街中でよく見かける自転車13種とその特徴、用途
【2022年8月更新】日常的に乗られる方も多いであろう自転車。いわゆる「ママチャリ」だけでなく、「クロスバイク」、「ロードバイク」、「ピストバイク」など、色々な種類の自転車があります。しかし、1つ1つがどう違うかはいまいちわからないですよね。
この記事では、街中で見かけることの多い自転車とその特徴、用途について説明いたします。読めばきっと自転車に詳しくなれるはず!
目次
街乗りに適した自転車4種
まずは普段のお買い物や移動など、街乗りに適したタイプの自転車を4つご紹介します。
シティサイクル
普段街中で一番よく見るのがシティサイクル、いわゆるママチャリではないでしょうか。安価ながらも高性能で、老若男女問わず愛用者の多い自転車です。
電動アシスト自転車
上り坂を走るときや買い物から帰るとき、子どもを乗せるときに大活躍の電動アシスト自転車。最近は軽くてふらつきにくいモデルも多数販売されています。
スポーツ用途に特化した電動アシスト自転車「E-BIKE」も近年のトレンドです。
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折りたたみ自転車
小さくて持ち運びが簡単な自転車。車に載せるのはもちろん、バスや鉄道に持ち込み、いろいろな所でサイクリングを楽しむことができます。シティサイクルはもちろん、スポーツサイクルとして楽しめる折りたたみ自転車もたくさんあります。
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▼最近よく見かけるオシャレな自転車ブランド「Tern」についてはこちら!
ミニベロ
ミニベロは、20インチ以下のホイールを採用した大人用の自転車です。タイヤが小さいためストップや漕ぎ出しがスムーズで街乗りに向いている点や、デザインがさまざまでおしゃれなのが魅力的。こちらもカジュアルに楽しめるシティタイプから、走行性能を高めたスポーツタイプまで幅広く選ぶことができます。
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サイクリングにピッタリ、スポーツバイク7種
ここからは、長い距離をラクに走ることができるスポーツバイクについて解説していきます。
ロードバイク
ロードバイクは、舗装された道を走るのに最適化されたバイク。一般的にはタイヤが細く、ドロップハンドルが付いているバイクをこのように呼びます。
アルミやカーボンのフレームを使用しているので、軽量で上り坂もスイスイ。また、空力性能が高く、長距離を速く走るために最適の自転車です。
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クロスバイク
クロスバイクは、ロードバイクとマウンテンバイクの特徴をミックスさせた自転車です。タイヤは細いですが、ハンドルはまっすぐなフラットバーを採用しているため初心者でも乗りやすく、サイクリングにぴったりです。
5〜6万円台のものもあり、初めてのスポーツバイクにちょうどいい価格設定なのも魅力的です。
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▼ロードバイクとクロスバイクの違いとは?
ランドナー
ランドナーは、フランス発祥のツーリング車(旅用自転車)のことです。ハの字型ハンドルやクロモリ製フレーム、太めのタイヤなどを採用し、快適性を重視した設計が特徴です。そのため、キャンプや長旅にぴったりな自転車だといえます。
キャリアを付けたりして、荷物をたくさん運べるようにしている方も見かけます。
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マウンテンバイク
マウンテンバイク(MTB)は、舗装されていない砂利道や山道を走るための自転車です。太くごつごつしたブロックタイヤや、衝撃を和らげるサスペンション、悪天候でも安定した制動力を得られるディスクブレーキなど、悪路を走破するための装備が特徴。舗装路でもその性能を発揮するでしょう。
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グラベルロード
ここ数年、自転車界で人気なのがグラベルロード。マウンテンバイクと比べ、より高速で駆け抜けることを目的としたバイクです。
最近では「MTBのような耐ショック性能重視のグラベルロード」や、「悪路をより速く駆け抜けるためのグラベルロード」など、各ブランドから特徴的なモデルが数多く販売されています。
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シクロクロス
オフロードコースをぐんぐんと走破できるシクロクロスバイク。競技はもちろん、通勤・通学やツーリング、トレーニングまで幅広く使える自転車です。
▼ロードバイクやグラベルロードとの違い、その特徴は?
ファットバイク
ファットバイクは、極太のタイヤを装着した自転車です。街中で走っているのを目にすると、思わずじっと見てしまうぐらいに存在感バツグン。元々悪路を走るための自転車であることから、乗り心地が良いのが特徴です。
▼ファットバイクを体験できるスポットも!
クローズドコースを走るためのバイク2種
最後に、トラックやパークなどのクローズドコースを走るためのバイクをご紹介。条件を満たせば公道を走行することも可能です。
ピストバイク
トラック競技用の自転車として生まれたのがピストバイク。「ピスト」はフランス語で「トラック」(競走路)を意味します。
ディレイラーがなく、シングルスピード・固定ギアのモノが多いですが、公道を走行するためにはブレーキが必須です。
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BMX
東京2020オリンピックでもレースが実施され、話題となったBMX。小さめのホイールと特徴的なハンドルの形状が特徴的で、基本的にはパークで走るためのバイクです。
前後ブレーキ・ライト・リフレクターを装備すれば公道を走行することもできます(※公道走行の条件をご確認ください)。
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まとめ
普段街中でよく見かける自転車だけでも、これだけ多くの種類があります。これ以外にも、世の中には珍しい自転車がたくさん。例えば、背もたれが付いていて、足を前に伸ばして漕ぐ「リカンベント」という自転車があります。
また、オシャレな自転車がいいという方には「ビーチクルーザー」という選択肢も。
さらには、子ども用自転車にもキックバイクなどたくさんの種類があります。
この機会に、奥が深い自転車の世界を覗いてみるのはいかがでしょうか。
【2015年6月公開、2022年8月更新】