【ビッケモブ】街で見かける人気の子ども乗せ電動アシスト自転車の特徴を解説
子ども乗せ電動アシスト自転車の購入を検討しているというパパやママ。たくさんある子ども乗せ電動アシスト自転車の中から、どれを選べばいいのか分からないということになっていませんか?
よく分からないけれど、先輩ママやパパが「ビッケモブ」に乗っている姿をよく見かけるので気になっているという方もいるかもしれませんね。
そう、ブリヂストンの「ビッケモブ」は、おしゃれなデザインと乗りやすさから人気を集めている子ども乗せ電動アシスト自転車です。
子ども乗せ電動アシスト自転車は高価なので、人気だからというだけでなく、自分たちにとっても乗りやすい特徴があるのか購入前にチェックしておきましょう。
ビッケモブの特徴
「ビッケモブ」は街中で見かけることも多い子ども乗せ電動アシスト自転車。どんなデザインかは分かるという方も多いのでは?
どことなくかわいいデザインと、ママやパパに好まれる豊富なカラー展開、これだけが魅力ではありませんよ。子育て中のママやパパにとってこれは助かる!という特徴がたくさん盛り込まれています。
今回は子育て中のママが、ママ目線でひとつずつ解説していきます。
またぎやすく乗りやすいデザイン
子どもを乗せることが大前提となる子ども乗せ電動アシスト自転車では、子どもを乗せるにはどうなのかと、子どもが関わる部分に注目して選びがちです。
けれど、子どもを乗せて運転するママやパパが乗りやすいかもとっても重要!
特に、身長が低いという方は乗り降りしやすいかという点を忘れずにチェックしなければいけません。
ブリヂストンだけでも子供乗せ電動アシスト自転車が何種類もありますが、中でもまたぎやすく乗り降りしやすいのが「ビッケモブ」です。
なぜまたぎやすいかというと、低床U字型フレームだから。低床設計であっても、フレームの形が違えばまたぎやすさも違ってきます。
またぐときに足がひっかかりにくいフレームの形にも注目してくださいね。
そして、このU字型フレームはまたぎやすいだけでなく、滑らかな曲線だから自転車に丸みが出てかわいいデザインになっています。
カラーバリエーションも豊富
カラーはオールドローズやモルベージュといったニュアンスカラー、人気カラーのホワイト、カジュアルなファッションにもマッチするブルーグレーやネイビーグレー、そして大人カラーのダークグレー。
好みの色や普段のファッションのテイストなど、色選びを楽しむこともできますよ。
前後でタイヤサイズが違う
「ビッケモブ」は前後でタイヤサイズが違うということに気づきましたか?「ビッケモブ」のタイヤサイズは、前輪が24インチ、後輪が20インチです。
タイヤのサイズが違えば見た目が変わるだけでなく、メリットとデメリットも変わってきます。
まず、タイヤサイズが小さいと安定感があり、子どもを乗せ降ろししやすいというメリットがあります。一方で、路面の影響を受けやすく段差に弱いというデメリットがあります。
タイヤが大きいと、このメリットとデメリットが逆になるということ。段差などの影響を受けにくくなりますが、安定感は劣り、子どもの乗せ降ろしはしにくくなります。
そこで、それぞれの良いところを取り入れつつデメリットをカバーできるのが、前後で違うタイヤサイズにする方法です。
前輪24インチのメリット
前輪に24インチを採用することで得られるメリットは主に以下の3つです。
- 長身のママやパパも乗りやすい
- 直進安定性が優れる
- 段差から受ける衝撃を抑えラクに乗り越えられる
後輪20インチのメリット
そして後輪に20インチを採用することで得られるメリットは主に以下の2つです。
- 安定感がある
- リヤチャイルドシートの高さを抑えて子どもの乗せ降ろしがラクになる
パワフルなアシスト!両輪駆動
電動アシスト付きではない通常の自転車であれば、ペダルを漕いだ力は後輪に伝えられ前に進みます。これを「後輪駆動」と呼びます。
そして、一般的な電動アシスト自転車はセンタードライブ方式。真ん中にモーターが設置されており、モーターがペダルを漕ぐ力をアシストしてくれています。このアシストにより、後ろから押してもらうようなスムーズさを得ることができます。
一方「ビッケモブ」は、このどちらにも該当しません。
前輪にモーターを備えた「両輪駆動」の電動アシスト自転車なのです。一般の自転車のようにペダルを漕いだ力は後輪に伝わり、モーターの力は前輪に伝えられます。
両輪駆動になることで前からも引っ張ってもらう感じでアシストされ、走る力がパワフル!坂道が多いエリアに住んでいる方や、子どもを乗せて走ることに体力的な不安を感じている方は特に「両輪駆動」には注目です。
下り坂もアシスト!モーターブレーキ
モーターのアシストによりスイスイ進むのは嬉しいけれど、下り坂までスイスイ進み過ぎては大変!けれど、その点は「モーターブレーキ」が解決してくれます。
左ブレーキを軽くにぎると前輪のモーターブレーキが作動してくれるので、下り坂も安心して乗ることができます。
バッテリーが長持ち!走りながら自動充電
電動アシスト自転車に欠かせないのがバッテリーの充電です。けれど、毎日必ず充電しないといけないなんてとても面倒!日々忙しいママやパパは、うっかり充電を忘れてしまうこともあるかもしれません。
できるだけ充電回数を減らしたいですよね。
「ビッケモブ」は「走りながら自動充電」機能を搭載しているから充電回数を減らすことができますよ。「走りながら自動充電」機能とは、走っている間にモーターが発電して、自動で充電がされるという仕組みです。
例えば、ペダルを止めたときや左ブレーキをかけたときなどに自動でモーターが発電してくれます。
知らないうちに発電してくれるから乗っている人はストレスフリーなのに、4日の走行で約1日分の充電がたまります。
こまめに充電するのは面倒という思いから充電回数を減らしたいけれど、バッテリーを長持ちさせるという点からも充電回数を減らした方がよいのはご存知ですか?
バッテリーの寿命は、製造からどれくらい時間が経っているかと、どれくらいの回数充電をしたかが関係します。自動充電機能は手間を省けるだけでなく、バッテリーの寿命を延ばすことにもつながりますよ。
ほぼメンテナンスフリー!ベルトドライブ
自転車にチェーンはつきものですが、「ビッケモブ」にはチェーンではなくカーボンベルトが採用されています。
カーボンベルトのメリットはサビない、外れない、注油もいらないということ。ほぼメンテナンスが必要なく、服が汚れる心配もいりません。
さらに、ペダリングが軽く音が静かなのも大きなメリットです。
たっぷり荷物が入る前カゴ付き
ママやパパが子どもと自転車に乗るときは、荷物がいっぱい!ということも多いはず。買い物の荷物や保育園の荷物に自分のバッグ。子どもだけでなくこれらの荷物も自転車に乗せなければいけないので、しっかりと荷物が入るフロントバスケットは重宝します。
「ビッケモブ」のフロントバスケットは幅41cm×奥行30.5cm×高さ23cm(上面)。この大きさなら、荷物の多いママやパパも安心です。
さらに、別売りの「おおきいフロントバスケットカバー」を装着すると高さを35cmまで伸ばすこともできますよ。
操作が簡単!スマートワンタッチパネル
外で子どもと一緒に過ごすときは、子どもから目を離せないし子どもの安全が第一ですよね。どんなこともササッとスマートに行うことがママやパパには必要なこと。
「ビッケモブ」のさまざまなスイッチは「スマートワンタッチパネル」に集められていて、アシストモードの切り替えもライトもボタンひとつで簡単に操作できます。
バッテリー残量はデジタル表示なので一目瞭然!分かりやすくシンプルな操作性は、スマートな行動が必要なママやパパをしっかりサポートしてくれます。
リヤチャイルドシート標準装備
子ども乗せ自転車を選ぶ際には、前乗せか後ろ乗せかを決めなければいけません。「ビッケモブ」にはリヤチャイルドシートが標準装備されているので、後ろ乗せタイプの自転車ということです。
リヤチャイルドシートの乗車可能範囲は2歳から小学校就学の始期に達するまでと決められているので、大前提として子どもが2歳以上になっていなければいけません。注意してくださいね。
標準装備のリヤチャイルドシートは成長に合わせて高さを調節できるフレキシブルヘッドガードを採用しています。子どもの成長は早いので、それに合わせてヘッドガードも高さを調節できると安心です。
身長が伸びるということは座高が高くなるだけでなく足も長くなるということ。足の窮屈さを感じさせないよう、フットレストは3段階に調整可能です。
肩と腰をしっかり固定する5点式シートベルトは、ベルトの長さ調節が簡単!さらに、バックルは自立するのでおしりの下敷きになることを防いでくれます。
ベルトの装着のしやすさは地味ながらも重要ポイントです。ときには嫌がる子どもを自転車に乗せなければいけないこともありますし、朝の忙しい時間には一分一秒を争うことも。
ママやパパのイライラも防止してくれる密かな重要ポイントです。
乗せ降ろしのしやすさは、地面からチャイルドシートまでの高さだけでなく、チャイルドシートに子どもを座らせやすいかも関係します。
抱っこをして乗せようとしても、足がひっかかってなかなか乗せられない……なんてことが想像できますよね。
子どもが座ったときに握るグリップバーが邪魔をして座らせにくいということはよくあるのですが、「ビッケモブ」の「ワイドオープン式グリップバー」は片側が大きく開くので子どもの足がひっかかりにくく、乗せ降ろしのしやすさに繋がります。
そしてもうひとつ、注目すべきは駐輪場でもぶつかりにくいコンパクト設計であること。
子ども乗せ自転車を選ぶ際に見落としがちなポイントなのですが、いつも利用する駐輪場でも問題なく収まるサイズかは確認しておかなければいけません。
特に、立体駐輪場を利用する方はチャイルドシートが大きすぎて駐輪場に置けないなんてミスが起こらないよう気をつけてくださいね。
乗せ降ろしも安心!テモトデロック2
右ハンドル付近のレバーでハンドルの回転をロックできる「テモトデロック2」。両手ともハンドルから手を離さずにロックすることができます。
駐輪時や子どもの乗せ降ろしの際にハンドルが回転して倒れることのないよう、ハンドルを固定できると安心です。
スーパーラクラクワイドスタンド
駐輪時の安定性に大きな働きをするのがスタンド。「スーパーラクラクワイドスタンド」は、幅広で安定感があり倒れにくいのが特徴です。
また、テコの原理でスタンドが立てやすく、スタンドを立てると自動的にスタンドロックもかかるので安全。
安定感のあるファットタイヤ
「ビッケモブ」のタイヤは、前後でサイズが違うだけでなく太さにも特徴があります。
前後ともに太さのある「ファットタイヤ」だから、乗り心地がよく安定して走ることができます。
けれど、前輪は後輪よりも少しだけ細めになっていて、駐輪場に入れやすい工夫もされていますよ。
施錠しやすい!BSロック8SS
自転車から降ろした子どもを抱っこしながらカギをかけなければいけない状況も多々あるかもしれません。そんなときも、鍵穴が上向きなら施錠・解錠がラク。
力を入れずに、腰を曲げずに施錠・解錠ができるからです。
幼児2人同乗(3人乗り)対応
前述したように、「ビッケモブ」はリヤチャイルドシートが標準装備された後ろ乗せ自転車です。
けれど、専用のフロントチャイルドシートを取り付けることで子どもを2人乗せられる幼児2人同乗(3人乗り)にも対応しています。
専用フロントチャイルドシートの乗車可能範囲は1歳から3歳未満まで。
専用だからこそ「ビッケモブ」にジャストフィットして、ママやパパの視界も遮りません。
一般的に、フロントチャイルドシートを取り付けると、チャイルドシートとサドルの間のスペースが狭くなり漕ぎにくくなるということがあります。けれど「ビッケモブ」専用のフロントチャイルドシートならきちんと計算されているので、足があたりにくく快適さもキープしてくれます。
ビッケモブのスペック
税込価格 | 168,000円 |
タイヤサイズ | 24×1.75HE(前)、20×2.125HE(後) |
全長 | 1,810㎜ |
全幅 | 580㎜ |
車両重量 | 33.4kg |
バッテリー容量 | 14.3Ah 相当(36.5V×9.9Ah=361Wh) |
一充電走行距離 | エコモード115km、オートモード80km、パワーモード50km |
充電時間 | 約4時間10分 |
適応身長の目安 | 142cm~、3人乗り時適用身長は152cm~ |
カラー | E.XBKブルーグレー、E.XBKホワイト、E.XBKダークグレー、E.Xネイビーグレー、E.Xオールドローズ、E.Xモルベージュ |
※幼児2人同乗(3人乗り)対応車種
ビッケモブはカスタムも楽しめる!
あれ?このカラーは見たことがない!という「ビッケモブ」に出会ったことはありませんか?
そうなんです。「ビッケモブ」の本体は6色展開ですが、パーツを自由自在にカスタムしてオリジナルに仕上げることができるんです。
カラーコーディネートも自由自在
「ビッケモブ」はオプションが充実しています。
リヤチャイルドシートやフロントチャイルドシートのシートクッション、ヘルメット、ハンドルグリップ、サドルカバーなど。
これらのパーツを自由自在に組み合わせて、カラーコーディネートを楽しみましょう。
お気に入りの一台を完成させるために、公式HPにはカラーシミュレーターも用意されています。細かな部分までこだわれば、ママ友ともかぶらない大満足の一台が完成します。
自転車屋さんオリジナルのカスタムモデルも
純正のオプションで自由にカスタムできますが、もっと選択肢を広げたいということなら、純正ではないパーツでカスタムできる自転車屋さんも要チェックです。
すでにお店がカスタムしたものを気に入るかもしれませんし、純正ではないパーツの中でお気に入りが見つかりカスタムが楽しくなるかもしれません。
気になるQ&A:おすすめのレインカバーは?
雨でも自転車に乗らなければいけない日もあります。そこで、子ども乗せ電動アシスト自転車を購入する際にはレインカバーも必需品です。
レインカバーは雨だけでなく寒さや風からも子どもを守ってくれます。冬の日、自転車を漕ぐパパやママは体が温まってきても、座っているだけの子どもは寒いということも。
自転車が快適になるようにレインカバーも用意してあげたいですね。
ピッタリはまる純正品
「ビッケモブ」に標準で装備されているリヤチャイルドシートには純正のレインカバーが取り付け可能です。
上部まで透明だから子どもの視界が良好で、内部空間も広々。ファスナーもガバっと開くから、カバーをかけたままの乗せ降ろしもラクラク。
適合する市販のレインカバー
純正品以外のレインカバーを探すなら、「リトルキディーズ」や「norokka(ノロッカ)」、「ラボクル」、「maruto Dスタイル」などが適合します。
「リトルキディーズ」はカラフルなカラー展開から選ぶことができますよ。日本製の高機能ビニールフィルムや、破れやすい箇所はレザーで補強などこだわりが詰まっています。
側面は左右どちらも開くから乗降性も抜群です。
「norokka(ノロッカ)」はワンタッチテントのようにパッと広げて簡単に取り付けが可能です。雨が降りそうな日は収納袋に入れて持ち運び、雨が降ったらパッと取り付け。付けっぱなしにしないことで、自転車が強風で倒れにくかったりレインカバーが劣化しにくいというメリットがあります。
キャンバス地のようなマットな質感が人気の「ラボクル」。天井が高く空間が広々していて、夏の暑い日にはカバーの下部をくるくると折り上げて風が入るようにできます。
カバーは左右どちらも開くから、もちろん乗せ降ろしもストレスフリー。
つけっぱなし派におすすめなのが「maruto Dスタイル」。薄くてシワになりにくい生地は軽くて丈夫なうえ、お値段もこれまで紹介したものに比べて手頃です。背面に高さ調整プレートがあり、最大15cm高くできるので大きめのお子さんも頭上に余裕があり、快適に過ごせます。
前乗せを後付け!レインカバーはある?
フロントチャイルドシートを後付けするなら、フロントチャイルドシートにもレインカバーを用意しなければいけませんね。
後付けのフロントチャイルドシートには純正のレインカバーは用意されていません。
そのため、純正ではないレインカバーから選ぶことになります。
例えばOGKの「ハレーロ・ミニ(RCF-003)」が適合しますが、レインカバーを取り付けると、運転する人の身長によっては視界を遮ってしまうという口コミも。
運転に支障が出る可能性があるので注意が必要です。
チャイルドシートカバーも便利
急な雨でチャイルドシートを濡らしたくないという場合や、汚れやほこりからチャイルドシートを守りたい場合は、チャイルドシートカバーがおすすめです。コンパクトに畳めるので外出時は自転車に乗せておき、駐輪場などに停める際にヘルメットの上からこちらのカバーを被せておけば盗難防止にもなります。
まとめ
「ビッケモブ」がなぜ人気なのか、伝わりましたか?「ビッケモブ」だからこその最大の特徴は、底床設計とU型フレームでまたぎやすいということ。低身長さんだけでなく、スカートが多い人にもおすすめです。
子どもを乗せるからこそ、運転者が乗り降りしやすいか、運転もしやすいかはとても重要なポイントとなります。なぜなら子どもの安全にも繋がるから。
特徴やデザインは気に入ったけれど、周りとかぶるのは嫌ということなら、カスタムを楽しんで周りとは一線を画した一台に仕上げてくださいね。
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