日常の足代わりになってくれる便利な自転車ですが、外出先でパンクなど故障したらどうなるのでしょうか?そんなときには、自転車保険に付帯してあるロードサービスが活躍してくれます。しかし、外出先での故障は稀なことだと考えて、ロードサービス付きの自転車保険を検討していない人も多いと思います。

しかし、ロードサービスを要請するのは稀なケースばかりでなく、電動アシスト自転車のバッテリー切れや、タイヤのパンク、チェーン切れなどの故障によって自転車が動かせなくなり自分で運ぶには大変だという軽微なものから、自転車事故の際に救急車からロードサービスを要請するようなケースまで幅広くあるようです。また、子どもの自転車がパンクしたけど保護者は仕事で迎えに行けない場合に役立てたなどの声もありました。

au損害保険株式会社によると、ロードサービスを要請した原因の79%は故障によるもので、そのうち73%はパンクが原因で自力走行ができなくてサービスを利用したとしています。また、車種はロードバイクが51%と最多になっていますが、電動アシスト自転車などの普段使いする自転車の要請も多かったようです。電動アシスト自転車のバッテリー切れやタイヤのパンクやチェーン切れなどいざという時のためにロードサービス付きの保険を検討するのも良いかもしれませんね。

ロードサービスが付帯されている自転車保険

続いては、ロードサービスが付帯されている自転車保険についてご紹介します。ロードサービスだけでなく、その他の保証や保険料も合わせて確認しましょう。

au損保

サービス名Bycle
年齢制限0~74歳まで
個人賠償責任補償2~3億(コースによって異なる)
示談交渉代行あり
ロードサービス搬送距離50km
年間使用回数4回
保険料月々340円~ (コースによって異なる)

Y’s Road(ワイズロード)

サービス名Y’s Road自転車サービスパック
年齢制限なし
個人賠償責任補償1億
示談交渉代行あり
ロードサービス搬送距離50km
年間使用回数3回
加入料金1年補償 3,000円・2年補償5,000円

ZuttoRide CycleCall

サービス名CycleCall
年齢制限なし
個人賠償責任補償1億
示談交渉代行あり
ロードサービス搬送距離最長100km(コースによって異なる)
年間使用回数4回
年会費3,400円~(コースによって異なる)

自分に合った保険を選ぼう!

au損害保険株式会社によると、ロードサービスを要請した場所から搬送指定場所までの搬送距離を車種別にみる、とロードバイク乗用者では31%の方が11~20km以下の場所を指定しています。また街乗りの自転車では、72%の方が10km以下の場所を指定していると公表していることから上記3つの保険の搬送距離で問題ないのではないでしょうか?ご自身の使用頻度や用途、条件に合わせて保険を選ぶといいでしょう。