はじめてのロードバイク購入~引き取りまで。気をつけたい6つのポイントとは?
初めてのロードバイク購入、お店選びや実際の引き取りにおいて、馴染み深いシティサイクルのそれとは異なる点が多くあります。
どんな目線でお店選びをすればいい? すぐに乗って帰れるの?
実際の購入時の流れに沿って、気をつけたい6つのチェックポイントとあわせて紹介します。
目次
専門店でロードバイクデビュー! 実際の流れはこんな感じ
ロードバイクに乗り始めて半年強が過ぎ、今やすっかり自転車脳の私。愛車とともに茨城を駆け回る日々ですが、今回は2020年11月にこの愛車を購入したときのことを思い出しながら、女性目線で気をつけるべきポイントを紹介します。初めてロードバイクを購入する方にも実際の流れをつかんでもらえたらなと思います。
>> サイクリストライターとして、カメラマンとして、ママとして。マルチに活躍する高木さんのインタビュー記事もチェック。
お店選び:「購入後のお付き合い」も視野にいれて
私が初めてロードバイクを購入したのは、運営メディアの取材で何度もお世話になっていた隣の市の自転車屋さんでした。ガンダムやスパロボ系の話で盛り上がったということもあり(笑)、私の無茶なお願いを言いやすかったというのもお店選びの理由のひとつ。
購入後にも実感しましたが、メンテナンスなどのアフターケアも含めて、信頼できる・相談しやすい自転車屋さんを選ぶことはとても大切だと思います。
>> 女性が入りやすいお店をリポート! こちらもチェック。
購入を決断した頃の私は、弱ペダの知識でなんとなくメーカー名を知っている程度。コレというこだわりもなくほぼ自転車屋さんにお任せする形でしたが、親身になって相談に乗ってくれるお店なら初心者でも間違いのない買い物ができると思います。
私の身長は157cm。レディースサイズ(というより小さめのサイズ)のフレームを扱うメーカーが少ないことは聞いていたので、条件をいくつか出したうえでピックアップはお店におまかせしました。
お願いした条件は全部で5つ。
- 身長
- 予算
- 色
- 納車時期
- 使用用途
自転車屋さんがピックアップしてくれた中で、全てにマッチする(予算は少しオーバーでした……)PINARELLO NOER(2018年モデル)に決めました!
車体以外の必須アイテム:ペダルやライトは別売り、引き取り方法もチェック
購入から1週間して納車の連絡が。ワクワクしてお店へと向かい、挨拶もそこそこにまずは記念撮影です(笑)。
カッコいい〜〜〜!!! ピナレロ独特の波打つようなフォークのシルエットが素敵です。(「フォーク」といったパーツの名前もこのとき知りました)
ニコニコ笑顔の店長さんに見守られながら、夢中で撮影してしまいました。
これまで買ったことのあるシティサイクルとの大きな違いといえば、多くの場合ペダルやライトは別売りということ。
私の場合、好きな色や予算を事前に伝えていたこともあり、ペダルは自転車屋さんにチョイスいただいて、完成車としてすぐ乗れる状態にしてもらいました。
同時にライトと空気入れ、ヘルメット、ドリンクボトル、防犯用のチェーン、スタンドをあわせて購入。
>> ロードバイクと同時に必要になるアイテムは? こちらから <<
一緒にそろえるアイテムは数も多く、かさばるものもあります。納車時にそのままロードバイクに乗って帰るなら、これらのアイテムの引取りは別日を設けておくと良いでしょう。
ちょっと無理して同時に持ち帰るなら、大きめのリュックは必須です。
もしくは車で引き取るという手も。私は車で持ち帰りましたが、ロードバイクなら車体が軽いので女性でも車の積み込みは可能です。車載ができるかどうかはクルマの種類によるので事前に確認を。
乗り方レクチャー&簡易フィッティング
すぐにでも乗って帰れるシティサイクルとは違い、スポーツサイクルではここから調整や乗り方の指導をしてもらいます。
高い位置のトップチューブのまたぎ方や、ドロップハンドルの握り方など、初めてのロードバイクは「乗る手順」から戸惑うものです。ハンドルの基本ポジション、ブレーキの掛け方、ギアの使い方、それからライトの使い方まで、しっかりと教えていただきました。
そして簡易的なフィッティングも。実際にバイクにまたがり、サドルの高さやハンドル位置を微調整してもらいます。
ローラー台でペダルを漕いでは降りてを繰り返し、丁寧に仕上げていきます。「体硬いですね」なんて笑われつつ、既に太腿と腹筋が痛い。(運動不足)
さらに乗り方以外でも、乗車前点検や空気の入れ方まで、覚えることが多くタイヤじゃなくて頭がパンクしそうだなぁなんて思いながら脳内にメモ。
脳内メモでなく、きちんとメモを取ってあとから見返せるようにしておくと後々安心です。
>> 乗車前点検はこちら(動画) <<
>> 基本の発進・停止を覚えよう。こちらから <<
>> 空気の入れ方&おすすめポンプはこちら <<
事前にスケジューリングを:引き取りには意外と時間がかかる
最後に防犯登録を済ませ、ここまで約1時間半。雑談もありましたが、受け取ってすぐ帰るものだと思っていたので、初めてロードバイクを購入する方はスケジュールの組み方に注意です。後ろの予定が詰まっていると、バタバタの納車になってしまいます。落ち着いてじっくり相棒と対面できる日にちを選ぶことをおすすめします。
定期点検も忘れずに&楽しく安全に乗り倒そう!
無事納車されたら、あとは乗り倒すのみ!
- 必ず乗車前点検を
- 1ヶ月後にはお店で点検を
- パンク修理やタイヤ交換の講習もチェック
これらを頭に入れて、愛車でのサイクリングを思う存分楽しんでくださいね!
>> 女性向けロードバイクを厳選しました! 選び方もしっかり解説、きっと気になる1台が見つかります。
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