【保存版】覚えておきたいクロスバイクのメンテナンスまとめ

クロスバイク、ママチャリ、ロードバイク……様々なタイプの自転車がありますが、どのタイプの自転車も定期的にメンテナンスを行わないと、状態が悪くなるのが早くなります。自転車を購入したお店に持っていけば全体のチェックとメンテナンスを請け負ってくれますが、基本的なメンテナンスに関してはとっても簡単で、自分自身でも行えてしまうのです。

今回は工具を使って行うメンテナンスと、出かける前の3分メンテナンスの2カテゴリーに分けてご紹介します。購入してから1年ほどメンテナンスを行っていない方は特に必見ですよ。

工具を使うメンテナンス

空気圧をチェック

タイヤの空気圧が適正でなければ乗り心地が悪くなったり、最悪パンクなどの事故に繋がってしまいます。特にクロスバイクやロードバイクに多く使用されるタイヤは仏式と呼ばれるものでバルブは高圧に耐えられますが、高圧ゆえにチューブ全体から空気が抜けやすいため、ママチャリよりも頻繁に空気を入れてあげる必要があります。


また、万が一パンクしてしまった場合はこちらの記事をご覧ください。


サビ取り

自転車のメンテナンスを行っていないと車体のところどこにサビが出てきます。チェーンやハンドル周りなど、実用的でない以上にビジュアルが残念ですよね。

もしチェーンがサビだらけでいくら手入れをしてもどうしようもなくなってしまった時は、こちらの記事をご覧ください。


変速機の調整

変速機の調子が悪いといざギアを変えたい時にガチャガチャと狙った段へ入ってくれなかったりチェーンが外れてしまう危険性もあります。定期的な変速機のメンテナンスで以上の不安を払拭しましょう。


ロードバイクの人はバーテープもチェック

バーテープが剥がれてきたら新しいものへ巻き替えましょう。様々な種類があるため、愛車のカラーに合ったものや握り心地など、色んな角度から選ぶことができますよ。

また以下の記事を確認しておけばさらに安心ですよ。

ブレーキシューをチェック

長く乗っているとホイールに当たる部分のブレーキシューが磨り減り、効きが悪くなってきます。一ヶ月ごとぐらいにブレーキシューを確認し、溝がなくなってきているのであれば交換しましょう。

汚れたら綺麗にしよう

泥や埃がついた自転車は美しくないものです。洗車をして新車同様の輝きを取り戻しましょう。

工具を使わないメンテナンス

出かける前の3分点検を行うことによって、愛車の異変にすぐ気づくことができます。おかしいな、と思ったら乗車をやめてショップへ相談しましょう。

自転車のハンドルを持って5cmほど上げて落とす

自転車を落とすとかいきなり物騒に聞こえるかもしれませんが、実は自転車の状態を確認するのに理にかなった方法です。自転車はこれぐらいの衝撃じゃ壊れないように設計されていますし、そもそもこれぐらいの衝撃で壊れるような自転車には跨らないようにしましょう。

自転車を軽く落とすと衝撃音が出ますが、パーツが緩んでいたりどこかしらが錆びているとカチャカチャ、ガチャガチャなどといった異音が聞こえるはずです。

ヘッドのガタつきを見る

ヘッドというのは前輪の真上、ハンドルが車体と繋がっている部分のこと。長く乗っているとここの部分が緩んでくることが多いです。両方のブレーキを握って地面へ押し付けながら車体を前後に揺らしてみましょう。緩んでいる場合は明らかに違和感のある振動が伝わってきます。

ホイールの振れを確認

ホイールを空回りさせてブレーキとの隙間を見てみましょう。ホイールが振れていると幅が均等ではなく狭くなったり広くなったりを繰り返しているはずです。

各メンテナンスに必要な工具

とはいえ、いきなりメンテナンスをしようにもどのような工具を揃えておけば良いかわかりにくいですよね。そのような方は目的別で紹介しているこちらの記事をご覧ください。

最後に

自転車を長持ちさせたいのであれば、定期的なメンテナンスは必須です。愛車を大切にして、気持ちの良いサイクルライフを送りましょう。

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WRITTEN BYonzk

毎日往復50kmを通学する学生サイクリスト。ホームセンターに売られていたノーブランドのクロスバイクをドロップハンドルへ改造した事からロードバイクに目覚め、現在はSCULTURA 400を所有。冬にはスキーを嗜む。

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