パナソニック ギュット・クルーム全種類紹介!アニーズとの違いや実際に乗っているママの口コミも
【2022/03更新】ギュット・クルームシリーズは、2021年の「ママ・パパが選ぶ子乗せ電動アシスト自転車」利用率・総合満足度で上位を獲得した人気シリーズです。4種類のモデルがあるので、きっとみなさんにぴったりなものが見つかるはず!とは言っても、初めての電動アシスト自転車選びだと「どれを選べばいいの?」と悩んでしまうと思います。
こちらの記事ではクルーム4種類に加え、同じギュットシリーズのアニーズ2種類との違いについて、実際にギュットに乗っている私の体験談やママ友の感想も踏まえてご紹介していきます。
ギュット・クルームの特徴
前乗せタイプと後ろ乗せタイプ
ギュット・クルームには前に子どもを乗せるタイプの「クルーム」と、後ろに子どもを乗せるタイプの「クルームR」があります。
クルームRには標準で前カゴが付いているので、お買い物の荷物等を載せたい方に便利ですね。クルーム・クルームRともに、オプションのチャイルドシートを追加すれば、2人まで子どもを乗せることができます。
子どもの乗車可能範囲
- クルーム:1歳以上4歳未満、体重15kg以下で身長100cm以下
- クルームR:1歳以上小学校就学の始期に達するまで、体重22kg以下で身長115cm以下。2歳からのご使用を推奨。
※個人差があります
※前後子乗せを使用する場合は2人前後合わせて30kgまで。
子どもの頭を守る「エッグショック」
クルームの特長は何と言っても、コンビとコラボしたチャイルドシート『クルームシート』を搭載していること。従来のウレタンの約3倍の衝撃吸収力を誇る「エッグショック」という独自開発のクッションが、でこぼこ道でも子どもの頭をしっかりと守ってくれます。
子どもの乗せ降ろしが安定する「スタピタ2」
後ろのスタンドを立てると同時に、ハンドルが固定される機能が「スタピタ2S」。
子どもの乗せ降ろしをする時、ハンドルのバランスをくずしにくく安心です。重たい荷物を前カゴに載せるときにも役立ちますね。
※ハンドルを完全に固定する機能ではありません。
たっぷり走れる、小型大容量バッテリー
1回の充電でロングモードなら、最大で約80キロkmも走れるんです!急速充電にも対応していて、80%充電なら充電時間は約3時間、100%充電でも約4.5時間とスピーディ。また、電池の劣化を防ぐ「過充電防止機能」付き。私たちが意識する必要なく、最適な充電をしてくれます。
頼れる!パワフルな漕ぎ出し
実際に乗ってみると、そのおしゃれな見た目から想像できないパワーが体験できます。子どもを乗せていたり、重たい荷物をカゴに載せていてもスムーズに安定して漕ぎ出せるのが魅力です。かといって、急に加速して飛び出すような怖さはありません。
後ろ乗せは「カルパワードライブユニット」搭載
2022年のギュット・クルームRは、2軸モーターとして業界最軽量*のカルパワーユニットドライブを搭載。パワフルなアシスト力はそのままに、900gの軽量化を実現しました。
漕ぎ出し、平地や荷物のないとき、坂道やお子さんを乗せているときなどシーンに応じてアシスト力が調整されるからなめらかな走り心地。平坦な道でスピードがグンと伸びるので、物足りなさを感じることもなく快適に走れます。
よく止まる「放熱フィン付 ローラーブレーキ」
2022年モデルは制動性能がアップ。ブレーキの効きが低下しにくいから、お子さんを乗せた状態でも、長い下り坂でも、ギュットよく止まるので安心です。
女性が乗りやすいフレームの形
女性でもまたぎやすく乗りやすい形状のフレームは国産のもの。また、チェーンを全面カバーで覆っている「ラウンド チェーンケース」は、子どもがチェーンに触れてしまうことや、スカートの巻き込みなどを防いでくれます。
楽にスタンドが立てられる「ワイドテリーサドル」
サドル下部に幅広のガードを設けてあります。ここを支えることで楽にスタンドを立てることができ、また自転車を押して歩くときも楽です。
充実のオプションラインナップ
純正オプションが充実しているところも魅力の一つ。寒い日に子どもの足元をカバーしてくれる「フットカバー」や雨の日でも安心の「レインカバー」など、ギュットの自転車にぴったりなアイテムが見つかります。
私は雨の日用のレインカバーを実際に使用しています。頭から足元まで、チャイルドシートをしっかりと覆うことができるので、雨の日も安心です。生地の余計なダブつきもなくすっきりとした見た目は純正品だからこそ。デザインもお気に入りです。
こちらのレインカバー、雨の日だけでなく冬の冷たい風からも子どもを守ってくれるので、年中活躍してくれています。
ギュット・クルーム EXとDXの違いは?
ギュット・クルーム EXとDXの大きな違いは、「ラクイック」というスマートキー機能の有無。EXにはこの「ラクイック」が付いているのですが、これが本当に便利で!キーはバッグやポケットの中に入れたまま、自転車の電源ボタンを押すだけで開錠できちゃうんです。荷物を持ったまま子どもを抱っこ…または追いかけながら、鍵を探すためにバッグの中をガサゴソしなくていいんです。
小さな違いとしては、EXとDXでは車体のカラー展開が一部異なること。お好みのカラーにこだわりがある方は、カラー展開を見てみるといいですね。
EXとDXの価格差は前子乗せのギュット・クルームで約17,000円、後子乗せのギュット・クルームRで約20,000円程度。お値段の違いと機能の違いを参考に、ご自身にぴったりなモデルを見つけてください。
私、乗ってます!ギュットクルームの印象
2歳の女の子ママの私もギュットのヘビーユーザー。保育園の送迎(坂道あり!)に、公園へのお出かけに、お買い物にと毎日大活躍しています。ここでは私が実際に乗っているモデルについてご紹介します。
私が選んだのは…
参考までに、私の身長は158センチ。私が乗っているのは、後子乗せタイプのギュット・クルームR・DXです。女性が乗り降りしやすいフレームの形で、サッと乗ることができます。カラーは飽きのこないマットチャコールブラックを選びました。落ち着いた色味で夫が乗ってもかっこいいところがお気に入りです。
初めて子どもを乗せて走るということで、不安と緊張感を持っていた私が自転車選びで一番重視したのは、何と言っても安全性と安定性。ギュットは安全なベビー用品で有名なコンビとのコラボモデルという点に安心感がありました。お店で実際にクルームリヤシートを触ってみて納得。衝撃吸収素材のエッグショックが子どもを守ってくれそうだと感じたことも決め手のひとつです。
電動アシスト自転車は頻繁に買い替えができるものではないので、子どもを長く乗せることができそうな後子乗せタイプを選択。後子乗せタイプで全く問題なく快適に乗っているのですが、購入後に前子乗せタイプに試乗する機会がありました。
比較してみると、前乗せタイプは子どもの様子を見て会話しながら走ることができるので、より安心感があります。初めて子どもを乗せることに不安がある方は一度前子乗せタイプを試してみることをおすすめします。子どもとの距離が近いので、安心感を感じることができると思いますよ。
後ろ乗せタイプは前カゴが標準で付いているのでお買い物で荷物がある時に便利。試乗してみないと分からないことがあるので、ぜひ両方のタイプを試してみてください!
実際に乗ってみた、お気に入りポイントは?
サンシェード標準装備
今年の夏も暑かった…。紫外線も熱中症も心配でしたが、標準装備のサンシェードに助けられました。サンシェードがあると最大で約19℃の温度上昇抑制効果があるそうです。これがオプションでなく標準装備なのがうれしいポイントです。
ワイドパイプ樹脂バスケット
2022年モデルは前カゴが変更され、よりスタイリッシュな印象に。新しいバスケットは高さが低めで荷物を出し入れしやすく、幅広なのでたっぷり入ります。カゴカバーがつけやすく、樹脂製だから錆びないのもメリットです。
あとどれくらい走れるか一目でわかる手元スイッチ
前乗せタイプの「エコナビ液晶スイッチ4SL」、後ろ乗せタイプの「液晶スイッチ5」、どちらもバッテリー残量を示す「パーセント」表示だけでなく、走行可能な「距離」や「時間」にも切り替えることができます。バッテリー残量がよく気になる心配性な私には、「時間」表示が分かりやすくて助かります。
力のいらないスタンド「もっと!かろやかスタンド2」
あまり注目されないかもしれないのですが、良いスタンドも電動アシスト自転車には大切なんです。ギュットに装備されているスタンドは、足でグッと踏むだけで腕に力を入れずともスッと立てられます。
子どもが生まれて初めて電動自転車に触れてみると、その重さにびっくり。実は、電動アシスト自転車ってすごく重いんです…!私が使っているモデルで重量約33キロ。手の力でスタンドを立てようとしても重くて無理。でもこのスタンドなら、強い腕の力は必要ないので、女性でも安心です。
唯一後悔(?)しているのは…
ギュットに乗り始めてから、行動範囲が広がって娘とのお出かけもより楽しくなりました。ギュット・クルームR・DXを選んで大満足!後悔ポイントを敢えてあげるとすれば、ただ一点、EXモデルに付いている前述の「ラクイック」がDXにはないこと!鍵を取り出さずスマートに開錠している様子を見ると、うらやましいな~と思ってしまうのでした。
ママ友に聞いてみた!ギュットのお気に入りポイント
私の周りにもギュットユーザーのママたちがたくさんいます。ママたちにインタビューした口コミをご紹介しますね。
Aさん(身長170センチ:ギュット・クルーム・DX保有)
- 長身の私が前子乗せタイプに乗っても、チャイルドシートに足がぶつからない!
- オプション品の種類が豊富なので、全体のフォルムがスタイリッシュにまとまる
- 渋い色展開なので長く乗れそう
- コンビとのコラボシートは子どもの乗り心地がよさそう
- シートクッションやインナーシートは取り外して洗濯できるのが便利
Bさん(身長156センチ:ギュット・クルーム・DX保有)
- 大手メーカーなので保証がしっかりしている
- スタンドを立てるとハンドルが固定されるので、子どもの乗せ降ろし時に動かなくて安心
- パワーモード走行があるので坂道住まいでも安心!
- デザインがスタイリッシュでおしゃれ(マットな質感やくすみカラーが素敵)
- ベルが左指ですぐに鳴らせるので自転車に慣れていない人でも安心
ギュット クルーム モデルごとの違い
ギュット・クルーム・EX
初めてお子さんを乗せる方も安心。様子を見守りながら、楽しくおでかけができます。スタンドを立てるとハンドルがロックされるので荷物や子どもの乗せ降ろしが安定。手元スイッチで楽々開錠ができるスマートキー「ラクイック」がとっても便利!
税込価格 | 189,000円 |
タイヤサイズ | 20インチ |
全長 | 1,790mm |
全幅 | 570mm |
車両重量 | 33.5kg |
バッテリー 容量 | 16.0Ah |
一充電走行 距離 | パワーモード約50km、オートマチック(オート)モード約60km、ロング(エコ)モード約80km |
充電時間 | 約4.5時間 |
適応身長の 目安 | 142㎝以上(幼児2人同乗の場合は154㎝以上) |
カラー | マットディープグレ―、マットマロンベージュ、マットネイビー、レッドオーカー、マットカーキグリーン |
※幼児2人同乗(3人乗り)対応車種
ギュット・クルーム・DX
子どもとおしゃべりしやすい前子乗せタイプ。安定感のあるハンドルで安心して乗れます。くすみカラーがかわいい、6色のカラー展開も魅力。パパと共用できるおしゃれなデザインです。
税込価格 | 172,000円 |
タイヤサイズ | 20インチ |
全長 | 1,790mm |
全幅 | 570mm |
車両重量 | 33.1kg |
バッテリー 容量 | 16.0Ah |
一充電走行 距離 | パワーモード約50km、オートマチック(オート)モード約60km、ロング(エコ)モード約80km |
充電時間 | 約4.5時間 |
適応身長の 目安 | 142㎝以上(幼児2人同乗の場合は154㎝以上) |
カラー | マットカーキグリーン、マットディープグレ―、パミスグレー、レッドオーカー、マットネイビー、マットミモザ |
※幼児2人同乗(3人乗り)対応車種
ギュット・クルームR・EX
強い日差しから子どもを守ってくれるサンシェードを標準装備。快適に子どもとお出かけができます。手元スイッチで楽々開錠ができるスマートキー「ラクイック」がとっても便利!
税込価格 | 税込184,000円 |
タイヤサイズ | 20インチ |
全長 | 1,880mm |
全幅 | 580mm |
車両重量 | 32.2kg |
バッテリー 容量 | 16.0Ah |
一充電走行 距離 | パワーモード約50km、オートマチック(オート)モード約60km、ロング(エコ)モード約86km |
充電時間 | 約4.5時間 |
適応身長の 目安 | 142cm以上(幼児2人同乗の場合は155cm以上) |
カラー | マットチャコールブラック、マットオリーブ、アズキクリーム、マットキャメル、マットネイビー、マットネイビーxベージュ |
※幼児2人同乗(3人乗り)対応車種
ギュット・クルームR・DX
後ろ乗せタイプのチャイルドシートは小学校就学始期・体重22キロまで乗せられます。長く一緒に自転車でお出かけできますね。前カゴのワイド樹脂バスケットは、容量アップ機能を採用した専用のバスケットカバーを装着可能。高さのあるものを入れても安心して走れます。
税込価格 | 税込164,000円 |
タイヤサイズ | 20インチ |
全長 | 1,880mm |
全幅 | 580mm |
車両重量 | 31.9kg |
バッテリー 容量 | 16.0Ah |
一充電走行 距離 | パワーモード約50km、オートマチック(オート)モード約60km、ロング(エコ)モード約86km |
充電時間 | 約4.5時間 |
適応身長の 目安 | 142cm以上(幼児2人同乗の場合は155cm以上) |
カラー | マットチャコールブラック、マットオリーブ、マットキャメル、マットネイビー、ホリゾンブルー、マットハニー |
※幼児2人同乗(3人乗り)対応車種
ギュット・クルームとアニーズの違いは?
どちらも人気のシリーズですが、クルームとアニーズ、それぞれに特長があります。毎日子どもを乗せるものだから、安全で操作が簡単なものを選びたいですよね。その違いについてご紹介します。
チャイルドシートの違い
クルームのチャイルドシートはコンビが独自開発した衝撃吸収素材を使用していることがポイント。ベビー・育児用品を扱うプロフェッショナルのコンビが開発に携わっているという点は、とても安心感がありますね。
日差しが強いときにサッと使えるサンシェードもチャイルドシートに標準装備。子どもをしっかりと守ってくれる機能が標準装備なのがうれしいですね。
また、クルームは「ウェルカムベルト」という、立体的に立ち上がりがあるベルトを採用。子どもの腕を通しやすく、装着が簡単にできるようになっています。朝の送迎でバタバタしているときにも、素早く準備ができるので大助かりです!
一方、アニーズも5点止めベルトと肩パッドで、しっかり子どもをシートに固定することができます。アニーズのベルトの特長は車のシートベルトのようにスムーズな引き出しと巻取りができること。背面の赤いレバーを押すと、シュルシュルっと自動巻取りができます。
面倒なベルト調整が片手で素早く簡単にできるところが魅力的ですね!
アニーズには背が高い人におすすめモデルもあり
クルームのタイヤサイズは全て20インチですが、アニーズには20インチのモデルに加えて26センチのモデル、ギュット・アニーズ・DX・26もあります。
こちらは幼児2人同乗時適応身長は162cm以上ということで、背が高いママやパパと兼用して使いたいという方におすすめです。また、タイヤサイズが大きいと走行距離が長くなるので、ギュットシリーズ6種類の中で最も長く走れる省エネタイプです。
デザインの違い
アニーズは全体的に直線的でシャープな印象です。
ロゴも小さめでシンプル。
すっきりしたデザインなので、パパと共用したい方におすすめ。
対して、クルームは少し丸みのあるフレーム。
ロゴも少し大きく遊び心があるデザインです。
おしゃれでかわいい自転車がお好みの方におすすめです。
おすすめショップ
『サイクルスポット』は「街の自転車屋さん」をコンセプトにした自転車専門店。関東に100店舗以上を展開しています。
✓ 店頭でのお受け取りは送料無料!
✓ プロ整備士による完成品でのお届け
✓ すぐに乗車可能です。
まとめ
実際にギュットに乗っている私を含め、周りのママ友たちもみんな、その機能性と乗り心地には大満足!これから子乗せ電動アシスト自転車を選ばれるみなさんに、ぜひおすすめしたい自転車です。「この色が好き♪」「あの機能つきがいいな!」など、どのモデルにするか、ぜひご家族みなさんで楽しく相談しながら選んでくださいね!親子の行動範囲が広がって、生活がもっと楽しくなるはずです。
\送料無料!「ネットで注文、お店で受取り」が便利/
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