフォーク下部に内蔵し、路面からの振動を30%減衰させる効果をもつフォーク。キャリパーブレーキ仕様にはフォークの両方、ディスクブレーキ仕様はフォークの右側のみ搭載。
  • クラシックフォーク:振動軽減システムを搭載しない通常のカーボンフォーク

路面からの振動を軽減するアクティブフォーク
路面からの振動を軽減するアクティブフォーク

路面からの振動を軽減するアクティブフォーク
▲路面からの振動を軽減するアクティブフォーク

また、シートポスト形状も以下のタイプがあります。

  • トランスリンク:フレーム一体型のインテグラルシートポスト(ISP)
  • シートポスト:従来型のシートポスト

サイロンのトランスリンクのフレーム(カスタムカラー)
▲サイロンのトランスリンクのフレーム(カスタムカラー)

画像出典:PODIUMTIME Sport

タイム 2019年モデル おすすめ10台

画像出典:TIME Sport
画像出典:TIME Sport

タイムのバイクは、特徴ごとに以下のシリーズに分かれています。

  • SCYLON(サイロン):空力性能に優れたエアロレースバイク
  • FLUIDITY(フルイディティ):エンデュランスバイク
  • ALPE D’HUEZ(アルプデュエズ):軽量なヒルクライム向けバイク

2019年モデルでは、全てのモデルでディスクブレーキ対応モデルが用意され、キャリパーブレーキかディスクブレーキかを選択できるようになりました。

SCYLON(サイロン)

画像出典:TIME Sport
画像出典:TIME Sport

タイム独自のカーボンフレーム成形方法「RTM工法」と各部のブラッシュアップによって、更に高性能化を図ったエアロレーシングバイクです。
シートポスト形状は「トランスリンク」「従来型シートポスト」から選べ、フォークも「アクティブフォーク」「クラシックフォーク」の選択が可能です。

トップチューブにはトリコロールとTIMEロゴがあしらわれている
▲トップチューブにはトリコロールとTIMEロゴがあしらわれている

画像出典:TIME Sport

サイロン フレームセット

アクティブフォーク/トランスリンク完成車例(カラー:レーシング)
▲アクティブフォーク/トランスリンク完成車例(カラー:レーシング)

※完成車の写真はイメージです。フレームセットの販売になります。
※キャリパーブレーキ仕様になります。

カラー:ブラックレーベル、フランスエディション、ホワイトレーベル、レーシング
サイズ:XXS、XS、S、M、L、XL

フォーク種別 シートポスト形状 価格(税抜)
アクティブフォーク トランスリンク 600,000円
シートポスト 580,000円
クラシックフォーク トランスリンク 540,000円
シートポスト 520,000円

サイロン ディスク フレームセット

アクティブフォーク/トランスリンク完成車例(カラー:ブラックレーベル)
▲アクティブフォーク/トランスリンク完成車例(カラー:ブラックレーベル)

※完成車の写真はイメージです。フレームセットの販売になります。

ディスクブレーキ仕様として、前後ともに12mm径の前100mm、後142mmのスルーアクスルに対応しています。「アクティブフォーク」は、制振装置を右側のみに配置し、制振装置自体を大きくしてキャリパーブレーキ仕様と同じ効果を実現しています。

ディスクブレーキ仕様では振動減衰システム(アクティブ・マス・ダンパー)は右側のみ
▲ディスクブレーキ仕様では振動減衰システム(アクティブ・マス・ダンパー)は右側のみ

カラー:ブラックレーベル、フランスエディション、ホワイトレーベル、レーシング
サイズ:XXS、XS、S、M、L、XL

フォーク種別 シートポスト形状 価格(税抜)
アクティブフォーク トランスリンク 650,000円
シートポスト 630,000円
クラシックフォーク トランスリンク 580,000円
シートポスト 560,000円

サイロン カスタムカラー フレームセット

サイロン カスタムカラー フレームセット
color 01は6色、color 02は7色から選択でき、更にグロス仕上げかマット仕上げかを選択できるので、84色のフレームカラーから選ぶことができます。
また、color 03(ハンドルとステム)のカラーは、それぞれ12色用意されています。
TIME タイム フレーム カスタムカラー 2019

サイズ:XXS、XS、S、M、L、XL

ブレーキ仕様 フォーク種別 シートポスト形状 価格(税抜)
キャリパーブレーキ アクティブフォーク トランスリンク 650,000円
シートポスト 630,000円
クラシックフォーク トランスリンク 590,000円
シートポスト 570,000円
ディスクブレーキ アクティブフォーク トランスリンク 700,000円
シートポスト 680,000円
クラシックフォーク トランスリンク 630,000円
シートポスト 610,000円

FLUIDITY(フルイディティ)

Fluidity(フルイディティ)
フルイディティは、振動吸収性を重視したTIMEの中でも特に乗り心地のよいエンデュランス用モデルです。
VECTRAN®繊維を使用することによって、路面の振動を吸収し快適な走行を実現。またフレームジオメトリはアップライトな姿勢で乗れるよう設計されており、長時間でも快適に走行できるようになっています。
サイロンと同様に、フォークとシートポストを選択することができます。
(フルイディティ ディスクはクラシックフォークのみ)

長めのヘッドチューブ
▲長めのヘッドチューブ

細いシートステー
▲細いシートステー

画像出典:TIME Sport

フルイディティ フレームセット

クラシックフォーク/シートポスト完成車例(カラー:フランスエディション)
▲クラシックフォーク/シートポスト完成車例(カラー:フランスエディション)

※完成車の写真はイメージです。フレームセットの販売になります。
※キャリパーブレーキ仕様になります。

カラー:ブラックレーベル、ホワイトレーベル、フランスエディション
サイズ:XXXS、XXS、XS、S、M、L、XL
価格(税抜):

フォーク種別 シートポスト形状 価格(税抜)
アクティブフォーク トランスリンク 490,000円
シートポスト 470,000円
クラシックフォーク トランスリンク 430,000円
シートポスト 440,000円

フルイディティ ディスク フレームセット

クラシックフォーク/トランスリンク完成車例(カラー:カスタム カーボン/ホワイト)
▲クラシックフォーク/トランスリンク完成車例(カラー:カスタム カーボン/ホワイト)

※完成車の写真はイメージです。フレームセットの販売になります。
※クラシックフォーク仕様のみになります。

カラー:ブラックレーベル、ホワイトレーベル、フランスエディション
サイズ:XXXS、XXS、XS、S、M、L、XL
価格(税抜):

フォーク種別 シートポスト形状 価格(税抜)
クラシックフォーク トランスリンク 490,000円
シートポスト 440,000円

フルイディティ カスタムカラー フレームセット

フルイディティ カスタムカラー フレームセット
color 01は6色、color 02は7色から選択でき、更にグロス仕上げかマット仕上げかを選択できるので、84色のフレームカラーから選ぶことができます。
また、color 03(ハンドルとステム)のカラーは、それぞれ12色用意されています。
TIME タイム フレーム カスタムカラー 2019
カスタムカラー一覧表

サイズ:XXXS、XXS、XS、S、M、L、XL
価格(税抜):

ブレーキ仕様 フォーク種別 シートポスト形状 価格(税抜)
キャリパーブレーキ アクティブフォーク トランスリンク 540,000円
シートポスト 520,000円
クラシックフォーク トランスリンク 480,000円
シートポスト 490,000円
ディスクブレーキ クラシックフォーク トランスリンク 540,000円
シートポスト 490,000円

ALPE D’HUEZ(アルプデュエズ)

ALPE D'HUEZ(アルプデュエズ)
タイムが作る軽量バイクシリーズが「アルプデュエズ」です。ツール・ド・フランスの象徴ともいえる「ラルプデュエズ(l’Alpe d’Huez)」の名を冠されたバイクは、前モデルのアイゾンと比較して重量が-8.6%の840g※となるタイム史上最軽量を実現しています。さらにアイゾンと比べ、剛性/重量比は25%もアップしており、軽いだけのバイクではないことがわかります。
※アルプデュエズ01、Sサイズの場合

アルプデュエズシリーズは、最軽量の「アルプデュエズ01」とカーボングレードを見直したセカンドグレードの「アルプデュエズ21」が用意されています。どちらもキャリパーブレーキ仕様とディスクブレーキ仕様から選ぶことができます。

ヘッドチューブはサイロンより短く設計されている
▲短く設計されているヘッドチューブ

画像出典:TIME Sport

アルプデュエズ01 フレームセット

アルプデュエズワン アクティブフォーク完成車例(カラー:ブラックレーベル)
▲アルプデュエズワン アクティブフォーク完成車例(カラー:ブラックレーベル)

※完成車の写真はイメージです。フレームセットの販売になります。
※キャリパーブレーキ仕様になります。

アルプデュエズワン ディスク アクティブフォーク完成車例(カラー:レッド)
▲アルプデュエズワン ディスク アクティブフォーク完成車例(カラー:レッド)

カラー:ブラックレーベル、ホワイト、レッド、レーシングエディション、フランスエディション
サイズ:XXS、XS、S、M、L、XL
価格(税抜):

ブレーキ フォーク種別 価格(税抜)
キャリパーブレーキ仕様 アクティブフォーク 650,000円
クラシックフォーク 590,000円
ディスクブレーキ仕様 アクティブフォーク 690,000円
クラシックフォーク 620,000円

アルプデュエズ 21 フレームセット

アルプデュエズ21 完成車例(キャリパーブレーキ仕様、カラー:ホワイトアンスラサイト)
▲アルプデュエズ21 完成車例(キャリパーブレーキ仕様、カラー:ホワイトアンスラサイト)

※完成車の写真はイメージです。フレームセットの販売になります。

カラー:ホワイトアンスラサイト、レッドブラック
サイズ:XXS、XS、S、M、L、XL
価格(税抜):

ブレーキ フォーク種別 価格(税抜)
キャリパーブレーキ仕様 アクティブフォーク 360,000円
クラシックフォーク 298,000円
ディスクブレーキ仕様 アクティブフォーク 450,000円
クラシックフォーク 380,000円

アルプデュエズ01 カスタムカラー フレームセット

アルプデュエズ01 カスタムカラー フレームセット
color 01は11色、color 02は3色から選択でき、更にグロス仕上げかマット仕上げかを選択できます。color 03(ハンドルとステム)のカラーは、それぞれ12色用意されています。

カスタムカラー一覧表

サイズ:XXS、XS、S、M、L、XL
価格(税抜):

ブレーキ仕様 フォーク種別 価格(税抜)
キャリパーブレーキ アクティブフォーク 700,000円
クラシックフォーク 640,000円
ディスクブレーキ アクティブフォーク 740,000円
クラシックフォーク 670,000円

アルプデュエズ21 カスタムカラー フレームセット

アルプデュエズ21 カスタムカラー フレームセット
color 01は10色、color 02は2色から選択でき、更にグロス仕上げかマット仕上げかを選択できます。color 03(ハンドルとステム)のカラーは、それぞれ12色用意されています。

カスタムカラー一覧表

サイズ:XXS、XS、S、M、L、XL
価格(税抜):

ブレーキ仕様 フォーク種別 価格(税抜)
キャリパーブレーキ アクティブフォーク 410,000円
クラシックフォーク 348,000円
ディスクブレーキ アクティブフォーク 500,000円
クラシックフォーク 430,000円

2018年モデルもあわせてチェック

前年モデルも見てみたい方はこちらから。アルプデュエズの前身ともなったアイゾンもチェックできます。

まとめ

「いつかはTIME」と言われる程、その卓越した技術力でライダーのパワーを引き出すタイムのフレーム。ずっと憧れている方も多いのではないでしょうか。
試乗会情報や正規販売店の在庫情報は「PODIUM公式サイト」に紹介されていますので、興味のある方は是非チェックしてみてください。

タイムは、2018年モデルからフレームのロゴデザインが一新されましたが、旧型デザインに惹かれるという方、旧型ロゴを配したサイロンとアルプデュエズの特別限定モデルが出ています。気になる方はタイムのフレーム取扱店までお問い合わせください。

アルプデュエズ01 特別限定車フレームセット(XXS〜XL)

アルプデュエズ01 特別限定車フレームセット(XXS~XL)
▲アルプデュエズ01 特別限定車フレームセット(XXS~XL)

サイロン 特別限定車フレームセット(XXS~XL)
▲サイロン 特別限定車フレームセット(XXS~XL)

タイムのフレーム取扱店はこちら↓
タイムのフレーム取扱店はこちら

Photos © PODIUM
LINK:TIME

猫ちぐら

WRITTEN BY猫ちぐら

翻訳会社のDTPオペレータからフリーランスへ。ダイエットのためにママチャリでサイクリングロードを走って自転車にはまる。登りは好きだが下りは嫌いなのが困った所。現在はヒルクライムや山岳系ロングライドでロードバイクを楽しんでいます。

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