GWの予定は決まりましたか?まだ何も決まっていないという方は、ヒルクライムなんていかがでしょうか。
今回は、坂嫌いライダーが激坂系の峠(山)を格付けしてみました。ていうか、なんなんですかこの企画は…大丈夫かな、FRAME編集部は。
坂が嫌いなので、もちろんすべて行ったことがない峠です。なので、データと写真で見てどれだけ「こりゃ行きたくないぜ〜!」と思ったかで評価します。
目次
5位:4kmが短いだと?「和田峠」
「和田峠」のこの入り口の見た目!すでにインパクトありすぎです。「これから登りますよ~きついですよ~」っていう感じしかありません。恐怖心が煽られますね。
八王子側の距離が16.5km、激坂区間3.7km。距離自体も長いし激坂区間が4km弱というのもエグ峠としてポイント高。ヒルクライム好きはこれを「短い」というんですね。感覚崩壊の最終形態、恐ろしや。悪い輩にレースを挑まれてパーツを奪われても知りませんよ!
東京都内から陣馬街道を通って行ける和田峠。東京都内にある峠の中でも激坂と聞くことのある場所ではないでしょうか?今回は激坂で有... 短いけれどスパイシー!東京屈指の激坂・和田峠をロードバイクで登ろう - FRAME : フレイム |
4位:もはや壁、ってクライミングかな?「子の権現」
平均斜度6.9%、って聞くと「あれ、行けそうじゃん?」なんて思ってしまいそうなところに罠が仕組まれていますね。超激坂区間の300mの斜度が28%って壁ですか?それってヒルクライムじゃなくて、もはやクライミングですよ。
あ〜でも、『CAFE KIKI』や『ターニップ』など満腹系グルメスポットが近くにあるのはめちゃくちゃいいですよね。山ってお蕎麦とかヘルシー系料理でがっつり系ってあまりないですからね。グルメで好感度が若干アップしたので4位です〜。
「子の権現(ねのごんげん)」とは、埼玉県飯能市の山間部・名栗(なぐり)に位置するヒルクライムコースのこと。ヒルクライマーでに... 最大斜度28%! 東京近郊屈指の激坂「子の権現」ヒルクライム - FRAME : フレイム |
3位:斜度にまで詐欺があるのか…「大野山」
ふむふむ、距離約7km、平均斜度8.2%…ね。なかなかきつそうね、うん。
えーと、11~15%をうろうろしはじめて斜度20%の区間に到達…ラストも斜度20%が数百メートル続くって、え? データを見ているだけで貧血を起こしそうになりましたよ。
こういうの平均斜度詐欺っていうんですよね。わたし知ってます。ゆるぽた詐欺、初心者詐欺の次は、平均斜度詐欺ですか。初心者は7割くらい押して登ることになるそうです。ヒ~、それってもはやサイクリングとは言わないですよ~。
坂には2種類あります。すなわち、上っていて気持ちいい坂と、マジでつらいだけの坂です。前者の代表格は、都民の森や裏ヤビツ。斜度一... 斜度10%が平坦に見えてくる。体内斜度計を粉砕する超激坂、神奈川県・大野山 - FRAME : フレイム |
2位:ドーナツ埋まりすぎ「暗峠」
いやいやいや、これ立ちゴケ・ジ・エンドするやつですよね。で、リスタート無理なやつ。立ちゴケ・オブ・ザ・デッド。
ヒルクライムっていうよりもアトラクションですよ。さすがにここまでくると、登れるサイクリストを尊敬しちゃいますよ。
関西ヒルクライムSS級であり、バラエティー番組でも取り上げられている「暗峠(くらがりとうげ)」。最上級グレード激坂であるSS級と... 最大斜度41%!?まさに必死!関西屈指の激坂「暗峠(くらがりとうげ)」へロードバイ... - FRAME : フレイム |
1位 関東のラスボス「ふじあざみライン」
距離約11.5km、標高差が1137m、平均斜度が約10%(最大斜度22%)。さすが日本一の山、富士山ですね。データ上だけでも圧倒的優勝です。
おまけに観光バス、グレーチング、霧、変わりやすい天候、などなど環境もかなり厳しそうです。ここまでのスケールになると自然のたくましさ、美しさを感じずにはいられません。100周くらいして「あー登りたいな」なんて脳が誤作動を起こし始めるから不思議ですね。
ここを足つきなしで登れたら最高に気持ちいいでしょうね。
関東近県での激坂の代表格と言えば、ずばり「ふじあざみライン」。Tour of Japanの富士山ステージ、漫画「弱虫ペダル」では「インター... 関東周辺激坂ヒルクライムのラスボス・ふじあざみラインへロードバイクで挑戦しよう - FRAME : フレイム |
坂嫌いをも魅了する山々
はー、山の前で人間はなんてちっぽけなんでしょうか。でも、そんな自然の脅威を感じるのもまたヒルクライムの楽しさかもな〜なんて思ってしまうわけです。坂嫌いの私ですらそう思うのですから、ヒルクライム好きが山にハマってしまうのも無理はありませんね。
挑戦してみようかな~というヒルクライム初心者から「すでに全部行ったぜ!」という上級者まで、長期休暇は日常から離れて思う存分山を楽しんでくださいね~。