2021年版【10万円以下】ロードバイクおすすめ20台+α!初めての1台に
こんにちは。自転車ブログ「つむりの悠々自適ライフ」管理人の神楽坂つむりです。
前回は2021年モデルのロードバイクを価格別に紹介しましたが、今回はエントリーモデルと呼ばれる【10万円以下】のモデルをピックアップ!
これからロードバイクデビューをする初心者の方、初めての1台におすすめの2021年度モデルを紹介していきます。
>> 最新の2022年モデルはこちらから
はじめての1台に10万円以下モデルは「あり」!
ロードバイクの価格はピンキリです。
自転車を本格的に趣味にしている人に「その自転車いくら?」と質問すると
「30万円くらい」「パーツをカスタムして100万円近くかかった」
といった返答が返ってくることも珍しくありません!
かくいう私も高価格帯のロードバイクに乗っていたりしますが、だからと言って全部が全部そうではありませんし、必ずしも高ければ良いというものではありません。むしろ高級な機材は扱いがデリケートで日常使いをしにくい場合もあります。
ですので初心者であれば気軽に始めるという意味でも「10万円以下」の価格帯で探すのは「あり」です。実際に私も最初の1台は10万円以下でした。
ロードバイクで10万円以下は “エントリーモデル”
ロードバイクメーカー・ブランドのほとんどが、手の届きやすい価格帯の「エントリーモデル」を用意しています。
高級モデルは最新技術や高級素材などをふんだんに盛り込んでいますが、そこで培ったノウハウや設計思想をエントリーモデルに取り入れているブランドも少なくありません。ユーザーにその片鱗を感じてもらいファンを獲得するという意味でも各ブランドは近年エントリーモデルに力を入れています。
購入側からするとつい高いものに目が行きがちですが、無理に高級モデルを買う必要はありません。もちろん予算に余裕があれば話は別ですが、「趣味として続けるか分からない」「とりあえず通勤通学に使うだけだし」という人も多いと思います。
本格的なロードバイクを販売している、あるいは信頼できるメーカー・ブランドのモデルであれば、初めての1台としてエントリーモデルを選ぶのは「あり」です!
あまりに安すぎるモデルは要注意
とはいえ、あまりに安すぎるモデルを選ぶのはやめておきましょう。
目安としては7万円以上です。それよりも安いモデルは一見するとロードバイクの形はしているものの壊れやすかったり重かったりと中身は全く別物であることが多々あります。
▶ルック車って何?安いロードバイクをオススメできない理由
しっかりとしているメーカーやブランドであれば、メーカー・ブランド名で検索するとホームページがヒットしますし、上位モデルも含めてさまざまな車種がラインナップされています。「安物買いの銭失い」にならないように、エントリーモデルでも信頼できるブランドのものを購入することを強くおすすめします。
ALL10万円以下!初心者におすすめのロードバイク20台
自転車デビューや初心者におすすめのロードバイクを紹介していきます。
今回は全て10万円以下(税別)のモデルばかりですが「ルック車」は含まれないのでご安心を。
お気に入りのメーカーや車種があれば購入の際のヒントにしていただければ幸いです。それではどうぞ!
GIANT(ジャイアント)
ジャイアントは台湾に拠点を置き、世界最大の規模を持つ名実ともに「巨人」なメーカーです。設立当初こそ他メーカーのOEM生産を専門としていましたが、1981年に自社独自のブランドを立ち上げます。以降は順調に世界進出を果たし、ロードバイクからMTB、クロスバイクなど、ベンチマークとなるモデルを多数送り出しています。
CONTEND 2
GIANTのオールラウンドアルミシリーズ「コンテンド」は、初心者に高い人気を誇ります。安定性が高く快適な28mm幅タイヤを採用していますので、毎日の通勤や通学でもおすすめです。
上位モデル同様、快適性の高いD-Fuseピラーとオフセットシートステイ、フルカーボンフォークを採用し、ケーブル内装でクリーンな外観なのも嬉しいポイントです。サブブレーキレバーを採用しているため、姿勢を起こしたままブレーキ操作が可能。数あるエントリーロードバイクの中でも完成度が非常に高いモデルです。
- 参考価格:86,000円(税別)
- カラー : マットチャコール、レッド、ブラック
- サイズ: 430mm、465mm、500mm、535mm
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:Shimano CLARIS
- 重量:9.9kg(465mm)
LINK:CONTEND 2|GIANT
CONTEND 1
先ほど紹介したCONTEND 2の上位モデルです。フレームやフォーク、シートポストなどの仕様は同じですが、メインコンポーネントがShimanoのSORAにグレードアップされています。変速性能やブレーキの性能がより向上し快適に走ることができるようになっています。後からコンポーネントを交換すると結構なお値段がかかりますので、カスタムをする予定があるなら少し頑張ってこちらのモデルを選んでみるのも吉です。
- 参考価格:100,000円(税別)
- カラー : メタリックネイビー、ホワイト
- サイズ: 430mm、465mm、500mm、535mm
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:Shimano SORA
- 重量:9.6kg(500mm)
LINK:CONTEND 1|GIANT
Liv(リブ)
ジャイアントが展開している女性向けブランド。バイクだけでなくパーツやウェアなども用意されているので、トータルコーディネートが可能。モデルはXXSからラインナップされ、小柄な女性も安心して乗ることができます。
AVAIL 2
女性専用として設計されるLivのロードバイクのうち、AVAILはエントリークラスのアルミロードです。ドロップハンドルに慣れていない女性の方でも安心して操作ができるサブブレーキレバーや、上り坂もラクな軽いギア比のドライブトレインを採用しています。またロードバイクはサイズ選びが重要ですが、身長145cm前後の小柄な女性でも無理なく乗ることができるXXSサイズもラインナップしています。
- 参考価格:86,000円(税別)
- カラー : ヴァーチャルピンク、グレイッシュブルー
- サイズ: 395mm、430mm、465mm
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:Shimano CLARIS
- 重量:9.8kg(395mm)
LINK: AVAIL 2|Liv
TREK(トレック)
1976年に創業した全米No.1自転車ブランドのトレック。OCLVカーボンやAlphaアルミといったフレーム素材を開発し、その技術は高い評価を得ています。ロードバイクをはじめMTBやシクロクロス、クロスバイクなど多彩なラインナップを揃えて、日本でも高い人気を獲得しているブランドです。
Domane AL 2
Domane AL 2は、快適にロードライドが楽しめる入門バイクですが、性能は上位モデルに引けをとりません。軽いアルミフレームに、フェンダー用マウントとカーボンフォークを搭載しており、軽さ、快適性、拡張性を備えています。16段変速のShimano CLARISコンポーネントを採用し、日常使いから週末のライドまで確実に支えてくれます。塗装も美しく、エントリーモデルでありながら高級感が漂う雰囲気はさすが大手ブランドです。
- 参考価格:85,000円(税別)
- カラー : Gloss Mulsanne Blue/Matte Trek Black、Trek Black/Carbon Smoke
- サイズ: 47、50、52、54、56、58
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:Shimano CLARIS
- 重量:9.57kg(56サイズ)
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MERIDA(メリダ)
メリダは、GIANTに継ぐ世界第2位の自転車メーカー。企画、デザイン、設計をドイツで、生産・出荷を台湾の本社工場で行っています。スペックの高いバイクを手の届きやすい価格で販売しており、限られた予算の中でも選択肢があるのは魅力。初めての1台を探すのにもピッタリなブランドです。もちろんハイグレードモデルも幅広くそろえ、プロユースからホビーライドまであらゆるニーズに応えてくれます。
SCULTURA RIM 100
今回紹介するラインナップの中でも軽さが際立つのがこちらのSCULTURA RIM 100です。重量は9.4kgと軽量で。その秘密はMERIDAの高品質アルミフレームとステアリングコラムにまでカーボンを採用したフルカーボンフォークにあります。おかげで走りは軽快でスポーティ。Shimano CLARISドライブトレインを採用し高い耐久性とメンテナンス性能も確保されています。メタリック調のペイントは街中でも目を引く美しさがあります。
- 参考価格:99,900円(税別)
- カラー : SILK BLUE(GREY)、SILK TITAN(BLACK/GREEN)
- サイズ: 44、47、50、52、54
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:Shimano CLARIS
- 重量:9.4kg(47サイズ)
RIDE80
RIDEシリーズはエントリーロードバイクらしい乗りやすさ、快適性の高さが特徴です。実際に乗ってみると無理のないアップライトな姿勢で、初心者でも扱いやすい入門バイクといえます。数々のレーシングバイクの開発で培ったアルミニウム加工技術を採用し、RIDE特有の超扁平ステーによる振動吸収性を高めたアルミフレームを実現。ギア比も扱いやすいものが採用されているので、坂道や荷物を積んだツーリングにも最適。ロングライドやヒルクライムで活躍するエントリーロードバイクです。
- 参考価格:89,900円(税別)
- カラー : F-RED(BLACK)、MATT BLACK(GLOSSY BLACK)、GLOSSY LIGHT BLUE(BLACK)
- サイズ: 44、47、50、52、54
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:Shimano CLARIS
- 重量:9.6kg(50サイズ)
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KhodaaBloom(コーダーブルーム)
コーダーブルームは日本の自転車ブランドです。国内で流通している多くの海外ブランドのバイクを選ぶとき、最適なサイズがなかなか見つからないというのはよく聞く話。コーダーブルームは日本人が企画開発し、日本人の体格や使用シーンにフィットさせたバイクがそろいます。低身長の人でも乗れるモデルをリリースし、幅広い角度から「日本人好み」なバイクを提供しています。
FARNA CLARIS
「日本人による日本人のためのエントリーロードバイク」といえるのがこちらのFARNA(ファーナ)です。ジャパンフィットフレームデザインと呼ばれる欧米人に比べて手足が短い日本人に合わせたフレーム設計で、無理のない姿勢で乗ることができます。フレームだけでなくパーツ類にもこだわりが。裾の巻き込みを防止するチェーンカバー、高い走行性能を誇るShimanoホイール、コンチネンタルタイヤなど、コストパフォーマンスの高さを感じることができるモデルです。
- 参考価格:84,000円(税別)
- カラー : ブルー、ブラック
- サイズ: 430mm、465mm、500mm
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:Shimano CLARIS
- 重量:9.5kg(500mm)
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GIOS(ジオス)
GIOSは1948年、イタリアのトリノで創業されたブランドです。色鮮やかなジオスブルーがカラーアイコンで、日本でもクロスバイクの定番「ミストラル」を中心に高い人気を誇ります。徹底的にこだわった精度の高いフレーム作りには定評があり、主流のクロモリからカーボン、アルミまで多彩な素材のラインナップを誇っています。
FENICE
FENICE最大の特徴はフレーム素材が「クロモリ」であることです。今はアルミフレームが主流ですが、細身で美しくどこかクラシカルな雰囲気の漂うクロモリ素材は根強い人気があります。しなやかな乗り心地が特徴のクロモリは耐久性も高いので、毎日の通勤や通学、あるいはツーリングやロングライドでたくさん乗る人におすすめです。パーツ類も抜かりはなく、コンポーネントはShimano CLARISを中心に、VITTORIAのタイヤやSELLE SANMARCOのサドルなど、イタリア色が強い構成であるのも特徴です。
- 参考価格:89,800円(税別)
- カラー : GIOS BLUE 、BLACK 、 DARK GREEN
- サイズ:450mm、480mm、500mm、520mm、540mm
- フレーム素材:クロモリ
- メインコンポーネント:Shimano CLARIS
- 重量:10.2kg
LINK: FENICE|GIOS
SIERA
SIERAはアルミフレームを採用したGIOSのエントリーロードバイクです。メインコンポーネントにはShimano CLARISを使用し、カーボンフォーク、Shimanoホイールなど充実のスペックに仕上がっています。軽さ、耐久性、扱いやすさのバランスがよく、入門バイクとして人気のモデルです。
- 参考価格:89,800円(税別)
- カラー : GIOS BLUE 、BLACK 、 WHITE
- サイズ:460mm、490mm、520mm
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:Shimano CLARIS
- 重量:9.6kg
LINK: SIERA|GIOS
FUJI(フジ)
FUJI(フジ)はその名のとおり、日本の遺伝子を持つアメリカンブランドです。前身となる日米商会は米国商品、英国のラーヂブランドの自転車などを輸入販売していました。その後商標を富士へ改称し、21世紀に入ってから海外資本となりました。日本ではシングルスピードの定番Feather(フェザー)を筆頭にストリート界隈で絶大な人気を誇る一方、プロレースへも積極的に参加しているブランドです。
FEATHER CX+
今回紹介する中では少し異端なモデル。こちらはツーリングやアドベンチャーライド、荷物の多いライドにおすすめです。シャープなクロモリバテッド管が美しい名機フェザーフレームをベースに、Shimano CLARIS、ディスクブレーキ、ブロックタイヤを標準装備したマルチパーパスグラベルロード。ロングツーリングからタウンユースまで幅広く対応し、剛性が高く前後キャリア搭載可能なのでバイクパッキングにもおすすめです。
- 参考価格:98,000円(税別)
- カラー : Matte Khaki、Copper、Slate
- サイズ: 43cm、49cm、52cm、54cm、56cm、58cm
- フレーム素材:クロモリ
- メインコンポーネント:Shimano CLARIS
- 重量:11.4kg
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NESTO(ネスト)
NESTOは誰でもスポーツサイクルが楽しめる「次のふつう」を目指している日本ブランド。ロードバイク、MTB、シクロクロス、グラベルロード、ミニベロなど、スポーツ自転車を幅広く手がけています。競技用の本格モデルとその流れを汲むプレミアムモデルと、フィットネスや街乗りを重視したスタンダードモデルの2つのカテゴリーがあります。
ALTERNA
ALTERNA(オルタナ)は、エントリーユーザーにとってお手頃な価格でありながら9.0㎏というクラス最軽量を実現している意欲作です。走行性能に直結するパーツにフルSORA、下側ベアリング径1.5インチの上下異形ヘッド、ケブラービードタイヤ、チューブレスレディ対応のオリジナルホイールを採用しています。さらにコストダウンされがちなブレーキも、初めてのロードバイクを安全に楽しんでもらうためにShimano SORAが使用されています。
- 参考価格:90,500円(税別)
- カラー : ブルー、マットブラック、ホワイト
- サイズ: 395mm、430mm、465mm、500mm
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:Shimano SORA
- 重量:9.0kg(500mm)
ANCHOR(アンカー)
ブリヂストンサイクルによる国産自転車メーカーの雄となるブランド。トップグレードからローエンドまで、匠の味を感じさせる作りで国内外から評価が高く、レーシング用ラインとロングライド用ラインに区別されています。また独自のカラーオーダーシステム*が充実しており、世界で1台だけの自転車を作ることも可能です。(* 非対応モデルあり)
RL3 DROP CLARIS MODEL
アンカーは上位モデルから下位モデルまで走行性能が高いモデルが多いのが特徴です。こちらはドロップハンドル付きロードバイクの中でもっともお手頃な価格を実現したエントリーモデル。コンポはシマノ・クラリスを採用し、ブレーキ、クランクなど細部までシマノ製パーツで統一されています。また、上位モデルと同じフルカーボンフォークや、PROFORMAT採用のフレームを備えているため、上位モデル同様のロングライドに適した快適性を誇りながらも、ロードバイクならではのスポーティな走りを楽しむことができます。
- 参考価格:84,000円(税別)
- カラー : ストーングレー、フォレストカーキ、オーシャンネイビー、ヘイズホワイト
- サイズ: 390mm、440mm、490mm、540mm
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:Shimano CLARIS
- 重量:10.1kg(ペダルつき)
LINK: RL3 DROP|ANCHOR
CANYON(キャニオン)
ドイツの自転車メーカーであるキャニオン。代理店やショップを通さず、すべての製品をオンラインで直接注文することができます。そのため高いグレードの自転車も廉価で買うことができます(送料が別途必要)。ただしロードバイクの場合は定期的なメンテナンスや調整が必要ですから、自分で作業ができるのか、または周囲に面倒を見てくれるショップがあるかを確認しておきましょう。
Endurace WMN AL 6.0
CANYONらしいコストパフォーマンスの高さが光るエントリーモデルです。クラス最高のパフォーマンスを備えるパーツがアセンブルされた、エンデュランス系オールラウンドロードバイクです。女性専用設計のハンドル、ステム、サドルに加え、高品質な軽量アルミフレームを採用。この価格でShimano TIAGRAを搭載、重量8.5kgという点も驚きです。
- 参考価格:99,000円(送料・梱包料別)
- カラー : blue bird、aero silver
- サイズ: XS、S、M、L
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:Shimano TIAGRA
- 重量:8.5kg
LINK: Endurace WMN AL 6.0|CANYON
ARAYA(アラヤ)
ARAYAは、リムメーカーとしても有名な新家工業が展開する自転車ブランドです。新家工業は日本で初めて木製・鉄製リムの生産を成功させ、のちに高品質自転車の「ツバメ自転車」を展開、半世紀以上前からスポーツバイクと向き合ってきました。国内初のMTBとして屈指の人気を誇った「マディフォックス」は、現在もなおラインナップされ支持され続けています。
実直なものづくりスピリッツは、今回紹介するツーリングモデルにも脈々と受け継がれています。
DIA ARAYA Diagonale
ARAYAは昔から旅系の自転車が得意なメーカーです。こちらのモデルはARAYAが培ったノウハウや技術、知見を現代風に解釈し最新パーツで構成した意欲作です。高速ツーリングに適した700Cホイールには、一般的なロードバイクより少し太めの28Cタイヤを履き、変速、駆動、制動系部品はShimanoロードバイク系コンポーネントで統一。前後のフェンダーや輪行ツーリングに便利なカートリッジ式のヘッドセットも標準装備しています。
- 参考価格:88,000円(税別)
- カラー :ダークグレー、ライトベージュ
- サイズ: 460mm、500mm、540mm
- フレーム素材:クロモリ
- メインコンポーネント:Shimano CLARIS
- 重量:13.0kg(460mm)
LINK: DIA ARAYA Diagonale|ARAYA
FED ARAYA Federal
スポーツとしての自転車はもちろん、移動手段としての自転車、その先にあるツーリング、旅、そういった多くの意味合いを含んだ「サイクリング」を気軽に楽しむために作られたのがこのARAYA federalです。かつてのランドナーの豪華な仕様を簡素にまとめ、それを現代風にアレンジしたモデルともいえます。クロモリフレームにオリジナルツーリングサドル、鏡面仕上げのポリカーボネートフェンダーにアルミ鍛造ギヤクランクなど、旅自転車としてのポテンシャルが非常に高いロマンあふれる1台です。
- 参考価格:62,000円(税別)
- カラー : ダークモスグリーン、スチールグレー
- サイズ: 450mm、500mm、550mm
- フレーム素材:クロモリ
- メインコンポーネント:Shimano ALTUS
- 重量:—
LINK: FED ARAYA Federal|ARAYA
BASSO(バッソ)
1979年創業のイタリアンブランド。最大の特徴はフレーム素材のクオリティーの高さです。イタリア、そしてオーストリアにある大学の多くのエンジニア、地元の企業および研究所と協力し、現在も開発が進んでいます。名前ではなく品質にこだわるドイツのマーケットを重視しているのも特徴です。
GAP 1977
1977年デザインのヴィンテージバイク風のモデル。ロードスポーツはもちろん、街中にも溶け込む美しいクラシックバイクです。コンポーネントもシルバーパーツでまとめ、変速レバーはWレバーを採用、クラシカルな雰囲気がしっかりと残っています。走りの要となる足回りにおいても、パナレーサー製の25Cタイヤと信頼できるパーツを採用。スキンサイドがヴィンテージデザインに一役買っています。
- 参考価格:TRICOLORE 98,000円(税別) BLACK、WHITE 95,000円(税別)
- カラー : BLACK、WHITE、TRICOLORE
- サイズ: 480mm、500mm、520mm、540mm
- フレーム素材:クロモリ
- メインコンポーネント:Shimano CLARIS
- 重量:10.2kg
LINK: GAP1977|BASSO
JAMIS(ジェイミス)
1979年、フロリダ州で誕生したJAMISは、米国内において最も古い創業者が保有する総合スポーツバイクブランドです。1985年には現在のMTBの原型と言えるDAKOTAを発表し、現在もMTBは幅広いラインナップを誇り、ロードバイクやクロスバイクにおいてもアドベンチャーライクなバイクづくりを得意としています
VENTURA A2
アルミフレームにカーボンフォークを組み合わせて軽さと快適性を両立した扱いやすいモデルです。リアステーのダボ穴は、後から荷台や泥除けを装着できるため、ツーリングやロングライドに活躍します。タイヤ幅は28Cで、メインコンポーネントはShimano CLARISを採用しています。質実剛健なJAMISらしく乗り手を選ばない初心者におすすめできる1台です。
- 参考価格:97,000円(税別)
- カラー : Ano Midnight Sky、Ano Palladium
- サイズ: 51cm、54cm
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:Shimano CLARIS
- 重量:10.2kg
LINK: VENTURA A2|JAMIS
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SCOTT(スコット)
スコットはスイスに拠点を置くスポーツ総合メーカー。現在でもスキー用品が有名なスコットですが、カーボンバイクを一貫生産できる自社ファクトリーを持ち、プロレースシーンへも積極的に参加する本格ブランドです
SPEEDSTER 40
SCOTTのアルミロードバイクシリーズ、SPEEDSTERのエントリーモデルです。タイヤにはSchwalbe Lugano 700x28Cを採用しており、太いタイヤのおかげでクッション製が向上しています。レーシングブランドらしいキビキビとした走りを実現するフレームと、ロングライドにも対応するパーツ構成が組み合わせられており、汎用性が高いモデルといえるでしょう。
- 参考価格:95,000円(税別)
- カラー : -
- サイズ: XXS/47、XS/49、S/52、M/54、L/56
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:Shimano CLARIS
- 重量:10.45kg
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LOUIS GARNEAU(ルイガノ)
ルイガノはカナダのケベックに本社を構える総合自転車ブランド。「家族みんなに、ルイガノ」をコンセプトに子供から大人まで、家族みんなで楽しめる自転車ラインナップを取り揃えています。
創業者はサイクリストでもあると同時にアーティストでもあり、バイクにもデザイン性の高さが見て取れます。初めてのスポーツバイクでも身構える必要がないカジュアルさも魅力のひとつ。
MULTIWAY700
グラベルバイクの走破性に、通勤通学に特化したマルチウェイのDNAを融合させた全く新しい概念のアーバンバイクです。純粋なスポーツライドを極めるロードバイクというよりは、日常使いから荷物を積んだ冒険までマルチに楽しむために作られました。スムーズで確実に変速できるShimano SORAコンポーネントをベースに、雨天時や荒れた路面でもスピードコントロールがしやすいディスクブレーキ、常時点灯式のLEDランプヘッドにフェンダーまで標準装備されています。さらに幅広い路面に対応するスモールブロックタイヤには耐パンク機能も。スタイリッシュな見た目と、実用性に富んだスペックが魅力の1台です。
- 参考価格:99,800円(税別)
- カラー : LG MATTE GRAPHITE、LG MATTE KHAKI
- サイズ: 490mm、510mm、530mm
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:Shimano SORA
- 重量:12.5kg(510mm)
LINK: MULTIWAY700|LOUIS GARNEAU
GT(ジーティー)
GTの生みの親であるゲーリー・ターナーは、トランペットやトロンボーンのような高度な溶接技術を必要とする楽器の修理職人でした。1973年、息子のためにクロモリ製のBMXレーサーを作り、それがブランドの原点となりました。80年代後半からMTBも扱うようになり、現在はロードやグラベルロードをラインナップに加えています。
GT ROAD SPORT
エントリーモデルながらもGTらしさが随所に詰まっています。最大の特徴であるトップチューブとシートステー、シートチューブが織りなす「トリプルトライアングル」形状は快適性の向上と剛性のアップを実現。機械式のディスクブレーキを採用し28Cタイヤと組み合わせることで、高い安定感と制動力を確保しており、雨天時や荒れた路面でも安定した走りを楽しめます。ワイドなギア比設定も◎
- 参考価格:99,800円(税別)
- カラー :ブルー
- サイズ:XS(47)、S(49)、M(51)
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:Shimano CLARIS
- 重量:10.47kg(Mサイズ)
LINK: GT ROAD SPORT|GT
もうちょっと頑張れば買えるロードバイク
番外編として予算にもう少し、あともう少し金額を足せば手が届くロードバイクを紹介していきます。具体的にはプラス1〜3万円程度で購入することができるモデルです。
エントリーロードバイクを選びつつも「レースを見据えている」「長く楽に乗りたい」「もう少しだけこだわりたい」というような人におすすめです。
また性能面や見た目でも少しの予算追加で一気にレベルアップするのがこの価格帯の特徴でもあります。後からいろいろ手を加えるよりは最初からある程度のグレードのものを買っておいた方が結果として費用を抑えられた!といったケースも多々ありますので、参考にしてみてください。
GIANT|CONTEND AR 3
序盤で紹介したGIANTのオールラウンドロードバイクシリーズ「コンテンド」の「AR」に手が届きます!ARは32Cタイヤによる高い汎用性が特徴です。通勤から通学、ロングライドやツーリングまで幅広く対応してくれるでしょう。38Cタイヤまで装着することができるフレーム設計や、前後12mmスルーアクスルにフラットマウントディスクブレーキ、ShimanoSORAコンポーネント搭載、ワイドなギア比といった実用的な機能が盛り込まれたコストパフォーマンスの高いモデルです。
- 参考価格:125,000円(税別)
- カラー:ガーネット
- サイズ: 410(XS)、445(S)、480(M)、515(ML)mm
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:Shimano SORA
- 重量:10.1kg
LINK:CONTEND AR 3|GIANT
MERIDA|SCULTURA 200
MERIDAの中でも特に人気の高い「SCULTURA」シリーズのディスクブレーキモデルです。MERIDAならではの高品質な塗装と溶接の仕上がりを持つアルミフレームにカーボンフォークを採用。さらにコンポーネントはShimano SORAを採用し、高い耐久性と操作性を確保しています。アルミフレーム、ディスクブレーキでありながら10kgを下回っている点も評価できます。
- 参考価格:129,900円(税別)
- カラー:SILK GREEN(BLACK)、WHITE(BLACK)
- サイズ: 44cm、47cm、50cm、52cm、54cm
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:Shimano SORA
- 重量:9.7kg(47cm)
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FELT|VR60
FELTは、優れた研究技術と開発力、レースシーンで獲得したさまざまなノウハウを活かした質実剛健なバイク作りで、世界的にも高い評価を得ています。VR60はFELTラインナップの中でもオールラウンドバイクに分類され、汎用性の高さが人気のモデル。ディスクブレーキを採用することで高い制動力と安定性を確保しつつ、シートステーやシートチューブの設計を見直し、乗り心地も向上させています。パーツ類も確かなもので構成されているので、安心して自転車ライフを送ることができます。長く使えるモデルを探している人にぴったりです。
参考価格:118,000円(税別)
カラー :グロウグリーン、ピューター
サイズ: 43、47、51、54、56
フレーム素材:アルミ
メインコンポーネント:Shimano CLARIS
重量:10.57kg
LINK: VR|FELT
TREK|Domane AL 3 Disc
軽いアルミフレームにDomane カーボンフォーク、フェンダー用マウント、チューブレスレディリム、Shimano SORAコンポーネント、32Cタイヤと最新スペックが盛り込まれたコストパフォーマンスの高いモデルです。数万円の追加予算でこれが買えるのであれば、個人的には是非頑張って予算をアップして欲しいと思います。乗り味としては安定性と快適性が際立っており、ゆったりとマイペースで走る人にもってこいです。ロードバイクを始めたばかりの人にとっては末長く付き合うことができる1台になること間違いなしです。
- 参考価格:125,000円(税別)
- カラー :Lithium Grey/Trek Black、Crystal White/Matte Trek Black
- サイズ: 44、49、52、54、56、58
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:Shimano SORA
- 重量:10.54kg(56サイズ)
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FUJI|NAOMI
日常のライフスタイルに溶け込むバイク作りが得意なFUJIらしい都会的なグラフィックが目を引くモデルがこのNAOMIです。溶接箇所が丁寧に処理されたホリゾンタルフレームは、各ケーブルがフレームに内蔵され見た目がとてもすっきりしています。随所に軽量パーツを用いることで重量が9kgを下回っているのも注目したいポイントです。ロードバイクの走行性能とスタイリッシュなデザインのどちらも欲しい人におすすめできるモデルです。
- 参考価格:115,000円(税別)
- カラー :Matte Gunmetal , Copper , Ice White
- サイズ: 42cm、46cm、49cm、52cm、54cm、56cm
- フレーム素材:アルミ
- メインコンポーネント:Shimano SORA
- 重量:8.9kg
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まとめ
ALL10万円以下ということで一通り紹介させていただきました。メーカーやモデルによって見た目から雰囲気、パーツ構成、設計が違うのが伝わったでしょうか?選ぶのが大変ではありますが、お気に入りの1台を見つける時間というのもワクワクしちゃいます。
自転車の世界は奥深く、さまざまな楽しさが待っています!今回は長く安心して乗ることができるモデルを集めています。この記事をきっかけに、自転車の世界へ飛び込んでいただければこれ以上に嬉しいことはありません!
お待ちしています。
Twitter: 神楽坂つむり
Blog: つむりの悠々自適ライフ
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WRITTEN BY神楽坂つむり
ブログ「つむりの悠々自適ライフ」の管理人 大学時代に自転車と出会い、暇があれば各地をツーリングする日々。 最近では海外旅にも挑戦中。機材ネタや旅のノウハウ、旅レポートを執筆中。 http://tsumuri5.com/