【ロードバイクメーカー大全】主要ブランド40選を一挙紹介!!
仲間が新しいメーカーのロードバイクに新調してる!レースの勝者が乗っていたあのバイク!雑誌で見たり、人が乗っているロードバイクを見かけて、気になったことありますよね?このメーカーってどんなメーカーなのか、周りからのイメージはどうなのか。
自分のテイストにピッタリはまるロードバイクに出会えたらそれはもう運命。運命の一台に出会うために、今回は主要なロードバイクメーカーを40選(!)一挙にご紹介します。
目次
- ロードバイクメーカーの数は想像以上に多い
- アメリカ
- イタリア
- BIANCHI(ビアンキ) ― チェレステカラーで愛される最古ブランド
- GIOS(ジオス) ー 美しきブランドカラー「ジオスブルー」
- PINARELLO(ピナレロ) ー 高性能バイクで憧れのイタリアンブランド
- COLNAGO(コルナゴ) ― 名実ともに世界のトップを走り続ける
- CINELLI(チネリ) ― スチールフレームのお手本とロックなデザインの融合
- DE ROSA(デローザ)― ハートロゴは秀でたデザインと高性能の証
- WILIER(ウィリエール)―
- KUOTA(クオータ) ― カーボン素材を知りつくした流麗なシルエット
- BASSO(バッソ) ― 本当に良いものを知るドイツの消費者に認められた存在
- CARRERA(カレラ)
- Dedacciai STRADA(デダチャイストラーダ)
- フランス
- ドイツ
- スイス
- ベルギー
- イギリス
- スペイン
- カナダ
- 台湾
- 日本
- おわりに
ロードバイクメーカーの数は想像以上に多い
▲出走前の榛名山ヒルクライムの様子。イベント参加者のロードバイクがずらりと並ぶ
ひとくちにロードバイクのメーカーと言ってもその数は非常に多く、それぞれ取り扱っているモデルもたくさんあります。レースに強いメーカーから、トライアスリートに指示されるメーカー、コスパが優れているなど、特徴や強みも各メーカーでさまざま。
今回は国別にカテゴリーを分け、各ロードバイクメーカーの特徴が分かるようご紹介します。
※ロードバイクの選び方を知りたい方はまずこちらをご一読ください!
→絶対わかるロードバイクの選び方ーおすすめロードバイク27台と選び方全知識
アメリカ
80年代にマウンテンバイクブームが起こり、マウンテンバイク製作から総合自転車メーカーになったところが多いです。
TREK(トレック) ― 生涯保証で一生自転車に乗る人を応援
1976年にアメリカのウィスコンシン州ウォータールーで創業したアメリカ最大の総合自転車メーカーです。軽量で耐久性のあるOCLVカーボンやAlpha アルミなど、トレックのオリジナルの素材でフレームを製造しています。
トレックのバイクには独自の生涯保障制度があり、素材や製造による不具合が保障されます。また、「カーボンケア」などカーボンフレームやパーツが損傷しても特別価格で交換することができるプログラムがあります。
ウェアやパーツ、アクセサリーなどは、トレック製品と相性がよいボントレガー製品が豊富に用意され、全国のトレックストアやコンセプトストアで、実際にバイクを見たり試乗したりすることができます。
プロチームを有しており、過去にはグラン・ツールで活躍したランス・アームストロングやカンチェラーラ、アルベルト・コンタドールなどが所属していました。
TREKを使用するプロチーム
トレックセガフレード(UCIワールドチーム)
▲別府史之が所属するトレックセガフレード
金城真護(弱虫ペダル)
TREKのロードバイク
トレックの顔ともいえる主要3モデルがこちら。
- Madone(マドン):TREKの最高の技術を投入されたエアロレーシングバイク
- Émonda(エモンダ):軽量フレームが特徴、ヒルクライムやレースなどで人気
- Domane(ドマーネ):IsoSpeedというフレーム設計で路面からの振動軽減を狙ったエンデュランス用モデル
女性専用モデルも充実し、女性専用のフレーム設計やハンドル、サドルなど女性が使いやすいようなラインナップが揃っています。
Madone 9.9 ― プロのレースでも活躍するエアロバイクの最上位モデル
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano Dura-Ace Di2
参考価格(税抜):¥1,070,000
Émonda SL 5 ― 軽量なエントリー用カーボンロード
▲エモンダSL 5(Matte Dnister Black)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):¥213,000
Domane AL 3 ― 快適に走行できるエンデュランス用バイクのアルミモデル
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
コンポ:Shimano Sora
参考価格(税抜):¥98,000
トレックのロードバイクについて更に知りたい方はこちらもどうぞ
→TREK(トレック)の2018年モデル | 初心者~中級者におすすめなのはこの6モデル
メーカーサイト/画像出典:TREK
SPECIALIZED(スペシャライズド) ―
1974年に創業されたアメリカのカリフォルニア州の総合自転車ブランド。ロードバイクだけでなく、マウンテンバイクやBMX、ファットバイクなど豊富な種類のバイクを取り扱っており、非常に人気があります。世界で初めて量産型MTBを開発したしたことでも有名です。TREKとは常にライバル関係に位置し、日々しのぎを削っています。
自社にエアロ実験用のサイクリング専用風洞施設を持ち、ゼルツやフューチャーショックなどの振動吸収技術の開発など、常に新しい技術開発に取り組んで、自社製品に反映しています。
複数のプロチームにも機材供給を行い、最近ではUCIロード世界選手権で3連覇を果たしたペーター・サガンもスペシャライズドのロードバイクで活躍を見せています。
SPECIALIZEDを使用するプロチーム
- ボーラ・ハンスグローエ(UCIワールドチーム)
- クイック・ステップ フロアーズ(UCIワールドチーム)
北の地獄に?がかかった!#Repost @BORAhansgrohe
V I C T O R Y
Our @uci_cycling #WorldChampion @petosagan made it and won the Monument @parisroubaixcourse ?? We couldn’t be more proud!!!@eurosport #boracookingsystems #hansgrohe #iamspecialized pic.twitter.com/byn360aLEY— スペシャライズド・ジャパン (@specialized_j) 2018年4月8日
田所迅(弱虫ペダル)
銅橋正清(弱虫ペダル)
スペシャライズドのロードバイク
スペシャライズドのモデルには、レース用のTarmac、エンデュランス用のRoubaix、エアロバイクのVenge、手頃なアルミモデルのAllez、他にもグラベルロードのDivergeなどがあります。
すべてのモデルで、カーボンのハイエンドモデルには「S-Works」の名が冠され、プロレースチームが使用する憧れのモデルになっています。
女性用モデルも充実しており、レース用のTarmac Women、Amiraや、エンデュランス用のRuby、アルミモデルのDolceが用意されています。ハンドル幅やサドル幅など女性専用のパーツが採用され、考え抜かれた設計になっています。
S-Works Tarmac Men Ultralight Di2 ― レース用最高峰のS-Works Tarmacを更に軽量最速に
▲エスワークス ターマック メン ウルトラライトDi2(Ultralight Monocoat Black/Silver Reflective Clean)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano Dura-Ace Di2
参考価格(税込):¥1,134,000
Roubaix Comp Sagan Collection ― パリ~ルーベ2018を制したサガンの記念モデル
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano Ultegra 8000
参考価格(税込):¥410,400
Allez Sport ― 人気のアルミバイク「アレー」のお手頃モデル
▲アレースポート(Gloss Cosmic White/Satin Black)
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
コンポ:Shimano Sora
参考価格(税込):¥108,000
スペシャライズドのロードバイクについて更に知りたい方はこちらもどうぞ
メーカーサイト:SPECIALIZED
画像出典:スペシャライズド・ジャパン公式Twitter、Specialized Online Store
CANNONDALE(キャノンデール) ― アルミフレームは今なお盤石の地位を誇る
アメリカの自転車メーカーのキャノンデールは、元々はMTBを量産していたメーカーですが、現在ではロードバイクを始めとするスポーツバイク全般を製造しています。
高強度・高剛性のカーボン製造技術や、「カーボンキラー」と異名をとるほどのアルミフレーム製造技術に優れており、軽く速いバイクには非常に人気があります。
キャノンデールバイクのオーナーが参加できるコミュニティサイト、COGがあり、購入後の限定イベントやキャンペーンなども用意されています。
CANNONDALEを使用するプロチーム
チームEFエデュケーションファースト・ドラパック・P/Bキャノンデール(UCIワールドチーム)
▲チームEFエデュケーションファースト・ドラパック・P/Bキャノンデール
出典:EF Education First – Drapac p/b Cannondale公式Facebook
手嶋純太(弱虫ペダル)
キャノンデールのロードバイク
レース用の軽量カーボンモデルSUPERSIX EVO Hi-MOD、カーボンキラーと呼ばれるアルミモデルCAAD12、アルミのセカンドグレードのCAAD OPTIMO、振動吸収性に優れたエンデュランス用のSYNAPSE、グラベル用のSLATEがラインナップされています。
人気のアルミフレームCAAD 12には、フレームカラーが全22色のカラーバリエーションの中から選ぶことができます。
また、SUPERSIX EVOを除くモデルでは、女性専用モデルも用意されています。
SUPERSIX EVO HI-MOD DISC TEAM ― 軽量で剛性の高いディスクブレーキモデル
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano Dura Ace Di2
参考価格(税抜):¥1,220,000
CAAD12 105 ― カーボンキラーをお手頃価格で
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):¥190,000
CAAD OPTIMO SORA ― 人気のCAAD12の機能を受け継ぐエントリーモデル
フレーム素材:アルミ
コンポ:Shimano Sora
参考価格(税抜):¥105,000
キャノンデールのロードバイクについて更に知りたい方はこちらもどうぞ
→【2018年最新】Cannondale(キャノンデール)ロードバイクおすすめモデル22選
メーカーサイト/画像出典:cannondale
FUJI(フジ)
日本の輸入商社が自転車の輸入販売を開始したのがFUJIの起源です。アメリカに進出してロードバイク人気の一助を担い、現在ではアメリカのブランドの一つになっています。
特にピストなどシングルスピードの分野では非常に人気があります。
FUJIを使用するプロチーム
チーム右京
▲第2回Tour de Tochigiで団体総合優勝したチーム右京(C)KATAYAMA PLANNING(株)
画像出典:TeamUKYO公式Facebook
フジのロードバイク
FUJIのロードバイクには、世界最軽量を目指すSLシリーズや、エアロロードにも路面追随性能を追い求めたTRANSONIC、FUJIのロングセラーモデルであるROUBAIXに加え、SINARI、JARI、NAOMIなどの独特ネーミングセンスで日本人の心をつかみます。
他にもアーバンクロモリバイクのBALLADシリーズや、クロモリバテッド管のシャープさで魅せるFEATHERなど、幅広いラインナップを揃えています。
SL 1.1ー高い剛性と的確なハンドリングを備え世界最軽量を目指したフラッグシップモデル
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):¥250,000(フレームセットのみ)
ROUBAIX 1.3ーフジのロングセラー軽量レースバイク
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):¥159,000
NAOMIースタイリッシュなお手軽アルミエントリーバイク
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
コンポ:Simano SORA
参考価格(税抜):¥110,000、¥115,000(Polish Aluminum)
フジのロードバイクについて更に知りたい方はこちらもどうぞ
→【2018年モデル】FUJI(フジ)の最新ロードバイク14選
メーカーサイト/画像出典:FUJI
FELT(フェルト) ― ドイツ・アメリカ設立*の質実剛健ロードバイク
フェルト社は、モトクロスのメカニックのジム・フェルトがトライアスロン用バイクを設計したことから始まりました。
FAST(速く)、LIGHT(軽く)、SMOOTH(乗り心地の良さ)を追求してきたフェルトのバイクは、質実剛健という言葉がふさわしいデザインで、堅実な製品づくりが見て取れます。
アスリートの力を引き出すフェルトのバイクは、ツール・ド・フランス、世界選手権、五輪、アイアンマンで数多くの勝利を獲得しています。
近年では2013年のツール・ド・フランスで、マルセル・キッテルが区間4勝し、フェルトの名を押し上げました。
*)現在ドイツで設計・製造されるモデルはラインアップになく、設計・企画はカリフォルニアのグローバル本社にて行われています。
FELTを使用するプロチーム
弱虫ペダルサイクリングチーム
▲2018年にJプロツアーに参戦する「弱虫ペダルサイクリングチーム」
鏑木 一差(弱虫ペダル)
新垣 葵(ろんぐらいだぁす)
フェルトのロードバイク
フェルトのロードバイクは、以下のモデルがあります。
- ARシリーズ:レース向けのエアロロードバイク
- FR/FR Discシリーズ:オールラウンドレーシングバイク
- FRWシリーズ:女性専用設計のフレームに、女性用ハンドル、サドル、ステムを採用した女性用レーシングモデル
- VRシリーズ:ロングライド向けロードバイク
- Fシリーズ:アルミ素材のレーシングバイク
AR3 ― 風洞実験で空気抵抗の削減を証明したレース向けエアロロードバイク
▲AR3(マットカーボン)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano Ultegra R8000
参考価格(税抜):¥428,000
FR1 Frame Kit 弱虫ペダルサイクリングチーム ― コースを選ばずライダーのパフォーマンスを引き出すレーシングモデル
▲FR1(マットテクストリーム)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):¥288,000(フレームセットのみ)
VR50 ― 使い勝手の良いアルミのエンデュランス用モデル
▲VR50(マットブラック)
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
コンポ:Shimano Sora
参考価格(税抜):¥128,000
フェルトのロードバイクについて更に知りたい方はこちらもどうぞ
→【2018年】Felt(フェルト)最新ロードバイク29台、ものづくりへの真摯な姿勢
メーカーサイト/画像出典:FELT|ライトウェイプロダクツジャパン株式会社
イタリア
機能的で革新的なアメリカ製に比べると、デザイン性やブランド独自のこだわりを持っているメーカーが多いです。
各メーカーの伝統やスタイルも含めて魅力的なブランドが多く、根強いファンがいます。
BIANCHI(ビアンキ) ― チェレステカラーで愛される最古ブランド
現存する世界最古の自転車ブランドで、イタリア語で青い空を意味する「チェレステ」というカラーリングが特徴です。
好感を持てるカラーリングやデザイン性で、街乗り用やサイクリング、レースなどのあらゆる分野のサイクリストから抜群の支持を受けています。
過去にはツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアなどのレースで優勝したマルコ・パンターニやファウスト・コッピが乗ったバイクとしても知られています。
レパルトコルサストアというビアンキのフラッグシップモデルを扱い、ユーザー向けにサービスを提供するプレミアムディーラーが全国にあります。
BIANCHI(ビアンキ)を使用するプロチーム
チーム ロット NL・ユンボ(フランス)
▲Team Lotto NL JumboのTTスペシャリスト、プリモス・ログリッチェ選手。使用バイクはタイムトライアルマシンの「AQUILA CV」
荒北靖友(弱虫ペダル)
ビアンキのロードバイク
ビアンキのロードバイクのモデルの数は非常に多いです。主に以下のモデルがあります。
- レース向けモデル:ARIA、FENICE PRO、OLTRE、SEMPRE PRO、SPECIALISSIMA
- エンデュランス用モデル:IMPULSO、INFINITO CV、INTENSO、VIA NIRONE7
OLTRE XR4ービアンキの放つ最新エアロロードバイク
▲オルトレXR4(CJ-CK16 matt/black glossy)
フレーム素材:カーボン
コンポ:SHIMANO DURA ACE Di2
参考価格(税抜):¥1,380,000 ※Tavolozza +:¥38,000
FENICE PROースカンジウム合金を使用した軽量バイク
フレーム素材:スカンジウム合金、カーボンフォーク
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):¥243,000
VIA NIRONE7ー街乗りにも気軽なサイクリングにも
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
コンポ:Shimano Sora
参考価格(税抜):¥120,000
ビアンキのロードバイクについて更に知りたい方はこちらもどうぞ
→【最新版】パンターニも荒北靖友も愛したビアンキ、2018モデルロードバイク完全案内
メーカーサイト/画像出典:Bianchi|サイクルヨーロッパジャパン株式会社
GIOS(ジオス) ー 美しきブランドカラー「ジオスブルー」
創業1948年のトリノの伝統的なブランドです。フレームには「ジオスブルー」と呼ばれる有名な青のカラーが使われており、細身で精度の高いクロモリフレームが特徴的です。
クロモリのイメージが強いですが、カーボンバイクやアルミバイクも取り扱っています。
GIOSを使用するプロチーム
マンサナ・ポストボン(プロコンチネンタルチーム、コロンビア)
Nuestros siete guerreros listos para comenzar desde mañana y hasta el próximo domingo la @vueltasturias ¡La motivación en lo más alto! #ElEquipoDelPais ???? #ManzanaTeam #MZN #LaVidaEsColorDeRosa pic.twitter.com/XKALvtCv6f
— ManzanaPostobónTeam (@TeamManzana) 2018年4月26
巻島 裕介 ※高1(弱虫ペダル)
ジオスのロードバイク
ジオスのロードバイクには使用フレームの素材から大きく分けて以下のようになります。
- クロモリフレーム:SETTANTA、REGINA、FELLEO、AIRONE、FURBO、FENICE、COMPACT PRO、VINTAGE
- カーボンフレーム:AERO LITE、TORNADO、GRESS、AERO MASTER
- チタンフレーム:TITANIO
- アルミフレーム:LESTA、AL LITE、LEGGENDA、SIERA、
GIOS AERO LITEープロチーム使用のエアロロードバイク
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):
シマノアルテグラR8000 COSMIC PRO CARBON SL完成車:¥518,000
シマノアルテグラR8000 RS-010完成車:¥308,000
シマノ105完成車:¥258,000
フレームセット:¥168,000
GIOS COMPACT PROークロモリの美しさが光る芸術品
フレーム素材:スチール
参考価格(税抜):POTENZA完成車¥388,000、フレームセット¥198,000
LEGGENDAージオスブルーのアルミエントリーモデル
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
コンポ:Shimano Sora
参考価格(税抜):¥108,000
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→青色モデル限定でGIOS(ジオス)のロードバイクなど7台を紹介!
メーカーサイト/画像出典:GIOS|株式会社ジョブインターナショナル
PINARELLO(ピナレロ) ー 高性能バイクで憧れのイタリアンブランド
左右非対称の独特の形状のフレームが人気で、何年か前はピナレロのロードバイクばかり目にする程流行りました。
最近は落ち着いたものの、ピナレロのロードバイクに乗ったクリス・フルームとチームスカイがグランツールで活躍する姿と相まって、変わらない人気を誇っています。
PINARELLOを使用するプロチーム
チーム・スカイ
▲2017年ツールドフランス総合優勝のチームスカイ
出典:Team Sky公式Facebook
鳴子章吉(弱虫ベダル)
ピナレロのロードバイク
レーシングマシンは、フラッグシップモデルのドグマ Fシリーズの他にも、GAN、PRINCE、RAZHA、NEOR、PRIMAがあります。
また長距離の山岳を走るグランフォンド向けとして、ドグマKシリーズ、ANGLIRUがラインナップされています。
DOGMA F10ーエアロダイナミクスを進化させたレーシングマシン
▲ドグマF10(TEAM SKY 2018)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットSTD ¥680,000、フレームセットMY WAY ¥760,000、デュラエース 新型Di2仕様 完成車(限定品)¥1,180,000
PRINCEー「DOGMA 65.1」の血統を受け継ぐレーシングマシン
▲プリンス(カーボンレッド)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Ultegra 11S
参考価格(税抜):¥465,000
PRIMAービギナーでもピナレロに乗りたい
▲プリマ(ホワイト)
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
コンポ:Shimano Sora
参考価格(税抜):¥108,000
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→今年のツールも圧勝!進化し続けるイタリアの名門・ピナレロの2018年モデル
メーカーサイト/画像出典:PINARELLO|ピナレロジャパン
COLNAGO(コルナゴ) ― 名実ともに世界のトップを走り続ける
今年85歳になるエルネスト・コルナゴは、ミラノ近郊で1954年にフレーム製作工房を開きました。
1986年にはロードバイクにF1の技術を生かすため、フェラーリ社とのコラボレーションが始まり、「C35」や「CF1」などのコラボレーションバイクを発表しています。
フレーム製造60年の間、エディ・メルクスなど数多くの名選手がコルナゴ製作のフレームで優秀な成績を残しています。日本では新城幸也選手がコルナゴのバイクでジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスのステージ入賞を果たしています。
COLNAGOを使用するプロチーム
- UAEチーム・エミレーツ(UCIワールドチーム)
- チーム・ノボ・ノルディスク(UCIプロコンチネンタルチーム)
画像出典:UAE TEAM Emirates
▲UAEチームエミレーツの選手ファビオ・アル
杉本 照文(弱虫ペダル)
待宮 栄吉(弱虫ペダル)
コルナゴのロードバイク
コルナゴのロードバイクには、以下の種類のモデルがラインナップされています。
- C64:コルナゴのレーシングフラッグシップモデル
- CONCEPT:エアロロードバイク
- V2-R:コルナゴ最軽量モデル
- MASTER X-LIGHT:ロングセラーのクロモリモデル
- C-RS ULTEGRA / C-RS 105:カーボンのミドルレンジモデル
- A1-r 105、MONDO2.0 TIAGRA / SORA:アルミモデル
COLNAGO C64ーエルネスト・コルナゴが手掛けるハイエンドレーシングマシン
フレーム素材:カーボン
フレーム参考価格(税抜):(受注生産品)¥650,000、Disc仕様¥680,000、 アートデコール(BFBL,BFWH)¥698,000、Disc仕様・アートデコール(BFBL,BFWH)¥728,000
V2-Rー空力、剛性を向上させたコルナゴの最軽量モデル
フレーム素材:カーボン
コンポ:CAMPAGNOLO SUPER RECORD
参考価格(税抜):
TNRD、TNBK、TNWHフレームセット::¥430,000、Disc仕様:¥480,000
TNDKフレームセット::¥500,000、Disc仕様:¥550,000
A1-r 105ーコルナゴらしい伝統的な走りをするアルミモデル
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):¥185,000
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→【最新】ロードバイクCOLNAGO(コルナゴ)2018年版|高級車から10万円のモデルまで
メーカーサイト/画像出典:COLNAGO
CINELLI(チネリ) ― スチールフレームのお手本とロックなデザインの融合
チネリは、デローザ、コルナゴと一緒に3大イタリアンメーカーと言われているほどの名門メーカーです。
創業者のチーノ・チネリは元プロの自転車選手で、自転車は「レースのための機材」というコンセプトで、デザイン性のあるイタリアンバイクを提供しています。
アートのような美しい独特のカラーリングのロードバイクを提供していて、アパレルやアクセサリーもロードバイク同様にデザインセンスが光ります。
チネリのロードバイク
チネリのロードバイクはフレーム素材によって以下のようなモデルがあります。
- カーボンモデル:STRATO FASTER、SUPERSTAR、LASER MIA、VERY BEST OF LTD
- スチールモデル:VIGORELLI ROAD、NEMO TIG、SUPER CORSA
- アルミモデル:EXPERIENCE、ZYDECO
- 高級ステンレスフレーム:XCR
STRATO FASTER FRAME SET ― レースでもグランフォンドでも活躍するフラッグシップモデル
▲ストラート ファスター フレームセット(サイケデリック ブレイクファスト)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセット¥280,000
VERY BEST OF LTD ― 2016年の人気フラッグシップモデルの復刻版
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセット¥440,000
EXPERIENCE 105 ― シマノ105を搭載した使い勝手の良いアルミモデル
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):¥190,000
チネリのロードバイクについて更に知りたい方はこちらもどうぞ
→【2018年最新】Cinelli(チネリ)ロードバイクおすすめモデル19選
メーカーサイト/画像出典:Cinelli|株式会社ポディウム
DE ROSA(デローザ)― ハートロゴは秀でたデザインと高性能の証
1953年にウーゴ・デローザが弟と共に起こしたイタリアの老舗ブランドです。
1958年からはフレームビルダーとメカニックの仕事を兼ねながらバイクを製作し、エディ・メルクスなど各国のチャンピオンに使用され、素晴らしい成績を残しています。
優秀なバイクの性能もさることながら、ハートをあしらったロゴデザインを愛するファンも多いです。
現在はカーボンフレームが目立ちますが、「NeoPRIMATO」に代表されるような昔ながらの細身の美しいスチールのレーシングフレームや、アルミの完成車もラインナップされています。
DE ROSAを使用するプロチーム
NIPPO・ヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィニ
画像出典:NIPPO・ヴィーニファンティーニ
▲NIPPO・ヴィーニファンティーニのPROTOS。クネゴ仕様(左側)とカノラ仕様(右側)
御堂筋 翔(弱虫ペダル)
デローザのロードバイク
デローザのモデルには以下の種類があります。
- カーボンレーシングモデル:PROTOS、KING
- カーボンエアロレーシングモデル:SK Pininfarina
- カーボンオールラウンダーモデル:IDOL、PLANET、NICK、AVANT
- アルミエントリーモデル:FEDE
- スチールモデル:Age Inossidabile、NeoPRIMATO、NUOVO CLASSICO、CORUM
- チタンなど他金属素材のモデル:SCANDIUM、TITANIO
また、KINGなどの一部のモデルは、ミラノの工房でフレームがオーダーメイド製作される「ブラックラベル」が用意されています。
PROTOSーフレーム作りのノウハウと、エンジニアリングデザインが融合された結晶
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ
¥680,000
PROTOS disk:¥690,000円
Revo Matt:¥770,000円
PROTOS disk Revo Matt:¥780,000
KING XSー直線的なフレームで上りから平地までこなす万能モデル
フレーム素材:カーボン
コンポ:Campagnolo CHORUS 11
参考価格(税抜):フレームセット¥410,000、完成車¥620,000
IDOL ― 反応性の良さと乗り心地のバランスが絶妙なミドルレンジモデル
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥298,000
デローザのロードバイクについて更に知りたい方はこちらもどうぞ
→De Rosa(デローザ)|ハートが込められたロードバイク2018最新モデル13台と愛用者の声
メーカーサイト/画像出典:DE ROSA|株式会社日直商会
WILIER(ウィリエール)―
正式名称「ウィリエール・トリエスティーナ」というイタリアの老舗メーカーです。1906年創業で、2016年には創業110周年を迎えました。
かつては伝説のクライマーであるマルコ・パンターニが乗っていたバイクで、2012年まではUCIプロチームの「ランプレ」のスポンサーや、現在はイタリアのUCIプロコンチネンタルチーム「ウィリエール・トリエスティーナ=セラ・イタリア」など複数のチームのスポンサーになっています。
ウィリエールは、高級イタリアンブランドというイメージがありますが、手の届きやすいモデルも多数用意されており、女性用モデルも用意されています。
WILIERを使用するプロチーム
- ウィリエール・トリエスティーナ(UCIプロコンチネンタルチーム)
- ディレクトエネルジー(UCIプロコンチネンタルチーム)
画像出典:Direct Energie Pro Cycling Team
▲ディレクトエネルジーが使用するウィリエールのバイク「チェントディエチ・エアー」
葦木場 拓斗(弱虫ペダル)
ウィリエールのロードバイク
ウィリエールのバイクは、以下のようなモデルが用意されています。
- エアロレーシングバイク:Cent 10 NDR、Cent 10 AIR、Cent 1 AIR
- 軽量レーシングバイク:Zero.6、Zero.7、Zero.9 LTD
- エントリー~ミドル用カーボンロードバイク:GranTurismo R
- アルミフレームバイク:Montegrappa
- 女性用モデル:Stella SL、Luna Carbon、Luna Alumi
Cento 10 AIR ― プロも使用するエアロレーシングバイク
▲チェントディエチ・エアー(レッド)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):
フレームセット:¥500,000、アラバルダ付
完成車:¥900,000(デュラエース/WH-R9100-C40-CL)、¥700,000(デュラエース/WH-RS11)、¥585,000(アルテグラ/WH-RS11)
GranTurismo R ― 耐久性のよいエントリー~ミドル用カーボンロード
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):
フレームセット:¥170,000
完成車:¥280,000(アルテグラ/WH-RS11)、¥235,000(105/WH-RS010)、¥215,000(ティアグラ/WH-R501)
Montegrappa ― 耐久性と軽量性のバランスがよいアルミエントリーモデル
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
参考価格(税抜):
フレームセット:¥80,000
完成車:¥145,000(105/WH-RS010)、¥125,000(ティアグラ/WH-R501)
ウィリエールのロードバイクについて更に知りたい方はこちらもどうぞ
→【2018年最新モデルも】Wilier(ウィリエール)のロードバイク21選
メーカーサイト/画像出典:WILIER JAPAN|服部産業株式会社
KUOTA(クオータ) ― カーボン素材を知りつくした流麗なシルエット
画像出典:KuotaCycle公式Facebook
前身はミラノ郊外のフロントフォーク工房です。他のロードバイクメーカーではクロモリ素材のフレームが主流だったころに、自社のカーボンフォークの成型技術を生かしてカーボンフレームの開発を手掛けるようになりました。
開発から数年たった2001年のミラノショーで「KSANO(クザーノ)」を発表し、一躍有名になりました。
カーボン素材の特性を生かした流れるようなシルエットデザインが特徴的で、プロチームに機材供給し、ツール・ド・フランスで区間優勝するなどの実績を残しています。
KUOTAを使用するプロチーム
- METALTEK KUOTA PRO TEAM(コンチネンタルチーム)
- コフィディス、ソリュシオンクレディ(UCIプロコンチネンタルチーム、フランス)
黒田 雪成(弱虫ペダル)
クオータのロードバイク
クオータのモデル種別は、以下のように別れています。
- レーシングバイク:KHAN、KOBALT
- 軽量レーシングバイク:KOM
- エンデュランス用バイク:K-UNO、KIRAL、KHYDRA
- エアロレーシングバイク:KOUGAR、KRYON
KHAN ― カーボン素材の潜在能力を引き出すフレームのフラッグシップモデル
▲カーン(ブラックレッド)
画像出典:KHAN|KUOTA(it)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセット¥350,000
KRYON ― フルモデルチェンジで進化するミドルグレードのエアロレーシングバイク
▲クレヨン(モザイクレッド)
画像出典:KUOTA(it)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):完成車¥319,000(シマノアルテグラ)、¥268,000(シマノ105)
KOBALT ― 将来のアップグレードを見据えたカーボンエントリーモデル
▲コバルト(ブラックグリーン)
画像出典:KUOTA(it)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):完成車¥228,000(シマノ105)、¥199,800(シマノティアグラ)
クオータのロードバイクについて更に知りたい方はこちらもどうぞ
→KUOTA(クオータ)の魅力 - イタリアンデザインとカーボン技術
メーカーサイト/画像出典:KUOTA|株式会社インターマックス
BASSO(バッソ) ― 本当に良いものを知るドイツの消費者に認められた存在
創業1970年代の比較的新しいブランドです。創業者の1人がジロデイタリアで活躍していたプロロード選手で、バッソの供給する高品質のフレーム素材には定評があります。
品質に厳しいと言われるドイツでの展開を重要視しており、ブランド名よりも品質を重視しています。
日本ではカーボンフレームよりも、クラシカルなクロモリのレーシングバイクのイメージが強く、カーボンバイクとともにクロモリバイクも展開されています。
バッソのロードバイク
カーボンフレームは、レーシングモデルやオールラウンダーとして、フラッグシップモデルのDIAMANTE SVを初めとするDIAMANTE、ASTRA、VENTAがラインナップされています。
また、手頃なアルミモデルにはMONZA、MUGELLO、IMOLAがあります。
クロモリバイクには、VIPER、GAP 1977 2400があります。
DIAMANTE SV ― Super Veroce(超速)という名のレーシングフレーム
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):¥528,000(ディスクブレーキ仕様)、¥498,000(フレームセット)
VIPER 105 ― おしゃれなクロモリバイクとシマノ105の組合せで切れ味の良い走りを
フレーム素材:スチール
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):¥158,000
GAP 1977 2400 ― 1977年のデザインそのままのヴィンテージバイク
フレーム素材:クロモリ
コンポ:Shimano Craris
参考価格(税抜):¥108,000(TOLICOLORE)、¥98,000(BLACK、WHITE)
メーカーサイト/画像出典:BASSO|株式会社ジョブインターナショナル
CARRERA(カレラ)
1989年にダビデ・ボイファヴァとルチアーノ・バラキの元プロ選手二人によって設立されたロードバイクメーカーです。
ラインナップはほぼレース向けで、ハイエンドクラスのモデルではフレームをオーダーすることもできます。フレーム形状やカラーデザインなどもイタリアンブランドらしく非常に凝っていて目を引きます。
有名なマルコ・パンターニやクラウディオ・キアプッチのイタリアの選手たちもカレラのロードバイクで勝利を勝ち取っています。
CARRERAを使用するプロチーム
岸神 小鞠(弱虫ペダル)
西條 雛子(ろんぐらいだぁす)
カレラのロードバイク
カレラのロードバイクには以下のものがラインナップされています。
- エアロレーシングバイク:AR-01、ERAKLE AIR、TD01-AIR
- 軽量モデル:SL7、VELENO TS
- エンデュランス用バイク:PHIBRA EVO、ER-01
AR-01 ― 強さと美しさを兼ね備えたプロ仕様のフラッグシップモデル
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ
フレームセット:¥450,000(カラー:A7-112、A8-136、A6-31、A6-32、A7-108、A7-111)、¥540,000(カラー:DIABLO)
ディスク フレームセット:¥470,000(カラー:A7-112、A8-136、A6-31、A6-32、A7-108、A7-111)、¥560,000(カラー:DIABLO)
VELENO TS ― レーシングフレーム製造技術から生まれたグランフォンド向けモデル
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):¥280,000
ER-01 ― レースにもロングライドにも使えるカーボンエントリーモデル
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):¥190,000
メーカーサイト/画像出典:CARRERA|株式会社ポディウム
Dedacciai STRADA(デダチャイストラーダ)
出典:Deddacciai Strada公式Facebook
世界的なチューブメーカーのひとつであるデダチャイ社のフレームブランドです。もともとアルミニウム合金やスカンジウム、チタン等の金属チューブをフレームメーカーに供給していました。フレーム素材としてカーボンが着目されるようになってからは、カーボンフレームの開発を手掛けるようになり、自社でレーシングフレームブランド「デダチャイ・ストラーダ」を設立しました。
デダチャイのロードバイク
デダチャイのフレームはすべてレース用モデルです。2018年はブランド誕生25周年に当たり、名前に「25」がついたモデルが新たに用意されています。
ATLETA ― 風洞実験から生み出されたエアロ形状をもつレーシングバイク
▲アスリータ(ブラックオンブラックレッド)*
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥271,000
VERTIGINE ― ダウンチューブのカーブで振動吸収性を高めたエントリーモデル
▲ヴェルティージネ(ブラックオンブラックレッド)*
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥169,000
RAN ― 剛性と振動吸収性を両立させた軽量フラッグシップモデル
▲ラン(グロッシーホワイト)*
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥220,150
*)画像はすべて2017年モデル
メーカーサイト/画像出典:Dedacciai Strada|株式会社インターマックス
フランス
イタリアメーカーのような華やかさはないものの、独自の優れた技術を貫き開発するメーカーの姿勢と品質が魅力的です。
初心者よりもロードバイクの乗り味がわかってきた中級者レベル以上のユーザーからの支持が多いです。
LOOK(ルック) ― 最先端の素材と技術力で山を駆る
LOOKは1951年創業のフランスの自転車メーカーです。1984年に世界初のビンディングペダル「PP65」、1986年には初めてのフルカーボンフレーム「フレーム KG 86」を発表。
有名なベルナール・イノーやグレッグ・レモンにツール・ド・フランスの優勝をもたらすと共にルックの名を更に広めました。
高い品質のカーボン素材とチュービング技術を使用されたルックのロードバイクは、レースやヒルクライムに真価を発揮する憧れのバイクの一つになっています。
LOOKを使用するプロチーム
フォルトゥネオ・サムシック(UCIプロコンチネンタルチーム、フランス)
▲フォルトゥネオ・サムシックのワレン・バルギル
画像出典:Warren Barguil公式Facebook
真波 山岳(弱虫ペダル)
ルックのロードバイク
初心者よりはある程度ロードバイク経験のある人が選ぶルックはフレームセットのみの販売が多いですが、一部のモデルには完成車も用意されています。
人気のレーシングバイク695や、軽量バイクの785ヒュエズ、エアロロードの795エアロライトRS/795ライトRS、エンデュランスモデルの765オプティマムなどがラインナップされています。
モデル名称の末尾にRSが付いたモデルは、特別仕様のレーシングモデルを表しています。
785 HUEZ RS ZED ― プロ仕様の軽量クライミングロードバイク
▲785ヒュエズ(フォルトゥネオ チームレプリカ)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥480,000(受注生産モデル)
695 LIGHT ― 弓なりのチューブを持つ人気のフラッグシップモデル
▲695ライト(プロチームグロッシー)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥520,000
765 OPTIMUM ― 最新のカーボン技術が投入されたエンデュランス・ロードバイク
▲765オプティマム(ホワイトグロッシー)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano Ultegra MIX
参考価格(税抜):¥280,000
ルックのロードバイクについて更に知りたい方はこちらもどうぞ
→LOOK(ルック)2018年おすすめロードバイク全11台
メーカーサイト/画像出典:LOOK|株式会社ユーロスポーツインテグレーション
TIME(タイム) ― レースに特化したカーボンフレームづくり
1987年、フランスのTVT社から分かれてできたのがタイムです。ビンディングペダルメーカーとしてスタートしましたが、1993年からカーボンフレームの製造に着手。
RTM工法という自転車フレーム製造に最適な技術を持っており、フランスで自社製造されるタイムのロードバイクは、その品質の高さから、いつかは乗ってみたい憧れのブランドとして数多くのファンがいます。
プロのロードレースでも、トム・ボーネンやローラン・フィニョン、ジルベール・デュクロラサール、ジャニー・ロンゴ、トマ・ヴォクレールなど、多くのチャンピオンたちがタイムのロードバイクで成功を収めています。
最近では漫画「弱虫ペダル」でも、人気キャラの巻島裕介のロードバイクとして、ロードバイクに乗っていない層にも知られるようになりました。
2018年にはフレームのロゴデザインを一新。「カスタムカラー」というフレームのカラーバリエーションが用意され、自分だけの「タイム」を選択することができるようになりました。
巻島 裕介(弱虫ペダル)
タイムのロードバイク
タイムには、エアロロードバイクのScylon、軽量バイクのAlpe D’huez、グランフォンド用のIZON、エンデュランス用ロードバイクのFluidityというモデルがあります。
タイムはフレームセット売りがほとんどですが、フォークの形状とシートポスト形状を選択できるようになっています。
フォーク形状は振動吸収システムが搭載された「アクティブフォーク」と通常の「クラシックフォーク」から、シートポスト形状はフレーム一体型の「トランスリンク」と従来通りの「シートポスト」から選択できます。
SCYLON ― 剛性と空力性能が向上したタイムのフラッグシップモデル
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ
トランスリンク アクティブフォーク:600,000円
シートポスト・ アクティブフォーク:580,000円
トランスリンク クラシックフォーク:540,000円
シートポスト・ クラシックフォーク:520,000円
IZON ー グランフォンド向けの軽量バイク
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ
トランスリンク アクティブフォーク:540,000円
シートポスト・ アクティブフォーク:520,000円
トランスリンク クラシックフォーク:480,000円
シートポスト・ クラシックフォーク:460,000円
ALPE D’HUEZ 21 ー 超級山岳の名を持つタイムの最軽量バイク
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ
レギュラーカラー:298,000円
カスタムカラー:350,000円
タイムのロードバイクについて更に知りたい方はこちらもどうぞ
→【最新版】2018モデルも!TIME(タイム)のおすすめロードバイクまとめ
メーカーサイト/画像出典:TIME|株式会社ポディウム
LAPIERRE(ラピエール)
ラピエールは創業1946年のフランスのバイクメーカーです。当初はマウンテンバイクを生産していましたが、現在ではロードバイクやクロスバイク、eバイクまで手掛ける総合自転車メーカーになっています。日本ではまだ多く見かけませんが、ヨーロッパでは有名なメーカーです。
グランツールでも活躍しているフランスのUCIプロチーム、エフデジに15年以上も機材を供給していて、選手からのフィードバックはラピエールの機材開発に生かされています。
2017年のグランツールではティボー・ピノやアルノー・デマールが活躍しました。
LAPIERREを使用するプロチーム
グルパマ・エフデジ(UCIワールドチーム)
▲パリルーベ2018年のエフデジチーム
出典:Équipe cycliste Groupama–FDJ公式Facebook
ラピエールのロードバイク
ラピエールのモデルは、用途によって5つの種類に大別されます。
- AUDACIO(オーダシオ):エントリー用モデルとして手頃なアルミフレームモデル
- SENSIUM(センシウム):あらゆる用途に対応できるミドルグレードのカーボンモデル
- AIRCODE SL(エアコードエスエル):優れたエアロダイナミクス性を追求したエアロロード
- PULSIUM(パルシウム):スピードを追求し快適なライドを約束するエンデュランス用モデル
XELIUS SL(ゼリウスエスエル):軽量&剛性のバランスのとれたオールラウンドバイク
AIRCODE SL Ultimate ー トリコロールをまとったエアロロードバイク
▲エアーコードSLアルティメット(FDJクローム)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥399,000
XELIUS SL ULTIMATE ー ティボー・ピノと同じ軽量オールラウンダー
▲ゼリウスSLアルティメット(PINOT)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥379,000
AUDACIO 100 CP ー 欧州人気メーカーの手頃なエントリーモデル
▲オーダシオ100 CP(PINOT)
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
コンポ:Shimano Claris
参考価格(税抜):¥110,000
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→【2018年最新】Lapierre(ラピエール)ロードバイクおすすめモデル19選
メーカーサイト/画像出典: LAPIERRE|株式会社 東商会
ドイツ
フランスやイタリアに比べて新興メーカーが多く、お国柄を反映してかデザイン性よりも価格に見合った品質を提供する、実質本位のメーカーが多いです。
CANYON(キャニオン) ― オンライン直接販売が最大のアドバンテージ
出典:Team KATUSHA ALPECIN公式Facebook
ドイツのカーボンフレームの新興ブランド、キャニオン。他のメーカーとは一線を画したオンラインでの直接販売のみで、高スペックのロードバイクを低価格で手に入れることができるのが特徴です。
バイクを注文すると、キャニオンのドイツ本社工場で組み立てられ、日本に宅配便で届けられます。ただし、すべてインターネットを通すため、メンテナンスを依頼できるショップがある人か、自分でメンテナンスできる人向けです。
2016年にはツール・ド・フランスでも使用され、モヴィスターチームがチーム総合優勝を飾り、トニー・マルティンやキンタナ、バルベルデが乗るバイクとして、大きく知られるようになりました。
CANYONを使用するプロチーム
- チーム カチューシャ・アルペシン(UCIワールドチーム)
- モヴィスター チーム(UCIワールドチーム)
▲キームキットのデザインを新しく変更したモヴィスターチーム
キャニオンのロードバイク
フラッグシップモデルの軽量レーシングバイクUltimate、エアロロードのAeroad CF SLX、オールラウンダーのEnduraceがあります。
女性用モデルWMNもラインナップされ、マウンテンバイク用の650Bホイールモデルを採用するなど、小柄な女性にも最適な仕様のモデルがあります。
AEROAD CF SLX 9.0 LTD ― プロロードチームの使用機材
▲エアロードCF SLX9.0 LTD(CHERRY PEPPER)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano DURA-ACE DI2
参考価格(税抜):¥899,000(送料・梱包料別途必要)
ULTIMATE CF SLX 8.0 ― 780gの超軽量フレーム
▲アルティメットCF SLX8.0(STEALTH – ASPHALT GRAY)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano Ultegra
参考価格(税抜):¥389,000(送料・梱包料別途必要)
ENDURACE CF 7.0 ― シマノ105を搭載したカーボンエントリーモデル
▲エンデュレースCF 7.0(METEOR GREY – CYAN)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):¥155,000(送料・梱包料別途必要)
GRAIL CF 7.0 ― 二階建て構造のハンドルを持つグラベルロードバイク
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):¥249,000(送料・梱包料別途必要)
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メーカーサイト/画像出典:CANYON|キャニオンバイシクルズ
ジャパン
CUBE(キューブ) ― ドイツらしい実直さと確かな品質
日本ではまだあまり知られていませんが、CUBEは1993年に設立されたドイツの自転車メーカーです。デザインは本国のドイツで行い、製造はアジアで行っています。
取り扱いラインナップはロードバイクだけでなく、マウンテンバイク、キッズバイク、e-bikeまで幅広く、世界60か国に進出しています。日本には2016年から正式販売されるようになりました。
CUBEを使用するプロチーム
- Wanty-Groupe Gobert(UCIプロコンチネンタルチーム、ベルギー)
- 愛三工業レーシングチーム(Jプロチーム)
▲チーム機材にキューブを使用する愛三工業レーシングチーム
画像出典:愛三工業レーシングチーム
キューブのロードバイク
キューブには、以下のモデルが用意されています。
- LITENING:軽量レーシングモデル
- AGREE:キューブのC:62カーボンを使用したエアロダイナミクス削減効果のある軽量モデル
- ATTAIN:エンデュランス用モデル
LITENING C68 SL ― フレーム重量850gのチームレプリカモデル
▲Litening C68 SL(Team Wanty)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano Dura Ace
参考価格(税抜):¥726,000
AGREE C62 PRO ― アルテグラにMavicホイールを搭載したエンデューロモデル
▲アグリーC62プロ(carbon‘n‘blue)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano Ultegra MIX
参考価格(税抜):¥326,000
ATTAIN ― 手軽に乗れるアルミのエントリーモデル
▲アテイン(black‘n‘flashgreen)
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
コンポ:Shimano Claris
参考価格(税抜):¥98,600
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メーカーサイト/画像出典:CUBE|塩野自転車株式会社
FOCUS(フォーカス)
シクロクロスの世界チャンピオンであるマイク・クルーゲが1992年に創設したブランドです。翌年にはヨーロッパ最大手のダービーサイクル社の傘下に入ることにより、開発に力を注いで、レース用バイクの生産を拡大しました。
2005年にハンカ・クプファーナゲルがFOCUSバイクで、女子シクロクロス世界チャンピオンを獲得しました。以降も世界選手権女子個人タイムトライアルのチャンピオンや数多くの称号を手に入れ、フォーカスの名をレーシングバイクブランドとして位置づけています。
2016年のツール・ド・フランスでは、フォーカスのバイク、IZALCO MAXでAG2Rのロマン・バルデが個人総合2位、チーム総合4位の成績を残しています。
FOCUSを使用するプロチーム
マトリックスパワータグ(Jトッププロチーム)
▲ツール・ド・とちぎでのマトリックスパワータグ
倉田 亜美(ろんぐらいだぁす)
フォーカスのロードバイク
フォーカスのロードバイクには、レーシングモデルのIZALCO、IZALCO RACE、エンデュランス用モデルのPARALANE、シクロクロス用モデルのMARESがあります。
IZALCO MAX ― FOCUS史上最軽量のプロユース・レーシングモデル
▲イザルコマックス(CARBON/FREESTYLE)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):¥649,000(DURA ACE, FULCRUM RAICNG 3)、¥469,000(ULTEGRA, FULCRUM RACING 7)、¥398,000(フレームセット)
IZALCO RACE 105 ― レースにもロングライドにも使えるオールラウンダー
▲イザルコレース(RED/WHITE)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):¥259,000
PARALANE 105 ― 舗装路もグラベルも快適に楽しく
▲パラレーン105(RACING GREEN)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):¥398,000
メーカーサイト/画像出典:FOCUS|グローブライド株式会社
CORRATEC(コラテック) ― 世界的なフレームビルダーのハンドメイドバイク
1990年にドイツの自転車ショップからスタートしたコラテックは、自らユーザーが感じている問題点を克服するバイクを作る決心をしました。
世界初のセミスリックタイヤ「DIAMNT SLICK」、生物測定学に基づくマウンテンバイクの弓型フレームの「SUPEW BOW」など、独自の技術を発表してきました。
また、世界的に有名なフレームビルダー、マウロ・サニーノ氏によるハンドメイドバイクもコラテックの特色の一つです。
青八木 一(弱虫ペダル)
コラテックのロードバイク
コラテックのロードバイクは以下のモデルに分かれています。
- CCT EVO:エアロダイナミクスを取り入れたフラッグシップモデル
- R.T.CARBON:オールラウンダーカーボンモデル
- CORONES SL:スカンジウム合金使用モデル
- DOLOMITI:アルミフレームモデル
DOLOMITI ― 軽量化と振動吸収性を兼ね備えたトップチューブ、スペックを一新した人気モデル
フレーム素材:アルミ
参考価格(税抜):
ULTEGRA, RACING 7:¥198,000
105, RS010:¥164,000
TIAGRA COMPACT, R501:¥138,000
SORA COMPACT, R501:¥125,000
フレームセットのみ:¥104,000
R.T.CARBON ― トップモデル「CCT EVO」をグレードアップしたオールラウンダー
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):
DURA ACE Di2, FULCRUM RACING 3:¥649,000
DURA ACE, FULCRUM RAICING 3:¥489,000
ULTEGRA Di2, FULCRUM RACING 7:¥415,000
ULTEGRA, FULCRUM RACING 7:¥298,000
105, RS010:¥249,000
TIAGRA COMPACT, R501:¥234,000
フレームセットのみ:¥218,000
CORONES SL ― 軽量のスカンジウム合金の使用モデル
▲CORONES SL(MATT RED/MATT BLACK)
フレーム素材:スカンジウム合金、カーボンフォーク
参考価格(税抜):
ULTEGRA, FULCRUM RACING 7:¥238,000
105, RS010:¥190,000
TIAGRA COMPACT, R501:¥166,000
フレームセットのみ:¥132,000
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メーカーサイト/画像出典:corratec
スイス
ドイツブランドに似て、品質重視のメーカーが多いです。
SCOTT(スコット)― カーボンテクノロジーで魅せる軽量フレーム
スコットはスキー関連製品で有名なスポーツ総合ブランドメーカーです。自転車業界では1986年に最初のマウンテンバイクを製造し、1989年にエアロ・ロード・ハンドルバーを開発しています。スキー製品製造で培った技術を活かした軽量カーボンバイクを作ることで有名です。
SCOTTを使用するプロチーム
ミッチェルトン・スコット(UCIワールドチーム、オーストラリア)
▲アムステル・ゴールド・レース2018でのミッチェルトン・スコット
画像出典:Mitchelton-SCOTT公式Facebook
今泉 俊輔(弱虫ペダル)
スコットのロードバイク
スコットのロードバイクは以下のようにモデルが分かれています。
- FOIL:エアロロードバイク
- ADDICT RC:軽量レーシングバイク
- ADDICT:エンデュランス用モデル
- SPEEDSTAR:エンデュランス用アルミモデル
FOIL RC ― 空力・剛性・軽量のバランスがとれたレーシングマシン
▲フォイルRC
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano Dura-Ace
参考価格(税抜):¥799,000
ADDICT RC 20 ― ヒルクライムレース向けの軽量バイク
▲アディクトRC 20
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano Ultegra FD-R8000
参考価格(税抜):¥369,000
SPEEDSTER 30 ー エアロロードFOlLを踏襲したエントリーモデル
▲スピードスター30
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
コンポ:Shimano Sora
参考価格(税抜):¥110,000
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メーカーサイト/画像出典:SCOTT|株式会社スコットジャパン
BMC(ビーエムシー)― 独自設計テクノロジーで急成長してきた本格派
BMCとはスイスに本拠地を置く自転車メーカーです。BMCの名称は、Bicycle Manufacturing Company の略で、歴史は意外と浅く、1995年に創設されています。
2001年にアンディ・リースがBMCを完全買収し、「スタイル、パッション、プレシジョン」を企業理念として掲げ、独自の自転車のフレームデザインを貫いています。
BMCを使用するプロチーム
BMCレーシングチーム(UCIワールドチーム、アメリカ)
BMC Racing Team, (c) Chris Auld
小野田 坂道(弱虫ペダル)
ビーエムシーのロードバイク
ビーエムシーのロードバイクには、以下のモデルがあります。
- Teammachine:軽量なレーシングモデル
- Roadmachine:エンデュランス用モデル
- Timemachine: エアロロード、トライアスロン用モデル
Teammachine SLR01 TWO ― BMC史上、最も軽量で高剛性なロードバイク
フレーム素材:カーボン
コンポ:Sram RED 22
参考価格(税抜):¥680,000
Roadmachine 03 ― 幅広いジャンルで楽しめるディスクブレーキロードバイク
フレーム素材:アルミフレーム・カーボンフォーク
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜): ¥280,000
timemachine Road 02 ― スプリンターのための高剛性エアロロードバイク
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):¥300,000
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→【2018年最新】BMCロードバイクおすすめモデル10選
メーカーサイト/画像出典:BMC|フタバ商店
ベルギー
ベルギーは石畳や古い町並みによる舗装状況や雨などで、世界的に走行が厳しい環境ですが、その厳しい状況を強みとした自転車ブランドの存在感は目を見張るものがあります。
RIDLEY(リドレー) ― 自転車の本拠地ベルギーのトップブランド
リドレーはベルギーの自転車メーカーですが、前身は塗装会社でした。サイクルスポーツが国技ともいえるベルギーですが、歴史のある街並みは石畳や天候が厳しいことで知られています。
2016年には、ロット・ソウダルチームにフレームを供給、ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアで勝利することでRIDLEYの人気を支えています。
RIDLEYを使用するプロチーム
- ロット・ソウダル(UCIワールドチーム、ベルギー)
- ヴィクトワール広島(Jトッププロチーム)
▲サントス・ツアー・ダウンアンダーでステージ通算18勝したアンドレ・グライペル
東堂 尽八(弱虫ペダル)
リドレーのロードバイク
リドレーには、レーシングモデルのNOAHや軽量バイクのHELIUM、エンデュランス向けのFENIX、女性向けモデルのLIZ SLなどがラインナップされています。
NOAH SL ― エアロダイナミクスの新世代エアロフレーム
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥400,000
HELIUM SLX ― プロも使うスーパーライトオールラウンダー
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥385,000
FENIX C ― コスパに優れたエンデュランスモデル
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):¥260,000
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→【2018年】RIDLEY(リドレー)最新ロードバイク12選
メーカーサイト/画像出典:RIDLEY|株式会社 ジェイピー スポーツ グループ
イギリス
トラディッショナルなイメージのイギリスメーカーですが、実際は最先端の技術を投入しているメーカーもあります。
RALEIGH(ラレー)― クラシカルにとどまらない実力
1888年、自転車によって体の不調から回復したフランク・ボーデンが自転車工房を買い取って創業したイギリスの総合バイクメーカーです。日本では伝統的な細身のクロモリバイクのイメージが強いラレーですが、海外ではカーボンロードバイクや、マウンテンバイク、e-バイクなど、トータルに取り扱っています。レースでは過去にツール・ド・フランスを制覇するなど、一時は世界ナンバーワンの自転車メーカーに君臨していました。
ラレーのロードバイク
日本では、主にクラシカルなクロモリのフレームのバイクをリリースしています。
CRTI Carlton Team TI ― クラッシックなカラーリングの復刻版モデル
▲CRTIカールトン・チームTI(TIレッド)
フレーム素材:レイノルズ531
コンポ:CAMPAGNOLO POTENZA
参考価格(税抜):¥290,000
CRN Carlton-N ― TIAGRAを搭載したクロモリのスタンダードモデル
▲CRNカールトンN(ウィステリアパープル)
フレーム素材:クロモリ
コンポ:SHIMANO TIAGRA
参考価格(税抜):¥120,000
CRA Carlton-A ― SORAを採用したクロモリベーシックロード
▲CRAカールトンA(ヴィンテージレッド)
フレーム素材:クロモリ
コンポ:SHIMANO SORA
参考価格(税抜):¥100,000
メーカーサイト/画像出典:Raleigh|新家工業株式会社
FACTOR(ファクター)
ファクター、正式名称FACTOR BIKES(ファクター バイクス)は、2007年にレーシングカーや航空宇宙産業に携わっていたエンジニアリング会社「bf1 systems」から誕生しました。まだ若い新興メーカーながら、革新、スピード、高性能にこだわったモデルを開発。自社工場で設計してからすぐにプロトタイプに反映できることが強みです。
2009年には「Factor001」や、アストンマーティンとコラボレーションした世界限定77台の「One-77 Cycle」を製造するなど、自転車ファンの注目を集めました。
2017年にはフランスのUCIプロチーム「AG2R La Mondiale」のチームバイクとして採用され、ロマン・バルデの活躍と共にツール・ド・フランスでもFACTORのバイクを目にするようになりました。
FACTORを使用するプロチーム
アージェードゥゼール・ラ・モンディアル(UCIワールドチーム、フランス)
▲2017年ツール・ド・フランス個人総合3位のバルデ
出典:Romain Bardet公式ツイッター
ファクターのロードバイク
One、O2の2モデルがあり、いずれもF1技術を元にしたエアロダイナミクス性能を受け継ぐレーシングバイクです。
O2 ― 740gの軽量オールラウンダー
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥545,000、ディスクブレーキ対応 ¥555,000
O2 – Romain Bardet White ― AG2Rラモンディアルのロマンバルデモデル
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥565,000、ディスクブレーキ対応 ¥575,000
ONE ― レーシングカーの空気力学から生まれたプロチーム使用モデル
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥590,000、ディスクブレーキ対応 ¥600,000
ファクターのロードバイクについて更に知りたい方はこちらもどうぞ
→【2018最新】ロードバイクFACTOR(ファクター)のハイエンドモデル3選
メーカーサイト/画像出典:FACTOR BIKES|トライスポーツ
スペイン
ブエルタ・エスパーニャを見てもわかるように、山岳地帯の地形を活かしたバイクづくりを得意とするメーカーが多いスペイン。ヒルクライムに強い印象があります。
ORBEA(オルベア) ― スペイン最大級の自転車総合メーカー
スペインのバスク地方で武器や鋼管を作っていたオルベア兄弟が1920年に自転車を製造したのが始まりです。現在では、幼児用バイクから高級スポーツ車まで手掛けるスペイン最大規模の総合自転車メーカーになっています。
MyOというバイクのカラー選択やトップチューブに好きな文字を入れるなどのカスタマイズや、製造の欠陥に対する保証を約束したプレミアムワランティ制度などが用意されています。
ORBEAを使用するプロチーム
- ヴィタル・コンセプト(UCIプロコンチネンタルチーム、フランス)
- エウスカディ バスクカントリー・ムリアス(UCIプロコンチネンタルチーム、イタリア)
- ユナイテッドヘルスケア・プロサイクリング(UCIプロコンチネンタルチーム、フランス)
オルベアのロードバイク
オルベアのバイクはレース用として「オルカ」、エンデュランス用として「アヴァン」があります。
ORCA AERO M11iチーム eTAP ― 空力性能を追求したバランスのよいレーシングモデル
▲オルカ エアロ M11iチーム eTAP(オレンジ-サテングロス)
フレーム素材:カーボン
コンポ:SRAM Red eTAP
参考価格(税抜):¥1,100,000、¥1,120,000(カラーオーダーシステムMyO対応)
ORCA OMP 105 ― オルカの性能を手軽に味わいたいセカンドモデル
▲オルカOMP105(ブルーピンク)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):¥360,000
AVAN HYDRO ― 選べるコンポーネントで通勤・通学からロングライドまで
▲アヴァンハイドロ(ブラック-ホワイト-レッド)
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
参考価格(税抜):
アヴァンハイドロ H30 105完成車:¥180,000
アヴァンハイドロ H40 ティアグラ完成車:¥150,000
アヴァンハイドロ H50 ソラ完成車:¥120,000
アヴァンハイドロ H60 クラリス完成車:¥120,000
アヴァンハイドロ H70 ターニー完成車:¥110,000
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→元自転車屋が解説!ORBEA(オルベア)のロードバイク2017年モデル
メーカーサイト/画像出典:ORBEA|株式会社ポディウム
BH(ビーエイチ)
創業は古く、元は第一次世界大戦中の銃器メーカーでしたが、戦後に自転車メーカーに転身しました。スペイン最大のレース、ブエルタ・エスパーニャでは歴史的な勝利を収め、その後ツール・ド・フランスでも、ラルプ・デュエズがゴールの山岳ステージでFederico Etxabeが勝利し、BHの名を高めています。
BHを使用するプロチーム
- ディレクトエネルジー(UCIプロコンチネンタルチーム、フランス)
- ブルゴス・BH(UCIプロコンチネンタルチーム、スぺイン)
泉田 塔一郎(弱虫ペダル)
ビーエイチのロードバイク
ビーエイチのロードバイクには以下のような種類があります。
- レーシング用モデル:G7、G6
- 軽量オールラウンダー:Ultalight
- エンデュランスモデル:Quartz、Prisma、Sphene
Ultralight Evo ― 700g以下の超軽量フレーム
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥420,000
G7 DISC ULTEGRA Di2 ― 最新のレーシングトップモデル
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano ULTEGRA Di2
参考価格(税抜):¥780,000
Prisma 105 ― ロングライドを快適に
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano 105MIX
参考価格(税抜):¥250,000
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→BHのおすすめロードバイク6選
メーカーサイト/画像出典:BH|BH Bikes Japan
カナダ
元プロ選手が立ち上げたメーカーが多く、レースの評価を即フィードバックして実戦に強いモデルが多い印象があります。
CERVÈLO(サーヴェロ) ― トライアスロンで培ったエアロダイナミクス技術
サーヴェロは、1995年にカナダのトロントに誕生したロードバイク、トライアスロン用のフレームメーカーです。創業者で現CEOであるフィル・ホワイト氏は元々航空宇宙エンジニアでプロダクトマネジメントを行っていました。
最高のエアロダイナミクスと軽さ、強靭さを目指して開発されたバイクは、8年後の2003年にはグランツールに初登場し、2008年にはツール・ド・フランス、アイアンマンハワイ、オリンピックで優勝の実績を挙げています。
サーヴェロのバイクは高い技術力を投入して開発されているため、初心者が気軽に手を出せる価格帯のモデルはありませんが、プロと同じ高性能のバイクに乗れるのが大きな魅力となっています。
CERVÈLOを使用するプロチーム
ディメンションデータ(UCIワールドチーム、南アフリカ)
▲ディメンションデータのマーク・カベンディッシュ
出典:Team Dimension Data for Qhubeka
新開 隼人(弱虫ペダル)
新開 悠人(弱虫ペダル)
サーヴェロのロードバイク
サーヴェロのバイクには、その特徴によって以下のシリーズがあります。
- Rシリーズ:軽量化を重視したシリーズ
- Cシリーズ:長距離を速く走ることを目的としたグランフォンド用モデル
- Sシリーズ:空力性能重視のエアロロードバイク
- Pシリーズ:エアロダイナミクスを追求したトライアスロン&タイムトライアルバイク
- Tシリーズ:トラック競技用
S5 Team Dimension Data Limited ― カベンディッシュと同じハイエンド エアロロードバイク
▲S5チームディメンションデータリミテッド(ブラック/グリーン)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano Dura-Ace Di2
参考価格(税抜):¥1,680,000
R5 Disc ― 超軽量バイクのディスクブレーキモデル
▲R5ディスク(ブラック/フルオロイエロー)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Sram RED eTAP
参考価格(税抜):完成車¥1,370,000、フレームセット¥580,000
R2 ― 憧れのサーヴェロを手軽に
▲R2(レッド)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):¥370,000
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→エアロロードの憧れ、cervélo(サーヴェロ)の2018年モデル17選
メーカーサイト/画像出典:CERVÈLO|東商会
ARGON18(アルゴン・エイティーン)
オリンピックのカナダ代表のジャーベス・リューが1989年に立ち上げたブランドです。
2001年には最初のカーボンフレームであるヘリウムを発表。
レースでは、2006年にはトライアスロンで3つの世界タイトルを獲得。2017年にはプロチームの「アスタナ」がツール・ド・フランスなどのヨーロッパのレースに参戦しています。
ARGON18を使用するプロチーム
- アスタナ プロチーム(UCIワールドチーム、カザフスタン)
- インタープロサイクリングアカデミー(Jプロチーム)
▲アスタナ・プロチーム
アルゴン・エイティーンのロードバイク
アルゴン・エイティーンのバイクは、以下の種類があります。
- Nitrogen:エアロロードバイク
- Gallium:軽量なレーシングフレーム
- Krypton:エンデュランス用モデル
NITROGEN PRO ― ツール・ド・フランスでデビューしたエアロロードバイク
ナイトロジェン・プロ(ブラック×グレー)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥552,000
GALLIUM PRO ― 速く乗りやすい最軽量のレーシングモデル
ガリウム・プロ(ブラック×レッド)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥358,000
KRYPTON ― 乗り心地の良いベストセラーモデル
クリプトン(ホワイト×ブラック)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):アルテグラ完成車¥322,000、105完成車¥289,000、フレームセットのみ¥183,000
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メーカーサイト/画像出典:ARGON 18
台湾
数々のロードバイクメーカーの生産を請け負ってきた台湾は、その経験を活かして独自のブランドを作り上げています。デザイン性は欧州ブランドほどではないものの、コストパフォーマンスに優れており、実質重視を求める方に支持されています。
GIANT(ジャイアント)― 世界最大の自転車製造メーカー
性能と価格のバランス、いわゆるコスパ最強の台湾の自転車メーカーです。店頭販売のみの姿勢を貫き、クロスバイクのESCAPE R3はベストセラーになっているほどです。
初心者からプロユースまで支持者が多く、独自の技術投入で更にバイク性能を高めています。
ロードバイクでは女性専用ブランドのLivを立ち上げるなど、手広く展開している世界最大の自転車メーカーです。
GIANTを使用するプロチーム
- チーム・サンウェブ(UCIワールドチーム、ドイツ)
- シマノレーシング(Jトッププロチーム)
福富 寿一(弱虫ペダル)
ジャイアントのロードバイク
ジャイアントには大別して以下のモデルが用意されています。
- PROPEL:エアロレーシングロードバイク
- TCR:軽量レーシングバイク
- DEFY:エンデュランス用ロードバイク
- CONTEND:軽量アルミモデル
PROPEL ADVANCED SL 0 DISC ― 最新・最上級のエアロロードバイク
フレーム素材:カーボン
コンポ:SHIMANO DURA ACE Di2
参考価格(税抜):¥1,250,000
TCR ADVANCED SL 1 ― 大幅な軽量化と快適性の向上
フレーム素材:カーボン
コンポ:SHIMANO ULTEGRA Di2
参考価格(税抜):¥580,000
CONTEND 1 ― アルミ素材のオールラウンダー
フレーム素材:アルミ
コンポ:shimano Sora MIX
参考価格(税抜):¥95,000
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→【2017モデル】世界一の自転車メーカーGIANTが作り出すロードバイク、TCRとは
メーカーサイト/画像出典:GIANT|株式会社ジャイアント
LIV(リヴ) ― 世界最大自転車メーカーの女性向けライン
出典:PHILOSOPHY|Liv:株式会社ジャイアント
世界最大自転車メーカーGIANTの女性専用ブランドです。開発スタッフはすべて女性で、バイクからウェア、アクセサリーなどの小物までトータルにデザインされています。
女性向けに身長145cmでも乗車可能なXXSサイズからのフレームを展開しています。
Livを使用するプロチーム
TEAM SUNWEB WOMEN
リブのロードバイク
リブのロードバイクには、以下の種類があります。
- ENVIE:エアロロードバイク
- LANGMA:軽量ロードバイク
- AVAIL:エンデュランス用ロードバイク
LANGMA ADVANCED PRO 1 DISC ― フルカーボンホイールと新型チューブレスレディタイヤを装備した軽量バイク
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano ULTEGRA
参考価格(税抜):¥400,000
ENVIE ADVANCED PRO ― 唯一の女性専用エアロロード「エンヴィ」
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano ULTEGRA
参考価格(税抜):¥350,000
AVAIL SL 2 ― 小柄な女性でもチューブレスレディで快適に走る
フレーム素材:アルミ
コンポ:Shimano Tiagra
参考価格(税抜):¥125,000
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→GIANT(ジャイアント)、Liv(リヴ)の2018モデルまとめ
メーカーサイト/画像出典:Liv|株式会社ジャイアント
MERIDA(メリダ) ― コスパが高く美しいデザインが目を引く
Merida Industry(美利達自行車)は1972年創業の台湾の自転車メーカーです。ドイツのシュツットガルト近郊で企画・設計され、台湾で生産されています。
スペックの高いロードバイクを低価格で入手でき、バイクのデザイン性とも相まって人気があります。
2013年にUCIプロチームであるランプレ・メリダの使用機材に採用され、2017年には新城幸也選手が所属するバーレーン・メリダ・プロ・サイクリング・チームでも使用されています。
MERIDAを使用するプロチーム
- バーレーン メリダ プロサイクリングチーム(UCIワールドチーム、バーレーン)
- 宇都宮ブリッツェン(Jトッププロチーム)
- シエルヴォ奈良ミヤタ-メリダ・サイクリングチーム(Jプロチーム)
▲バーレーン メリダ所属の新城幸也選手
出典:MERIDA BIKES公式FB
古賀 公貴(弱虫ペダル)
メリダのロードバイク
メリダのロードバイクには以下のようなモデルがラインナップされています。
- REACTO:エアロロードバイク
- SCULRURA:軽量オールラウンダー
- SILEX:ツーリングに最適なグラベルロード
- RIDE:エンデュランス用ロードバイク
REACTO TEAM-E ― プロ仕様のエアロレーシングバイク
▲リアクト・チームE(DARK BLUE(BAHRAIN TEAM)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano Dura-Ace Di2
参考価格(税抜):完成車¥1,100,000、フレームセットのみ¥339,000
SCULTURA 4000 ― バーレーン・メリダチームカラーとShimano 105を採用したフルカーボンレーサー
▲スカルトゥーラ4000(DARK BLUE(T-REPLICA))
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):199,000
RIDE 400 ― シマノ105を装備したアルミの中核モデル
▲ライド400(SILK BLUE(WHITE))
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):¥159,000
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メーカーサイト/画像出典:MERIDA|株式会社ミヤタサイクル
GUSTO(グスト)
グストはもともと、カーボン製のパソコンや携帯電話などパーツを生産する会社が立ち上げたカーボンメーカーです。当初は多くのバイクブランドに自転車フレームをOEM供給していましたが、自社ブランドを持つに至りました。
東レのカーボン素材を使用し、設計・テストはオランダ、自社工場での生産という形を取ることで低価格ながら高品位・高性能のバイクを供給しています。
自らコンチネンタルチームを持ち、2016年にはチームの拠点を台湾からスロベニアに移しています。2017年に開催されたツールド・とちぎでは総合優勝・スプリント賞・山岳賞の3タイトルを獲得するなど、日本国内のレースでも活躍しています。
GUSTOを使用するプロチーム
リュブリャナ・グスト・ザウラム(UCIコンチネンタルチーム、スロベニア)
▲第1回ツール・ド・とちぎ個人総合優勝のベンジャミン・ヒル選手とリュブリャナ・グスト・ザウラム
グストのロードバイク
東レのT-1000のカーボン素材を使用したモデルが多く、低価格ながらコストパフォーマンスに優れたレーシングモデルを出しています。
RCR TL ― オリジナルカーボンホイールを搭載したレーシングモデル
▲RCR TL(チームリミテッド)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano ULTEGRA R8000
参考価格(税抜):¥268,000
RCR TE Elite ー T-1000カーボンを使用したミドルグレードモデル
▲RCR TEエリート(Glossy Black&Red)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano 105
参考価格(税抜):¥189,000
RCR TE SE ― T-800カーボンフレームを使用した手頃なレーシングモデル
▲RCR TE SE(マットグリーン)
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano Tiagra
参考価格(税抜):¥148,000
メーカーサイト/画像出典:GUSTO JAPAN
日本
地味ながらも品質重視、ユーザーファーストの製品を供給するメーカーが多いです。
BRIDGESTONE ANCHOR(ブリヂストンアンカー) ― 日本人に最適なフィッティング
日本の最大自転車メーカーであるブリヂストンサイクルのスポーツバイクブランドです。フィッティングに重点を置き、個々のパーツの品揃えが多く、他のブランドで身体に合わない方でもフィットするモデルが見つかります。
完成車でもパーツの選択ができたり、ミドルレンジ以下のモデルでもフレームのカラーが選択できるなど、高品質できめ細かなホスピタリティがある堅実なブランドです。
BRIDGESTONE ANCHORを使用するプロチーム
チームブリヂストンサイクリング
出典:BLOG|TEAM BRIDGESTONE Cycling
石垣 光太郎(弱虫ペダル)
舞春 ひろみ(南鎌倉高校女子自転車部)
ブリヂストンアンカーのロードバイク
ブリヂストンアンカーのロードバイクは以下のモデルがラインナップされています。
- RSシリーズ:レーシング用ロードバイク
- RLシリーズ:エンデュランス用ロードバイク
女性専用モデルも用意されています。
RS9 ― 日本最高峰のレーシングモデル
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano DURA-ACE
参考価格(税抜):完成車¥780,000、フレームセットのみ¥350,000
RL8 ELITE ― 軽量バイクでロングライドを快適にヒルクライムにも
フレーム素材:カーボン
コンポ:Shimano ULTEGRA
参考価格(税抜):完成車¥335,000、フレームセットのみ¥180,000
RS6 EX ― アルミ素材のレーシングモデル
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
コンポ:Shimano Sora
参考価格(税抜):完成車¥130,000
メーカーサイト/画像出典:BRIDGESTONE ANCHOR
YONEX(ヨネックス) ― 高いカーボン技術でヒルクライマーから愛される
日本国内で有名なスポーツメーカーのヨネックス。自社の卓越したカーボン成型技術を注いだロードバイクのフレームは、軽さと剛性のバランスがよく、ヒルクライム選手が好んで使用しています。
国内では森本誠選手(GOKISO)が乗鞍ヒルクライムでヨネックスのバイクを使用して4連覇を達成しています。
YONEXを使用するプロチーム
キナン・サイクリングチーム(Jトッププロチーム)
ヨネックスのロードバイク
ヨネックスはフレームセットのみの販売ですが、ディスクブレーキ対応モデルを含めて、3モデルがラインナップされています。
CARBONEX ― 650gの軽量フレーム
▲カーボネックス(ストレートフォークモデル、ブルー/グリーン)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥450,000
CARBONEX DISC ― 高性能軽量フレームのディスクブレーキバージョン
▲カーボネックスディスク(ブルー/グリーン)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥500,000
CARBONEXHR ― キレのいいアタックやスプリントを実現したHR(HighRigidity)高剛性モデル
▲カーボネックスフレームセットHR(アッシュブラック)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥470,000
ヨネックスのロードバイクについて更に知りたい方はこちらもどうぞ
→高いカーボン技術を持つヨネックスのロードバイクとは
メーカーサイト/画像出典:YONEX|ヨネックス株式会社
KhodaaBloom(コーダーブルーム)
日本人の体型や使用シーンに適した、日本人のためのスポーツバイクをラインナップしているコーダーブルーム。クロスバイクなどのカジュアルなバイク販売から始まったメーカーですが、現在では「FARNA」などロードバイクからクロスバイクなどを手掛けています。
2018年にはマヴィックがレース中に使用する「ニュートラルバイク」に、コーダーブルームのロードバイクが採用されました。
KhodaaBloomを使用するプロチーム
Honda栃木(Jプロツアーチーム)
▲コーダーブルームの機材サポートを受けるJプロツアーチームHonda栃木
コーダーブルームのロードバイク
コーダ―ブルームのロードバイクは、大きく分けて以下のラインナップがあります。
- カーボンレーシングモデル:FARNA ULTIMATE、FARNA PRO AERO、FARNA PRO
- カーボンオールラウンダー:FARNA 6800S、FARNA 5800S
- アルミ軽量モデル:FARNA SL
- アルミエンデュランスモデル:FARNA 700
- クロモリロードバイク:GIGLIO
FARNA ULTIMATE ― Honda栃木が使用するコーダーブルームのフラッグシップモデル
▲ファーナ アルティメイト(マットブラック)
フレーム素材:カーボン
コンポ:SHIMANO DURA-ACE
参考価格(税抜):完成車¥900,000、フレームセットのみ¥420,000
FARNA 700-105 – 25km/hで最も快適に、安定して走るエンデュランスロードバイク
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
参考価格(税抜): ¥150,000
FARNA SL-105 ― 世界最軽量のアルミレーシングモデル
▲ファーナSL-105(マットブラック/マットシルバー)
フレーム素材:アルミ、カーボンフォーク
コンポ:SHIMANO 105
参考価格(税抜):¥165,000
重量:7.8kg
※世界最軽量:国内販売中の105装備完成車アルミロードバイクにおいて。(2017年9月現在、ホダカ(株)調べ)
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→khodaa bloom(コーダーブルーム)が展開する7シリーズまとめ
メーカーサイト/画像出典:KhodaaBloom|ホダカ株式会社
BOMA(ボーマ) ― まさに人馬一体、望んだままに動くバイク
BOMAは、企画、設計、材料調達、生産、配送のすべてを一貫して管理する「オールインワンシステム」により、製品の安定供給とコストダウンを実現しています。Jプロチームの那須ブラーゼンやGIRLS KEIRIN、トライアスリート、またスピードスケートナショナルチームにも機材提供し、積極的にサポートを行うことで、そのフィードバックをより良い企画、製品開発に役立てています。
BOMAを使用するプロチーム
那須ブラーゼン(Jトッププロチーム)
ボーマのロードバイク
ボーマのロードバイクは、大きく分けて以下のようなモデルがラインナップされています。
- 軽量レーシングモデル:CIEL、RS-I、DE’FIRA
- エアロレーシングモデル:VIDEpro、RASOR、VIDE LM(LUMIERE)、VIDE
- ハイCPレーシングモデル:C-1
- エンデュランスモデル:ALLUMER-α、CofyⅡ
- 小柄なライダー向けモデル:FENTE、VINGT QUATRE
CIEL ― 新製法 “デュアルモールディング2” を利用した究極の超軽量モデル
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥280,000
VIDEpro ― プロチーム那須ブラーゼンとの提携から生まれた“Pro”シリーズ
▲ヴァイドプロ(カーボンブラック・クリアー)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセット¥300,000、フレームセット西陣織仕上げ¥500,000
RS-I ― 高密度、高強度の1Kカーボンで仕上げた超軽量モデル
▲アールエスアイ(ブラック)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥242,000
C-1 Limited “blood force” ― 東京サイクルデザイン専門学校とのコラボレーションから生まれたスペシャルモデル
▲シーワン リミテッド“ブラッド・フォース”(カーボン×レッド)
フレーム素材:カーボン
参考価格(税抜):フレームセットのみ¥135,000
メーカーサイト/画像出典:BOMA
おわりに
日本で手に入る主な自転車メーカーについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。自分が知らないメーカーのロードバイクでもレース等で速い人が乗っていると気になったりしますね。どんなブランドなのか、どんなモデルなのか、知りたいと思った時にお役に立てるとうれしいです。
Second Edition by Neko Chigura
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WRITTEN BYVIKING the MAINTENANCE
都内のプロショップに10年間在籍後、2015年VIKING the MAINTENANCE を設立。東京・西新宿を拠点にスポーク自転車の組付け、カスタマイズ、メンテナンスを軸に展開中。年2回富士山麓でサイクルイベントも企画中。 http://www.viking-the-maintenance.com/