G-FORM日本正規総代理店『タキス』取締役に聞く！③グリップソックスの効果【ストライダー カスタム】
ストライダー カスタムの豊富な経験を持つ筆者が、カスタムの効果やおすすめパーツを紹介する連載企画。第八弾となる今回は、ランバイクには欠かせないプロテクターやグリップソックスを取り扱っている『タキス』代表のインタビューをお届けします。
G-FORMはもちろんグリップソックスでも有名な『タキス』の瀧本さんに、どんなスポーツにおいてもパフォーマンスが向上する”魔法のグリップソックス”についてのお話をうかがいました。タキスの商品を実際に使っているユーザーの声もあわせてご紹介します。
まるで魔法！？グリップソックスの効果
――グリップソックスについても教えてくださいますか？
瀧本さん：グリップソックスは、靴の中の滑りをなくすことでパワーロスを防止し、素早い切り返しを可能にします。ストライダー、サッカー、ラグビー、バスケット、テニス、徒競走など、様々なスポーツで効果が認められています。近年、グリップソックスの人気は高まる一方で、様々な製品が発売されています。各ブランドともそれぞれ特徴があって、自分にぴったりの製品が選べるようになりました。
その中でも、TAKISが自信を持っておススメしているのが「TAPEDESIGN」（テープデザイン）ソックスです。TAPEDESIGNは、世界的に大人気のグリップソックスなので、覚えておいてください。
Tapedesign® – Grip Socks (@tapedesign_socks) • Instagram photos and videos
TAPEDESIGNソックス
このソックスの特徴は、人間工学に基づいて設計された「ラバースタッズと呼ばれる特殊なラバー」が効果的に配置され、靴の中での滑りを防止していることです。ラバースタッズは、ソックスを履いた時に「自分の体重を利用して、足裏が均等に靴のインソールにしっかり付く」ように作られており、快適で究極のグリップを感じることができます。伸縮性も優れているので、ワンサイズで24.5〜30.5cmまでお使いいただけます。(キッズサイズは、19〜23.5cm)
TAPEDESIGNのインスタグラムには、使用選手の情報が毎日アップデートされ、世界で13万人以上がフォローしています。海外のスーパースターが履いているので、気持ちの面でも上げてくれるカッコいいソックスです。
――私もテープデザインソックスを持っていますが、今日履いてきました（笑）
瀧本さん：そうなんですね。私も普段履きで、履いていることもありますよ。何と言っても履き心地が最高なので、幸せな気分になりますよね。
TAPEDESIGN テープデザイン ：タキス公式オンラインショップ
タキス ダッシュソックス
――幼児サイズのグリップソックスを開発・販売してますね
瀧本さん：サッカーやラグビーなどでも効果が認められてきており「ランバイクレースでのパフォーマンス向上に効果がある」ことは、わかっていました。
輸入メーカーさんに今後の動向を確認し、輸入しているものにちょうど幼児サイズがなかったので、検討させていただきました。我々は輸入代理店として動いている会社なので、競合するものを作るわけにはいきません。慎重に進めさせていただき、開発することにしました。そこで誕生したのが「TKS//SOX タキス ダッシュソックス」です。
――グリップソックスの良さを知っているタキスさんだからこそ、できたことですね！
瀧本さん：ありがとうございます。全力でがんばる日本の子供たちのために、高品質なものを作れないかと考えました。シリコングリップを足裏に細かく配置することで、靴の中での滑りを防止しています。 今まで失われていたパワーやコントロールを余すことなく、靴に伝達できるのです。 ランバイクだけでなく、あらゆるスポーツにおいてパフォーマンスが向上しますよ。 通気性も良くしているので、快適にプレーができます。ユーザーさんによると、匂いが気にならなくなったそうです（笑）
――ラバーグリップの厚さに、秘訣があるとか？
瀧本さん：ラバーグリップの厚さは「厚すぎず、薄すぎず」を考えて作りました。グリップしすぎないことも一つの要素になります。これは、好みもあると思いますけどね。
ユーザーの声
実際にタキスの商品をお使いの方に、感想をお聞きしたのでご紹介します。
さかた りほ（3歳 女子）
そうすけ（5歳 男子）
G-FORM導入前は、無名のベリベリタイプの膝パットで、やはりバリバリが劣化してホイールにカラカラ当たってしまっていました（笑） ですが、G-FORMにしてからは、まったくノンストレスです。G-FORMはピッタリしているので少し脱着が大変ですが、それだけピッタリしてる証ですよね！一番気に入ってるところは、守るところの動きが良く、足の動きを邪魔しないところです。守ってくれる範囲が他のものよりも長いので、軽く打ったりしても守ってくれます。テープなどで止めるだけでズレなくなるので、お兄ちゃん用を下の子にも問題なく使えます（笑）
お古のG-FORMを先輩に譲ってもらって使っていた時に（本当に古いもの 笑）レース会場を歩いていたら、タキスさんのブースの横を通った際に「テープで止めるので、いつでも来てください！」と、瀧本さんが笑顔で言ってくれました。だいぶ古いプロテクターだったので、テープで止めてくれるなんてもったいないレベル（笑）なのに、気分良くさせてもらいました。
まつざわ かいと （4歳 男子）
私がG-FORMを選んだ理由は、数あるプロテクターの中で一番カッコ良かったからです。スポーツをする上で、カッコ良さは重要だと感じています。
ストライダーを始めた頃は、他のプロテクターを使っていましたが、なかなか着けてくれないこともあり大変でした。G-FORMにしてからは、子供も「これカッコいい、着ける！」って言いながら、すんなり着けてくれるようになりました。 子供のテンションを上げるためにも必要だと思える、良いプロテクターだと思います。プロサッカー選手も多く愛用していますし、信頼できるアイテムであり、今では必ず着ける欠かせないアイテムになりました。
タキスさんから出ているグリップソックスも、とてもカッコ良くてお気に入りです。何より日本製で、しっかりとした作りになっていて高品質だからです。もちろん、蹴る力にも良い影響があるみたいで、とても重宝しています。
とにかくカッコいい！ですね。
ぬまの ひなた（5歳 女子）
そらた（6歳 男子）
我が家がプロテクターとして初めて購入したのが、G-FORMでした。ランバイクという、いまの大人は経験したことがない、ペダルの無いバイク。それに乗る上で欠かせないものが、子供の体を守るプロテクターだと思います。購入する際にどんなものが良いか分からなかったので、周りの子がどんなものをつけているかをリサーチ！すると、G-FORMというブランドにたどり着きました。スタイリッシュなデザインとカッコいいカラー、その上クッション性にも優れているようで、即決でした。
息子はランバイクを卒業しましたが、購入してからの約3年間、大きな怪我もせずに息子の肘や膝を守ってくれました。バイクや自転車に乗る場合に限らず、スケボーやサッカーの膝当てにも活用できるので、ぜひオススメしたい商品です。
くぼ ゆうせい（5歳 男子）
転倒による衝撃があっても、しっかりとした高性能なクッションパッドに守られているので、ケガをすることが少なくなりました。そのため、ライダーの恐怖心も緩和されたのか、攻める走りが出来るようになりました。そして、なんと言っても機能美を感じさせるデザインに惹かれます。
大会でお会いした時は、いつも親切でとても優しく対応してくれるタキスさん。 サイズ設定が豊富ではないので、ジャストフィットしない場合はズレてしまいますが、テープ等で固定することで問題なく使わせていただいています。
みき あおと（5歳 男子）
ゆうと（8歳 男子）
タキスダッシュソックスが発売されてから、我が家の兄弟はグリップソックスしか履きません。それぐらい、良い機能の靴下です。弟はまだ良くわかっていませんが、兄は初めて履いた時に「全然違う！走りやすい！滑らへん！」と豪語しておりました（笑） 初期に発売された靴下から使わせてもらっていますが、全然違うようです。初期のものは、くるぶし丈だったけど、丈も長くなり、グリップ機能もすごく良くなりました。後ろから見ると、Zero Bike Factoryのロゴが見えるのもオシャレです。カラーリングも数種類あり全色持っていますが、どれも可愛いです。
はまもと さら（5歳 男子）
それまで使っていたプロテクターは、ゴツゴツした感じでしたが、G-FORMにしてからとても動きやすくなったみたいです。最初は、速い子がみんな着けているから、我が家も欲しいなと思ったのがきっかけでした。サラは、身体が細いので膝用がブカブカだったので、肘用を膝に着けています。ボディプロテクターは、着けていると安心してコーナーを攻められるらしいです（笑）
タキスさんは、いつも優しいです。レース会場では一回一回、関節の曲がりを確認して、テープを巻いてくださいます。あと、よくオマケもしてくれますし（笑） グリップソックスも愛用していて、保育園に毎日履いて行っています。白、グレー、ピンクの3色からどれを履いていくか、毎日本人が決めています。本人曰く「ピタっとして、動きやすいから」だそうです。あと、可愛いからと言っています（笑）
きつない せいら（6歳 女子）
お兄ちゃんが4歳の時にランバイクに出会い、レースに出始めた頃から愛用しています。軽くて、動きやすくて、通気性が良く、汗っかきのうちの子にピッタリだなぁというのが第一印象でした。1番初めは、何も知らずマジックテープ式の他のプロテクターを使用していましたが、使っているうちにマジックテープの部分が伸びてきて、補正などしましたが丸まってしまい着けにくいのと、ズボンと擦れてしまいマジックテープもズボンもボロボロでした。そうして悩んでいる時に、G-FORMと出会い、感動しました。G-FORMは、すぐ着けられて子供も嫌がらないですし、悩んでいた擦れ問題も解決！それに身体にフィットして衝撃を吸収してくれるので、転けても安心です。「これは、最高のプロテクターだ！」と思い、購入を決めました。
娘は、2歳のデビューから愛用しています。2歳の頃はサイズが大きくて、プロテクターが下がってくることなどもありました。でも最近は、レース会場のG-FORMブースで、魔法のテープを巻いてくださるので、我が家も必ず巻いて魔法をかけて貰っています。いつも笑顔で対応してくれる瀧本さんに、感謝しています。
あまだ ゆうと（7歳 男子）
子供たちが嫌がらず使ってくれるところが、一番気に入っています。ランバイク、BMX、リップスティック、スノボ等をやるのに、本人のプロテクター着用意識が上がりました。これは、着け心地が良いのでしょうね。ランバイク練習のあと、そのまま遊び回ることも多々あって、転んでもしっかり守られるので、結果的に1日ずっと着用させています。さらに、丸洗いできるところもお気に入りです。親のわたしも買って、スノボで使用していますが、薄いので着用してるのを忘れるほどで、安心安全を実感できました。
レース前のフィッティングでは、G-FORMのズレがないようにぴっちり留めていただき、これからレースに望む本人にむけて、声を掛けてもらっています。時には、マッサージをしていただくことや翌日のレースにむけてのマッサージについて、教えてもらうこともありました。安心安全、タキスさんとの絆（信頼感）を感じています。県内に、取扱店がないところは残念ですが、ネットで買えば問題ないですね（笑）
まとめ
グリップソックスは、靴とソックスが一体になることで、機敏な動きができるようになります。ストライダーカスタムに例えると「ベアリングのカスタムに似たような位置付け」になると思います。グリップソックスを履いたからといって、いきなり優勝できるわけではありませんが、これら一つひとつを積み重ねていくことで勝利へとつながります。
筆者の知り合いのバスケットボールの選手に、グリップソックスをプレゼントしたところ、区の代表を決める大事な選考会で、とてもいいパフォーマンスが出来たそうです。その選手の「日頃の努力の成果だと」思いますが、グリップソックスが魔法をかけたのかも知れません。何かが少し変わるだけで「人はやる気が向上し、これまで以上のパフォーマンスができる」ものです。グリップソックスには、そんな力があるのでしょう。ぜひ、お試しください。
※どのグリップソックスでも効果が上がるとは言えませんので、しっかりと選んでくださいね！
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WRITTEN BY"ランバイクカスタム講座"管理人
東京都在住。個人ブログ「Tsuguo Yamaguchiのランバイクカスタム講座」を書いています。自身が所有していたレーサーレプリカNSR250SEをカスタムした経験から、子供用のランバイクも妥協のないカスタマイズをしています。大学で自動車工学を学び、専門分野はエンジンです。二輪・四輪以外にも、ヨットの運転も大好きです。
