2020年版!Bianchi(ビアンキ)ミニベロおすすめモデル【2019年版も】

2019年、ビアンキの小径車は全モデルでフラットバーハンドルが採用され、より初心者に身近になった。そして2020年モデルでは、リラックスして街を流したくなるLeccoと、そのe-bike「Lecco-E」が継続してラインナップ。最新モデルと2019年モデルをあわせて紹介していこう。

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Bianchi(ビアンキ)とは

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1885年、イタリアのミラノで創業した老舗ブランドであるビアンキ。伝統のチェレステ・カラーを身にまとったロードバイクが人気だが、MTBやクロスバイク、シティサイクルまで幅広く手掛けている。
なかでも小径車(ミニベロ)は注目の的だ。可愛らしくもあり、スポーティな走りにも対応する機種ばかり。

日本最大級の体験型サイクリングリゾート『 PLAYatre TSUCHIURA 』(プレイアトレ土浦)には、国内初のビアンキ×タリーズコーヒーのコラボカフェがある。同施設内の「りんりんスクエア土浦」ではビアンキミニベロのレンタルも可能。
日本最大級の体験型サイクリングリゾート『 PLAYatre TSUCHIURA 』(プレイアトレ土浦)には、国内初のビアンキ×タリーズコーヒーのコラボカフェがある。同施設内の「りんりんスクエア土浦」ではビアンキミニベロのレンタルも可能。

2019年ではどこが変わった?2020年最新モデルはどう違う?

2019年ミニベロのラインナップで大きく変わったのは3つ。ハイエンドモデル「Minivelo-10」のフルモデルチェンジ、「Minivelo-7 Lady」の大胆かつ実用的なフレーム形状、待望の電動ミニベロ「Lecco-E」だ。

2019:フラットバーでカジュアルに乗れるMinivelo-10

ビアンキ bianchi ミニベロ minivelo-10 2018 2019 違い
ドロップハンドルからフラットバーへ、Wレバーからサムシフタ―へ。クラシカルな雰囲気はそのままに、よりカジュアルに乗りやすく進化した。

まずは「Minivelo-10」のフルモデルチェンジ。2018年度までのドロップハンドルバーからフラットハンドルバー仕様となった。それに伴いシフターはWレバーからサムシフター化。コンポーネントもカンパニョーロからマイクロシフトに変更され、大幅なプライスダウンを果たした。

2019:スカートでも乗れるMinivelo-7 Lady

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#ビアンキバイクストア 限定のミニベロ7Ladyホワイトカラー。 是非店頭でご覧下さい。

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次に挙げられるのは「Minivelo-7 Lady」だ。もともとまたぎやすい設計だったフレーム形状がさらにダイナミックに様変わりして、スカートを履いた女性でも安心して乗れる低床仕様となった。
春らしいパステルカラーのラインナップ。左から、Celeste、Light Russet、Olive、Ivoryの4色展開。

2019:ビアンキの電動ミニベロが登場

そしてもうひとつは「Lecco」シリーズが追加されたこと。本シリーズは2020年モデルとしても継続してラインナップされている。

2018年度まで存在した「Pisa」シリーズが販売終了となり、「Lecco」はそれを補うかのように登場した。なかでも「Lecco-E」は電動アシスト式で、新たなカテゴリーを開拓している。

lecco-e_2019 bianchi
リムまでチェレステカラーが配置されたおしゃれな1台。Boschのモーターでパワフルなアシストを体感できる。ブレーキはディスクブレーキで制動力も安心。標準装備されるセンタースタンドもタウンユースには嬉しいポイントだ。

2020年のLeccoはカラーリングが変化

前出の2019年で初登場したLeccoとLecco-Eは2020年モデルでもラインナップしている。最新モデルのLeccoはカラーリングに細かな変化がみられる。

lecco ビアンキ 2020 2019 違い
(左)2019年モデル、(右)2020年モデル。双方ともカラーは”White”、リムにチェレステカラーがあしらわれ小粋な雰囲気の2019年モデルから、最新モデルはより引き締まったイメージへ。
lecco-E ビアンキ チェレステ 2020
e-bikeのLecco-Eは、2020年モデルでもリムにチェレステカラーを残して健在だ。Image:BIANCHI STORE【目白】E-BIKEで東京を巡る。

おすすめミニベロ全7台

初めてのスポーツサイクルとしても、ロードバイクの次に2台目としても欲しくなる最新ビアンキのミニベロ群を見ていこう。まずは2019年モデルから、次いで最新の2020年モデルLeccoシリーズを紹介する。

※2019年モデルは在庫がなくなり次第終了

2019年モデル

2019年モデルでは「Minivelo」シリーズ、「Lecco」シリーズの全5台がラインナップ。

Minivelo-10

Minivelo-10
クラシカルなデザインなのに、モダンな風味を感じさせるクロモリ製モデル。フラットハンドルバー化して驚く人もいるだろう。しかも前年度までの価格16万円から、9万円台で10速仕様とリーズナブル。より街乗りに適したパーツ・アッセンブルとなっている。ブラック×ブラウンサイドのタイヤと亀甲フェンダーを装備。

価格 95,000円(税抜)
コンポーネント マイクロシフト・RD-R47S
サイズ 43、47、51
カラー Celeste Classico

Minivelo-7

カラー:Black

ビアンキのクラシカルなミニベロの中でも走行性に安定感があり、乗りやすさに定評のある定番モデル。シートチューブとダウンチューブは胴抜きデザインを採用している。サドルおよびハンドルグリップは「Velo」製を装備。亀甲フェンダーとキックスタンド付きで、人気は抜群なものがある。毎年品薄になることが多いので、お買い求めはお早めに!

価格 73,000円(税抜)
コンポーネント シマノ・ターニー
サイズ 43、48、52、54
カラー Celeste、Black、Khaki、Dark Russet

Minivelo-7 Lady

カラー:Celeste

トップチューブを大胆に湾曲させた女性用クロモリモデル。アップライトなポジションが取りやすく、疲れ知らずの走行が可能だ。ダウンチューブは胴抜きデザイン。サドルとハンドルグリップは「Velo」製を採用している。また、タイヤはクリームカラー。キックスタンドを標準装備していて駐輪も楽々。カラーはキュートな4色展開で、選べる楽しさもある。

価格 73,000円(税抜)
コンポーネント シマノ・ターニー
サイズ 41
カラー Celeste、Olive、Light Russet、Ivory

Lecco

カラー:Black×Rainbow

2019年からラインナップに加わったニューカマー。フレームはアルミ製で、リア7段変速。ちょこっと街中を流すには十分過ぎるスペックを持ち、サドルとハンドルグリップは上位機種同様「Velo」製を採用している。またカラーリングに一味あり、ブラックボディにレインボーのロゴがペイントされたモデルは人気が集まりそうだ。

価格 69,000円(税抜)
コンポーネント シマノ・ターニー
サイズ 43
カラー CK16、Black、White、Black×Rainbow

Lecco-E

Lecco-E
上記「Lecco」の電動アシスト式モデル。システムは「Bosch」のアクティブ・ライン・プラスを採用している。ターボモードで50km、スポーツモードで55km、ツーリングモードで65km、エコモードで100kmのアシスト走行が可能。20インチの太目なタイヤを履き、ライドフィーリングは軽快そのもの。また、ディスクブレーキとフェンダーを標準装備。街乗りに使うだけではもったいないぐらいの一台だ。

価格 278,000円(税抜)
コンポーネント シマノ・アルタス
サイズ 43
カラー CK16、Matt White、Matt Black

2020年モデル

ここからは最新の2020年モデルをチェック。

2020 Lecco

2020 lecco bianchi ブラック ピンク

2019年に登場したLeccoは2020年でも健在。前年度モデルがリムまでチェレステカラーで彩られていたのに対し(Black×Rainbowカラーを除く)、2020年モデルではリムはブラックに統一、より精悍な外観へとチェンジした。またBlack×Rainbowに変わり、ロゴがくすみピンクで彩られたBlack×Pinkカラーが登場。

価格 69,000円(税抜)
コンポーネント シマノ・ターニー
サイズ 43
カラー CK16、Black、White、Black×Pink

2020 Lecco-E

20-Lecco-E-CK16
最新モデルでも電動アシスト式ミニベロは健在。

価格 278,000円(税抜)
コンポーネント シマノ・アルタス
サイズ 43
カラー CK16、Matt White、Matt Black

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2018年モデルも見てみる

2018年年度モデルも確認したいならこちらから

まとめ

上記したように2019年には「Minivelo-10」のフルモデルチェンジ、そして2018年までラインナップされていたドロップハンドル&ブルホーンバーの「Minivelo-8」が廃版となり、今年のビアンキ・ミニベロはすべてフラットハンドルバー仕様となった。さらに2020年は「Minivelo」シリーズが生産終了となり、ビアンキのミニベロは「Lecco」シリーズのみとなった。寂しさも少しあるが、ビアンキにはクロスバイクだってある。もっと本格派な人にはロードバイクも。街乗りとして気軽に乗れるバイク選びは直感勝負。お気に入りの一台を手に入れてみよう。

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WRITTEN BY増渕俊之

出版社勤務を経て、フリーランスの編集/ライター。編著に『これがデザイナーの道』『自転車ファンのためのiPhoneアプリガイド』『岡崎京子の仕事集』がある。現在、編集を手がけた岡崎京子の単行本『レアリティーズ』が発売中。

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