ロードバイク初心者におすすめの自転車イベント13選
ロードバイクやクロスバイクで近場を走ったり、週末はロングライドにでかけたり。さらなる楽しみを発掘するならイベント参加はいかがですか?
「自転車イベント」と言っても、レースからロングライドまで意外と種類があります。今回は初心者でも気軽に参加できる、“はじめてのイベント”特集です。
目次
自転車イベント(サイクルイベント)ってどんなものがあるの?
自転車イベントをざっくり分けると主にレース系とロングライド系があります。
- レース系
主にスピードを競うイベントで、基本的な集団走行のマナーとスキルを身につけていることが求められます。- ヒルクライム:峠や山のあるコースをどれだけ速く走れるかを競う
- エンデューロ:周回コースを走り、決められた時間で何周回できるかを競う
- クリテリウム:周回コースを走り、決められた周回数をどれだけ速く走れるかを競う
- ロードレース:決められた公道など舗装路のコースを走る速さを競う
- ロングライド系
決められた時間内の完走が目的です。イベントによっては、平地ばかりでなく坂や山などの登りの区間がコースに含まれることもあります。- ロングライド:100km以上の距離を走るイベント
- グランフォンド:主に山岳が含まれたコースを走るロングライド
- センチュリーライド:主に160kmを8時間で走ることを目的としたロングライド
- ブルベ:長距離を制限時間内での完走を目的とするイベントで、主に200km、300km、400km、600kmの距離タイプに分かれる
初心者の場合、きれいな景色や地元のグルメが楽しめるロングライドか、斜度が緩めで高低差の少ないヒルクライムイベントが参加しやすいでしょう。大体のサイクルイベントには、初心者向けに距離が短く高低差の少ないコースが用意されています。
ロングライドのイベントには、飲み物や軽食が補給できるエイドステーションがコース上にいくつか用意されていて、地元の名産品やスイーツなどを楽しみながら走ることができます。
イベントの準備に。グループライドのススメ
「50km、100kmなんて走るのはまだ不安」「ヒルクライムをやってみたいけど、どこに行けばいいの?」そんな方は、ショップやSNS等のグループ走行会(グループライド)をチェックしてみてください。
ショップ以外でも初心者向けにスキルアップができるような走行イベントを有料で開催しているところもありますので、探してみるのも一案です。
探し方はこちらをチェック!
グループライドの選び方
多くのグループライドは初心者向け・中級者向けなど、レベルが設定されているはずです。自分のレベル感を知るポイントは3つ。
- これまで走ったことのある最長距離
- 普段、平地を走る速度
- 坂や峠の経験の有無
この3点を基準として、今の自分に最適な走行会を探してみてください。
参考までに、首都圏で参加できる走行イベントを3つピックアップしてご紹介します。
【リンケージサイクリング】ポタサイクリングにヒルクライム入門も
FRAMEでもたびたび初心者向けの解説をしている田代恭崇さんのショップ「リンケージサイクリング」では、スポーツバイクの体験サイクリングから初心者向けに「ポタサイクリング」、「ヒルクライム入門」など、まだスポーツバイクに慣れていない方でも安心して参加できるプログラムが用意されています。
「ポタサイクリング」では走行スピードの目安を20km/hとし、ライディングフォーム、バランスの取り方、急ブレーキのかけ方やバイクコントロールなどの練習もします。
例えば、「入門ポタサイクリング40km 牧場ジェラート&石窯ベーカリー」というイベントでは、グルメも楽しみながらライドスキルを身につけられるようなプログラム構成。距離も40kmから、60km、80kmのイベントが用意されていて、徐々にレベルアップできるようになっています。
他にも登りの走り方のコツが覚えられるヒルクライムの入門コースや、ライドに慣れてきた方のためのフィットネスサイクリングなどもあります。
LINKAGE CYCLING
LINK:LINKAGE CYCLING
【奥武蔵自転車旅行社】初めての100km、ヒルクライム挑戦に
埼玉県の越生や奥武蔵グリーンラインなどをベースに、気軽に参加できるイベントを開催している奥武蔵自転車旅行社。「はじめての100km」や「はじめてのヒルクライム(初級編)」など、スポーツバイクに慣れてきた方が挑戦したいイベントが用意されています。
出典:奥武蔵自転車旅行社
イベントの定員は10~15名程度でガイドは2名以上、更にサポートカーが付きますので、脚力に不安がある方でも安心して参加することができます。
他にもグルメサイクリングやヒルクライム中級編、上級編もあります。
ABC3(ABCキュービック)
LINK:奥武蔵自転車旅行社
【シクロパビリオン】目標の峠に挑戦!登りのスキルを身につけたい方に
埼玉県にあるシクロパビリオンは、エキップアサダが母体の総合サイクリングステーションで、「シクロクラブ」というクラブ員向け(登録無料)にときがわ町や秩父方面へのライドイベントを多数行っています。
ヒルクライム初心者を対象にした「ヒルクライム入門」のイベントは全3回で、毎回目標とする峠や坂があり、登る前にはペダリングなどのレクチャーが行われます。1回目から3回目まで徐々にステップアップできるような内容になっており、3回目には有名な白石峠に挑戦します。
対象は50km以上のサイクリング経験者で、登りは各自のペースで上がるので焦らずに登ることができます。入門編の後は、初級山岳ヒルクライム、中級山岳ヒルクライム、上級山岳ヒルクライムと、次のレベルのヒルクライムサイクリングに挑戦できるようになっています。
シクロパビリオン
LINK:シクロパビリオン
【目的別に選べる】初心者向けサイクルイベント13選
今回はサイクルイベントの初心者の方向けに、グルメや絶景が楽しめるイベントや、気軽に参加できるヒルクライムイベントなどを幾つかご紹介します。
※2019年開催の詳細が決まっていないイベントは2018年開催時の情報です。
グルメを楽しめるサイクルイベント
初心者でも参加しやすい、「サイクリング×美味しいもの」を楽しむグルメライドから見ていきましょう!
うつのみやサイクルピクニック(栃木県)
ジャパンカップで有名な自転車のまち、栃木県宇都宮のサイクリングイベントで、初心者から上級者まで楽しめます。2018年の第10回大会では、キッズ&ファミリー向け15kmのコースから、中級者向けに65kmコース、75kmコース、上級者にはジャパンカップの古賀志山を登る100kmコースが用意されました。地元のチーム「宇都宮ブリッツェン」や「那須ブラーゼン」の選手たちと一緒に走ることもでき、エイドステーションでは宇都宮餃子やとちおとめ、鮎おにぎりなど地元のグルメも楽しめます。
イベント種別:ロングライド
開催日:2019年4月14日
会場:宇都宮市ろまんちっく村(宇都宮市新里町丙254番地)
種目&参加費:
- キッズ&ファミリー15kmコース(初心者向け):参加費:一般3,000円/小・中学生1,500円 ※未就学児不可
- Enjoy65キロコース(中級者向け):一般(含高校生)5,000円/小学生(4年生以上)・中学生2,500円 ※小学3年生以下不可
- More Ride 80キロコース(中・上級者向け):一般(含高校生)6,000円/中学生2,500円 ※小学生不可
- ジャパンカップチャレンジ100キロコース(上級者向け):一般(含高校生)7,000円/中学生3,500円 ※小学生不可
申し込み:スポーツエントリー
十勝中札内グルメフォンド(北海道)
北海道の十勝中札内ファーム街道で開催される、日本一おいしいサイクリングイベントを目指しているグルメフォンドです。コースは初心者向けに30kmコースから、80kmコース、130kmコースまで用意されていて、短いコースではクロスバイクやミニベロでの参加者も多いです。ゴール後には参加者全員で「BBQ大会」(参加費込)が催され、イベント終了後にもお楽しみがあります。
▲ゴール後の大BBQ大会
出典:第五回 十勝中札内グルメフォンド
イベント種別:ロングライド
開催日:2019年7月13日(前夜祭)、7月14日(開催日)
申込み期間:2019年1月24日(木)〜2019年6月30日(日)
会場:中札内農村休暇村 フェーリエンドルフ(北海道河西郡中札内村)
種目&参加費:
- 南十勝縄文ロード/30km:5,500円
- 南十勝縄文ロード/80km:7,500円
- 南十勝縄文ロード/130km:8,500円
- 前夜祭(17:00~):3,000円
※参加費には7/14のBBQ大会の料金も含まれます。小学生の参加は保護者同伴(同伴者の申し込みは別途必要)
申し込み:スポーツエントリー、JTBスポーツステーション
その他サービス:
- ドイツ風コテージ・フェーリエンドルフの宿泊オプション有
- グランピングテントヴィレッジを「選手村」として提供
- 電動アシスト自転車「MIYATA E-BIKE」レンタル有(先着10台、レンタル料6,000円)
十勝中札内グルメフォンドについてはこちらもどうぞ
LINK:十勝中札内グルメフォンド
ツール・ド・東北(宮城県)
東日本大震災の復興支援の一環として2013年から毎年開催されている自転車イベントです。三陸の景観を楽しめるコースが多彩で、地元のグルメを楽しめるエイドが充実しており、大変人気があります。第7回となる2019年度は、エントリーを抽選方式で実施、一般ライダーの走行は2日目に集約されます。
コースの詳細は3月中旬に発表となりますが、昨年の「牡鹿半島チャレンジグループライド」「奥松島グループライド&ハイキング」「南三陸ワンウェイフォンド」の3コースを休止し、新たに「仙台発奥松島グループライド」が設けられ、計6コースで実施されます。
詳細にもよりますが、距離を考えるとこの「仙台発奥松島グループライド」や、石巻発65km「女川・雄勝フォンド」が初心者にはおすすめです。
イベント種別:グランフォンド
※一般ライダーの走行は2日目の15日(日)に集約して実施
申込み期間:
- 4月16日(火)エントリー開始:石巻発210km「気仙沼フォンド」/石巻発170km「南三陸フォンド」
- 4月17日(水)エントリー開始:石巻発100km「北上フォンド」/石巻発65km「女川・雄勝フォンド」/気仙沼発100km「気仙沼ワンウェイフォンド」
- 5月中旬エントリー開始:「仙台発奥松島グループライド」
メイン会場:石巻専修大学
種目&参加費(2018年開催時、税込):
2018年9月15日(土)スタート
仙台発グループライド&クルージング(ライド60km、クルージング約1時間):一般16,200円
奥松島グループライド&ハイキング(ライド70km、ハイキング560m):一般9,720円
牡鹿半島チャレンジグループライド(100km):一般9,720円
2018年9月16日(日)スタート
南三陸ワンウェイフォンド(50km):一般8,640円
女川・雄勝フォンド(65km):一般8,640円
北上フォンド(100km):一般10,800円
気仙沼ワンウェイフォンド(100km):一般11,880円
南三陸フォンド(170km):一般14,040円
気仙沼フォンド(210km):一般18,360円
※応”縁”ライダー:大会を継続開催向けに、エントリー料の一部がツール・ド・東北の運営費となるエントリー枠。各種特典あり。
※優先出走ライダー:「ツール・ド・東北 2017」で「クルー」として従事された方と応”縁”ライダーだった方向けの優先エントリー枠
※東北枠ライダー:東北地域にお住まいの高校生以上の方(抽選販売のみ)
※親子ライダー:中学生のお子さまと保護者の方が2名1組で申し込める枠(エントリーは2名分の料金が必要)
※ハンドバイクライダー:ハンドサイクルで出走される方と、ハンドサイクル以外で出走可能なサポートライダーの方が2名1組で申し込める枠
※キャンプセット:CAMP VILLAGEでの宿泊と、一般ライダーをセットした申し込み枠(一区画最大4名まで宿泊が可能)
申し込み:JTBスポーツステーション
その他サービス:仙台空港発着の航空便を利用しての参加が条件の「仙台空港利用促進枠」あり。
会場で自転車の受取・発送ができる西濃運輸のカンガルー自転車イベント便有
ツール・ド・東北についてはこちらもどうぞ
LINK:ツール・ド・東北
ザ・グルメフォンド軽井沢~スイーツ~ 軽井沢町内34.1km(長野県)
浅間山麓を走る山岳ライド「グランフォンド軽井沢」の前日に開催される、グルメを楽しむサイクリングイベントです。自転車やヘルメットをレンタルして手ぶらで参加できるプラン(有料)のほか、カップルで乗れる二人乗り用のタンデム自転車をレンタルして参加できる「ザ・タンデムフォンド軽井沢」もあります。
2019年のグランフォンド軽井沢には、初心者向けに50kmの「エンジョイ軽井沢」コースも新設されました。
イベント種別:サイクリング
開催日:2019年5月11日(土)
申込み期間:2018年5月31日(木) ~2019年4月15日(月)
会場:軽井沢プリンススキー場前(長野県軽井沢町)
種目&参加費:
- ザ・グルメフォンド軽井沢~スイーツ~ 軽井沢町内34.1km:6,800円、自転車・ヘルメットをレンタルする場合8,300円 ※小学生以上。但し小学生は保護者の同行が必要
- ザ・タンデムフォンド軽井沢~スイーツ~ 軽井沢町内34.1km:13,600円(2名) タンデム自転車、ヘルメットのレンタル料金を含む。視覚障害者の方の参加可能 ※小学生以上。但し、1名は高校生以上
申し込み:ローソンDo!スポーツ、スポーツエントリー
その他サービス:自転車やヘルメットをレンタルして参加できるプラン有
ザ・グルメフォンド軽井沢についてはこちらもどうぞ
LINK:グランフォンド軽井沢
那須高原ロングライド(栃木県)
那須ブラーゼンや宇都宮ブリッツェンの選手たちと一緒に走れたり、数・質共にレベルの高いエイドで大人気の「那須高原ロングライド」。初心者には35kmコースか長い登りのない55kmコースがお勧めです。
那須高原ならではのエイドが楽しめますので、ゆくゆくはうなぎの入ったおにぎり(うなぎり)や南ヶ丘牧場のソフトクリームのエイドがある獲得標高が多い中級・上級コースにチャレンジしてみたいところです。
イベント種別:ロングライド
開催日:2018年7月8日(日)(2019年開催日未定)
申込み期間:4月21日(土) 20:00 ~5月27日(日) 24:00
会場:栃木県那須町文化センター(那須郡那須町大字寺子乙2567-10)
種目&参加費(2018年開催時):
- ファミリー35(約35km)【初心者・ファミリー】:大人5,000円/小中高生3,000円 ※小学生は保護者の同伴が必要
- エンジョイ55(約58km)【初・中級者】:大人6,000円/小中高生3,000円 ※小学生は保護者の同伴が必要
- チャレンジ70(約70km)【中・上級者】:大人7,000円/中・高校生4,000円
- 芭蕉苦行75プラス(約75km)【中・上級者】:大人7,000円/中・高校生4,000円
- 那須DAKE80(約80km)【上級者】:大人8,000円/中・高校生4,000円
- ヒルクライム100(約107km)【上級者】:大人9,000円/中・高校生4,500円
- 前夜祭:一般2,000円/小学生1,000円/未就学児無料
申し込み:スポーツエントリー
その他サービス:バイク輸送&前夜祭参加プラン有り
LINK:那須高原ロングライド
南魚沼グルメライド(新潟県)
米どころであり、八海山の地酒で知られる南魚沼で開催されるグルメライドです。2018年には第5回大会が催され、走って観て食べるイベントとして人気があります。
スタート前から朝食エイドがあり、イベント中のエイドでは米粉で作ったカレーうどんや、地元南魚沼産こしひかりと「つなんポーク」の焼肉プレート、八海山の甘酒や地元のスイーツなどが振る舞われ、グルメライドならではの食べる楽しみが用意されています。短い坂などのアップダウンがある65kmコースや100kmコースがあります。
イベント種別:ロングライド
開催日:2018年9月30日(2019年開催日未定)
申込み期間:2018年6月9日(土) ~2018年8月19日(日)
会場:八色の森公園(新潟県南魚沼市浦佐5483-1)
種目&参加費(2018年開催時):
- グルメライド65km:6,500円
- グルメライド100km:8,500円
※小、中学生は保護者同伴が必要。(※同伴者別途申込み必要。同伴対象者1名に付き、同伴者1名)
申し込み:スポーツエントリー
南魚沼グルメライドについてはこちらもどうぞ
LINK:南魚沼グルメライド
スポニチ佐渡ロングライド210(新潟県)
佐渡島(さどがしま)の海岸線をぐるりと一周する大人気の佐渡ロングライド。
島を一周する210kmコースは100km以上のイベント完走経験が必要ですが、初心者には「佐渡観光グルメライド45」や島の北側の海岸線を走る100km、130kmなどのコースが用意されています。
佐渡観光グルメライド45では、最初のエイドで「わかめそば」や甘いものなどを楽しみ、自転車を預けて佐渡金山や博物館などを観光することができます。また、100km、130kmコースでは最大斜度11%の「Z坂」や「大野亀坂」などの坂を登ってからの絶景を楽しみつつ、スイーツステーションのある入崎エイドや両津の弁当エイドを楽しむことができます。
佐渡島までは直江津港や新潟港からカーフェリーでのアクセスになりますが、他にも首都圏や大阪からの直行バスツアーが用意されていて、アクセスも安心です。
イベント種別:ロングライド
開催日:2019年5月18日(土)受付・EXPO/19日(日)受付・大会当日
申込み期間:2019年2月1日(金)〜2019年3月29日(金)
会場:河原田小学校グラウンド(新潟県佐渡市)
種目&参加費:
- 歴史遺産と郷土の味で知る佐渡島45kmを巡る史跡探訪コース:一般5,000円/小中学生2,000円/タンデム一般10,000円(2人分)
- 両津港着で佐渡島100kmを快走する入門コース:一般7,000円/小中学生3,500円
- 佐渡島の里山130kmを横断する半周コース:一般8,000円/小中学生3,500円
- サドイチ210km挑戦コース(申告タイム別に3つに振り分け):一般10,000円/小中学生3,500円
※小学生は保護者同伴(別途申込要)
申し込み:スポーツエントリー
その他サービス:首都圏発着佐渡直行バスツアー3日間、関西大阪発着佐渡直行バスツアー3日間有り
LINK:スポニチ佐渡ロングライド210
絶景を楽しめるサイクルイベント
イベントの華はグルメだけではありません。疲れが一気に吹きとぶ、絶景を楽しみにイベントをチョイスするのもオススメです。
美ら海オキナワCentury Run(沖縄県)
寒い冬の1月に、気候の温暖な沖縄で青い海の絶景を楽しみながら走るイベントです。2019年大会は既に終了してしまいましたが、来年の参加に向けて今から準備しておくのはいかがでしょうか?
コースは初心者や女性にも楽しめる平坦メインの45kmコースから、初めての100kmとしても最適な海沿いの平坦中心に走る100kmコース、3つの橋からの絶景を楽しむ160kmコースなどが用意されています。
また、飛行機輪行に自信のない方のためにレンタサイクルのサービスもあります。
イベント種別:センチュリーライド
開催日:2019年1月19日(土)、1月20日(日)
申込み期間:2018年9月1日(金) ~2018年11月30日(金)
会場:恩納村ふれあい体験学習センター(沖縄県国頭郡恩納村字恩納5973)
種目&参加費:
- 1/19(土)ホテルランチバイキング付き美ら島めんそーれコース(45km):一般9,500円 ※小学4年生以上
- 1/20(日)美ら島シーサイドコース(108km):一般10,500円 ※中学生以上
- 1/20(日)美ら島センチュリーコース(167km):一般11,500円 ※高校生以上
※1/19、1/20の2日間参加者には、2日間通し割あり
※小学生の参加は保護者同伴
申し込み:JTBスポーツステーション、スポーツエントリー、参加申し込み受付店舗店頭(沖縄県内)
アルプスあづみのセンチュリーライド(長野県)
北アルプスの絶景を眺めながらサイクリングを楽しめることで人気のあるアルプスあづみのセンチュリーライド。イベント開催は10年目を迎え、例年5月に行われていましたが、あまりの人気のために4月(桜のAACR)と5月(緑のAACR)の2回に分けて催されることになりました。(多くの方が参加できるよう、両方エントリーすることはできません)
※2019年度のエントリーは終了しています。
4月開催の桜のAACRには新たに80kmコースが追加され、他にも100km、150kmの全部で3つのコースが用意されています。
5月開催の緑のAACRでは、80km、120km、160kmコースが用意されています。往路は80kmのサイクリング、復路はサイクルトレインで戻ってくるカテゴリーもあります。
サポートカーやサポートライダーが待機しているため、万一イベント走行中にトラブルがあっても安心して参加できます。
イベント種別:センチュリーライド
開催日:
- 桜のアルプスあづみのセンチュリーライド(桜のAACR):2019年4月21日(日)
- 緑のアルプスあづみのセンチュリーライド(緑のAACR):2019年5月26日(日)
申込み期間:
- チャリティーエントリー先行申込:2019年1月7日(月)18:00~1月14日(月)23:59
- スペシャライズドオーナー先行申込(緑のAACRのみ):2019年1月7日(月)18:00~1月14日(月)23:59
- 一般申込:2019年1月19日(土)10:00~1月31日(木)23:59
会場:国営アルプスあづみの公園、梓水苑(しすいえん)(長野県松本市)
種目&参加費(一般申込):
桜のAACR:
- 80km:高校生以上10,000円/小中学生5,000円
- 100km:高校生以上10,000円/小中学生5,000円
- 150km:高校生以上10,000円/小中学生5,000円
緑のAACR:
- 80㎞:高校生以上10,000円/小中学生5,000円
- サイクルトレイン:高校生以上14,000円/小中学生9,000円
- 120㎞:高校生以上10,000円/小中学生5,000円
- 160㎞:高校生以上10,000円/小中学生5,000円
- 160kmS組:小学生以上20,000円(スペシャライズドオリジナルグッズの料金が含まれます)
- 応援バス:中学生以上3,000円/小学生1,500円(バスの乗車、ランチ代等が含まれます、3歳以下は無料ですが申し込みは必要)
※桜のAACRと緑のAACRの両方の大会にエントリーすることはできません
※小中学生の参加の場合、成人の方と一緒にお申込ください。
※未成年者が参加する場合は、保護者の同意が必要です。
申し込み:RUNNET
その他サービス:新宿駅発着宿泊付バスツアー有。バスの乗車とランチ代が含まれた応援バスの申し込み有
LINK:アルプスあずみのセンチュリーライド
サイクリングしまなみ(広島県・愛媛県)
CNNで世界で最も素晴らしいサイクリングコースの一つとして選ばれた、サイクリストの聖地「しまなみ海道」を走れるサイクリングイベントです。高速道路を規制して開催されるため、普段走れない高速道路本線を走ることができ、しまなみ海道の絶景を楽しむことができます。
初心者やファミリーも楽しめる30kmのコースや、70kmの片道コース、「瀬戸内しまなみ海道」を往復するロングコースなど体力や技量に合わせて複数のコースが用意されています。30kmのコースではタンデム自転車や軽快車での参加も可能です。
エントリーは抽選の一般エントリーとプレミアムエントリーに分かれています。プレミアムエントリーは優先出走権があり、地元特産品やオリジナルサイクルジャージなどの特典があります。一般エントリーは5名までのグループでの申し込みもできます。
なお、開催は2年に1度のため次回開催は2020年になります。
イベント種別:サイクリング
開催日:2018年10月28日(日)(2020年開催日未定)
申込み期間:[プレミアムエントリー]4月25日(水)〜5月31日(木)〈先着順〉
[一般エントリー]5月9日(水)〜5月31日(木)〈抽選〉
会場:今治新都市第1地区(西瀬戸自動車道今治IC前)、来島海峡SA〈今治市〉、向島運動公園〈尾道市〉
種目&参加費(2018年開催時):
- A:IMABARI 70 尾道(向島)⇒今治〈片道〉(約70km/高速道路約13km):一般11,000円、プレミアムエントリー31,000円
- B:OMISHIMA 110 今治⇔大三島〈往復〉(約110km/高速道路約30km):一般11,000円、プレミアムエントリー31,000円
- C:COMPLETE SHIMANAMI 140 今治⇔尾道〈往復〉(約140km/高速道路約43km、船での移動約30分):一般14,000円、プレミアムエントリー34,000円
- D:ONOMICHI 70 今治⇒尾道〈片道〉(約70km/高速道路約43km):一般12,000円、プレミアムエントリー32,000円
- E:IKUCHIJIMA 110 今治⇔生口島〈往復〉(約110km/高速道路約35km):一般11,000円、プレミアムエントリー31,000円
- F:YUMESHIMA 70 今治⇒上島〈片道〉(約70km/高速道路約35km、船での移動約30分):11,000円、プレミアムエントリー31,000円
- G:OSHIMA 30 今治⇔大島〈往復〉(約30km/高速道路約8km):4,000円、小中学生2,000円
※A~Fコースは、高校生以上で、自己の責任で走行可能であり、出走コースと同距離程度のサイクリングイベントで完走経験がある方。
※Gコースは、小学校4年生以上で、自己の責任で走行可能である者。ただし、小・中学生は保護者・引率者などの責任者の同伴が必要(事前提出の誓約書に保護者・引率者の承諾を明記)
申し込み:スポーツエントリー
その他サービス:航空券と宿泊パッケージツアーあり。シャトルバス、サイクルトレインの運行予定あり
LINK:瀬戸内しまなみ海道・国際サイクリング大会|サイクリングしまなみ
気軽に参加できるヒルクライムイベント
ヒルクライム大会は基本的にタイムを競うのですが、今回ご紹介するのはタイムを気にせず完走目的でも参加できるイベントです。
嬬恋キャベツヒルクライム(群馬県)
普段は自転車で走れない群馬県嬬恋村の「万座ハイウェー」を走ることができるヒルクライム大会です。コースは19.8kmで標高差1,010m、平均勾配5.1%程度で急な勾配変化がないので、ヒルクライム初心者にも登りやすいコースになっています。
ゴール地点では甘いものやスープ、会場に戻った後にも地元の名産品が振るまわれ、上った後にもお楽しみが待っています。毎年変わる参加賞の他にも「嬬恋キャベツ」1玉がもらえます!
イベント種別:ヒルクライム
開催日:2019年9月1日(日)
申込み期間:
2018年10月25日~12月31日(”超”早割エントリー)
2019年1月1日~3月31日(早割エントリー)
2019年1月1日~8月2日(通常エントリー)
会場:嬬恋会館前(群馬県吾妻郡嬬恋村)
種目&参加費:
エキスパート・一般の部:9,200円→”超”早割エントリーは7,900円(12/31(土)迄)/早割エントリーは8,200円(3/31(日)迄)
ファンライドの部:3,000円、嬬恋村在住者1,000円
※エキスパートの部:大会と同条件のコースを75分以内に完走可能な方
申し込み:RUNNET、スポーツエントリー、LAWSON DO! SPORTS、スポーツナビDo、電話、嬬恋村内受付(嬬恋村観光案内所)
その他サービス:宿泊ホテルのフロントで前日受付が24時まで可能な「エントリー付きプレミアム宿泊プラン」有(西部トラベルのエントリーページ〈準備中〉)
LINK:嬬恋キャベツヒルクライム
ときがわ町サイクルフェスタ(埼玉県)
ヒルクライム大会ではありませんが、坂や峠を自分のペースで走ってみたい方向けのイベントです。白石峠があることで有名なときがわ町の坂を楽しめる距離26kmの「坂道チャレンジポタリング」から、距離36kmの初級、50kmの中級、74kmの上級などがあります。
コースにある複数のエイドでは、ジャンボフランクやトマトベリー、スティッキオのパスタなど地元のグルメが用意されています。
イベント種別:サイクリング
開催日:2019年4月7日(日)
申込み期間:2018年12月27日(木) ~2019年3月25日(月)
会場:埼玉県比企郡ときがわ町 川の広場(埼玉県比企郡ときがわ町大字玉川1353番地付近)
種目&参加費:
- 坂ポタ(坂道チャレンジポタリング)(約26km、最大標高差97m、獲得標高330m):4,800円
- 初級コース(距離36km、最大標高差370m、獲得標高760m):5,500円
- 中級コース(距離50km、最大標高差750m、標高差獲得標高1,450m):5,500円
- 上級コース(距離74km、最大標高差800m、獲得標高2,000m):5,500円
※参加費には保険料、昼食チケット料金が含まれています。
申し込み:スポーツエントリー
ときがわ町サイクルフェスタについてはこちらもどうぞ
LINK:ときがわ町サイクルフェスタ
富士の国やまなし Mt.富士ヒルクライム(山梨県)
通称「富士ヒル」、参加者10,000人規模を誇る日本最大級のヒルクライムレースです。コースは富士山のスバルラインの約25kmで平均勾配は5.2%、最大7.8%で99%の参加者が完走しています。
基本的にはヒルクライムレースなのでタイムを競うイベントですが、スタートが申告タイム順で脚力が近いメンバーと走れるということと、制限時間が3時間15分とたっぷりとってあるため、タイムに縛られることなく初心者でも完走目的で参加することが可能です。
スタートは過去の実績タイム順(初参加の場合は申告タイム)になります。前日に下山手荷物を預けられるようになり、より参加しやすくなりました。
イベント前日にはトークショーやステージイベントと共に「サイクルエキスポ」が開催されます。普段見られない程たくさんの自転車関連メーカーのブースがあり、買い物や試乗などを楽しめるのも魅力の一つです。
イベント種別:ヒルクライム
開催日:2019年6月9日(日)
申込み期間:2019年3月1日(金)20:00 ~ 3月31日(日)
会場:富士北麓公園(山梨県富士吉田市)
種目&参加費(2017年開催時):
- 富士ヒルクライム(約24km):19歳以上:10,000円、18歳以下:6,000円、海外エントリー:12,000円
- 富士ミニヒルクライム(約3km):4,000円 小学生以上(※小学3年生以下は保護者もエントリーのうえ、同伴で出場)
- タイムトライアル:3,000円 12歳以上
申し込み:インターネットエントリー(RUNNET登録が必要)
その他サービス:応援バスサービス有、前日下山荷物預かりサービスの実施
LINK:Mt.富士ヒルクライム
おわりに
自転車人気とともにサイクルイベントも全国でたくさん開催されるようになりました。今回はそのほんの一部ですが、初心者の方でも参加できるコースが用意されているイベントをご紹介しました。2019年開催のイベントは既にエントリーが開始されているものもありますので、気になった方は各イベントの紹介サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか?