【完全保存版】弱虫ペダルキャラクターが乗っているロードバイクのモデルまとめ

昨今、街をロードバイクで颯爽と駆け抜ける人をよく見かけるようになりました。少なくとも5年前よりは確実に人口が増えているロードレーサー。その要因の一つとして道路の整備やフレームの低価格化が挙げられますが、外せないのがロードバイクを題材とした作品のメディア展開でしょう。

弱虫ペダル(原作:渡辺航)もその一つ。魅力的かつ個性的なキャラクター達が勝利のためにひたすらペダルを回す熱い展開には誰もが釘付けになり、自然とその世界へのめりこんでいきます。やがて「自分もロードバイクが欲しい!」と感じるようになり、購入へと踏み込む方も多いはず。しかし「色やメーカー名で探してみたけど、いまいちよくわからない…」と感じる事もあるでしょう。

そこで今回は、各登場人物が乗っているメーカーとモデルをご紹介したいと思います。

恐らく初めて調べられた方は「こんなにメーカーってあるの!?」と驚き、どれから見ていけばいいかワタワタされることと思いますが、大丈夫です。ロードバイク選びの基本、それは「自分の走りの目的をハッキリさせること」。今回は、一番好きなキャラだけに注目して見ていきましょう。それから他のメーカーを勉強しても遅くありません。

※ロードバイクの選び方を知りたい方はまずこちらをご一読ください!

小野田坂道-BMC(ビー・エム・シー) SLC01

主人公の小野田君が乗っているのはスイスに本社があるBMC。アニメ版ではまだノーブランドのクロモリフレームに乗っています。1986年に誕生したこのメーカーは、設立当初から最高レベルの技術設計で多くのロードレーサーを勝利へと導いてきました。そのためお値段は少々高めの設定ですが、長い目で見ればあなたの走りを最もサポートしてくれるメーカーと言っても過言ではないでしょう。

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アニメ版では未登場でしたが、小野田くんがOB寒咲さんから贈られたロードバイク[SLC01]です。イエローのモデルは“通常”存在しません。(参考価格:819,000円)

“通常”とお書きしたのは理由がありまして、一応イエローカラーはあります。しかしそれはカデル・エヴァンスという選手がツール・ド・フランスを制覇した記念に発売された「マイヨジョーヌ・イエロー エヴァンスモデル(参考価格:1,260,000円)」で、全製造台数141台(エヴァンス選手のゼッケン番号にちなむ)しかない貴重品だからです。

しかも日本に輸入されているのはたったの7台。まず手に入れることは不可能な代物ですので、どうしても欲しいという方は通常のモデルを頑張って塗装しましょう。

今泉俊輔-SCOTT(スコット) CR1

元々はスキー用ストックメーカーですが、後にロードレース業界にも進出。とにかく軽量化に命をかけているメーカーで、「世界最軽量フレーム」の肩書きを幾度か更新しています。

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振動吸収性能が高く、ライダーの負担を大きく軽減します。疲れにくいため体力を温存してこくことが可能なため、エースである今泉君にはピッタリですね。(参考価格:180,000円)

鳴子章吉-PINARELLO(ピナレロ) Prince(2009)

鳴子君が乗るこのメーカーは左右非対称に設計されたフロントフォークとシートポストが印象的で、まさに派手好きの彼にはピッタリのメーカーでしょう。提唱するThink Asymmetric技術は完璧なバランスをもたらし、快適なペダリングを約束するとともに勝利へと導いてくれます。

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ド派手好きの鳴子君が選んだものはド派手なバイク[Prince]。恐らく2009年に発表されたカラーでしょうか。高い安定性と素早い反応はここぞという時にとっさに反応し、完璧なライン取りを約束してくれます。車体重量が幾許か重いため山岳には向かないものの、平地でのスプリントでは他を圧倒する性能を見せつけるでしょう。(参考価格:465,000円)

金城真護-TREK(トレック) Émonda S 4

総北のリーダー、金城さんが使用するのはコストパフォーマンスで定評のあるTREK。いわゆる強化プラスチックと言われるカーボンの加工技術は折紙付で、多くの愛好者がいます。

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超軽量のフレームである[Émonda S 4]は非常に扱いやすく、主にヒルクライムに関しては軽すぎるために自転車であることを忘れてしまいそうな程です。女性の方でも比較的持て余すことなく十分使用できる部類で、コンポーネントとフレームの相性は抜群。金城さんらしい、パフォーマンスの高さを発揮します。(参考価格:199,000円)

巻島裕介-TIME(タイム) VXRS

お金持ちブランドの印象が強いTIME。確かに価格帯は少し高く、中々手に届かなさそうなモデルが多いですが、その構造は徹底的にユーザー目線で設計されています。特に走行時における身体への負担を大幅に軽減するAKTIVフォークは不快な振動のみを取り除き、快適なライディングを行う事を約束しています。

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通常カーボンフレームは外部委託をして製造するのが自転車業界の大まかな流動でしたが、TIMEに限ってはカーボンを構成する一本の糸から自社で組み合わせています。そのこだわりから生み出される精密さはこの[VXRS]にも受け継がれており、凄まじいダンシングで山頂を狙いにいく巻島先輩にはピッタリのロードバイクですね。(参考価格:600,000円)

田所迅-SPECIALIZED(スペシャライズド) Tarmac

しなやかかつ剛性のフレームは、自分の踏み込みに対して素早い反応を返してくれます。まさにスプリンターの田所さんにピッタリのブランドですね。

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暴走の肉弾頭、田所さんの走りを支えるのは[Tarmac]というモデル。乗っているライダー自身が驚くほどの加速性能は全く引っかかりのないペダリングから生まれ、キビキビと動く印象を受けます。またコーナリングに関しても、スピードを殺すことなく直線への復帰が迅速に行えるのでライバルを大きく引き離す要因ともなります。(参考価格:450,000円)

手嶋純太-cannondale(キャノンデール) CAAD10

「下手なカーボンフレームよりはcannondaleのアルミを」という言葉があるくらい、アルミの加工技術は群を抜いており、他に並ぶものはありません。またロードバイク以外にもミニベロやMTB等様々なタイプの自転車にも力を入れているので、自分の目的にしっかりとあったモデルを探し当てる事ができるでしょう。

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踏み込むとガツンとした衝撃と共にグイッと前へ進む高剛性なフレーム。それでいてガッチガチに固めてあるというとそういうことでもなく、その中心にはしなやかさが見え隠れしています。手嶋先輩のような走りをしっかりとサポートしてくれるバイクです。(参考価格:210,000)

青八木一-corratec(コラテック) R.T. CARBON(2012)

エントリーモデルのコストパフォーマンスの高さに定評のあるcorratec。機能性を充実させながらも乗り心地はよく、最初のロードバイクとして選択する方も多いメーカーです。

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青八木先輩が乗るのはカーボンフレームの[R.T. CARBON]2012モデル。「Pro Control Fork」と名付けられたフロントフォークはビギナーとベテランどちらの走りにも対応できるよう高速での直線安定性と振動吸収性を高めています。非常に長く乗り続けられる一台ですね。(参考価格,277,000円)

真波山岳-LOOK(ルック) 595

今では標準スペックとなったビンディングペダルをスポーツ自転車業界で初めて採用したり、当時まだ実験段階であったカーボンフレームをツール・ド・フランスへ投入するなど実に先鋭的なイメージの強いLOOK。常に時代の先を読み、市場に革新的なフレームを発表するその姿勢はiPhoneやiPadなどの製品を生み出しているAppleと被ります。

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真波君がまたがるのは堅実な設計の[595]。硬めの設計になっており、踏み込みに対して非常に良く反応してくれます。重いギア比でもクライミングする真波君らしい選択ですね。(参考価格:800,000円)

泉田塔一郎-BH(ビー・エイチ) Sphene

軽量と剛性を両立させたフレームはどちらかというとクライム向けの印象を受けますが、作中ではスプリンターのアブが乗っています。ちょっとした悪路や段差にも強いので、ライバルが身構える場面でも颯爽と駆け抜けて差をつけることができるでしょう。

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全身スプリントマシーンのアブが操るのは[Sphene]。乗り心地が良く、リアキャリアに荷物を置きを装着できるダボ穴を標準装備しているのでロングライドに最適です。アップライトなポジション設定であり、かつ衝撃吸収技術はなかなかのもの。このモデルでスプリントを楽々こなすとは…アブ恐るべし。(参考価格:170,000円)

福富寿一-GIANT(ジャイアント) TCR ADVANCED SL 1(2010)

他を圧倒する低価格が魅力的のGIANT。その価格設定のおかげか、国内では一番ユーザー数が多いブランドでもあるため既に存じ上げている方も多いと思います。おかげでどの地域にいても安定したメンテナンスを受けられるので、ロングライドにも最適でしょう。

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「俺は強い」が印象的な福富さんがまたがるのは[TCR ADVANCED SL 1]。かなり精密なハンドリングが可能で、上手くペダルを回せばライバルの前へ出るのも一瞬です。加速に重点をおき、ゴール間近の優勝争いで最も効力を発揮する機体でしょう。(参考価格:600,000円)

新開隼人-cervélo(サーヴェロ) R3(2012)

エアロ大好きメーカーです。空気抵抗を極限まで減らしたそのビジュアルはかなり攻撃的で、直線的なコースでは敵なしです。「鬼」と恐れられた新開さんにピッタリですね。

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直線では負けなしと言われるcervéloのロードバイク[R3]へまたがるのは新開さん。恐らく2012モデルです。上位機種で培った徹底したエアロ技術を落とし込み、高水準で上手くまとめたバランス型フレームは、加速、速度維持、ヒルクライム、どれをとっても不備足はない完璧な優等生です。(参考価格:570,000円)

東堂尽八-RIDLEY(リドレー) DAMOCLES ISP

クライマーのために生まれたと言っても過言ではないメーカー、それがRIDLEYです。登りに特化した一貫的な設計をするこのメーカーは’90設立と比較的新しい部類ですが、ツール・ド・フランスにおいて歴史ある他メーカーと大接戦を演じたことにより一流ブランドと呼ばれるまでに知名度を上げました。

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東堂さんの愛車は[DAMOCLES ISP]。踏み込む力は即座に推進力へと変わり、グイグイと引っ張って行ってくれます。ダンシングの際も、まるで足元にバネがあるのではないかと錯覚するくらいしなやかに返してくれるのでクライマーの方であれば口から手が出るほど欲しい一台でしょう。(参考価格:300,000円)

荒北靖友-Bianchi(ビアンキ) SEMPRE PRO

スポーツサイクル業界において最も歴史の古い自転車メーカーです。レーシーでシビアな設計で製造されたフレームから生み出される力は凄まじいものがあり、大御所の貫禄を漂わせます。特徴的なのは「チェレステ」と呼ばれる青と緑が混在したような色使い。Bianchi伝統のそのカラーは遠くからでもしっかりと認識でき、人々の視線を惹きつけます。

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荒北さんが乗るのはチェレステカラーが印象的の[SEMPRE PRO]。こちらの一台はダンシングにおいてのバネのような跳ね返しが特徴的で、リズム良く快適に進むことができます。伝統の中に隠された攻撃性。まさに荒北さんのような自転車ですね。(参考価格:280,000円)

御堂筋翔-DE ROSA(デ・ローザ) TITANIO 3.2,5

ハートマークがアイコンとなっているDE ROSA。金属系フレームとカーボンフレームはどちらも対照的にその魅力を最大限に引き出され、観る者を魅了します。しかしエントリーモデルが存在しないため初心者さんが手を出しにくいのも事実ですが、そのしなやかさから生み出される完璧なハンドリングは一度体験するとやみつきになってしまうでしょう。

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御堂筋君の自転車は子供の頃に貰った小さい自転車にひたすらパーツを付け足した結果、あの異様なビジュアルとなったのでまず我々が真似するのは不可能です。しかしそれと最もよく似ているものならTITANIO 3.2,5が存在します。チタン素材で構成されたこのフレームはDE ROSAの技術が最も詰め込まれた傑作です。1本のフレームを完成させるために2日以上の時間をかけて丁寧に手作りで製造されたオーダーフレームは自身の身体と完璧にフィットし、今までに感じたこのない一体感を味わえるでしょう。(参考価格:695,000円)

石垣光太郎-ANCHOR(アンカー) RFA5W

純日本産のメーカーです。日本人の体型に一番合った設計で製造できることが上げられ、地の利を生かした戦略が伺えます。他国の人々とは身体の細かい部分が異なるアジア人ですので、こういったシステムは非常に嬉しいですね。

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お待たせいたしました。みんな大好き我慢の男、石垣君が所有するのは[RFA5W]。日本製らしい剛性の高いフレームは固く、踏み込みに対して即座に反応してくれます。コーナリングの際のしなりも絶妙で、身体を安心して預け、ライン取りに集中できるでしょう。(参考価格:100,000円)

最後に

ここまで読まれた方ならお気づきでしょうが、どれも高いです。高校生が所有していい代物ではありません。学校の駐輪場なんかに置いていたら数時間で盗まれるレベルの貴重品が揃っています。

一体彼らの家計はどうなっているのでしょうか。ご両親の職業が非常に気になるところです。もっとも、作者である渡辺先生は車種を特定されるような描き方はしていないとおっしゃられているので、その点だけご承知おきください!

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WRITTEN BYonzk

毎日往復50kmを通学する学生サイクリスト。ホームセンターに売られていたノーブランドのクロスバイクをドロップハンドルへ改造した事からロードバイクに目覚め、現在はSCULTURA 400を所有。冬にはスキーを嗜む。

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