GIANT(ジャイアント)2019年最新ロードバイク・クロスバイク・MTB・ミニベロ大集結

GIANT ジャイアント ロードバイク クロスバイク マウンテンバイク ミニベロ 2019

世界最大の自転車メーカーであるGIANTは、自転車乗りなら誰でも知る名前だ。スポーツバイクを購入する際、その有名すぎるブランド名と街中でたびたび目にするバイクに躊躇する人も、もしかしたらいるかもしれない。だがそれは早計というもの。世界最大メーカーにして多くのライダーに愛されている理由は、コスパの一言では片づけられない。
実際にGIANTのバイクを愛用してきたユーザーの声を交えながら、シチュエーションごとにおすすめモデルを紹介。GIANTにしか出来ないバイクづくりの世界に迫る。

GIANTとは世界最大の自転車メーカー

GIANT イメージ ジャイアントとは ロードバイク
GIANT(ジャイアント)は台湾に拠点を置く自転車メーカー。名実ともに世界最大級の展開をみせ、街乗り自転車からツール・ド・フランスで活躍するロードバイクまで、あらゆる領域を多彩にカバーしている。
また、カーボンフレームを自社で完全に一貫生産できる唯一のメーカーであり、有名ブランドのOEM製造も請け負うなど、その実力は折り紙付き。
▲自社工場で原糸から一貫生産されるカーボンフレーム

現在はドイツのTeam Sunweb(チーム・サンウェブ)に機材供給し、レースシーンにも積極的に関わりを持つ同社。既存のテクノロジーの限界を押し破り、自転車の世界をさらに発展させること——それがGIANTに課せられた使命である。

GIANTの歩み

1972年に創業されたGIANT。当初はOEM生産のみで年間生産台数も2000台に満たず、よりよいものをつくるための試行錯誤に明け暮れていた。

GIANTの創業は1972年。
しかしその後、アメリカの大手メーカーの下請けとなったことで大きく飛躍を遂げ、数多くのメーカーのOEM生産を手がけることで技術も蓄積。80年代に入ると台湾第一位の自転車製造メーカーとなり、それ以降、独自ブランドとしてヨーロッパ、アメリカ、日本などに進出している。

1986年GIANT EUROPEをオランダに設立。
また1999年から2002年にかけて、スペインのプロチーム「ONCE」に機材供給。ツール・ド・フランスで「3年連続チーム優勝」を果たしている。

GIANTのテクノロジー

GIANTのテクノロジー
GIANTの独自テクノロジーのうち、代表的なものをピックアップして紹介しよう。

スローピングフレーム

GIANTが1996年に初めて世に送り出した「コンパクトロード」とは、伝統的なホリゾンタルフレームに対して、よりコンパクトなフレーム形状のこと。登場以来、その性能の高さで業界を席巻し、今日では一般的に「スローピングフレーム」と呼ばれている。
▲トップチューブが水平(ホリゾンタル)なものと比べ、うしろへやや傾斜(スローピング)している

前後の三角形が小さくなることでフレームは軽く強くなり、低重心でマスの集中という操作面でのメリットも無理なく両立。唯一のデメリットとして「硬すぎる」という要素の解決が研究テーマであったが、GIANTの経験値が理想的なバランスを実現させた。
そしてツール・ド・フランスでの活躍によりそのポテンシャルが証明され、各メーカーがこぞって「スローピングフレーム」に移行していくに至るのである。
▲TCR:アルミフレームでコンパクトロードコンセプトを実現させた。TCRの登場以来、スローピングフレームが主流になっていく。

カーボンフレームへのこだわり

カーボンフレームへのこだわり
30年以上に渡るカーボンファイバー技術の経験と、プロのアスリートとの緻密なテストや開発の歴史により、GIANTはカーボンコンポジットフレーム製造において世界をリードする存在になった。
グランツールやワールドカップで戦うプロライダーから一般のホビーサイクリストまで、さまざまなニーズに応えるために2グレードのカーボンコンポジットフレームを展開している。

ひとつは「アドバンスドSL」と称されるもので、最高級の原糸から自社工場でハンドメイドされ、世界レベルの過酷なレースで実戦投入されているカーボンフレーム。
もうひとつは「アドバンスド」と呼ばれ、非常に軽く、剛性と信頼性の高いハイパフォーマンスをもたらす標準グレードのカーボンフレームだ。

D-FUSE シートピラー

D-FUSE シートピラー
後端が直線的な「D」型断面形状のシートピラー。縦方向にはしなりやすく、相対的に横方向の剛性感が高まるため、快適かつ素直な乗り味を実現する。カーボン製とアルミ製のバイク特性に合わせてアッセンブルされる。

OVERDRIVE 2

OVERDRIVE 2
2006年のMTB「GLORY」でテーパーヘッドチューブのバイクを市販した最初のメーカーとなったGIANTは、ステアリングの精度を高める決定打を放つ。それが「オーバードライブ」で、それまでの剛性対重量比の常識を打ち破った。
現在は「オーバードライブ2」という新基準で、剛性と軽さを達成。ステアリングチューブを大径化した独自の新規格で、ロードおよびMTBともに上側に1-1/4インチ径、下側に1-1/2インチ径のヘッドセットベアリングを採用している。上下異径のテーパー形状のチューブを組み合わせ、重量を増やすことなくステアリング性能を大幅に向上させている。

なぜGIANTを選ぶのか?高コスパが実現できる理由

▲定番クロスバイク「ESCAPE R3」2019モデル(オーシャングリーン)

GIANT最大の魅力は、その高いコストパフォーマンスにある。同クラスの他社モデルと比較しても、コンポーネントがワングレード上だったりする。それが実現できる理由のひとつとして、ハンドル、ステム、ホイールなどのパーツを自社生産することが挙げられる。

また、日本全国32ヵ所に展開する「ジャイアントストア」で購入すれば簡易メンテナンスを無料で受けられる上、オーバーホールも格安で行なえる
▲全国32店舗展開はさすがのGIANT。乗る人の目線に立ったスタッフがで懇切丁寧にアドバイスしてくれる

ネット販売は禁止されており、対面販売を重視することでサイズ選び、組み付け、整備などが万全なのもメリットだ。

LINK:GIANT STORE

GIANTのロードバイク

GIANTのロードバイク
ここからはGIANTのバイクを種類別に紹介していこう。
まずはロードバイクから、GIANTのロードはどんなシリーズが展開されているのだろうか。またシチュエーションごとにおすすめモデルを厳選し、最後にユーザーの声を紹介する。GIANTのバイクを検討している人には大いに参考になるはずだ。

  • PROPEL
    圧倒的な空力性能と剛性にノーマルロード並みの扱いやすさを兼備する、華麗な走りを実現するエアロロード。コンセプトは「いかに速いバイクにできるか」だ。空力性能だけではなく、高いハンドリング性能と効率のよいペダリングパワーの伝達を追求。ディスクブレーキ仕様も新登場した。
  • TCR
    1996年にデビューした、重量/剛性比を追求したシリーズ。登坂から下り、または平地まで、あらゆる状況化で走行性能の向上に成功したトータルレースバイクである。TCRとは「TEAM COMPACT ROAD」の略で、レース向けロードバイクを指した呼称だ。
    詳しく知りたいなら:
    世界一の自転車メーカーGIANTが作り出すロードバイク、TCRとは
  • DEFY
    ディスクブレーキの採用により、より快適性を実現するフレームに進化したエンデュランスロード。乗り心地が良くロングライドに適しており、週末のライドが楽しみになるバイク・シリーズである。
    詳しく知りたいなら:
    【GIANT / DEFY】エンデュランスロードバイクを徹底解説
  • CONTEND
    快適、かつ強く速い。2016年からGIANTのラインナップに加わった、エントリーバイクの領域を超える新時代のオールラウンド・アルミロード。ロングライドから日々の通勤・通学にも耐える、使い勝手の良いバイク・シリーズだ。

▶最新モデルはこちらからチェック!
2019年最新|GIANT(ジャイアント)ロードバイクおすすめモデル7選

おすすめモデル10選

使う目的にあわせてベストな一台を選ぶ手がかりとなるように、シチュエーションごとにおすすめモデルを厳選した。

ビギナーにもおすすめできるエアロフォルム

PROPEL ADVANCED 2

COLOR : カーボン

エアロ性能と素直な操作性を両立することで定評のある「プロペル・アドバンスド」が新設計フレームを得てバージョンアップ。回転性の良いエアロホイールとチューブレスレディタイヤを標準装備することで、クラス最高レベルの走行性能を獲得している。

価格:220,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・105
サイズ:465、500、520、545mm
カラー:カーボン


【2018年モデル】
PROPEL ADVANCED 2
フレーム素材は「アドバンスド」グレードで、オーバードライブ規格のカーボンフォークを採用。ロードレースはもちろん、エンデュランスレース、ロングライド、ヒルクライムまで幅広く対応する、オールマイティな一台だ。タイヤはチューブレスレディ「ガヴァイア・レース1」を標準装備し、卓越した走行性能を獲得している。

価格:220,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・105
サイズ:465、500、520、545mm
カラー:ネオンレッド

ロングライドならこれ

DEFY ADVANCED PRO 1
DEFY ADVANCED PRO 1 GIANT ロードバイク
▲COLOR : カーボン

「ディファイ」シリーズが快適性を大幅に向上させてフルモデルチェンジ。DISC専用フルカーボンホイールと標準装備の28Cチューブレスレディタイヤという足回りのスペックをはじめ、新型カーボンフレーム、OD2フォーク、D-FUSEハンドル、D-FUSEシートポストのすべてが、高速巡航性能と快適なライドを約束する。

価格:450,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・アルテグラ
サイズ:410、445、480、515mm
カラー:カーボン


【2018年モデルならコチラもおすすめ】DEFY ADVANCED 1
DEFY ADVANCED 1
DEFYシリーズの高速巡航性能と快適な乗り心地を身近にする「アドバンスド」グレードのディスクロード。極細シートステーや「D-FUSE」シートポストによる振動吸収性、ワイドレンジなギヤ設定がライダーの疲労蓄積を軽減する。ロングライドはもちろん、ヒルクライムやデイリーライドでもロードビギナーをサポートするオールラウンダーだ。

価格:240,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・アルテグラ
サイズ:410、445、480、515mm
カラー:マットネオンレッド

世界最高峰で戦うなら、最上級モデル

PROPEL ADVANCED SL 0 DISC

COLOR : ブルー

ディスクブレーキ専用仕様として開発された、最新・最上級のエアロロードバイク。2017年のツール・ド・フランスから実戦投入されている。グランツールを走るプロチームからのフィードバックと、進化した風洞実験によりGIANT史上最高のエアロダイナミクスを実現している。また、パワーメーター付きのシマノ・デュラエースDi2と軽量フルカーボン・エアロホイールによる、完全無欠なプロ仕様だ。

価格:1,200,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・デュラエースDi2
サイズ:680、710、740、770mm
カラー:ブルー


【2018年モデル】
PROPEL ADVANCED SL 0 DISC

価格:1,250,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・デュラエースDi2
サイズ:680、710、740、770mm
カラー:カーボン

エントリーモデル、初めてのGIANTロードに

CONTEND 1

COLOR : ブルー

GIANTが誇るレーシングモデル「TCR」とエンデュランスの雄「ディファイ」のアルミグレードを融合。最先端のアルミ工法が両者の力強さと快適性を両立している。日常のサイクリングから本格的なロングライド、イベント、レースまで、幅広く対応してくれる究極のエントリーアルミロード。

価格:98,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ソラ
サイズ:430、465、500、535mm
カラー:マットチャコール、ブルー


【2018年モデルならコチラもおすすめ】CONTEND 2
▲カラー:ブルー

同じくGIANTが誇るレースモデル「TCR」とエンデュランスバイク「DEFY」のアルミグレードを融合したモデル。レースやイベント、日常サイクリングなど幅広い対応力に加え、ビギナーの安心感を高めるサブブレーキレバーを標準装備。

価格:80,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・クラリス
サイズ:430、465、500、535mm
カラー:ブルー、ホワイトブラック

アルミフレーム最高峰モデル

TCR SLR 1

COLOR : マットブラック

カーボンTCRの重量/剛性比と振動吸収性を極薄SLRアルミチューブで再現。OD2フルカーボンフォークやVARIANTシートポスト、チューブレスレディタイヤなどにより、アルミならではの剛性感と、アルミとは思えないほどの快適性を両立する。上級レーサーをも唸らせる、超軽量アルミレーシングバイクの頂点だ。

価格:235,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・アルテグラ
サイズ:425、445、470、500mm
カラー:マットブラック


【2018年モデル】
TCR SLR 1

価格:225,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・アルテグラ
サイズ:425、445、470、500mm
カラー:アルミニウム

憧れのフルカーボンモデルが欲しい!

TCR ADVANCED PRO 1

COLOR : ブラック

上位グレード「アドバンスドSL」の性能を踏襲するフルスペックフレームに、OD2規格のフルカーボンフォークと快適で扱いやすいVARIANTシートポストを装備。新採用の42mmハイトのフルカーボンホイールにより、さらなる総合性能を獲得している。

価格:350,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・アルテグラ
サイズ:425、445、470、500mm
カラー:ブラック


【2018年モデルならコチラもおすすめ】TCR ADVANCED SL 1 DISC
TCR ADVANCED SL 1 DISC
世界レベルの実戦を走るトータルレースバイク「TCR」のディスクブレーキ仕様フレームに、2018年モデルからは待望の完成車が新登場。DBL設計のフルカーボン・ディスクブレーキ専用ホイール、最上級のチューブレスレディタイヤ、シマノ・アルテグラDi2など、隙のないパーツアッセンブルで比類なき性能を発揮する。

価格:660,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・アルテグラDi2
サイズ:680、710、740、770mm
カラー:ブルー

コスパで選ぶなら

CONTEND SL 1 DISC

COLOR : マットグレイグリーン
上級アルミ素材「アラックスSL」フレームのエントリーアルミロード「コンテンドSL」が、28Cタイヤ対応にリファイン。D-FUSEシートポストと標準装備のチューブレスレディタイヤと合わせて、快適性能がさらに向上した。独自の油圧式ディスクブレーキ「コンダクト」も調整機能をプラスした「SL」となり、ワンクラス上のライドクオリティを実現している。

価格:170,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・105
サイズ:410、445、480、515mm
カラー:マットグレイグリーン


【2018年モデル】
CONTEND SL 1 DISC
同じく「アラックスSL」による軽量フレームなモデル。力強いペダリングに反応する剛性、アルミとは思えないほどの快適性を両立している。

価格:160,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・105
サイズ:410、445、480、515mm
カラー:マットチャコール

ヒルクライム重視するなら

TCR ADVANCED 1 KOM

COLOR : チャコール

上位グレードと同じ高剛性と軽量性を両立するカーボンフレームに、オーバードライブフォークで剛性を最適化。コンポーネントにシマノ・アルテグラ、加えて11-34Tギアを標準装備する人気の高いヒルクライム仕様だ。

価格:255,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・アルテグラ
サイズ:425、445、470、500mm
カラー:チャコール


【2018年モデル】
TCR ADVANCED 1 KOM
同じく上位グレード譲りのカーボンフレームに、新型チューブレスレディタイヤと対応ホイール、コンパクトドライブを標準装備。エントリーカーボンロードの概念を大きく塗り替える一台だ。新型アルテグラと11-34Tギヤを採用するヒルクライム仕様のベストパッケージ。

価格:245,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・アルテグラ
サイズ:425、445、470、500mm
カラー:カーボン

通勤に使いたい

CONTEND 2

COLOR : ブラック

GIANTの技術と経験から生まれたエントリーアルミロード。通勤・通学など日常の足として十分な耐久性と快適性を併せ持った、最廉価なロードモデルだ。ビギナーの安心感を高めるサブブレーキレバーも標準装備。

価格:84,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・クラリス
サイズ:430、465、500、535mm
カラー:ブラック、シルバー、レッド


【2018年モデルならコチラもおすすめ】CONTEND SL 2
▲カラー:チャコール

上級アルミ素材「アラックスSL」製で、軽量かつ高剛性を誇る。チューブレスレディタイヤを標準装備し、不意のパンクも最低限に防げる。オールラウンドな性能を持ち、普段使いからレースまで幅広く対応。

価格:125,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ティアグラ
サイズ:410、445、480、515mm
カラー:チャコール、ブルー

1台でオールラウンドにこなすなら

DEFY ADVANCED 2

COLOR : ブルー

シリーズ末弟ながら、上位グレードと同じ新型フレームに、OD規格のフルカーボンフォークを採用。新開発のD-FUSEハンドルと同シートポスト、28Cチューブレスレディタイヤによる快適性、油圧式ディスクブレーキによる操作性が際立っている。ロングライドやヒルクライムなど、多様な乗り方に汎用性があるエンデュランス・カーボンロードの決定版だ。

価格:240,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・105
サイズ:410、445、480、515mm
カラー:ブルー


【2018年モデル】
DEFY ADVANCED 2

価格:225,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・105
サイズ:410、445、480、515mm
カラー:カーボン

■レビュー|私のGIANTのロードバイク

PROPEL ADVANCED 3(2014モデル)

PROPEL ADVANCED 3 2014モデル
ジャイアントの良さは、やはりコスパの高さだと思います。
GIANT PROPELは、当時としてはこの価格では他のメーカーでは手に入らないような、非常にスペックの高い自転車でした。
予算は限られているけれど少しでも速い走りを楽しみたい、といった方は、ぜひ検討した方が良いメーカーだと思います。
乗り味は柔らかすぎず適度に固さがあるので、長距離のライドやヒルクライムなど、週末のライドを楽しむには十分な要素を備えていると感じています。

完成車を購入して約4年になるのですが、軽さや剛性を備えているので、いまはフレームとしてこれ以上求める点はありません。(変えることがあるとすれば、さらに上位グレードのコンポーネントやホイールに変えて、サイコンやローラー台まで良いものを、という段階でなら検討するかも?という程度です。つまり現状では大満足ということ。)

GIANTのクロスバイク

GIANTのクロスバイク

ベストセラーのESCAPE R3をはじめ、エブリデイバイクとして盤石の地位を誇るGIANTのクロスバイクたち。シリーズごとのコンセプトから見ていこう。

  • FASTROAD
    最新フレームにディスクブレーキを搭載。ファストロードの名にふさわしい速さのポテンシャルを持つ上級クロスバイク。高剛性と軽量を目指して、GIANTの誇るアルミ加工技術の粋を集めて作られたモデルだ。
  • ESCAPE RX
    フィットネスやロングライドのためのスポーツ性能に加え、快適性も兼ね備えたバランス感が秀逸なクロスバイク・シリーズ。3つのグレードがあり、どれも剛性感も高く、素早い加速と頑丈さを併せ持っている。
  • CROSTAR
    スポーツ性と耐久性を目指して、フレームやパーツにこだわって設計。軽量アルミフレーム&フォークで、クラス最軽量(9.9kg)を実現。下記する「エスケープR3」よりもスポーティな存在となっている。
  • ESCAPE R3
    2005年に発表された日本発のモデルで、現在のクロスバイクのベンチマークとされているGIANT定番の一台。街を歩けば本機に出会うことが多いほど、日本に定着したクロスバイクの頂点として君臨している。
    詳しく知りたいなら:
    初心者向けクロスバイクGIANT ESCAPE R3(ジャイアントエスケープR3)の魅力
    クロスバイク【GIANT / ESCAPE R3】ペダルを漕ぐ楽しさを感じよう!
  • FORMA
    ON-ROAD SPORTカテゴリとして、2019年から登場した「FORMA(フォーマ)」。軽量なエアロ形状アルミフレームが、かつての名作「FCR」を彷彿とさせる。内装ケーブル式のホリゾンタルスタイルを擁した、正統派フラットバーロードだ。なにより速い!

おすすめモデル5選

ロングライドからカジュアルな街乗りまで幅広い用途をカバーするクロスバイク。目的別におすすめを5台ピック。

カジュアルを極める最安モデル

ESCAPE R3

▲2019年モデル:カラー(オーシャングリーン)

GIANTジャパン渾身のベストセラー。フレーム、フォーク、ホイールを細部までこだわり、スポーツ性能と快適性、日常使いの耐久性をバランスよく実現している。28Cタイヤの快速性能とワイドレンジな24段変速で、毎日の通勤・通学から週末サイクリングまで幅広く対応するモデルだ。カラーが豊富なのも嬉しい。
リアキャリアやフェンダー取り付け可能で、日常的にスポーツバイクの走行性を味わえる。タイヤ幅は32Cタイヤまで対応。

価格:50,000円(2018年モデル)、52,000円(2019年モデル)/(ともに税抜)
コンポーネント:シマノ・アルタス
サイズ:430、465、500mm
カラー:(2018年モデル)マットライムレッドブルートーンブラックトーンホワイト
(2019年モデル)オーシャングリーン,マンゴーブルーブラックトーンホワイト

100km以上のロングライドも可能

ESCAPE RX DISC

COLOR : マットブラック

専用開発のカーボン製フロントフォークを持つ、油圧式ディスクブレーキ仕様モデルが新登場。上級アルミ素材「アラックスSL」による最新フレームは、クラスを超越する剛性と軽さを実現しながら、D-FUSEシートピラーと新型コンフォートサドルにより快適性も向上している。ロングライドでも遺憾なく性能を発揮するだろう。

価格:78,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・アルタス
サイズ:430、465、500mm
カラー:マットブラック、シルバー


【2018年モデルならコチラもおすすめ】ESCAPE RX 1
ESCAPE RX 1
スポーティクロスバイクの騎手。同じくフレームの剛性と軽さに加え、カーボン製フロントフォークとシートピラーの採用により、さらなる快走性能を発揮する。

価格:100,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ティアグラ
サイズ:430、465、500、555mm
カラー:マットブルー

通勤・通学からスポーツライドまで対応

ESCAPE RX 3

COLOR : ブルー

RXシリーズの末弟ながら、高いコストパフォーマンスを秘める一台。日々の通勤・通学からスポーツサイクリングまで幅広く対応するモデルだ。また、フレーム内装式ケーブルやスムースウェルディングなど、その質感も秀でている。
価格:67,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・アルタス
サイズ:430、465、500、555mm
カラー:ブルー、レッド、ホワイト、ブラック


【2018年モデル】
▲カラー:グリーン

価格:65,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・アルタス
サイズ:430、465、500、555mm
カラー:グリーン、ブルーホワイトブラック

ESCAPE RX3についてもっと知りたいなら:
【GIANT / ESCAPE RX3】ロードバイクのテクノロジーを受け継いだ優等生クロスバイク

軽量でアグレッシブなアーバンクロスバイク

CROSTAR

COLOR : ホワイト

最新技術が生み出した超新星。クロスバイクに必要なスポーツ性能と日常使いでの耐久性を主眼に、フレーム、フォーク、構成パーツまで、細部にこだわったモデルだ。快適性を堅持しながらクラス最軽量である。カジュアルな街乗りでも、一瞬一瞬に走りのキレを追求する、アグレッシブなアーバンサイクリスト向けだ。

価格:56,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ACERA
サイズ:430、465、500mm
カラー:ホワイト、ブラック


【2018年モデル】
▲カラー:ブラック
価格:54,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ACERA
サイズ:430、465、500mm
カラー:ブラック、ホワイト

あらゆる状況もこなすスピードクロスバイク

FASTROAD SL 2

COLOR : ブラストブラック

2019年モデルより新設計でリニューアルされた、フラットバー・ディスクロードと呼ぶべきスピードクロスバイク。上級アルミ素材「アラックスSL」製の新型フレームは高剛性ながら軽量で、32Cまでタイヤクリアランスを得ている。油圧式ディスクブレーキとD-FUSEシートピラーが生み出す高い操作性と快適性が、すべてのライダーにシルキーで上質なフィットネスライドを提供。

価格:110,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ソラ
サイズ:430、445、460mm
カラー:ブラストブラック


【2018年モデルならコチラもおすすめ】FASTROAD SLR 2
FASTROAD SLR 2

最新工法が生んだ次世代の上級スピードクロスバイク。最先端アルミ素材「アラックスSLR」製のフレームの高剛性と軽量さは、驚くべき快適性をもたらす。また油圧式ディスクブレーキが天候に関わらずシャープな制動力を発揮。雨でも安心だ。

価格:125,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ソラ
サイズ:430、445、460、490mm
カラー:ブルー

街中をスピーディに走り回るには

FORMA

COLOR : マットシルバー

シャープなハンドリングのアルミフォーク、軽量なコンポーネントのシマノ・クラリスと28Cタイヤを装備して、いわく「街中最速」コンセプトを体現するモデル。街に溶け込むシックなマット&グロスデカール仕上げも美しい。

価格:74,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・クラリス
サイズ:465、500、535mm
カラー:マットシルバー、マットブラック

■レビュー|私のGIANTクロスバイク

ESCAPE R3.1(2010年モデル)

ESCAPE R3.1(2010年モデル)

当時クロスバイクで選択できる代表的なメーカーは、ルイガノ、ジャイアント、アンカーでした。当時のESCAPE R3は淡いパステルカラー主体のラインナップがあり、トリガーシフターを扱っていて、変速操作がしやすそうだったのが決め手になりました。
GIANTはとにかくコストパフォーマンスに優れていると思います。取り扱い店舗が多く、何かあっても手近の取り扱いショップに駆けこめるという安心感も大きいですね。

GIANTのシクロクロスなど

GIANTのシクロクロスなど
GIANTでは「X-ROAD」とカテゴライズされるシリーズだ。舗装路でも未舗装路であっても、難なくこなす頼れるバイクたちをご紹介しよう。

  • TCX
    世界で戦うシクロクロスバイク・シリーズ。フォーク剛性を高めるOVERDRIVE2、最高レベルの泥はけ性能、ペダリングの効率を高めるアシンメトリ・チェーンステー、安定性を高める低重心のBBなど、最先端技術をふんだんに搭載。
  • TOUGHROAD
    オンロードの巡航性能とオフロードの走破性、また快適性を併せ持つ高剛性アルミフレームのアドベンチャーバイク。荷台の取り付けが可能なので、街乗りからツーリング、未舗装路でのサイクリングなど、幅広いライドが楽しめる。
  • ANYROAD
    その名の通り「誰でも。どんな道でも。」が開発コンセプト。初心者でも扱いやすく、舗装路から未舗装路まで走る路面を選ばない、GIANTの中でも最もフレンドリーな次世代のドロップバー・スポーツバイク。
  • GRAVIER
    太目のタイヤによる安定性と快適性、軽量フレームが軽快な走りを実現。石畳や砂利道などでの走破性が高い、新世代のマルチなクロスバイクだ。タイヤは27.5インチを採用したMTB規格で、クッション性にも優れている。
  • SNAP
    カジュアルなストリートMTB。本格仕様の高剛性フレームと極太スリックタイヤが高い走行安定性を実現している。サスペンション付きフロントフォーク、低いシートチューブなど、見た目は完全にMTBの一台。
  • REVOLT
    最近のトレンドであるグラベルに特化したカテゴリー・シリーズ。荒れた道やダートの長距離走行で競うグラベル・グラインダーのために製造されたモデルは、耐久性が高くてタフな走りを見せてくれる。

おすすめモデル3選

シクロクロスを始めるなら

TCX ADVANCED

COLOR : ブラック

2019年モデルで「OVERDRIVE」フォーク仕様の「ADVANCED」が新登場。泥はけ性能を支えるアシンメトリ・チェーンステイ、安定性を高める低めのBBハイトなど、最先端技術を採用したカーボン・シクロクロスだ。世界標準の1×11コンポにチューブレスレディタイヤを標準装備して、初めてのシクロクロスに最適。

価格:260,000円(税抜)
コンポーネント:スラム・APEX 1
サイズ:500、525、545mm
カラー:ブラック

グラベルに挑戦したいなら

REVOLT ADVANCED 2

COLOR : グレイ

快適性の高いフレームに「XR D-FUSE」ハンドルバーと「D-FUSE」シートピラーを採用している。45Cまで装着可能な425mmの短いベンドチェーンステイやマウントラックシステムなど、最新技術をフル投入したグラベル仕様車だ。

価格:250,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・105
サイズ:430、450、470mm
カラー:グレイ

MTBのタフさを持つオンロードバイク

TOUGHROAD SLR

TOUGHROAD SLR 2
MTBにも定評があるGIANT。その技術を応用したオンロード/オフロード兼用のモデルが「タフロード」だ。フルキャリア対応の高剛性アルミフレームに快適性を高めるD-FUSEシートピラー、油圧式ディスクブレーキを搭載。ワイド&ローギアードのMTB系コンポーネントなどの基本仕様に加え、50mm径のセミブロックタイヤがオンロード走行抵抗を軽減して、そのタフさに磨きをかけている。

価格:110,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ACERA
サイズ:390、420、460mm
カラー:マットブラック

幅広タイヤで段差も難なくこなす

GRAVIER

COLOR : カッパーオレンジ
クロスバイクの舞台を拡大したモデル。ハイボリュームな45mm幅×27.5インチのタイヤと軽量フレームが、フラットなアスファルトから河原の砂利道、キャンプ場の未舗装路まで、より快適で自由なアクティブライドを実現する。濡れて滑りやすい路面や、夜道で見えづらい段差などにも強いため、通勤・通学などの日常使いでも安心かつ快適。

価格:54,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・アルタス
サイズ:430、465、500、555mm
カラー:カッパーオレンジ、ティールグリーン、ダークネイビー


【2018年モデル】
▲カラー:ネイビー

クロスバイクの舞台を拡大するモデル。ハイボリュームな45mm幅×27.5インチのタイヤと軽量アルミフレームが、フラットなアスファルトから河原の砂利道、キャンプ場の未舗装路まで、より快適で自由な走りを実現。滑りやすい濡れた路面や、夜道で見づらい段差などにも強いので、通勤・通学などの日常使いにも最適だ。

価格:53,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・アルタス
サイズ:430、465、500、555mm
カラー:ネイビー、ライムゴールドワインレッド

コスパ抜群、カジュアルモデル

SNAP

▲カラー:ピンク

街中でもMTBの走りを——そんな要望に応えるようなカジュアルな一台。安定感とスポーツ性能に優れているのに加え、サイドスタンドやチェーンガード、樹脂製フラットペダルなどの快適装備が普段使いの利便性を高めている。幅広いサイズ展開で、キッズバイクを卒業したジュニアから、タフな走りを求めるアクティブシニアまで対応。

価格:47,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ターニー
サイズ:320、360、430、480mm
カラー:ピンク、マットグリーンブラックホワイト

GIANTのMTB

さすが世界最大のGINATはMTBの取りそろえも豊富だ。オフロードシーンでも、多様なニーズにも対応してくれるバイクたち。シリーズごとの特徴を見てもラインナップの幅広さが窺い知れる。

  • GLORY
    GIANTファクトリーオフロードチームとの共同開発から生まれたモデル。高速域での安定性とコントロール性、路面追従性、ペダリング効率など、すべてを高次元で実現するダウンヒルレーシングの究極版。
  • REIGN
    エンデューロレースとアグレシッブなトレイルライドのために生まれた、前後160mmストロークのモデル・シリーズ。最新マエストロ・システム&ブースト規格の採用で、カーボンとアルミともにペダリングとブレーキ性能が向上。
  • TRANCE
    最新設計のサスペンションとフレームがトラクション性能をさらに向上。あらゆるトレイルに対応する最新のマエストロ・システムを搭載する。安定性と旋回性を両立するフレームジオメトリーに加え、カーボンロッカーアームとトラニオンマウントを採用。
  • FATHOM
    2017年にデビューしたファゾム。軽量ハードテイルフレームと120mmフォークにより、トレイルで究極の一体感を味わえるホットなモデル・シリーズ。漕ぎが軽くて登坂も楽で、下りの安定感も良し。2グレード用意され、どちらもディスクブレーキ仕様。
  • ANTHEM
    高剛性と軽量化、最適な車輪径の設定により、クロスカントリーレースからマラソンレースまで目的によって選べる新生モデル・シリーズだ。フルサスペンション仕様で、5年ぶりとなる29erが復活している。
  • XTC
    軽量で高剛性なフルカーボン・リジットフレームによる究極の走りを実現。頂点を目指すクロスカントリー・レーシングの王道モデル・シリーズ。ファットタイヤの走破性と軽い走行感を両立し、29erホイールにも対応する新規格「27.5+」採用モデルもラインナップ。
  • TALON
    27.5”ホイール設計でケーブル内装式となった、新型アラックス・アルミフレームによる本格派ハードテイル。キャリアの取り付けにも対応するので、荷物を積んでツーリング、バイクバッグを装備したアドベンチャーライドなど夢が広がる。
  • ATX
    ダートから舗装路まで対応するセミブロックタイヤと、普段使いに便利なキックスタンドを標準装備するMTB入門機。アップライトなポジションがとりやすく、初心者でも安心してダートを走れる耐久性も持っている。

おすすめモデル3選

トレイルデビューや通勤・通学まで、初めてのMTBとしてもおすすめできる3台を紹介しよう。

初めてのMTBはこれ

ATX

COLOR : ブルー

27.5”ホイール設計のケーブル内装式アルミフレームに、サスペンションフォーク、扱いやすい21速コンポーネント、制動力の高いディスクブレーキなど、スタンダードなパーツで走破性とコントロール性をバランスよく両立させている。

価格:54,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ターニー
サイズ:405、420、455mm
カラー:ブルー、ホワイト、ブラック


【2018年モデル】
▲カラー:ブルー
価格:52,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ターニー
サイズ:405、420、455mm
カラー:ブルー、ホワイトマットブラック

トレイルデビューに最適

FATHOM 2

FATHOM 2

フロント120mmトラベルのハードテイル・トレイルバイク。アラックスSLアルミによる軽量フレームは、やや緩めのヘッドアングルが特徴のジオメトリーになっている。ドロッパーポストやワイドレンジのギア、新採用のチューブレスレディタイヤなど、抜かりのないパーツ・アッセンブルでトレイルライドに完全対応。

価格:140,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・DEORE
サイズ:360、390、445mm
カラー:マットグレイ

トレイルライドを極めたいなら

TRANCE 29ER 2

COLOR : ブルー

29erに特化した最新ジオメタリーとマエストロ・システムを搭載した新モデル。435mmの短いチェーンステイ、ヘッド角66.5度、シート角74.5度の設計で、前130mm、後115mmのストロークがトレイルでの信頼性とコントロール性を高め、ライダーのポテンシャルを最大限に引き出す。

価格:340,000円(税抜)
コンポーネント:スラム・NX EAGLE
サイズ:380、431mm
カラー:ブルー

通勤・通学ならこちら

TALON 3

COLOR : シルバー

27.5”ホイール設計。ケーブル内装式の軽量「アラックス」アルミフレームによるハードテイルモデルだ。ロックアウト付きサスペンションフォークと油圧式ディスクブレーキを搭載。里山トレイル、レースイベントが楽しめ、かつ街乗りにも使うことができるオールマイティーな一台である。

価格:67,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・アルタス
サイズ:350、390、430mm
カラー:シルバー、イエロー


【2018年モデル】
TALON 3

27.5”ホイール設計。ケーブル内装式となった、新型のアラックスアルミフレームによるハードテイルモデルだ。シリーズ全車にロックアウト付きサスペンションフォークと油圧式ディスクブレーキを搭載。街乗りをはじめ里山トレイル、レースイベントも楽しむことができるオールラウンドな一台である。

価格:67,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・アルタス
サイズ:350、390、430mm
カラー:ブラック・ネオンレッド

■レビュー|私のGIANTマウンテンバイク

GIANT TRANCE (2010年モデル)

GIANT TRANCE (2010年モデル)
硬いアルミ製ハードテイルからの乗り換えだったので、ドロップオフなどでの滑らかな乗り心地に驚いたのを覚えています。以前乗っていた他社のフルサスペンションバイクよりも、漕いだ時に力が逃げる感覚がなく、下る時も安心して乗ることができました。滑らかすぎて思ったよりスピードが出てしまうことが欠点といえば欠点でしょうか(笑)

GIANTのミニベロ

GIANTのミニベロは「IDIOM」として展開される20インチ小径ロードバイク・シリーズ。新型の軽量フレームと上級パーツで、ワンクラス上のスポーツ走行を実現している。ロードバイク譲りの軽量アルミフレームと、やはりロード用コンポーネントを装備。2018年にフルモデルチェンジを果たしている。

おすすめモデル

IDIOM 0

GIANT idiom0 ミニベロ
▲COLOR : マットブラック

20インチ小径車の常識を超える走行性能で人気の「イディオム」シリーズが2018年にフルモデルチェンジ。普段使いの利便性と遠出での機動力を両立する、ハイエンドなドロップハンドル式モデル。上級アルミ素材「アラックスSL」にグレードアップされた新設計のエアロ形状フレームは、前作と比べて100gの軽量化を実現している。フォークとシートピラーにはカーボンを配し、ケーブルはフレーム内装式だ。

価格:135,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ティアグラ
カラー:マットブラック
サイズ:420mm(M)

IDIOM 2

COLOR : ブラック

20インチ小径車の常識を超越する走行性能で定評がある「イディオム」シリーズの第二世代モデル。上級グレードのアルミ素材「アラックスSL」による最新のエアロ形状フレームは、剛性と軽量化を両立。普段使いから輪行まで、あらゆるシーンに利便性と機動力を提供する小径ロードバイクのベストセラーだ。

価格:65,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ACERA
サイズ:420mm
カラー:ブラック、イエロー

▶最新のGIANTミニベロ全モデルを紹介した記事はこちら:
2019年最新|GIANT(ジャイアント)おすすめミニベロ全3台

女性専用ブランド「Liv」もお忘れなく

女性専用モデルも
GIANTが立ち上げた女性サイクリストのためのブランドが「Liv」だ。サイクリングがスポーツやフィットネスとして女性にもっと選ばれるようになるには、サイクリングをもっと身近で魅力的なものにしないとならない——それがブランドの使命だ。すべてのバイクを女性サイクリストのために、ベストな体験を提供することにこだわる女性チームによって特別なデザインを施されている。

▶Liv最新モデルのおすすめはこちらからチェック!
2019年最新|Liv(リブ)ロードバイクおすすめモデル厳選8台!
▲多くの製品にXXSサイズが用意される。画像はクロスバイク:ESCAPE RX W(適応身長:140cm~160cm)

製品はバイクのみならず、アパレルやアクセサリー、ヘルメットからシューズまで。ラインナップのすべてが女性のサイクリングを快適に、そしてスタイリッシュにするために企画されて生み出されている。
▲Livフラッグシップストアでは、女性専用フロアで専任の女性スタッフが対応してくれる

LINK:Liv|GIANT JAPAN

悩んだらGIANT-乗れば世界最大のワケがきっとわかる

さすが世界最大と称される規模で展開されたGIANTの多くのラインナップ。常に新しいテクロジーを取り入れ、性能に優れ、多くの販売店で取り扱っている優位性を持つ。ひととおり各ジャンルを紹介したが、それぞれ「初めてのバイク」となるのも理解できる陣容だ。かつ廉価。他メーカーと比較を検討して、そのコストパフォーマンスにおいてGIANTを選んだ人も多かろう。いま「初めてのバイク」に悩んでいる人も、GIANTを選択肢に入れておいて間違いないだろう。悩んだらGIANT。その言葉を最後に述べておこう。

画像・動画提供:株式会社ジャイアント
監修:Viking the Maintenance石橋
Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

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WRITTEN BY増渕俊之

出版社勤務を経て、フリーランスの編集/ライター。編著に『これがデザイナーの道』『自転車ファンのためのiPhoneアプリガイド』『岡崎京子の仕事集』がある。現在、編集を手がけた岡崎京子の単行本『レアリティーズ』が発売中。

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